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2009年 10月 16日 ( 2 )

get smart

「それ行けスマート」ってテレビ映画、ありましたね。ドン・アダムズがピンボケ・スパイ役でした。

一番優秀な連中がウォール街に行くようになったのが、今次の世界不況の原因だと。
Op-Ed Contributor
Wall Street Smarts

By CALVIN TRILLIN
Published: October 13, 2009

“IF you really want to know why the financial system nearly collapsed in the fall of 2008, I can tell you in one simple sentence.”
http://www.nytimes.com/2009/10/14/opinion/14trillin.html
昔は、一番できるやつは、ロー・スクールなら判事に、経済学部なら学者になった。それが、今は、一番できのいい連中、頭のいいやつらがウォール街に巣食うようになった。それが諸悪の根源だと。

クルーグマンも、確かにそのとおりだと。
October 15, 2009 , 6:09 pm
Smart guys and Wall Street

I’m a little late on this great Calvin Trillin piece, but it accords with my own more specialized memories from grad school. The year I got my PhD (1977), there was a very clear ranking of desirable career paths. The best economics grad students went into academic jobs; the middle went to the Fed or the IMF; the bottom went, poor souls, to Wall Street.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/10/15/smart-guys-and-wall-street/
日本でも同様のことが起こったのではないかと思いますね。
東大で一番成績優秀な連中は、氏素性さえちゃんとしていれば、キャリア官僚になった。
キャリアを脱落して政治家になったとか、東大に残って教授になった人って、二番手、三番手だったわけです。

しかし、何とかファンドなんてのが跋扈するようになったころ、一番優秀な連中は、役人になんかならずに、金儲けに走ったのでしょう。弁護士とか公認会計士とか、ファンド・マネージャー、呼び方は色々でしょうが。

ポップスの世界では、どうなんでしょうね。一番実力のある人たちがちゃんと報いられるような時代って、あったんでしょうか。
あったとすれば、それが終わってから30年以上たったんでしょう。

イギリスのワーキング・クラスからブルース・ピュアリストが遅れて出てきたのはなぜか。

ペンタングルとフェアポート・コンヴェンションの違いは、デッドとエアプレーンの違いみたいなものだと思っていた15歳のころが懐かしい。

15歳のときに、つまり1970年に一番聞いたアルバム10枚なんてすぐに出ます。だって、100枚もLP、持っているはずも無かったわけで。
当時、一枚2,000円だとして、100枚あったら、200,000円です。
8年後に娑婆に出たときの基本給が、月95,000円でしたから、15歳のがきが100枚もレコードを持っているはずがないのです。
ギターを持ってただけ、ましですね。

LP一枚買うのも、アマゾンでワン・クリックとはまったく違い、全身全霊をこめて選んでいました。その割に、カスをかなりつかんだかもしれませんが。
正体がアフィリエイトそのものの、アマゾンなんていんちきサイトで、誰がワンクリックの設定なんかするものかです。

予算に限りがあると、思い切って、このラインは無視するとかいうことをしないと、私のような偏執気味の人間は、決断できません。
まあ、だから、ゼップとスライの交換なんてことをしたのですね。
by nk24mdwst | 2009-10-16 19:28 | economics

fools on a bank

今日も秋晴れ、25度を超えると、暑いと感じますね、日向だと。

アメリカ現職大統領のノーベル平和賞について、憲法上の疑義ありだと。
By Ronald D. Rotunda and J. Peter Pham
Friday, October 16, 2009

People can, and undoubtedly will, argue for some time about whether President Obama deserves the Nobel Peace Prize. Meanwhile, though, there's a simpler and more immediate question: Does the Constitution allow him to accept the award?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/15/AR2009101502277.html
大統領のノーベル平和賞受賞自体についての是非論は当然あるだろうが、それとは別に憲法上の大きな問題が二つあるというわけです。

