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2009年 12月 31日 ( 2 )

mule or skinner

昨日、Seatrain を聞いていたので、きょうは、Muleskinner を聞いています。

Clarence White, Peter Rowan, Bill Keith, Richard Greeneに David Grisman という、当時のブルーグラス若手オールスターズですね。

Seatrain は、Peter Rowan とRichard Greene がこのバンドを作るために抜けたので崩壊したというわけです。
テレビ・ショーのためのライブ音源の他、後年、スタジオ録音も見つかっています。新鮮な瑞々しさが感じられるのですが、クラレンス・ホワイトが亡くなっていなければと思います。

Mule の続きで、午後は、Gov't Mule を聞き出すと、いつもと同じですね。

Henry Aaron は、Robert Palmer よりはるかに読んでて面白いなどと書かれては、どちらも迷惑でしょう。
税務行政の話なんて聞くと人は退屈な表情を浮かべるのが常なのだがって書き出しで始まる本が、実に興味深い論点を採り上げて検討しています。

このThe Crisis in Tax Administration は、アメリカの税務行政機構が抱える問題について論じられていて、最後に1章だけ国際比較について触れられています。
日本に、このような視点から税務行政を論じた本はないですね。

ここでまた、音楽の話に戻るのですが、ロバート・パーマーの視点は、やはり、現在の私とは相容れない部分が多いのだと感じています。Zappa を無視しているからというレベルではありません。
アメリカでは、今や、ロックを大学の研究科目としているところも少なからず存在するわけですが、その手の研究者にとっては、無難な見方とでもいうべきところでしょう。

アーカーンソー出身なのに、肝心なところを見逃しているという言い方をしてもいいのですが、Insect Trust なんてバンドで業界のことも知っているわけですから、敢て、解っていて肝心なところを書かない、書けな買ったのではないかという気もします。
日本で考える以上にアメリカにおける人種間の問題はセンシティヴであるようです。

パーマーは、モータウンのようなノーザン・ソウルとメンフィス、マスル・ショールズのサザン・ソウルの決定的な違い、つまり、ドラムのタイムの違いにちゃんと気がついているのです。モータウンの過剰なオーケストレーションの出自にも気がついています。
違うとはっきり書いているにもかかわらず、証拠を省略してファンク・ブラザーズを持ち出しています。

1968年以後のアメリカでは、モータウンがハリウッド製だということを大っぴらにいうことはできなくなったのでしょう。
ブラック・アメリカンで会社がスタッフからミュージシャン、歌手たちまですべてブラック・アメリカンだったモータウン・サウンドは、マーケットとしては白人青少年を想定したわけです。これに対して、ナッシュヴィルと行き来のあったマスル・ショールズの全員白人セッション・プレイヤーを代表してロジャー・ホーキンズは、モータウンは白いって言っている訳で。

ただ、パーマーの名誉のために一言付け加えると、晩年の原稿では、モータウンの音楽にハル・ブレインたちが関与していたことを認めていますけどね。

いつの間にか、外は雪で真っ白です。明日の墓参りと初詣は、雪の中ということになりそうです。雪かきしなくて済めばいいのですが。
by nk24mdwst | 2009-12-31 13:31 | 音楽

when to die

休みだと思うと、早く目が覚める、がきですね。

ブッシュは、本当に無責任。
December 30, 2009, 11:08 am
Stop, you’re killing me

Eight and a half years ago, when I dubbed the first Bush tax cut the Throw Momma from the Train Act of 2001, I didn’t really think that we’d get to the point where there would be strong financial incentives for wealthy heirs to bump off their parents before the legislation expired, and the estate tax was reinstated. I expected one of two things to happen: Democrats would restore a sensible estate tax, or Republicans would achieve the political dominance needed to permanently abolish the tax. As John Belushi would have said, however, But NOOOOO. Instead, it’s really happening.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/12/30/stop-youre-killing-me/
アメリカの相続税をめぐるどたばたについてですが、要するに、ジョージ・ウォーカー・ブッシュは、勝手に財政赤字を作って、後のことは知らないってやつだったわけです。
財政赤字の原因は、富裕層減税、2つの戦争。
しかし、2010年、一年間だけ、相続税をなくすなんて、どう考えても正気の沙汰とは思えない法律を通したものですね。
そのつけを、アメリカは払わされているわけですが、こっちに付回しをするな。

モンティ・パイソンの映像を貼り付けてますね、クルーグマンは。

アメリカの相続税の税率については、こちらを見ると解りやすいかと。
Death and taxes

Or, to be more specific, death and tax-avoidance

By Ezra Klein | December 30, 2009; 9:30 AM ET
http://voices.washingtonpost.com/ezra-klein/2009/12/death_and_taxes_1.html
繰返しになりますが、アメリカは遺産税方式なので、遺産税(相続税)の納税義務者は、日本のように遺産取得者ではなく、遺産を残した被相続人ということになります。ですから、被相続人の遺産額の大小が問題になるのですね。
2001年から段階的に、課税最低限が引き上げられ、それと平行して適用税率が引き下げられてきていることが解ります。
そして、2010年にアメリカの相続税はサン・セットを迎える。

今年の政府税制改正大綱にも、このサン・セットという言葉あるのをみつけて、筋がよくないなって思いました。

世界的な大きな流れから外れています。つまり、富裕層、国際企業課税強化という流れから外れている税制改正大綱だということですね。
次年度以後に見えてくるのは課税最低限の引下げに伴う、中低所得者課税強化ですね。これに、共通番号が加わると、本当に課税強化されるのは誰かが明らかになるでしょう。
そして、地ならしをした上で、消費税増税へという流れでしょうね。

完全に財務省の書いた図面の通りです。

給付付き税額控除の導入は、共通番号を導入するための目くらましとして使われるんでしょう。

来年になって色んなプロジェクト・チームを作るといっていますが、そのメンバー次第だと思いますが、自民党時代と余り変わらない人選だったりして。

前政権時代に税調委員でしたが、東大の神野教授が唱えるスウェーデン型の税制構造にしようというのかなという予感があります。ただ、日本とスウェーデンでは、国家の規模が違うし、経済社会構造もまったく違うのですよね。
スウェーデン並みの福祉が確保されるという前提を置けますか?!

地方分権がもう一つの大きな柱なのですね、スウェーデンでは。地方の財政自主権と執行権を大きく認めているのです。

そう思うと、も一度、北欧へ行って、向こうのシステムを見てくるって価値があるかもしれませんが。税制視察なんていって、役所へ行ってえらいさんにあって話を聞いたり資料をもらうって本当は余り意味が無いんですよね。
普通の人たちとお付き合いをして、実際の生活感がどうなのかということを肌で感じてこないと。

スウェーデンというのは、強力な監視国家体制、官僚国家体制なんですが。

私の個人的な嗜好からすると息が詰まる国です。
by nk24mdwst | 2009-12-31 07:15 | 租税法(アメリカ)