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no one's immotal

不死の人間はいないわけですが、税金は死なず。しかして、死に対する税金、要するに相続税はどうあるべきか。
これは、まあ、日本でも問題になっているわけですが。

アメリカの相続税に対する反対運動は、1990年代半ばに大きなうねりを見せ、それをうけて2000年に当時のブッシュ政権は、2010年に相続税廃止を決定したわけです。
しかし、時代は変わり民主党政権になり、相続税を存続させようということなのですが、そのための立法がまだできないので、矛盾が現れてきているというわけです。
Estate Tax Is Expiring, but Death Won’t Last

By CARL HULSE
Published: December 17, 2009

WASHINGTON — A Congressional tax standoff has opened a window of opportunity for wealthy Americans determined to avoid paying up post-mortem.
http://www.nytimes.com/2009/12/18/us/politics/18cong.html
具体的に、どんな矛盾か説明しろといわれそうですが、記事を読んでねというか。

とにかくみつけたときに貼り付けておかないと、後で調べようと思うときに困るということを最近痛感しているので。

現状では、2010年に限って相続税がなくなり、そのあと、また復活するという具合になる。あと、相続した資産を譲渡した場合のキャピタル・ゲイン課税等についても手当が適切になされないと、不合理なことになる。
宿題です。

ポストのアメリカの地方税と地方政府(jurisudiction)の問題について、指摘した記事があったのですが、貼り付けておかなかったので、みつけられません。まあ、時間をかければ何とかなるんでしょうが。

アメリカの地方自治と地方財政の問題は、連邦、州、郡、市とか町や村という具合に単純に上下に並んでいるだけではないので、非常に複雑なのだということがわかる記事だったのですが。

シティコープに対する税制上の優遇に関して、上院の小委員会で異論が出ています。
Kucinich panel to investigate Citigroup tax ruling

By Binyamin Appelbaum
Washington Post Staff Writer
Friday, December 18, 2009

A House subcommittee said Thursday that it will investigate the Treasury Department's decision to change a long-standing law so that Citigroup could keep billions of dollars in tax breaks.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/17/AR2009121704347.html
シティコープの株価が下がったので連邦政府は、株の売却を見合わせているのですが、この問題がなぜ組織再編税制の問題になるのか。日本ではどうなのかは、別です。

まず、日本でもそうですがアメリカでも、法人所得課税において損失を繰り延べることができます。例えば、今期、200億ドルの赤字を計上した場合は、その損失(当然税法上の損失です)を繰り延べ、将来の利益200億ドルと相殺することができます。

組織再編というのは、会社の合併とか分割、吸収のことをいいます。

誰でも考えることですが、黒字の会社が、繰越損失を抱えた会社、あるいは、当期に大きな赤字を出した会社を吸収合併することによって、自社の黒字と、合併した会社の赤字を相殺できれば合法的な節税ができることになります。
これについては、日本もそうですが、アメリカでも当然、そんなことができないというルールが長年、ちゃんと立法化されているわけです。

ここから、今回のシティコープの話になります。シティコープは政府から出資を受けたわけです。そして、政府がその株式を市場で売却するということなのですが、アメリカの税法では、これは、株主の大規模な変動に該当するとして、このような場合においては損失の繰り延べができないということになっているわけです。
理由は、先に挙げた赤字の会社を吸収合併する場合の損失の相殺禁止と同じ考え方です。

これについて、特例的に今回、I.R.S.がシティコープに有利なルーリングを出したので問題視されているのです。

よくわかりませんが、アメリカは原告適格を日本より広く認めるので、これをシティコープに適用された場合には、クラス・アクション、納税者集団訴訟が起こる可能性もあるかもしれません。今、私が勝手に思いついたので、何の根拠もないのですが、I.R.S.が勝手に法解釈を変えたというか、新たな立法をしたという考え方も成り立たないわけではないので。

試験研究費に対する優遇税制に関してクラス・アクションが起こされたことがあり、一審、二審は納税者がかったのですが連邦最高裁でひっくり返ったという例もあります。ここで言う納税者というのは試験研究費に対する優遇税制の適用を受けた法人等ではなく、それらの法人に対する優遇税制により被害を受けたと主張する他の一般納税者なのです。

トヨタとかの税金が安くなった分、自分たちの税金が高くなったという主張をしたのです。
by nk24mdwst | 2009-12-18 17:52 | 租税法(アメリカ)

the wind is strong and it's snowing

低く垂れ込めた空、稲光と雷、強い風に小雪が舞う。

今年は、暖冬じゃないなんて予報は言っていますが、まあ、当てにはなりません。年に一度、12月中にこんな日が必ずあるのですが、そのあと正月まで暖かい日がまたやってくるというのがこの10数年来の年末の天気です。

暖房のスイッチを入れました。外が2度を切っているので、やはり、暖房を入れようと。
何枚も重ね着をしているのですが、暖房は、やはり偉大です。暖かい。
しかし、ちょっと風が吹くと電車が遅れるのです。こんなところで新幹線、ちゃんと走るんでしょうか。

Drive-By Truckers とInsect Trust が決定的に違うのは、間にLynyrd Skynyrd の存在があることでしょうね。
ロバート・パーマーはHourglass 時代のDuane Allman を知っていると書いていましたが、Allmans とスキナードは、やっぱり決定的に違う。
まあ、暗いといえば暗い雰囲気の歌が多いのですが、パターソン・フッドは、真摯なミュージシャンなのだと、不真面目な私などは思うのです。
カーターが大統領になったころ、サザン・ロックが盛り上がったのは事実だし、その当時、政治的にも利用されたということもあります。フィル・ウォルデンはカーターの有力な支援者でした。

