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2010年 06月 10日 ( 2 )

still in the storm

UBSとアメリカ司法当局との合意に関して、スイスの下院議会が否決したことについてポスト。
Swiss parliament votes to shield UBS data from U.S.

By David S. Hilzenrath
Washington Post Staff Writer
Wednesday, June 9, 2010

Almost a year after the U.S. government declared a historic victory in its campaign to penetrate Swiss bank secrecy and unmask American tax dodgers, the agonizingly negotiated August 2009 deal with the Swiss government was on the verge of collapse Tuesday.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/08/AR2010060805254.html
この事件は、そもそも3年前に、UBSのアメリカ部門担当の責任者が内部告発したところから話が始まったのですが。
UBSは、課徴金を7億8千万ドル支払い、かつ、口座情報を一部提供するということで、銀行自体が訴追されることを免れる合意をしたわけです。
その後、スイス政府は、さらにアメリカに対してUBSが情報開示をすることを認める合意をした。
それに対して、UBSの顧客である複数のアメリカ市民が訴訟をスイスで起こし、スイスの連邦裁判所は、UBSの行為はスイス銀行法に違反するとして、情報開示してはならないとした。
これを受けて、政府は、議会にこの合意を認めさせることにより、合意を条約レベルの者にしようとした。
上院では可決されたけれど、下院では否決され、デッドロックに乗り上げている。

これ、結局、スイス議会が認めないとなった場合、アメリカはどうするんでしょうかね。新たにUBSを訴追するのでしょうか。あるいは、UBS,スイス政府等と新たな合意、ないし妥協点を見出すということでしょうか。

結局、UBSが、サブ・プライム・ローン危機に起因する国際的な金融危機において、大規模な赤字を抱え、政府資金の投入を受けたという辺りが発端ではあります。
ちなみに、内部告発者は、司法取引が余りうまくいかず、現在、収監中であります。

まだ、景気は回復しておらず、欧州金融危機を危惧して、緊縮財政に走るのは間違いだとタイムズの社説。
Editorial
The Wrong Message on Deficits
Published: June 9, 2010

The whip-deficits-now fever is running hot on both sides of the Atlantic. In Europe, politicians are understandably spooked by investors dumping government bonds in the wake of the Greek meltdown. But the sudden fierce enthusiasm for fiscal austerity, especially among stronger economies, is likely to backfire, condemning Europe to years of stagnation or worse.
http://www.nytimes.com/2010/06/10/opinion/10thu1.html
アメリカ、イギリス、日本の名前を挙げて、緊縮財政をするのは景気が本格的に回復してからにしろと。

この人も当然、同じ意見。J
une 9, 2010, 4:22 am
The Seductiveness Of Demands For Pain

Mark Thoma is astonished at Raghuram Rajan’s obviously intense desire to find some argument, any argument, for raising interest rates even though unemployment is near 10 percent. As he points out, Rajan is reduced to arguing that the Fed should raise rates because unemployment is low in Brazil.
http://www.nytimes.com/2010/06/10/opinion/10thu1.html
ブラジルの失業率が低いから、FRBは、金利を引き上げるべき棚どという議論を一蹴しています。
June 9, 2010, 4:35 am
The Global Transmission of European Austerity

Some thoughts on the fiscal austerity mania now sweeping Europe: is anyone thinking seriously about how this affects the rest of the world, the US included?
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/06/09/the-global-transmission-of-european-austerity/
緊縮財政論者が、席巻しだしたことに対して、違う!!!って。

まだ、緊縮財政に走るべきではないと、肌では感じるのです。

ところで、やたらと坂移住にばら撒かれたマネーは、どうなっているのか。

次のバブルの種になっているのだとしても、なってみないとわかりっこないし。
中途半端なところで方向転換の教訓は、1934年のFDRと橋本政権時代の消費税増税で充分だと思うのですね。

