人気ブログランキング |

2010年 06月 12日 ( 3 )

tax, law, or fish

ティプケとシェンケの論争を紹介して、それを日本の租税訴訟に当てはめる、谷口勢津夫教授の論理は、ちょっとというか、少なからず問題があるように思えました。税法学に載ってます。

しかし、論文に書いてあることをほとんど全く話さず、日本の税法の世界における裁判官による法の創出論をやるというのは、無理があるなあ。話がぶっ飛ぶ私もびっくり。
比較税法論の隘路に入り込んでいるのだと思います。だって、論文は、ティプケとシェンケの本の引用ばかりだもの。抽象的な言い回しが続くし、元となっている税法自体が違うし、税務行政システムや訴訟システムも違う。
それから、今、思い出しましたが、ドイツがそれまでの賦課課税方式から、申告納税方式に移行するといった他の要因も検討する価値があるのかなと。
それを、歴史を遡って、オットー・マイヤーとかアルベルト・ヘンゼルに戻って、ヴァイマール時代にまでというのは、そうです、オタクの世界にはまっていても学者ならいいのかな。
でも、なんとなく、体のいいように課税庁側に利用されそうな気配を感じましたけどね。

どうしようもない報告をした人もいましたが、武士の、いや、オタクの情けで名指しは止めます。
よっぽど質問しようかと思ったんですが、集中砲火、食らってましたから。ただ、集中砲火食らってても、それがどれほどのものかわからない人がいることも事実のようなのです。

この本、面白そう。
'Last Call,' a history of Prohibition, by Daniel Okrent

By Gary Krist
Sunday, June 13, 2010

LAST CALL

The Rise and Fall of Prohibition

By Daniel Okrent

Scribner. 468 pp. $30

On Jan. 16, 1920 -- the day before Prohibition became the law of the land -- America's triumphant "drys" were supremely optimistic about the future: "The reign of tears is over," evangelist Billy Sunday told a revival meeting in Norfolk, Va. "Men will walk upright now, women will smile, and the children will laugh. Hell will be forever for rent."
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/11/AR2010061102868.html
禁酒法時代についての歴史の本の書評。
禁酒法時代もアメリカのアルコール消費量は、別に減ってなくて、単に、課税漏れが起きただけ。
まあ、アル・カポーンは、脱税で終身刑でしたが。

クリント・イースウッドの映画「アルカトラスからの脱出」には、アル・カポーンと名乗る人物が登場していました。ま、どうでもいいけど。

財政赤字のニューヨーク州で議会がまた増税法案を通せないと怒るタイムズ。
The Latest Work Dodge: A Shutdown
Published: June 11, 2010


Once again, Albany’s lawmakers are disgracing the state. In this case, the $135 billion state budget is more than 70 days late and around $9.2 billion short. An annoyed governor, David Paterson, has begun adding sections of the 2010-11 budget every week to emergency budget extenders. If lawmakers refuse, they will shut down the entire state government.
http://www.nytimes.com/2010/06/12/opinion/12sat1.html?scp=14&sq=tax&st=nyt#
共和党議員が、歳出カットだと言って、議事妨害。
1,350億ドルの州予算案が、既に70日以上可決に遅れが出ていて、92億ドルの金が足りなくなっている。このままだと、州政府機構を完全にストップさせる羽目になると。
ニューヨークは、4月から新年度なのに、予算が決まってない・・・

テレビのニュースを見てたらどこかの首相が街頭演説で、強い財政、強い経済、強い社会保障を並立させることが不可能ではないって言ってました。
並立と言うか共存が不可能かどうか知りませんが、揚げ足を取りたくなります。
財政とここで首相が言っているのは、国家財政のことをいっているのでしょうね。
よくわかりませんが、財政学の教科書では、国家財政、地方財政、社会保障財政と分けて考えるわけで、講学的には、ちょっと間違いなのかな。
ただ、国家、地方、社会保障と分けるにしろ、どの政府、ないし、どの政府(国家、地方)部門に何をさせるかと言う議論があり、それに財源をどうするかという議論なのだと思うのですが。