その後、レーガン時代になり、サザン・デモクラットがみな、共和党に宗旨替えをし、さらに、宗教右翼というか、バプティスト系の宗派が勢いを強める中で、閉塞感を感じた人々がいたわけです。この人たちの感情を歌っていると感じるのですね、トラッカーズは。

反面、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権時代になって顕在化してくるのですが、南部における大きな所得格差、バブルの醸成の下地が作られていく。

みんなリーマンの話で忘れてしまったでしょうが、その前にエンロンの破綻なんていうのがあったわけです。これに、ブッシュ政権が如何に深く関与していたのかというあたりに既に、先のバブルの淵源があるのだと感じています。

Alternative Minimum Tax(代替ミニマム税)についての修正というのが、今年のアメリカの税制改革の大きな柱であり、さらに今後の税制改正の柱でもあるのです。
一言で言ってしまえば、高所得の納税者が色んな制度を利用して課税所得を圧縮できることを制限しようとするシステムで、非常に複雑なものです。
一般に、新聞論調などで出てくるのは、個人所得課税においてなのですが、アメリカの所得課税の基本は、個人と法人について同様の考え方を用いているので、このAMTは、法人所得課税においても適用があるのですね。

そして、個人の富裕層がこれの恩恵を受けていた(逆に中間所得層がこの制度のせいで税負担が重くなるという矛盾があった)とされるのですが、最大の恩恵を受けていたのは、GM,GE,エンロン、シティコープといった巨大法人だったのですね。
ちょっとわかりにくい言い方になってしまいました。高所得者に対する課税強化のシステムを骨抜きにする立法をブッシュ政権が行っていたということです。

トリクル・ダウン理論なんて誰も信じないのですが、現実には借金だけ、中間低所特措に滴り落ちてきて、家を失うということになったのでしょう。大企業は、連邦政府の支援を受けて、つまり税金で支援を受けて助けられたわけですから。
現政権においても、中低所得層に対する、借入金の低利借換えを促進する政策が盛り込まれているのですが、実際にこれが適用されているのは、対象とされる人の3割に満たないというのが現状のようです。
今の大統領が、誰の利害を代表しているかなんてことは、クルーグマンがどういおうと、その政策を見れば明らかではあります。

ただ、今年の税制改革及びグリーンブックで示された、税制の方向性自体については、十分に検討すべき価値があると考えてはいます。少なくとも迷走しているDPJよりまし。
ただし、今は、アメリカも迷走のきわみですけどね。
by nk24mdwst | 2009-12-18 11:02 | 租税法(アメリカ)

roaring thunder

雷が鳴っているのですよ。雪雷と当地では、呼ぶのですが。

アメリカの相続税制改革は、ブッシュ政権の遺産を清算できなかったようです。上院での共和党その他保守派の民主党議員の抵抗にあったわけです。
Democrats' effort to renew U.S. estate tax fails
Kim Dixon
WASHINGTON
Wed Dec 16, 2009 5:17pm EST

WASHINGTON (Reuters) - An effort by Democrats to stop the repeal of a tax on wealthy estates in the United States has failed in the Senate, as Republicans blocked a renewal of the tax that expires in 15 days.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BF3VJ20091216
だから言ったじゃないか、馬鹿ってクルーグマン。
December 16, 2009, 6:36 pm
Throwing Momma from the train

I warned you, back in 2001!
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/12/16/throwing-momma-from-the-train/
引用されているEconomist のコラム。
Time of death
Dec 16th 2009, 19:32 by The Economist | WASHINGTON
http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2009/12/time_of_death


やっぱりきちんとブッシュ税制改革を検証しないといけない。ジョージ・ウォーカー・ブッシュとは一体何者だったのかって。親父は、ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュですね。

この発言は、あっていると思いますが。
Obama: Tax hikes, spending cuts wrong for economy
WASHINGTON
Wed Dec 16, 2009 8:16pm EST

WASHINGTON (Reuters) - President Barack Obama said on Wednesday raising taxes or cutting spending would be the "wrong thing to do" next year when the U.S. economy is still fragile and this would be reflected in his budget plan and State of the Union speech
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BG07H20091217
景気回復の力が弱いから、増税や財政支出の削減をすべきではないと。
聞いてますか?DPJのみなさん。

UBSに続いて、今度はクレディ・スイスがイラン、スーダン、リビアその他の国の租税回避スキームに何十年もかかわってきたことについて、アメリカの司法当局が罰金を貸すという話です。
U.S. says Credit Suisse schemed to evade sanctions
James Vicini, Dan Margolies and Lisa Jucca
Wed Dec 16, 2009 7:00pm EST

WASHINGTON/ZURICH (Reuters) - U.S. and Manhattan prosecutors detailed on Wednesday a "decades-long scheme" by Credit Suisse to hide thousands of transactions on behalf of clients in Iran, Sudan, Libya and other nations, and said the Swiss bank had agreed to pay $538 million in fines.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BE62Y20091217
他方、UBSについては、アメリカの税務当局に対する情報提供は、スイス国内法に違反するという訴えが2件起こされたことが報じられています。
Swiss Report First Appeals Filed in UBS Tax Case

By DAVID JOLLY
Published: December 16, 2009

ZURICH — Switzerland has received the first two appeals in the UBS tax case, a judicial official said Wednesday, just weeks after 500 Americans were notified that their data was to be transmitted to the U.S. Justice Department.
http://www.nytimes.com/2009/12/17/business/global/17ubs.html
この一連のUBS事件については、件数の話だけが一人歩きしていますが、具体的に何が行われたのかは、両国当局者ともあいまいにしか語っていないところがみそでしょうか。
手の内を明かさない。ライアーズ・ポーカー?

