人気ブログランキング |

2010年 06月 02日 ( 2 )

loopy holes

先月末にアメリカ議会下院で成立した税制改正法案です。
例のcarried interest に関する改正を含むやつです。題してAmerican Jobs and Closing Tax
Loopholes Act (H.R. 4213)。

CCHの解説は、こちら(PDF)。
CCH Tax Briefing
American Jobs and Closing Tax Loopholes Act (H.R. 4213)
http://tax.cchgroup.com/legislation/Tax-extenders-bill.pdf
法案のサマリーは、こちら(PDF)。
“The American Jobs and Closing Tax Loopholes Act of 2010”
H.R. 4213
May 28, 2010
http://waysandmeans.house.gov/media/pdf/111/America_Jobs_Summary.pdf
まだ、全部に目を通していないのですが。

「経済学は人間を幸せにできるのか」を読了したので、明日から「スラムの惑星」に取り掛かるかな。
by nk24mdwst | 2010-06-02 12:42 | 租税法(アメリカ)

tax wars, not any war tax

今週は、晴天が続くようです。衣替えをしないと。
6月なのに、まだ夏服出していないのです。

いざなぎ景気について、検索していたら、先の日本の景気拡大局面を、いざなぎ景気を超える期間続いたということで、いざなみ景気と呼ぼうという話があったと知りました。

かつて、あるところで、戦後の高度成長と日本の税制、グローバライゼーション時代における租税制度について報告したときに、知らない人に質疑で執拗に絡まれました。
言葉尻をとらえられて往生したのです。
高度成長時代について、単に時代を指すつもりで使ったのに、高度成長は、善なりやと聞かれ、返答に窮したというか。止せばいいのに、外部不経済の話など持ち出して反論したのがまずかったようで、肝心の今の(といっても、コイズミ時代ですが)の方向性についての話にならなかったのが、悲しかった。

どこの誰だか知らない人ですが、昨日、卒然と思いついたことがありまして。

戦後の日本の復興は、あるいは、戦後の西側の経済成長は、冷戦という虚構の戦争の形をとったケインズ政策のおかげであるという認識をずっと以前から持っております。
ところで、日本の経済復興とその後の所得倍増計画によるとされた高度成長と二つの熱い戦争との連関を忘れておりました。
この二つの戦争をカウントしないと産業連関表からは、戦後の日本の経済成長が説明できないとする考え方に接したわけです。
いわれれば、そのとおりで、朝鮮戦争とベトナム戦争がなければ戦後復興も高度成長もなかったはずです。
朝鮮特需、ベトナム特需があったわけですね。

戦争を始めた人がノーベル平和賞をもらえることになっているのは、周知のとおりで。戦争協力者も入るのかな。それと、その戦争で金儲けに成功する、負けないというのが前提なのでしょう。

いざなぎ景気とベトナム戦争の期間はちょうど重なるのですね。

一応、武器輸出を日本はできないことになっているので、現実は別にして、アメリカが軍需産業に全力投球しているときに、安い賃金の日本から民製品の輸出が行われたという理解は、半分当たっているのでしょう。
日米繊維交渉なんてのがありました。
日本製の安い繊維製品の輸出攻勢でアメリカ南部の繊維産業は壊滅したのですね。あるいは、日本などの製鉄業のおかげで、アメリカの五大湖周辺の製鉄地帯も死んじゃったのですね。
昔、中学校のときにアメリカの製鉄都市の中心だと習ったゲーリーの町は、かつての50万余の人口が5,000人以下になり、コンクリートの廃墟と化しているのを先日テレビで見ました。

また、横道だ。

いざなみ景気という呼称が正かどうかはどうでもいいのですが、近時の世界的バブルとアフガン以後のアメリカを中心とした中東における戦争の関係というのは、密接な関係があるのでしょう。

ドイツの復興においては、このような特需はなかったという話になるわけですが。
ハンガリー、ポーランド、チェコ等の動乱の影響ってなかったのかしらん。それと、ドイツの場合は、数次にわたる中東戦争における役割というのが何かあったのかもしれないし。

憲法論の話をしては、いません。
需要と供給の話を考えているだけです。

きょうは、サム・クックを聞いています。
どんどん聞く音楽が古くなっていって。ゴールドワックスの60年代初頭のシングル・コンピを聞いていると、カントリーに聞こえます。
テルミンは、ともかく、それから、ロジャー・マギンのムーグも許しますが、シンセサイザーの音が聞こえる音楽は、生理的に拒否反応が出るようです。
ワウワウとフィード・バックは、微妙。ファズは・・・

ずっと、ドライブ=バイ・トラッカーズを車の中では聞いていて、何でこんなにマイナーの曲ばかりなのだと思うわけです。
トラッカーズとザ・バンドを時間的及び空間的に結んだ中に私が今興味のある音楽は存在するように感じます。
グレイル・マーカスが昔、「ミステリー・トレイン」で持ち上げたようにザ・バンドのことをロック史上に残る偉大なバンドだなどとは毛頭考えていません。カナダ人ばかりで編成されたカナダのバー・バンドという位置づけです。
「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」は、私の家のターン・テーブルの上に載せられた頻度が最も高いレコードであるのは間違いないのですけれど。
リーヴォン・ヘルムはアーカンソーで生まれて育ってますが、徴兵逃れのためにカナダ人女性と形式的に結婚してカナダ国籍になっています。
ザ・バンドは、アルバムはボックス・セットも含めて全部あるし、ソロになってからのリチャード・マニュエルたちのアルバムもみんなあるのです。
リック・ダンコもリチャード・マニュエルも、リーヴォンも好きな歌手ですが、リーヴォン以外は、晩年、暗いです。

同世代だけど暗くないのが、ダン・ペン、トミー・トールトン、スコット・ボイヤーといったみなさんかな。グレグ・オールマンは声が駄目になっちまって。
こんな叔父さん、おじいさんたちの声を聞いていたら、パターソン・フッドの声が若く聞こえるというわけです。
by nk24mdwst | 2010-06-02 11:23 | economics