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2008年 10月 25日 ( 1 )

day 18, getting serious

今日は、朝方の雲が消え、晴れてきました。足も昨日とは違いすっきりした感じです。
天気予報ができるようには、なりたくないです。

アメリカ政府は、本気になってきましたね。
Bailout Plan May Move Beyond Banks
By EDMUND L. ANDREWS and ERIC DASH
Published: October 24, 2008

WASHINGTON — The chase for a piece of the Treasury Department’s $700 billion bailout program intensified Friday as the government considered extending it to include insurance companies as well as banks, and the auto industry stepped up efforts to secure a share of the money.
・・・・・
Mr. Barile, the consultant, thought insurance companies might have liquidity problems to the extent they had expanded into nontraditional areas like private wealth management, leasing and guaranteed investment products, where the obligations turn over more quickly.
http://www.nytimes.com/2008/10/25/business/25bailout.html?_r=1&ref=business&oref=slogin
銀行、証券、保険会社、自動車産業にまで税金を突っ込むということが本当にできるのか。
市場のパニックを抑える、あるいは、日本のthe Lost Decade の二の舞を避けるために早期に流動性の確保だけではなく、税金を突っ込んで助けるという180度の方向転換ですね。

要するに賢明なる市場参加者の予想を上回るような規模による税金投入により金融関連機関以外の企業をも救済することで、できるだけ早くパニックを沈静化させようということでしょう。
日本軍がかつてやったように、あるいは日本政府がバブル崩壊後の後始末でやったような戦力の逐次投入は、結果として事態の解決を長引かせ、最終的なコストを大きくするということをリーマン・ブラザーズを破綻させたあとアメリカ政府は悟ったようではあります。

しかし、長期的に見ると人間はみな死んでいるなんて言葉があります。アメリカ経済は不滅か、あるいは、今の先進諸国の経済は不滅か。つまり、現状の経済体制が維持可能かということですね。
現在の火事の燃え広がりを沈静化することができたとしてもその跡に早ケアとが広がり始めているのは事実であり、その焼け跡がどこまで続くかがわからないというのが現状です。燃えるものがなくなるまで焼けつくすのか、あるいは、新たなバブルで一時しのぎを刷るのか。

根本的なパラダイムの変換時期を迎えているのか。

アメリカ経済本体が致命的なダメージを受けているように思われるのですが、それに対して、先に欧州諸国の金融経済システムが破綻し、各国通貨の価値が下落したというのは、クルーグマンが示したアメリカのバブルの資金の出し手が誰かという図を見ると理解できます。

話は、全く違うところへ行きますが、アメリカの租税訴訟で興味深い判決が出ました。
競走馬の飼育にかかる経費は、事業目的のためのものとはいえず、したがって必要経費として控除することを認めないとした、U.S. Tax Court の判断を控訴審も維持したものです。
控訴審判決は、
U.S. 8th Circuit Court of Appeals, October 14, 2008 Keating v. Comm'r of Internal Revenue, No. 073660, 081266
です。
これは、FindLaw http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?court=8th&navby=year&year=2008-10で読めます。無料の登録が必要ですが。

原審は、
T.C. Memo. 2007-309 UNITED STATES TAX COURT
NORA E. KEATING AND RICHARD L. SHEARER, Petitioners v.
COMMISSIONER OF INTERNAL REVENUE, Respondent
Docket No. 23856-05. Filed October 11, 2007.
です。
こちらは、タックス・コートの原審の方はhttp://www.ustaxcourt.gov/InOpHistoric/keating.TCM.WPD.pdfで読めます。

特に、タックス・コートの判決は、必要経費概念、開業費等に対する考え方について、先行判例を引用していて興味深く読みました。
それよりも先ず、具体的な数字や馬の名前などが出てくるので面白いです。

要するにこれは、損益通算ができるかどうかという話になるわけです。
日本でいうところの雑所得か事業所得かという判断と同じです。

昨日は、Rick Roberts のソロを聞いているうちに寝てしまいました。ハイ・テナーの歌声とハード・ヒットのドラムとアコギの組み合わせです。Chris Hillman もちょこっと顔を出しています。