Buddy Miles のアルバムを聞いていて、メンバーにAndre Lewis がいるのだと気がつきました。Zoot Allures で名前を知った人なのですが、順序が逆でした。

中山何とかという人のビートルズとフォーク・ロックについて書いた本を立ち読みいたしました。思っていた通りのことが書いてあって、ちゃんと音楽聞きましょうよって思いました。章立ては、あんな感じになっていてもいいのだと思うのですが、何が本質、本物で何が、上っ面なのかってことがわかっていない。

消費税の透明性を高めるためにはインボイスが絶対に必要、所得把握を確実にするためには納税者番号制度が絶対に必要なんていう人を、インボイス原理主義者、納税者番号原理主義者と呼びたいです。バーズは、ファースト以外は全部、自分たちで演奏したなんて、当時のシステムの本質がわかっていない。
50年代から60年代のアメリカの産業は、ハードもソフトも見事に組織化されていて、それが非常に完成度の高いものを作っていたのだと思いますね。組織化という言い方がいいのか分業システムと呼ぶべきなのか。
音楽業界や映画業界のフォーディズムが有効に機能した時代があったのは確かです。

ロック・バンドが全部自分で仕切るなんてことができた時代ってあったんでしょうかね。

ザッパは、中小企業の親父として立派なものを残したと思います。リンドン・ジョンソンの対抗馬として共和党から擁立されたゴールドウォーターって極右ってイメージですが、中小企業の親父です。
60年代のアメリカでは、地方のデパートの社長なんてのは中小企業なんです。GMがアメリカですからね。
思い出した。
I.R.S. Ruling Could Be a Boon for GMAC

By LYNNLEY BROWNING
Published: December 16, 2009

If GMAC Financial Services can ever repay its bailout money, it stands to reap a special tax benefit of up to $1.7 billion.
http://www.nytimes.com/2009/12/17/business/17gmac.html
GMで思い出したというわけですが、GMAC ファイナンシャル・サービスも税金投入されているわけですね。これも、昨日、引っ張ったシティ・コープと同じ基準が適用されることになると170億ドルの課税軽減につながるというわけです。

公的資金を投入された民間金融機関が、それを返済する、言い換えると連邦政府が保有株式を売却することが組織再編税制の適用対象となるというのは、ちょっと、日本の税制とは違うように思えます。
みなし配当とか、含み益の実現とみなすのでしょうかね。宿題。

Drive-By Truckers, Insect Trustを並べて聞いていると不思議な感覚を持ちます。40年ほどの歳月の隔たりがあるのですが、根ざしているところが同じように聞こえたりします。

インセクト・トラストは、リズム・セクションのいないバンドなので、バーナード・パーディーや、エルヴィン・ジョーンズがドラム、ベースがチャック・レイニー、ギターにヒュー・マックラッケンなどという名前が出てきます。

ニューオーリンズからミシシッピをさかのぼって、途中、アパラチアに寄り道をしてニューヨークにたどり着いた、古いジャズのにおいのするモダンジャズ風味のカントリーっぽいところもあるバブル・ガム・バンドってどんなだかわからない表現ですね。中近東っぽいところもあったりして。
まあ、バンドの連中が書いたり演奏し歌ったりしているのも事実ですが、レコーディングはプロの仕事ですね。ただ、ニューヨークの録音なので、同時期のハリウッドに比べると、ちょっとくすんだような感じというか、垢抜けないというか。いや、ハリウッド録音の方が垢抜けているという物差しを使っているだけかもしれませんが。

中山何とかさんは、サイモン&ガーファンクルとバーズを同列に並べているんで、凄いなって思いました。

でも、このブログでは日常的ですが、きょうのこの一文みたいにあっちこっち飛んでで収拾がついていないものはないですね。

フォーク・ロックというのは、ハリウッドのスタジオで作られたものである。カントリー・ロックも同様である。すわんぷ・ロックも同様である。スワンプ・ロックとサザン・ロックは違う。サザン・ロックはアラバマあたりで録音されたものである。
メンフィス、テネシーとナッシュヴィル、テネシーに相似性を見るかどうか。こういう設問を立てるということは、相似性があるとしていると感じているということですね。
以上、意見にわたる部分はすべて私見です。・・・・こういう書き方って役所の人間が、判例解説なんかを書くときに使うのです。でも、こう書かれると、筆者の意見があるように見えますよね。でも、書いている人間の意見なんてなくて、役所の公式見解をなぞっているだけです。ただ、公式見解について正面から反論が来たとき、逃げを打つために使うんでしょう。
by nk24mdwst | 2009-12-17 18:00 | 租税法(アメリカ)

it's snowing

昨日から、みぞれが雪に変わりました。

税調資料として税制改正大綱(案)がでました。
平成21年度第22回税制調査会(12月15日)資料一覧
http://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/21zen22kai.html
本当なら、今頃はとっくに、大綱そのものが出ているはずなんですが、来週にずれ込みそうですね。

中身は、まだよく見て検討していないのですが。

最近、自分の性能が落ちたなと感じることばかりです。
普通の人が100馬力だとすると、もともと80馬力あるかどうか、それが、3割くらい能率が落ちていて。
能率だけじゃなく、エンストしていたりするのです。

