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2010年 06月 18日 ( 3 )

the power elite

何のかのいっても本当に、アメリカの税金の世界で力があるのは、こういうところ。
Caplin & Drysdaleタイムズなんかにここの弁護士の話が出てますからね。
というか、ここの弁護士が全米トップ500に入っているのも当然名だけじゃなくて、弁護士の経歴も燦然と光り輝いているのですね。
GULCとかなり強い結びつきがあるようです。
商売だから、共和党、民主党、余り関係なく付き合っているようですが。どちらかと言うと民主党系なのかな。解らんです。

やっとUBSの一件も決着したようです。
Swiss Parliament Approves UBS - U.S. Tax Deal

By REUTERS
Published: June 17, 2010

Filed at 11:07 a.m. ET

ZURICH (Reuters) - The Swiss parliament has finally backed a treaty to give the U.S. details of clients UBS AG helped dodge taxes, ending nearly a year of uncertainty that threatened the Swiss bank's recovery.
http://www.nytimes.com/
reuters/2010/06/17/news/news-us-ubs-tax.html?scp=12&sq=tax&st=nyt議会が理解を示してくれたおかげで、スイスは生業である銀行ビジネスを続けられる、議会に感謝と大統領。
第二次大戦のときにもちゃんとナチの資金を動かしていたし、冷戦の時だって旧ソ連の石油代金の決済をちゃんとやっていたのがスイスの銀行さんですからね。
ポストの記事。
Swiss to help IRS identify secret UBS accounts in tax probe

By David S. Hilzenrath
Friday, June 18, 2010

The Swiss parliament approved a deal Thursday to help the Internal Revenue Service obtain the names of Americans with secret accounts at Switzerland's largest bank.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/17/AR2010061703754.html
しかし、アメリカでIRS主席法律顧問官(当時。この職は大統領任命職です。)に、サモンズの話を聞いたとき、自分が、現職のときは、いつも懐にもっていたって言ってましたっけ。「ケイマンあたりに金を隠しているごろつき相手だったから」と。
racketeer なんて言葉を、活字ではなくて、言葉として聞いたのは初めてでした。映画とかじゃなく生のと言う意味です。ボストンを管轄する部署にいたのだそうで。
主席法律顧問官というのは、IRSの組織の中にいるわけですが、立場とするとIRS長官に対する法律顧問という職なのですね。彼の下に、一群の弁護士、法律家集団がいるというのがIRSの機構です。

嫌な感じ。
Op-Ed Columnist
That ’30s Feeling
By PAUL KRUGMAN
Published: June 17, 2010

BERLIN

Suddenly, creating jobs is out, inflicting pain is in. Condemning deficits and refusing to help a still-struggling economy has become the new fashion everywhere, including the United States, where 52 senators voted against extending aid to the unemployed despite the highest rate of long-term joblessness since the 1930s.
http://www.nytimes.com/2010/06/18/opinion/18krugman.html
1929年のニューヨーク株式市場の暴落とその後の保護貿易主義が、あの大戦につながったと言うのは、半分本当ですが、クルーグマンがいつも言うように、私も1934年のFDRの失政が、あの戦争を必要としたのだと思っています。

しかし、既に戦争はやってるし、油は、漏れているし。

中国の政情、世情不安は、これまた嫌な感じですね。
景気刺激のための低金利政策だけではなくて、おそらく、人為的に人民元を安くするために中国の為替当局は、強烈なドル買いをしている、つまり市場に人民元をばら撒いていて、それが資産バブルをうんでいるのだと思います。1985年のプラザ合意の後に日本の財務省と日銀がやったことと同じです。
そうでなくても経済格差、同じ国民でありながらに種類の戸籍がある、つまり階級制度が存在することの矛盾が、昨今の労働紛争につながっているのでしょう。
物価自体が上がっているのではないかと思います。それに対して、賃金を抑えられている農民工の不満が爆発と言うのはよくわかります。しかし、ここで、賃金を上げると、真性インフレ・スパイラルになりかねないし、他方、バブルは、いつか弾けるに決まっているし。

Preflyte Sessions の一番最初の頃のアクースティック・ヴァージョンのミスター・タンブリンマンを聞きながら、こんなことを書いていると言うのも不思議な感覚です。

最近、Marc Benno とBobby Whitlock の最近の録音をいくつか入手しました。いや、二人とも、悪くないです。Scott Boyer, Tommy Talton のようにおっさん声になっていない。同世代なのに不思議。

消費税増税論の前に、子供手当に関する欺瞞を追及しておく必要がありますね。
子供手当を財源不足を理由に削減すること自体は、ある意味、仕方がないのかもしれません。ただし、その財源という目的で人的控除の削減を行ったこと、つまり、課税最低限を引き下げたことに対する説明をきちんとしろと言う話です。
古谷とかいう主税局長は、ちゃんとわかっているはずなんだから、出てきて説明しろって。

おでん屋へ、ネクタイ外して来たらいいってもんじゃないのだ。
ゴマすり税務研究会は、嫌いです。
by nk24mdwst | 2010-06-18 18:54 | 租税法(アメリカ)

right or left

アメリカの税金問題を中心としている草の根市民運動団体としては、National Taxpayers Union(NTU)Citizen for Tax Justice(CTJ )の二つが代表的なものでしょう。