The Byrds だと聞いていて眠れないのです。
エレキの12弦が常に複数、最低3人ないし4人、それに、アクースティックの12弦がいたりいなかったり、あとエレピがいたり、いなかったり、気になって気になって睡眠導入剤にはなりません。
ここでギターを弾いている皆さんやベース、エレピの人、それからドラムの人というのは大体、顔が思い浮かびます。
ただエレキの12弦、アコギの12弦とあわせて少なくて3人、5人のときもあるのではと思うわけです。
バーズの最初の二枚、それから、それ以前のデモ・セッションの色んなテイクの話です。
Roger McGuinn は、おそらくいるトラックが少なからずあるのだと思いますが、中心ではないかなと思います。

Leon Russell がどこかで、バーズのことをマギン以外はギターもろくに弾けないやつばかりだとおっしゃっておりました。まあ、誰がどの程度弾けるたかは、後年のライブやデモ音源等で大体わかります。
リオンがいうのは、少なくともプロとして金をもらえるレベルでは到底ないということだと一応フォローしておきましょう。

たまに歌に注意を向けてみると、このユニゾンは、どの組み合わせ、この高音部は誰とか2分半の曲を何度も繰り返して聞く羽目になります。

まあ、Gene Clark がDavid Crosby に追い出されたあとマギンとクロスビーのの権力闘争は結局、落ち着くところに落ち着くわけですね。
そこへ、GP がどこからともなく忽然と登場するわけです。

この頃の事情に関しては、クリス・ヒルマンの口が重いのですね。思い出したくもないというニュアンスです。

1967年ごろ、Gib Gilbeau (このひとは、Cajun のフィドラーですが。)がNashville West と称してハリウッドの場末のクラブで演奏していたわけです。このバンドにClarence White, Gene Parsons がいたわけです。
ライナーでジーン・パーソンズの話を読むと、彼はもともとブルー・グラスのアマチュア・バンジョー・プレーヤーだったそうですが、ギルボーと楽器店で会い、一度、顔を出せといわれたのだそうです。
暇ができたので、リハーサル・スタジオに顔を出してみると、ギルボー曰く「ベーシストがいなくなった。お前、ベースやれ。」といわれ、翌週からステージに出たのだそうです。
その後、今度はドラマーが抜けたら、「ベーシストはみんなドラムができることになっている」とギルボーはジーン・パーソンズは、バンジョー・プレーヤー上がりの元ベーシスト・ドラマーということになったわけです。
で、まあ、クラレンス・ホワイトがテレキャスターでスティール・ギターの音が出たらいいなっていうものだから、彼の愛用するテレキャスターにいきなりドリルで穴を開け(ジーン・パーソンズは木工の方が本職)、かくしてストリング・ベンダーの誕生となるわけです。

このころ、ギルボーのバンドを毎日のように見に来ていたのが、マギンとヒルマンだったわけで、ジーン・パーソンズはヒルマンにバーズに来ないかと誘われたというわけです。しかして、バーズへ来てみると、ヒルマンはGPと一緒に消えていたということです。

金に不自由しないGPは、コロンビアとの契約には無頓着であったようですが、オリジナル・バーズで歌手として契約していたのは、マギン、ジーン・クラーク、クロスビーであとの二人は人数合わせのための雇われ(employee)だったのですね。
クロスビーが抜けたところで、ヒルマンは契約をきちんとしたいという意向だったようですが、レコードを出せればいいというGPは、そんなことお構い無しだったとか。

ジーン・クラークは、ある意味でCBSに飼い殺しにされたという感じもあるのですが、The Ballad Of Easy Rider あたりのセッションにも顔を出していて、ちゃんと真面目に仕事をすればよかったのにと思います。

そう思うと、Incredible String Band は、凄いというか何というか。
5000 Layers ・・・ に入っている曲は、アルバムを入手した1970年ごろに全部覚えてしまいました。Mike Heron と Robin Williamson の歌と演奏を当時、友人に聞かせたら、腹を抱えて笑っていましたっけ。下手くそ、ないし、ふざけている、いずれに素人でももっと上手いだろうと。
確かに、The Byrds などにおける、ハリウッドの音楽プロフェッショナルの素晴らしい仕事とは全く別の次元のものですけれど。

彼らはバーズなんか全然意識していないと思いますが、彼らの曲をJudy Collins がやっていたりはします。the first girl i loved ・・・は、今でもそらで歌えるのに気づいて驚いています。
by nk24mdwst | 2008-10-25 10:27 | その他