60代が仕事の油が乗っていたとおっしゃっている、私の母と同世代の方もいらっしゃいます。葛飾北斎なんかも、80代の仕事は子供の仕事、90代になってからやっと自分の力がついてきた、100歳になれば、本物だろうなんて書いていますが。
年金受給年齢まで生きていることだけが望みなんですけどね。

ゆうべも、Byrds 聞いていました。

Hooteroll?なんてのが再発されたので買いました。ヴィニールで持っています。
Jerry Garcia とAmerican Beauty でオルガン弾いていたHoward Wales のインストものです。つまらないと知っていて買うのも、まあ、病気ですかね。プロデュースがアラン・ダグラスだから、期待する方がそもそも間違っているわけですが、15歳のときの思い出か・・・
by nk24mdwst | 2009-12-17 10:45 | 租税法(日本)

rain is cold and so is money

さすがに12月半ば、雨にあられが混じっていて、寒いです。なぜか。緊縮財政で暖房を入れていないから。

納税者番号制度や日本の消費税についていいたいことは、多々あれど、昨日よりも一段と周囲の情勢が厳しくなっているので、またまたアメリカにでも逃げましょう。

今のアメリカの政権って誰のための政権かなんていまさら問い直すのも意味がないような気がしてきました。批判的なポストですが、言っていることはまともです。
U.S. gave up billions in tax money in deal for Citigroup's bailout repayment

By Binyamin Appelbaum
Washington Post Staff Writer
Wednesday, December 16, 2009

The federal government quietly agreed to forgo billions of dollars in potential tax payments from Citigroup as part of the deal announced this week to wean the company from the massive taxpayer bailout that helped it survive the financial crisis.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/15/AR2009121504534.html
連邦政府は、新たな景気刺激策の財源がないので、必ずしも健全になったとはいえないシティ・グループを初めとする公的資金を投入した金融機関から公的資金を引き上げようとしています。
具体的には、政府保有株式を売り出すこと、及び、当該金融機関が普通株式を発行して増資するということですね。
これと見合う形で、政府およびI.R.S.は、本来、シティグループに課税されるべき税金を軽減したという話です。
かなり技術的な話なんですが、組織再編税制において損失の繰越控除が認められないとされているのを認めると合意したのですね。380億ドルの損失の繰越控除を認めるということです。
政府保有株式を市場で売却することと公募増資を行うことが組織再編税制の問題になるということが問題点だと私の知識では理解したのですが。日本の税制とは違うのですね。と書いてみたものの、日本の場合が実際どう処理されたのかはわかりません。

政府は、現在の時点での税金免除が将来的には元の取れるものだと説明しているのですが。論者は、それが事実かどうか疑わしいこと、さらに、現実的にはI.R.S.が租税立法を行ったのと同様の効果があることを問題視していますね。

UBSは、サブプライム・ローンにかかわって銀行を危機に陥れ、さらに違法な隠し口座問題等を起こしたのですが、その経営責任者に対して、スイス政府は刑事訴追をしないと。
UBS won't sue former bosses on subprime, U.S. tax
Tue Dec 15, 2009 9:21am EST

By Emma Thomasson

ZURICH, Dec 15 (Reuters) - UBS AG (UBS.N) (UBSN.VX) will not sue its former bosses after risky bets on subprime mortgages and a strategy of helping U.S. clients dodge taxes by hiding money in secret accounts brought the Swiss bank to its knees.
http://www.reuters.com/article/idUSLDE5BE0VX20091215
理由は、一言で言えばスイス国内法に違反している証拠はない。

逆に、銀行等に対する規制強化に反対する議会を批判するクルーグマン。
Disaster and Denial

By PAUL KRUGMAN
Published: December 13, 2009

When I first began writing for The Times, I was naïve about many things. But my biggest misconception was this: I actually believed that influential people could be moved by evidence, that they would change their views if events completely refuted their beliefs.
http://www.nytimes.com/2009/12/14/opinion/14krugman.html
1930年代の大恐慌以後、金融機関に対する規制が強化され戦後のアメリカの反映があった。
それをぶち壊したのがレーガンで、その付けを今払わされているのに、それを正そうとしないのは、馬鹿かって。

きのう、南部の人種隔離政策の話をしたときに、書こうと思ったのはGPの例の南アフリカ講演旅行拒否の話なんです。Chris Hillmanに言わせれば、ストーンズと一緒にいて遊んで痛かっただけって話なんですが。
ヒルマンのいうのも当たっているのだと思うのですが、南部人でもクラスによって、人種差別に対する意識が異なるのも事実であるようです。

アメリカの税制と音楽の向こうにアメリカの社会を眺めてみたい、その反映としての日本を眺めてみたいなどというところが、私の気持ちなんですが。これを大きな鳥瞰図にするだけの力量なぞあるはずはなく。
ただ、小さなきっかけ、ヒントから何を思いつくかという話です。

アメリカの税制改革の話、もう、違うフェーズに突入しちゃっているので、なかなかまとまらんのです。
誰のためって、自分のためだけに考えているので。

ここに私の勘違いや間違いかいても誰も指摘くれないでしょうし。

ゆうべは、There Is A Season つまりByrds のボックス・セットのディスク3を聞いていました。70分ほどのものを最後まで聞いたということで、睡眠導入剤にはならなかったってことですね。色々考えるものですから。
by nk24mdwst | 2009-12-16 14:35 | 租税法(アメリカ)

smell of the snow

寒くなってきました。仰ぎ見る、山も白くなりました。
今朝は、3度。明日は、標高1000メートルのところに行きます。
100メートル標高が上がると、0.6度気温が下がるので、6度低くなるということですね。今日の、午後、スタッドレスに変えます。