合衆国憲法第9条は、報酬条項(emolument)で、そこでは、現職大統領等が他の主権国家からいかなる賞、金品等の報酬を受け取ることを禁じています。
ノーベル平和賞は主権国家であるノルウェーの議会の委員会が受賞者を決めるのでこれに該当するというわけです。過去のウッドロー・ウィルソン、テディ・ローズベルトは受賞時は、現職大統領であったが過去の業績に対して行われたものであるということで、これをクリアしたと。
しかし、今の大統領は違うわけです。これからの業績に期待して与えられたものだとしたら内政干渉だという話ですね。

報酬概念(emolument)については、1902年の合衆国司法長官の見解として、記念撮影の写真のプレゼントであってもそれに該当すると。まあ、写真の重要性は異なっているかと思いますが、この見解を1993年のクリントン政権時代の大統領府司法部もこの見解を支持しているそうです。

もうひとつ、賞金を全額寄付する意向だと伝えられていることについてです。
寄付金は、所得税の課税所得計算上控除できるので、140万ドルを受け取り、これを寄付すると50万ドルほど税額が小さくなるのだと。

さらに問題なのは、そもそもこの賞金は誰に帰属するのかということだそうです。
連邦法は、大統領が有形、無形の資産を贈与により取得したときは、その資産は連邦に帰属すると規定していると。すなわち、賞金そのものは、大統領のものではなくて、合衆国のものだという理屈です。

アメリカの法制自体は、独立国のそれとして当然のものとして納得できるものですね。だって、自国の元首が他国ないし外国の勢力によって買収されては困りますから。

さて、ダグ・シュールマンI.R.S. 長官の富裕層に対する課税強化策に関しては、基本的に賛成する人が多いわけですが、そうでない人もいると。
Outspoken U.S. tax cop hits offshore cheats
Thu Oct 15, 2009 4:18pm EDT

By Kim Dixon

WASHINGTON (Reuters) - In his last job, U.S. tax commissioner Douglas Shulman rubbed elbows with brokerage firms as he worked at an industry regulator criticized for having a light touch on Wall Street.

Now, he is the outspoken chief of the US. Internal Revenue Service which has taken on Swiss banking giant UBS AG, forcing it to reveal thousands of names of rich American clients hiding assets overseas.
http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE59E5UJ20091015?sp=true
シュールマン氏は、ブッシュ大統領が2008年3月に任命したわけです。
前職は、Financial Industry Regulatory Authorityにいて、ウォール・ストリートの金儲けに目をつぶっていたくせに、内国歳入庁長官になってからは態度が一変、こわもてになったと。

やりすぎだと、全米納税者連盟のピート・セップ氏の談話が引かれていますね。

シュールマン氏は、租税分野の経験はほとんどない人物です。42歳です。

ハーバードで広報に関して修士号、ジョージタウン大学ロー・スクールで法曹資格を取得しています。
全米納税者擁護官のNina E. Olsen 女史もそうですが、やっぱりGULC組ですね。財務省、I.R.S.には、GULC人脈というのがあるのですね。

ジェスイットの大学ですから、当然、その筋に強いということでしょう。どの筋って、その筋です。

夕べは、オザークマウンテン・デアデヴィルズを聞いていたら、寝てしまいました。イーグルスっぽいところが無ければねと思うのですが。まあ、仕方ないでしょう。

今朝は、なぜか、早く目が覚め、Rowan Brtohers のファースト・アルバムを聞いていました。これが出てとき、貶していた音楽評論家がいたことを思い出しながら。
デッドから、ガルシア、レっシュ、クルーツマン、他にケルトナー等々、オールスターがバックで、プロデュースは、デヴィッド・グリスマンです。
時代なんでしょうね。ポップなフォーク・ロック、カントリー・ロック、ブルーグラス風味というだけで終われない。
イーグルスというかディスコの匂いが既に漂いつつあります。1972年なので、そのときは気づかなくても、今は、それが鼻につきます。
2人だけで歌っているので、アメリカの二番煎じを狙ったのでしょうね。
余りに守備範囲が広いというか焦点が定まらないというか。それでも、結構楽しめるところもあったりして、結局、二度寝せずに聞いてしまいました。
ピーター・ローワンの弟2人組なんですが。
by nk24mdwst | 2009-10-16 14:54 | 租税法(アメリカ)