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2009年 06月 24日 ( 2 )

justice department deferral

財務省と司法省とでは意見が違うようで、UBS案件は、まだ決着にいたらず?!
Justice Department Denies Plan to Settle UBS Case

By LYNNLEY BROWNING
Published: June 23, 2009

The Justice Department issued a statement on Tuesday denying a New York Times report that it was considering dropping a closely watched lawsuit against the Swiss bank UBS, seeking the names of 52,000 wealthy American clients suspected of offshore tax evasion.
http://www.nytimes.com/2009/06/24/business/global/24ubs.html
Morgan のアメリカの税務行政手続の本も司法省へ事案がまわったら解らんと書いていましたっけ。

財務省筋情報として、UBS事件の決着は何とかというのが昨日の記事だったのですが、当事者の一つである連邦司法省は、そんな話は聞いていないと。

連邦税関連事案は、当然IRSが関るということになります。通常の税務調査、あるいはtax fraud として刑事罰を問われる事案に関してもIRSが所管するわけです。

ただ、刑事罰を課すということになったとき、訴訟ということになれば原告は、連邦ということになるので、事案に関して最終決定権を持つのは、連邦検事局、つまり、司法省ということになるのですね。

あと、この訴訟に関してですが、まだ勉強不足でよく解らないのが、連邦地裁、連邦請求裁判所、連邦破産裁判所というあたりはともかく、いわゆるGrand Jury 連邦大陪審というものの位置づけですね。

確かにIRSは財務省ですから、司法省とは管轄が違う。日本の国税局の査察と検察の特捜の関係がどうなっているのか私には皆目わかりませんが、それともまた違う理屈、論理が存在するようです。

エリオット・ネスさんは財務省のお役人でしたよね。アメリカの刑事罰を追いかける機関というのは、非常に複雑に入り組んでいて良くわからんです。

サンセット・ストリップの由来についても警察権の管轄の問題だったってどこかで読んだ記憶があります。
by nk24mdwst | 2009-06-24 14:58 | 租税法(アメリカ)

born to bones

きょうも、晴天、暑い、です。

最近読んだ本で面白かったのは、永倉新八『新選組顛末記』などという本です。小学生時代に栗塚旭が土方歳三を演ずる「新撰組血風録」を見たのが新撰組の存在を知った最初だと思います。
まあ、この血風録は、司馬遷の名前を頂戴した人の原作と後で知り、まあ、なるほどね、と思いましが。

永倉新八さんは、大正まで生きているわけです。これは、伝七親分なんかもそうなのですね。
明治は、45年しかないわけで、そう思うとあの19世紀半ばの日本の動乱というのあっという間の出来事だったのだなと。

まあ、一般に新撰組について書かれた本で、誰が強かったという話になるとたいてい沖田、永倉と来るわけです。その通りだということは、よくわかります。

この本、「顛末記」の特徴は、近藤という人をあまり評価していないこと、それと、土方という人については、隊にいた人という程度の記述しかなく、何をしたとかいうようなこともほとんど出てこないのですね。
まあ、あの新撰組というのもいわば当時のテロ対策特攻部隊だから、内部抗争があるだけじゃなく、派閥もあったのだとは推測しますが。

幕末明治のどたばたは、西南戦争あたりで終わるということなのでしょうか。

私が子供の頃は、姿三四郎なんて人が登場するドラマを良くやっていました。黒澤作品にもあります。
黒澤作品は製作時期の関係でそんな話は出てきませんが、この物語の背景には、自由民権運動の話なんかがありました。世間が右旋回したので、やめたのでしょうかね。

国定忠治の話も、お上に逆らう話だから駄目なんでしょう。

幕末の歴史というのは、教科書に書いてあることを読んでも理解できませんね。整合性がない。
尊皇攘夷がなぜ勤皇倒幕に変わったかが理解できない。勤皇倒幕はともかく、攘夷派が開国派に衣替するのがあまりにすばやくてわからない。ここは、もう政治の話なので、それも明治政府の正当性に関る問題なので本当は何があったかってかけないのでしょう。

同じように整合性が無い話というのは、壬申の乱あたりもそうですね。

歴史というのは、後から勝ったほうが書き換えるから本当はどうだったのかってなかなかわからない。

幕末というか1860年ごろというのは、大きな変動が世界的にあった時代なのだと思います。アメリカでは南北戦争がありました。南北戦争後、軍が払い下げた銃を安く仕入れて日本政府に売った人物もいます。
その銃のおかげで西南戦争はああなったのかもしれません。

大戦争と50年周期の景気変動について、今朝の日経の私の履歴書の中で篠原三代平氏が相関関係があるのではないかと、先行する研究者の名前を挙げて述べています。
そして、第二次大戦後のアメリカについて、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争をあげ、この期間の長さが50年と合わないと最後に書いています。不思議だと。

まあ、覇権論などともつながってくる話かとも思うのですが、「冷戦」を捨象してしまうと、物事が見えなくなるのではないかと個人的には思ったわけです。

1985年のプラザ合意とソ連圏の崩壊はセットで考える必要があるのではないかなと、個人的には思うのですが。
by nk24mdwst | 2009-06-24 11:36 |