この数日、Steve Stills を聞いています。Live at Shepherd's Bush、CDとDVDのセット、中身は同じですが。

70年代半ば以後の Stills は、まじめに聞いていないのですが、知っている曲ばかりです。アクースティック・セットとエレクトリック・セットになっています。
Rock & Roll Woman, For What It's Worth, Bluebird, Suite: Judy Blue Eyes なんてやってます。そりゃ、知ってますがな。

体も声も年齢相応になっていますが、ロックおじさんとしては、立派なものだと思いました。まあ、第一声を聞くと、Greg Allman 、当然、今のグレグ・オールマンですが、そんな声になってます。しゃべり方からも感じるのですが、サザン・ロッカーの本性がやっと見えている感じがして、高い声が出なくても、個人的には納得しました。
ゆうべは、久しぶりにByrds なんて引っ張りだして聞いておりました。5Dです。

現実世界というか、私の近いところは、信じられないほどへヴィーな状況になっていて、アメリカの話にでも逃げます。

連邦職員の連邦所得税の脱税というと語弊がありますが、申告誤り件数等を公表するというのもお国柄ですね。
Federal employees owe $3 billion in taxes

Federal workers owed more than $3 billion in income taxes in 2008, according to the Internal Revenue Service, a figure down slightly from the year before.

The agency reported that 276,300 current and retired federal employees owed $3,042,200,000 in 2008, down from $3,586,784,725 in unpaid taxes in 2007. The list includes White House and Congressional staffers and current and former active-duty and reserve members of the military.
http://voices.washingtonpost.com/federal-eye/2009/12/federal_employees_owe_3_billio.html
連邦職員に関して、30億円の滞納税額があるという話です。

ホワイトハウスや議会スタッフ、さらに連邦の省庁ごとのデータが示されています。下のデータをI.R.S.のサイトでみつけていないのですが。

現職と退職者を含めた金額であること、それから、当初の申告と調査等による誤りとの差額だと日本風にいうと考えるのですが、owe と現在形になっているので、過少申告税額を含めた上での滞納税額なのだと思います。
タックス・ギャップ論のときのギャップの定義がそうでしたから。これは、推測なので、確認しないといけませんが。

財政赤字を何とかしないとと。
U.S. needs plan to tame debt soon: experts
Andy Sullivan
WASHINGTON
Mon Dec 14, 2009 5:25pm EST

WASHINGTON (Reuters) - The government must craft a plan next year to get its ballooning debt under control or face possible panic in financial markets, a bipartisan panel of budget experts said in a report on Monday.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BD59Q20091214
超党派のピーターソン=ピュー財政改革諮問会議が議会に報告したリポートは、増税及び歳出削減を2012年までに行わないと2018年に財政赤字をGDPの60%という制御可能なものに保つことは不可能で、それができないと金融市場の混乱が起きると警告しています。
ハイパー・インフレ?!
現状で推移すると2018年にGDP比85%、2038年に200%になると。
対岸の火事ならいいんですけどね。それと、対岸の火事を消すためにこっちから水をかけろといわれても困りますし。

景気刺激策第二弾を打ち出したわけですが。
Create Jobs? Reduce Deficit? Obama’s Political Quandary Grows

By JOHN HARWOOD
Published: December 13, 2009

On the gargantuan budget deficit, the first problem for Democrats is political: voters fear overspending but want action to create jobs, which costs money.
http://www.nytimes.com/2009/12/14/us/politics/14caucus.html


医療保険制度改革法案を12月25日までに通すなんてことできるんでしょうかね。世界的な需要不足の状況で、どうやって一国だけの景気回復ができるのか。それも、借金消費で毒を撒き散らした張本人が。

Stills のエレクトリック・セットは、4 Way Street のような悪夢でないのが幸い。それと、ラテン・フレイバーを持った南部人というのも、ちょっと考えてみる必要ありですかね。

スティルズの親は、要するに軍の関連で中南米で過ごしていたわけで、スティルズもミリタリー・ボーディング・スクールに入れられています。海兵隊だったのかな、親は。
軍籍のない部類だったりして。

Off Shore で少年時代をすごすってどんななんでしょうね。キューバ革命以前でしょうし。

2009年のアメリカの税制改革、それから、今後10年間の税制改正方針をまとめたグリーンブック、さらに、グリーンブックが出た5月以後のアメリカの情勢等をまとめようとしているのですが、先週末の苦い記憶、それと、昨日の、命を削る話、なかなか神経を集中させられません。

バッファロー・スプリングフィールドなんかを聞いていころというか、1967年とか68年って希望に満ちた年だった(ベトナムで戦争してたけど)などと20年前は思っていましたが、事はどうもそう簡単ではないようですね。
アメリカにおける人種隔離政策の問題は、1970年ごろの南部ではまだ未解決(当然、今は解決されているなどといってるわけではありません)、かえって普通の人は右往左往というか、根本的な価値観の転換を迫られていたのですね。
逆に、1960年前後に生まれた世代は、アイデンティ・クライシスに陥っていたようですし。