NTUの方は、一昨年のアメリカのリーマン破綻によって起こった金融危機において、金融機関に対する政府支援法案が上程されたのに対して、強力なロビーイングを行い、下院でいったん否決の議決がなされる運動の中心となった団体です。
基本的に、小さな政府路線を目指すという点では、共和党よりです。主張は、かなり右よりに見えます。
本部は、ヴァージニア州のアレクサンドリアにあります。
副代表のPete Sepp 氏は、かつて、不公平税制をただす会が日本に招聘したことがありました。そのときは、北野先生もお元気で色々お話をうかがったのを覚えています。

一方、CTJの方は、クルーグマンがかなり急進的というほど、左寄りというかリベラルな立場ですね。民主党よりです。1994年に、初めてアメリカへ行ったとき、ワシントンのCTJ本部でレーガン・ブッシュ税制の総括とクリントン政権での方向性について話を聞きました。
このとき、説明をしてくれた人物は、その後、クリントン政権で税制関係の役職につきました。

NTUの方は、セップさんが来日したときに面識ができたので、数年前にIRSの組織再編について話を色々聞くために訪米する団体の一員だったときに、アレクサンドリアでお会いしました。現在の一連のTea Party などというのは、このNTUの流れですね。
アメリカで納税者権利憲章が創設される過程において、NTUが大きな役割を果たしたのは、間違いありません。

納税者の権利について議論をする場合、実体法の問題と手続法の問題は分けて議論しなければなりません。日本の税務行政における手続法上の不備については、きちんと世界標準に達するまでのものにしなければならないと思います。
北野先生は、税金の使途についての監視も納税者の権利だとおっしゃっていました。財政民主主義の考え方ですね。税金の使途、あるいは、誰にどのような税金を課すか、つまり負担を誰に求めるかという点は、権利憲章論とは別に議論が必要ですが、重要な論点であることは、間違いありません。

アメリカにおいては、NTUとCTJとでは、この点に関して考え方が正反対なのですね。

オーストラリアで世界納税者連盟の総会があったとき、現地へ行かれた北野先生は、そこでの議論が、新自由主義にもとづく、税制を自明としたものだったことに対して、異議をただ一人、唱えられました。北野先生のこの異議に関しては、後から、そのとおりだと個人的な賛同を述べる人が多かったということです。

今思えば、今世紀に入ってからの一連の世界経済をめぐる新自由主義経済理論にもとづく税制構築の中における納税者権利論という流れがあったのです。ただ、その流れは、一昨年のあの金融危機で御破算になったのだと認識しているのですが。

ただ、世界中が財政債権論、増税論に方向転換しようとしているのは、基本的に間違いですね。
ただ、垂直的公平重視の考え方を私も信奉しますが、南北問題、つまり、アフリカやインド、中国、南米における、貧民層が人類の過半を占め、アメリカや西欧、北欧、日本といった先進国の都市の内部に資産、所得格差という障壁で隔てられてしまった人たちが、壁に阻まれるようになっている事実を忘れてはいけないのだと思います。

この問題、世界的には南北問題、あるいは国内的に内在する都市の中の南北問題、つまり貧富の差の拡大とその再生産システムの構築を目の当たりにして、立ち尽くしているのも事実です。
by nk24mdwst | 2010-06-18 13:17 | 租税法(アメリカ)

it's raining, again 'cos of

Emily Dickinson

     234
You're right—


You're right—"the way is narrow"—
And "difficult the Gate"—
And "few there be"—Correct again—
That "enter in—thereat"—

'Tis Costly—So are purples!
'Tis just the price of Breath—
With but the "Discount" of the Grave—
Termed by the Brokers—"Death"!

And after that—there's Heaven—
The Good Man's—"Dividend"—
And Bad Men—"go to Jail"—
I guess—
     499
Those fair—fictitious People—


Those fair—fictitious People—
The Women—plucked away
From our familiar Lifetime—
The Men of Ivory—

Those Boys and Girls, in Canvas—
Who stay upon the Wall
In Everlasting Keepsake—
Can Anybody tell?

We trust—in places perfecter—
Inheriting Delight
Beyond our faint Conjecture—
Our dizzy Estimate—

Remembering ourselves, we trust—
Yet Blesseder—than We—
Through Knowing—where We only hope—
Receiving—where we—pray—

Of Expectation—also—
Anticipating us
With transport, that would be a pain
Except for Holiness—

Esteeming us—as Exile—
Themself—admitted Home—
Through easy Miracle of Death—
The Way ourself, must come—
     822
This Consciousness that is aware

This Consciousness that is aware
Of Neighbors and the Sun
Will be the one aware of Death
And that itself alone

Is traversing the interval
Experience between
And most profound experiment
Appointed unto Men—

How adequate unto itself
Its properties shall be
Itself unto itself and none
Shall make discovery.

Adventure most unto itself
The Soul condemned to be—
Attended by a single Hound
Its own identity.

by nk24mdwst | 2010-06-18 11:26 | Poetry