人気ブログランキング |

2010年 02月 02日 ( 2 )

freeze the deficit

ダスティ・スプリングフィールドを聞いた後、いまは、スティーラーズ・ホイールがかかっているというわけで、自分でもなんでこんなのを持っているのかがよくわからんと思いながら聞いております。

いや、入手したときは、それなりの動機があったのでしょうが、ずっと、CDをぶち込んだ箱のそこの方にあったわけで、なんか全部、初めて聞くような感じであります。ダスティ・スプリングフィールドは小学生、中学生時代を思い出させてくれますが。

なんだか、やばい雰囲気ですね。

忘れないうちに、military-industrial complex、つまり軍産複合体という言葉があります。最初に公の場所で使ったのはアイゼンハワー大統領だったと記憶しています。ケヴィン・フィリップスによれば、いまや、intelligence-industrial complex の時代だと。情報産業複合体?!インフォメーションじゃなくてインテリジェンスだという点に留意ですね。ITという意味では全くありません。

アメリカの社会保障システムも大変ですね。
Social Security could be next to need a bailout

By Allan Sloan
Tuesday, February 2, 2010

Don't look now. But even as the bank bailout is winding down, another huge bailout is starting, this time for the Social Security system.
http://www.cbo.gov/ftpdocs/108xx/doc10871/01-26-Outlook.pdf
社会保障財政の収支が赤字になったというわけです。
ベビーブーマーが引退して高齢化社会になるのは、まだ少し先の話なのですが。
この記事のネタは、 Congressional Budget Office のThe Budget and Economic Outlook:Fiscal Years 2010 to 2020(PDF)です。
http://www.cbo.gov/ftpdocs/108xx/doc10871/01-26-Outlook.pdf
しかし、アメリカというのは、行政府、立法府においてそれぞれ複数の予算資料統計等をまとめるシステムを構築しているのですね。
霞ヶ関の一握りの人たちが情報を独占しているのとは大違いです。

独占している人が事態を理解しているとは限らなかったりするから、これまた大変。

タイムズの論説は、大統領の予算教書が正しい道だと。
Editorial
Mr. Obama’s New Budget

Published: February 1, 2010

President Obama got his priorities mostly right in the new $3.8 trillion budget for the fiscal year 2011. It calls for increased spending on education and clean energy technology, shows some restraint on the defense budget, and, most importantly, calls for more spending on job creation. It also rightly lets the Bush-era tax cuts for high-income Americans expire as scheduled at the end of 2010.
http://www.nytimes.com/2010/02/02/opinion/02tues1.html
国防費を少し減らし、あとは基本的に、メディケア、メディケイド、それに財務省証券の利払いに費やされ、雇用創出に充てられるのは、それほど大きくないけれど、まだましだ論ですね。
いずれにしろ、ブッシュ時代の富裕層に対する減税をやめ、教育、クリーン・エネルギー・テクノロジーと雇用促進に支出する。それ以外は、基本的に無駄な支出を減らす。

この無駄な支出を減らす論が気に入らないのがクルーグマンかな
。A Depressing Budget

I haven’t gone through the budget proposal in detail yet. But there’s no escaping the sense that this is a tremendous comedown from the hopes of a year ago.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/02/01/a-depressing-budget/
論説も述べているのですが、連邦政府の形状的な支出だけで財政支出のほとんどが占められるのですね。
クルーグマンのブログの図を見るとよくわかります。

2011年度の予算は、 PRESIDENT'S BUDGET • FY 2011 BUDGET(PDF)です。
http://www.whitehouse.gov/omb/budget/Overview/
2010年10月1日から始まる会計年度の予算を、2月から議論を始めるわけですね。
3月で締める日本と9月で締めるアメリカは違いますが、4月からの予算を年末にばたばたと案としてまとめて、いま、日本では国会で議論している(ことになっている)わけです。

大統領の予算教書
Obama’s Remarks on the Budget

Published: February 1, 2010
http://www.nytimes.com/2010/02/02/us/politics/02budget.text.html
です。

話し変わって、タックスヘイブンの話ですが、ドイツ政府は、スイス銀行の違法入手データを金を出して買うという。
Merkel Willing to Pay for Swiss Account Names

By REUTERS
Published: February 1, 2010

BERLIN — Germany should do everything in its power to obtain data to fight tax evasion, Chancellor Angela Merkel said Monday after a whistleblower offered to sell German authorities secret Swiss bank data.
http://www.nytimes.com/2010/02/02/business/global/02taxes.html
なりふり構ってられない感じですね。

日本では、納税者番号制度導入、脱税に対する罰則強化、それに納税者権利憲章を入れるという議論が行われているわけです。
手続法重視の観点からすれば、違法情報を金を出して入手してそれで課税できるか、あるいは、刑事訴追できるかという話ですね。
課税は、行政処分だから可能だという議論もありえるでしょうが、刑事訴追については、ドイツの制度は詳しくないので解りませんが、常識的には、駄目なのだと思います。