ロバート・パーマーは、デュアン・オールマン同様、ワーキング・クラスでなかったので、そのあたりは飛び越えていたのでしょう。
Insect Trust は、ウェスト・コーストのポップ・サイケ・バンドとどこが違うのだって思わないでもないです。エレクトリック・プルーンズあたりに比べると、はるかにネタが広がっているとは思います。
つまり、中近東音楽からブルーグラスにブルーズ、それにフリー・ジャズやビッグ・バンド・ジャズの要素もぶち込んでポップな仕上がり。歌はともかく、やっているのは当時のイースト・コーストのトップ・プロですから、演奏はちゃんとしています。
こんなごちゃ混ぜスタイルは、フェアポートのデヴューがそうかなと。

ウェブでグリーンブックの関連で日本語の記事を検索すると国際課税についてKPMGあたりのリポートがあるだけですね。税制全体の理念なんて関係のない、きわめて技術的な話だけです。
技術的な話であっても、その背景には、やはり理念もあるというか、少なくとも戦略はあるのだと思うのですが。
プラグマティズムの国ですから、体系はないけど、戦略と戦術は、ちゃんとあるのですね。

横文字のこの戦略と戦術を税法の体系だという詭弁を用いたのが金子宏という人なのかもしれませんが。

そこまで、わかっていなかったりして。とほほ、か。

アメリカの税法体系の話より、明日の手形を落とすための100万円かなあ。誰にも毎年何億もくれるご母堂なんていないし。

性的モラルに関しては、クリントンがわけのわからん基準を作ったわけですが、アメリカの政治任命職等において、税金の問題は致命傷なんですが。もうひとつは、偽証かな。

ガイトナーがあとから税金を修正して払ったなんて話もありましたっけ。あれも源泉徴収されていて表に出ているのを申告し忘れだったわけで、これをどう思うか。
by nk24mdwst | 2009-12-15 12:17 | 租税法(アメリカ)

listen to franky

さすがに、少しずつ寒くなってきました。

ポール・サミュエルソンが亡くなりました。
Paul A. Samuelson, Economist, Dies at 94

By MICHAEL M. WEINSTEIN
Published: December 13, 2009

Paul A. Samuelson, the first American Nobel laureate in economics and the foremost academic economist of the 20th century, died Sunday at his home in Belmont, Mass. He was 94.
http://www.nytimes.com/2009/12/14/business/economy/14samuelson.html
94歳ですか。

何でも盗み見るのがすきなのが、当局。洋の東西を問わず。
Editorial
Twitter Tapping

Published: December 12, 2009

The government is increasingly monitoring Facebook, Twitter and other social networking sites for tax delinquents, copyright infringers and political protesters. A public interest group has filed a lawsuit to learn more about this monitoring, in the hope of starting a national discussion and modifying privacy laws as necessary for the online era.
http://www.nytimes.com/2009/12/13/opinion/13sun2.html
ツイッターの盗聴といわれてもね。ウェブ上の秘密なんていい加減なものだから。

月曜は嫌いです。
by nk24mdwst | 2009-12-14 11:19 | 租税法(アメリカ)

no lax no tax

中途半端な昼寝で頭が重いのです。30分も、寝てないはずなんですが。

例年、年末に向けお金持ちは、税金対策に頭をひねるわけですが、今年は、アメリカの所得課税において大きな方向転換があったので、こりゃ、ちょっと大変ですね。
More Tax Chores for the Wealthy at Year-End
By PAUL SULLIVAN
Published: December 11, 2009

AT the end of every year, there is a basic list of things wealthy people should do to put their financial houses in order. But this year, that house may be a lot messier than in years past, given the wild swings in wealth in the last 12 months and the various government programs and proposals that can change the calculus.
http://www.nytimes.com/2009/12/12/your-money/estate-planning/12wealth.html
相続税をなくすというブッシュ政権時代の立法は、来年から発効するのですが、これを止めるかどうか。
下院では、相続税存続案が通ったのですけれど、まだ立法にまでいたっていなかったりして。

I.R.S.は、富裕層に対する課税強化のために新たに人員を雇い入れたというロイター電。
Exclusive: IRS hires "hundreds" for new wealth unit
Kim Dixon
WASHINGTON
Fri Dec 11, 2009 4:25pm EST

WASHINGTON (Reuters) - A new Internal Revenue Service unit set up to catch rich tax cheats hiding their wealth in complex business entities is rapidly taking shape with the hiring of hundreds of employees.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BA45320091211
潮目が変わったのですよ。
だけど、こういう話をすると状況論だなんて、既成左翼にいわれるならともかく、反対の立場の人にいわれるようじゃ、この国は駄目。

年末に向けて、今年のまとめですかね。
まず、医療制度改革について。
Health Care Reform

OVERVIEW | Updated: Dec. 9, 2009

For 75 years, Democratic presidents and members of Congress have fought to create a comprehensive national system of health insurance; President Obama has made passing such a bill his central legislative priority. On Nov. 7, handing him a hard-fought victory, the House approved a sweeping overhaul of the nation's health care system by a vote of 220 to 215. The debate has now moved to the Senate, where the majority leader, Senator Harry Reid of Nevada, on Nov. 18 introduced an $848 billion plan. The measure faces a series of tough hurdles, as a small group of conservatives within the Democratic caucus have not committed to delivering the votes needed to avoid a Republican filibuster.
http://topics.nytimes.com/top/news/health/diseasesconditionsandhealthtopics/health_insurance_and_managed_care/health_care_reform/index.html?scp=7&sq=tax&st=cse
ついで、今の大統領の大統領としての評価について。
The Presidency of Barack Obama