しかし、何で世論調査で消費税を上げないと仕方がないなんて結論に賛成する人の方が多いのか解りません。消費税は見えない税金だから駄目なんだと思うのですよ。
それと、価格決定権が誰にあるか、しわ寄せは誰のところに行くかって考えてみたことがあるのか。システムの本質がわからんのだから考えようがないですね。

簡単な例を作って誰かが説明しないと。私?!
そりゃそうですよね、新聞に書いてあることと違うことを主張するなら、違うって理由を書かないと。

所得課税を強化するという方向性は、一応、出ているようですが、下の方を強化するということになってきているのが、はっきり言って気に入らないのですよ。

Little Feat は、私のカテゴライズによれば、サザン・ロックではないのです。
by nk24mdwst | 2010-06-10 18:51 | 租税法(アメリカ)

stormy tuesday

今日も、晴天。
きのう、洗車したのですが、今朝、車を見ると、また鳥糞爆弾に直撃されていました。
自宅の玄関前のスペースに青空駐車しているわけです。そこは、どうも、鳥の通り道になっているようで、いくら洗車しても翌日には、攻撃されているというわけです。
近くの神社の木々から、隣の集落の神社への通り道なのですね。
この通り道を横切る形で、現在、新幹線の工事中。
新幹線の線路は、高架なので、鳥さんたちは、きっと、ぶつかるんだろうな。

高速道路は、ガラガラ、景気が悪くなってからは飛行機もビジネス客激減、そこへ新幹線作って、在来線の本数を減らし、第三セクターにする意義ってどこにあるんでしょうね。
だって、現在のJRの特急だって、お盆と正月、GW以外は、空席ばかりだし。

きょうは、Jimmy Hughes のFame Sessions などを聞いております。
'60年代のAce レーベルの音源を、イギリスのKent がCDで再発してるのですが、最近は、このあたりを聞いてばかりいます。
'65年以前のサザン・リズム・アンド・ブルーズも、今、聞いていると、テンポがゆったりしていて、コンテンポラリー・カントリーよりもカントリーっぽいというか、のんびりした雰囲気。
Ike Turner のインスト集を続けて聞いてますが、プロト・ロックロールというか。ギターとサックスが頑張ってますが、ウッド・ベースだし。
ハリウッド製に比べるとはるかに、泥臭い。
アイクのギターは、ブルーズとスウィング、ジャンプ・ブルーズ、リズム・アンド・ブルーズが混然としているという感じがします。'50年代半ばの録音だから当然ですけど。
ギターがトワングしているのは、ご愛嬌。

Eddie Hinton がやってた5 Men It (ファイヴ・ミーニット=5分間=という感じで南部なまりのバンド名なんだったんでしょう)なんかの演奏は、この時代の音楽の直系です。
Duane Allman なんかもそうですが、高校時代からバンドを始めると、まず、トップ40をやって学園祭やパーティで小遣い稼ぎをするのですね。一部の例外を除くと、同じ地方に住んでいる、ブラック・アメリカンの音楽は、聞かないように仕向けられているので、みんなStones とYardbirds でブルーズに目覚めるという皮肉な経歴をたどるわけです。

とはいうものの、この手のレース・レコードを作っていた、サム・フィリップスその他のみなさんは、基本的にスウィング世代で、アフロ・アメリカン大衆市場向けに音楽を供給しだすわけです。
メンフィスやマスル・ショールズのスタジオは、ハリウッドよりものんびりしていたかもしれないけど、演奏していたセッション・プレーヤーは、みんな朝、9時にネクタイ締めてやってくるタイプの人だったわけです。
しかし、所得水準が低い、ディープ・サウスで6桁の収入があったというんだから、思えば大したものです。ハリウッドより一桁少ないかもしれませんが。

アイク・ターナーの演奏からサーフ・ミュージックへの隔たりって、半歩くらいかもしれない。
by nk24mdwst | 2010-06-10 13:23 | 音楽