Wet Willie が悪くない。昔は、イモだと思ったけど。私がイモになったのか。
Molly Hatchet辺りがいいとかいうところまで、修行を積む必要が・・・David Allen Coe でも大変ですよ。
by nk24mdwst | 2010-06-12 21:49 | 租税法(アメリカ)

i ro-pod, ro-phone, or ro-pad

近しいといっても変な関係ではなく、親しくお話をさせていただいている女性たちを拝見すると、同世代の男よりはるかに、進取の気性に富んでいらっしゃるご様子で、感心するばかり。
人間の耐用年数は、資本的支出は別にすると、生物のうちその他だから、8年かなと思うわけです。但し、女性は、1.5倍の12年。耐用年数が、1.5倍になるのは、家事用だから。

なんて書いたら、フェミニズムの人から文句いわれそうですが、家事用ということに他意はなくて、木造住宅の耐用年数も、自家用の場合は、借家の1.5倍になるという論理を持ってきただけです。

税法学会などというところへ、出かけてきたら、専門書や雑誌でお名前を拝見する方々のご尊顔を拝すことができました。フーン、あんなお人(見かけの話)なんだって。メールのやり取りしていても、顔を知らない人とかって、いますから。メーリング・リストなんかでのお付き合いだと。

昨日の晩は、午前1時に寝て、今朝は、6時起き。新幹線で一時間寝たおかげか、珍しく全く居眠りせず。周囲には、かなり舟をこいでいる人もいたような。
案外、みなさん、夕べ、サッカー、見てたりして寝不足だったのかな。
私は、マンデラ氏のご不幸のニュースだけ見て寝ました。
睡眠薬は、Howlin' Wolf の自伝。
ペーパー・バックは軽くていいです。John French の本は、重いから門外不出。

レーナード・スキナードを聞いていて、ABBと本質的に全然違う、バンドなんだと再確認しました。CD二枚組みのOne More For The Road というライブ・アルバムです。ヴァン・ザントのバンド。
三人、ギターがいて、キーボードにバック・コーラスもいるけど、本当にみんなバックに徹している。会場とつながっているのは、ヴァン・ザントだけ。
というか、ヴァン・ザント一人の力で引っ張っているというべきか。
演奏は、人数の割りにスカスカ、余りスリルはないけど、ヴァン・ザントの歌は、何か、南部のみなさんに訴えるものがあるんでしょうね。

Drive-By Truckers を聞いていると、ジョニー・キャッシュにオーティス・レディングあたりに始まって、レナード・スキナードの面影が浮かんでくるような気がします。ステープルズも聞こえるし。
もちろん、全部、私の空耳ですけどね。

新幹線の中では、Fairport Conventionを聞いてました。Sandy Denny のBox Of Treasureというボックス・セットの中に入っている、フェアポート時代のライブやアウト・テイクが中心。
Sir Patrick Spence もいい演奏なんだけど、サンディがセカンド・ヴァースの出だしで、間奏の途中で一声出しているので、没になったんでしょう。
トレヴァー・ルーカス時代のフェアポートの演奏能力を見直しました。

今晩は、JBが睡眠導入剤になるか挑戦してみたりして。

アイ・パッドとかアイ・フォンで遊ぶっていうのは、電車で移動する人たちの世界ですね。車で移動する田舎ものには、無理。アイ・フォンで遊びながら、高速160キロ(嘘ですよ)でぶっ飛ばせないから。
by nk24mdwst | 2010-06-12 20:25 | 音楽

t for texas, nor taxes

出張っていると、早起き、おまけに、土曜だから。
京都へ移動予定。新幹線で居眠りして寝過ごさないか心配。

財務省の役人に洗脳されたんでしょう。主義主張、ないんだから。
Japan Refocuses on Debt Problems
By HIROKO TABUCHI
Published: June 11, 2010