THE ECONOMY

Stimulus Package

In early January 2009, Mr. Obama began to lay out his plans for a massive economic stimulus package, a bill meant to pump money into the economy to make up for the sudden, sharp contraction of spending by consumers and businesses. His initial outline called for a package in which about 40 percent of the total cost was devoted to tax cuts, an amount criticized by Senate Democrats as too high and by Congressional Republicans as too low. The plan included tax cuts for Americans making less than $200,000, a proposal that had been a centerpiece of Mr. Obama's campaign.
http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/people/o/barack_obama/presidency/index.html?scp=8&sq=tax&st=cse
景気刺激策から始まっていますが、政策全般を網羅的に概観しています。

財政赤字の話です。
U.S. Federal Budget

OVERVIEW

Updated: July 22, 2009

As the Obama administration pursues increased federal spending in an effort to stimulate the economy amid the longest recession since the Great Depression, even as existing costs for health care and the military climb, worries are growing across the ideological spectrum about the sustainability of the resulting federal budget deficits.
http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/subjects/f/federal_budget_us/index.html?scp=9&sq=tax&st=cse
出口はどっちだ、ジョー!!!ですか?!

夕べは、バーズを聞きました。クリス・ヒルマンはジーン・パーソンズよりもジム・ゴードンの方を好むのだなんて当たり前のことを思ったりしました。
by nk24mdwst | 2009-12-13 14:56 | 租税法(アメリカ)

bad bad feelin'

昨日の晩は、ほとんど眠れませんでした。

本当なら別にするべきなんでしょうが、昨日の書き込みの後半に書いたようなことがあったことが一つ。あの部分は真夜中過ぎに書き足したのですが。

眠れないのでというか、睡眠導入剤にしようと思って、ザッパを聞きながらロバート・パーマーのBlues and Chaos の中で飛ばし読みをしたところを読み出したら、眠れなくなったのですね。

パーマーのスタンスがどうこうという資格は私には無いんでしょう。ただ、非常に、20世紀のアメリカや世界の音楽について該博な知識を持ち、広い交友関係を有し、誠実に、かつ論理的一貫性を持って書いているのだということは、認めます。

そうすると、彼が書いたもののうち、半分というか、ある範囲に関しては非常に個人的に共感するのです。残りの半分は、全く反対の感想を持っていることを確認しました。
パーマーの論理的一貫性はあるわけですから、私が馬鹿なのか、パーマーがわかってないのか、どっちも馬鹿で解っていないのかのいずれかですね。

飛ばした部分というのは、オーネット・コールマン、ザ・バンド、クラプトンのインタヴュー、ストーンズ、ゼップ、それにジョン・レノンについて書いた部分です。
ここに上げた人やグループについては、今でも好きなものもあれば、昔、かなり聞いたけど、価値の転換が起きて聞かなくなったもの、そして、最初から好きじゃないものというわけなんですね。

ブルーズ・イディオムと12音、ポリリズム、無調、クラシック・ロック伝説、ロックとロックンロールの境界というようなことを念頭に論じている(クラプトンはインタヴュー)のですね。基本的に、これらを同等に評価しているというわけです。

アーサー・ブライズとかデヴィッド・マレイなんて昔懐かしい名前も出てくる、オーネット・コールマンの章では、唾棄すべきものとしてフュージョンを定義しているのですね。
槍玉に上がるのは、ジョー・ザヴィヌルとか、キース・ジャレット。
この感覚は、1970年代半ばの私の感覚と同じなのですが、今は、オーネット・コールマンとかセシル・テイラーを昔のように聞くことはできないのです。ピー・ウィー・クレイトン・ブルーズ・バンドにオーネットはいたのですね。それがゆえに、マイルスに正統派ではないと批判されるのもいかがとは思いますけど。

いずれにしろ、直感的に思ったのは、背伸びしたガキだった17歳の自分を思い出してしまって、何か苦いものがこみ上げて来ました。

私は、ゼップⅡとスライのStand を15歳のときに交換した人間ですし。ゼップは、今は一応、CDでは人といりあるような気がしますが、真面目な聞き手だったことは無いです。ゼップⅢのあの紙の円盤がくるくる回るやるも持っていたのですが、どこへ行ったのか。友人にあげたのかな。

いずれにしろ、12音、クウォーター・トーン、ポリリズムまで含めてブルーズ伝統の中で捉えてしまうというのは、ちょっと理解を超えます。そして、ブルーズの伝統を超える存在としてのゼップの偉大さといわれても。
ゼップを真面目に聞く必要があるのでしょうかね。

基本的には、1960年代後半の無垢な革新性を信じていたんでしょうね。

ティンパン・アレイとハリウッド製の音楽を完全に無視しているのも、今の私の完成には合いません。気がついたら、ロバート・パーマーより私のほうが長生きしているようですし。
インテリで文章家だけど、精神はフォレスト・ガンプ。

アーカンソー出身だというのに、南部出身者が持っているとされるコンプレックスが感じられないのが逆に異様に感じます。ただ、デュアン・オールマンと同様15歳でジューク・ジョイントに出入りするようなことをしていたようなのですが、社会的な背景のようなことに一切触れないのは、少し違和感覚えるのは、それこそ大きなお世話でしょう。

ザ・バンドでは、ロビー・ロバートソンのお友達なんですね。同郷のリーヴォン・ヘルム派ではない。このあたり、南部出身者独特の階級意識の反映かな。リーヴォン・ヘルム派でありながら、彼のドラム・スタイルに我慢ができなくなっている私は辛いのです。