日本では、脱税に対する罰則強化の話が出ていることは、先に述べたとおりですが、納税者権利憲章とセットで出すのはおかしいという権利憲章制定論者からの声があります。
セットで話をするのはおかしいと思います。ただし、脱税に対する罰則強化自体は世界的な流れです。
世界的な流れだから日本もそうしなければならないということをいっているわけでは必ずしもありませんが。
なぜなら、国際的に見て日本の脱税等に対する罰則が重いのかどうかと言う検討が必要でしょうから。

しかし、国際的に各国の課税当局や司法当局が国際的な租税回避に対して、特に富裕層、多国籍企業に対する課税強化を行っている、行おうとしているということは、あまり日本では報道されていないようです。
さらに、同様の課税を行おうという動きも日本の課税当局には目には見えていないようですが。

いまの政府の中枢にいる複数の人たちが税金に関して非常に大きな問題があるのだという認識は、個人的には持っています。どの政党を支持する、政策を支持するという以前の話でしょうから。ただ、権力闘争の道具に課税という権力をちらつかせるのは、あまり好きじゃないですね。
アメリカでは、ニクソン時代にこれが行われたことがありますし、古くはマッカーシー時代の赤狩り時代にもありました。

日本における納税者権利憲章制定論なのですが、訓示規定、確認規定では駄目で、きちんと法的拘束力のあるものを作る必要があると考えています。多少時間がかかろうとも、ちゃんとしたものを作る必要があります。
それと、OECDがモデル憲章なんかを作っているのは、要するに、そういうスタイルでやった方が、税務行政の効率が結果的に上がるという、行政組織運営論、経営論的な見地からの提言なのですけどね。

アフリカなんかの、政府自体が腐敗している国にも付加価値税と納税者権利憲章があったりはします。要するに、世界銀行からの融資等を受けるときの条件だからそういうものがあるわけです。最貧国レベルでもあるのに、日本に無いのはおかしいって議論してもいいのですが、それでは大人気ない。

それから、客観的に見て、日本の現在の税務行政全体は、世界的に見て劣っているのかという点、あるいは、日本の納税者の平均的法遵守レベルといった点については、恐らく、かなり高いというべきなのだと思います。
ただ、既に完璧な制度が存在しているとはとてもいえませんし、直すべきところは直さなければいけないのだと考えているのです。

ジェリー・ラファティーが気に入っていたときがあったことを思い出しました。
by nk24mdwst | 2010-02-02 18:45 | 租税法(アメリカ)

bad bat feelin'

これが2月の第1週かという天気ですね。
そりゃ、東京より寒いかもしれませんが、雨しか降る気配なし、風は冷たいけど、タイヤがスリップするのは、雨で濡れた道路でハンドルを切りながらアクセルを吹かせすぎたときだけ。
やたらと電子制御されていて自然な感じが無く、変な警告音がなるだけで気持ちが悪いのですが。

Wheels Of Fire は、史上初めてのダブル・アルバムのプラチナ・アルバムなのだとウィキで知りました。当時の人たちはよほど耳が肥えていたのか、変だったのかどっちかですね。
私は、中学生だから、単に流行ものに手を出しただけです。
というか、みんながいいと褒めるもののだからいいに違いないと思って聞きながら、解らんと感じたというべきでしょうか。
しかし、Jack Bruce のファースト・ソロをまだ金があまり無いころ、出ると直ぐに買ったというのは、このアルバムのせいではあります。
夕べ、頑張って、全部聞くという難行をやりました。

ジャック・ブルースは、イギリス最高のブルーズ・シンガーだと再認識いたしました。ブルーズは好きだけど、ブルーズとして歌えないから歌わないという意味です。
もっと、彼のキーボードを入れていれば、とか、無いものねだりしてもしょうがない。ライブは、惨憺たるものですね。

66年から68年って、何かそういう時代だったしか、いいようがないです。

Paul Butterfield Blues Band が、Michael Bloomfield を加えたのは、イギリスでエレクトラの仕事をやりながら、UFOクラブとかに絡んでいたJoe Boyd のアドヴァイスです。
イギリスでのいわゆるギター・ヒーローというものを見てきたから。

ブルームフィールドが抜けたあとのバタフィールド・バンドは、いま聞いてみると、悪くないのですが。Electric Flag も試行錯誤しているのはわかりますが、これも悪くない演奏。

きょうも、Leaves が聞こえているのですが、おなじみのドラムの音、ギターの音がして。

MOFOのオーヴァー・ダブの無いトラックの音と非常に近い気がします。ドラマーは違いますが。
エレキの12弦は、いいです。

整理整頓の下手な私でも、一応、CDは、アーティスト別、ジャンル別にしてありました。それをいったん、実家の方へ持ち帰って、そのままです。いま、仕事場にあるのは、持ち帰ったものの一番上から一掴みを持ってきています。
後入先出法になっちゃっているのですね。つまり、前の仕事場で一番底のほうにあって、整理もせずにほったらかしにしてあったものが、ここにある。この半年、ほとんど全く新しいCDの購入などをしていないので、脈絡無く手元にあるというわけです。

脈絡の無い思考形態の私にぴったりですね。
by nk24mdwst | 2010-02-02 09:45 | 音楽