TOKYO — Japan could face a financial crisis of Greek proportions if it does not tackle its colossal debt, the nation’s new prime minister said Friday, signaling a renewed focus on rebuilding Tokyo’s finances amid global jitters over governments’ balance sheets.
http://www.nytimes.com/2010/06/12/business/global/12yen.html
日本の財政赤字に問題が無いなんて誰も考えていません。
ただ、いつ、どのような形で、もう少し健康な体にするかって、話には意味があるけど、いい子ぶって(誰に向かって?!)、財布の紐締めましょう、というのは、違う。
橋本が失敗したでしょう。あれで焼け太りしたの財務省、割り食ったの日本中。そのあとに、オブチが後始末でもっと大きな付けを残し、ワン・フレーズ・コイズミに勝手なことさせて、日本の上から三分の一、以外の人を不幸にしたんでしょうに。

増税する前にすることは、あるでしょう。増税は、技術的なことだけど、きちんと説明して、消費税だけの問題じゃないってことも言わないと。財務省が勝手にスクリーニングした情報に頼っていたんじゃ同じ結論しか出ません。
そうです、成長戦略が必要なんです。日経かい?!
June 11, 2010, 3:29 am
Dealing With Chermany

So here’s where we are: China has done nothing to change its policy of massive currency manipulation, and its exports are surging. Meanwhile, Europe is going wild for fiscal austerity. Angela Merkel says that budget cuts will make Germany more competitive — but competitive against whom, exactly?
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/11/dealing-with-chermany/
クルーグマンが緊縮財政を採ったら国際競争力ができるって言う、ドイツのメルケル首相の言い分に文句をつけています。
緊縮がなぜ、競争力に結びつくのかって話もありますが、誰に対して競争力をつけるのかって。要するに、人為的に為替レートを低く抑えている中国に勝てるのかと。
日本も同じであります。
中国の為替レート政策に対しては、当然、大きな不満をクルーグマンは持っているわけです。ダンピングで制裁するなんて言い出してますが。政治家じゃないし、彼の立場、考え方として述べていることからは、予想されることですけどね。
中国政府当局者もよくわかっているけど、そうは、簡単に舵は切れないというところでしょう。

アメリカは、相変わらず、不動産バブルを再燃させたい?!
Bill would extend home buyers' deadline for tax credit

By Dina ElBoghdady
Washington Post Staff Writer
Friday, June 11, 2010

Home buyers hoping to take advantage of a lucrative federal tax credit would get three extra months to complete their purchases under a proposal introduced in the Senate on Thursday.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/10/AR2010061005434.html
民主党のリード上院議員が、例のファースト・タイム・ホーム・バイヤー・クレジット(8,000ドルの給付付税額控除)の適用が4月で切れたわけですが、こいつを復活させようと。
たしかに、これで、4月まで駆け込み需要があったんですが、5月からガタンと落ち込んだわけですね、不動産市況は。
下駄を履いていたというわけです。脱いだら、結局、同じ。
バブルを復活させようと思って駄目だったのがこの20年の日本か。

ただ、日本とアメリカの違いは、アメリカに為替レートを勝手に縛り付けられている日本と、基軸通貨国なので、為替レートと公定歩合を自由にできるアメリカとは違う。
ただ、選挙目当ての発言だというのは、わかる。
それから、アメリカの草の根の反連邦主義、反税運動の広がりは、かなり強力なうねりですから、国内情勢は、簡単じゃない。大統領は、とにかく超党派主義で、乗り切ろうとするやつですし。
連邦政府財政を拡張しても、地方財政を協力に締めていることの矛盾について、アメリカのやつらもう少し真面目に考えてみないと。

均衡財政を地方政府が義務付けられているので、連邦政府が拡張財政をしなければ国が持たないって、説明してやってください。そして、アメリカの借金は、最後は中国に押し付けたいって考えていることも。
by nk24mdwst | 2010-06-12 06:54 | 租税法(アメリカ)