ジョン・レノンが射殺される一ヶ月前、Double Fantasy のミキシングをしているところへ来いとレノンから声がかかったというところから始まる、ジョンの話は、いい話だと思いますが。

クラプトンのインタヴューでは、クラプトンに対して否定的ではないパーマーの質問に対するピンボケ返答が面白いというか、実に、悲しい。

昨日の晩、酔って、私に税制理念で絡んだ人と世代的に同じ人なので、同様の違和感がぶり返して眠れなくなったというお粗末。

バーズのミスター・タンブリンマンのアルバムを聞きながら、といっても最後まで聞いちゃいましたが、それで、眠りました。

まあ、しかし、睡眠導入剤にならない本を書くんだから偉いものです。

視座を定めてきちんと自分の論理を展開するので、それに賛成するか反対するかどうかは別にして、ある種の刺激を受けるのですね。私が、このブログで、クルーグマンを引用しているのもl、彼の主張にすべて賛成しているからではなく、彼の視点、視座が定まっているからです。そうすることによって、クルーグマンの主張と正反対の人の言い分、中途半端な政治家の立場等を客観的に眺めることができると考えているからです。

昨日の晩、私に絡んだ人は、12年前に消費税を認めない人間は戦後の日本の高度成長を否定する人間だといった人物と同一人物だったことを思い出しました。

彼の言い分を認めることにしましょう。そしたら、彼より若い世代の私は、じゃ、あんたらの世代は何を作ったんだって言い返しますけどね。昨日は、私のことを主義者呼ばわりしたことまで思い出しました。

私は、ハイエクが一番だと考えていますし、政府の管理なんか大嫌いのアメリカ的な草の根保守のつもりなんですけどね。ただ、本音はそこですが、建前というか理性は、それでは回らない、社会は変わっているという認識なんです。

こういう風にぐるぐる回りだすから、私の書く文章はとりとめがなくなるのですね。
いつも書きますけど、書いているうちに思いつくんだからしょうがない。下書きをして書くということをしないから。

書き直し、見直しをしていたら切がないということもあるのですが、それ以前に、とにかく思いついたときにそれを書いておかないと忘れてしまうのです。

昔は、新しいことを何か一つ知るたびに、それで私の中の世界観、歴史観、社会観を全部ヴァージョン・アップするって感じだったんですが、とにかく物忘れが激しく、回転が鈍くなった頭では、出たとこ勝負しかない。
by nk24mdwst | 2009-12-12 16:49 | 音楽

too many people without jobs

雨は、上がったようですね。

バーナンキの経済見通しは甘すぎるとクルーグマン。
Bernanke’s Unfinished Mission

By PAUL KRUGMAN
Published: December 10, 2009

Ben Bernanke, the Federal Reserve chairman, recently had some downbeat things to say about our economic prospects. The economy, he warned, “confronts some formidable headwinds.” All we can expect, he said, is “modest economic growth next year — sufficient to bring down the unemployment rate, but at a pace slower than we would like.”
http://www.nytimes.com/2009/12/11/opinion/11krugman.html
バーナンキFRB議長は、緩やかな景気回復に伴い、雇用も徐々に生まれるだろうとたわけたことを言っているので、バカとクルーグマン。

今回の不況になってから800万の職が失われ、毎月10万人の新たな失業者が出ている。したがって、今後5年間に1,800万の新たな雇用、1ヵ月に30万の新たな雇用を生み出す必要がある。そのためにFRBは、あらゆる手立てを尽くすべきだと主張するのがクルーグマン。
FRBになにができるかという問題が一つ、もう一つは、雇用の創出に関しては、世界的な供給過剰体制が起きている中でアメリカだけでどうやって雇用を回復するのかってことが問題でしょうけどね。

ブログでもホワイトハウスの見通しの甘さを批判していますね。
December 11, 2009, 1:34 pm
What did Democrats believe?

Interesting back and forth between Brad DeLong and Noam Scheiber over the question of whether Democrats, possibly including the White House, really believed last summer that “[t]he stimulus was working more or less on schedule, and the job market was gradually recovering.”
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/12/11/what-did-democrats-believe/
夏には、本気で景気対策が効果を生むと思っていた。だから医療制度改革に舵を切った。あーあ。

EUはIMFに新しい金融税制のドラフトを書いてくれと。
EU urges IMF to consider global financial tax-draft
BRUSSELS
Fri Dec 11, 2009 2:42am EST

BRUSSELS (Reuters) - European Union leaders urged the International Monetary Fund in a draft statement on Friday to consider imposing a global tax on financial transactions following the economic crisis.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5BA0OV20091211
トービン・タックス導入論です。

逃亡者の認定は、裁判所が行うんですね。
US judge declares Swiss banker, lawyer fugitives

The Associated Press
Friday, December 11, 2009; 10:53 AM

WEST PALM BEACH, Fla. -- A federal judge in Florida declared a banker and lawyer from Switzerland who were indicted on fraud charges to be fugitives from justice.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/11/AR2009121101292.html
UBS関連で、租税詐欺で訴追された弁護士が、逃亡者、要するに指名手配されたってことですね。

今週の前半、ちょっと調子が悪くて、いつもの新聞等の眺めるのを止めていたら、数日で遅れてしまったような気がしました。
単なる私の気休めなんですけどね。
by nk24mdwst | 2009-12-12 08:54 | 租税法(アメリカ)