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2008年 08月 09日 ( 1 )

bang glue

夕べは、Ry Cooder のソロの最初の3枚のアルバムを聞いてました。高校時代によく聞いていたものばかりです。

ライは、例によって手堅い、といっては失礼ですね、実によく計算された演奏を一部の隙もなく演奏しているというところでしょうか。
フレーズを全部覚えているからというわけでもないでしょうが、予想外のコードを使うとか、予測のつかないリズム・チェンジがあったりということが全くないのですね。

ただ、ドラムのJim Keltner は、やっぱり良いです。
ケルトナーがドラムをやっている他のアーティストを聞こう、とりあえず、Leon Russell のShelter People あたりにしようかどうかと考えているうちに寝てしまいました。

昨日の東京裁判の話の続きですが、裁判の前で、現実の裁判に登場しない本当の主役二人が何を話しをしたかというようなことは別にして、あそこに登場したアメリカ人の検察官、あるいは、最初に大演説して辞任した首席弁護人の話しぶりなどを見て感じたことです。

要するに、現在につながる、アメリカのエリート法律家と同じですね。総論より各論。
結論を決め、それに向かって理論をまっすぐ構築する。証拠にうそがあろうと何だろうと、手続を踏めばそれが真実。
あの裁判の場合は、手続自体の透明性、適正性に問題があることは誰もが認めざるを得ないでしょうけれど。

もう一つ、アメリカで戦争を遂行したのは、「進駐軍」と称して戦後日本にやってくるニュー・ディーラーが中心だったのかもしれませんが、彼らも典型的なアメリカのエスタブリッシュメント、エリートですね。
同じ連中が、朝鮮戦争をやりベトナムもやったというわけでしょう。

アメリカにおける大恐慌のときの大底は1934年ごろだと思うのですが、これは、ニュー・ディール政策で政府が経済に介入するように方向転換し、自律回復もとうぜんあるわけで、経済が上向きになったところで、勘違いしたルーズベルトが引き締めに走ってしまい、本当ににっちもさっちもいかなくなったというあたりが真相でしょう。

いずれにしろ、アメリカは参戦し、白人青年男性は軍隊に取られ、多くの産業労働者が不足した穴を埋めたのが、女性と南部の農業地帯からシカゴ等へやってきたアフロ・アメリカンだったということだと思います。
イリノイ・セントラルでシカゴへ、あるいは、西のロスへ向かった人たちもいた。
戦後のシカゴのアーバン・ブルースを生み出すことになる人口移動だったわけですね。

この詩人は、そのあたりについてどう考えているのか。

Langston Hughes とその一派が持つ、特有のコンプレックスを含んだエリート臭さが私は、好きではありません。

      The Weary Blues

Droning a drowsy syncopated tune,
Rocking back and forth to a mellow croon,
  I heard a Negro play.
Down on Lenox Avenue the other night
By the pale dull pallor of an old gas light
  He did a lazy sway…
  He did a lazy sway…
To the tune o’ those Weary Blues.
With his ebony hands on each ivory key
He made that poor piano moan with melody.
  O Blues!
Swaying to and fro on his rickety stool
He played that sad raggy tune like a musical fool.
  Sweet Blues!
Coming from a black man’s soul.
  O Blues!
In a deep song voice with a melancholy tone
I heard that Negro sing, that old piano moan—
  “Ain’t got nobody in all this world,
   Ain’t got nobody but ma self.
   I’s gwine to quit ma frownin’
   And put ma troubles on the shelf.”

Thump, thump, thump, went his foot on the floor.
He played a few chords then he sang some more—
   “I got the Weary Blues
   And I can’t be satisfied.
   Got the Weary Blues
   And can’t be satisfied—
   I ain’t happy no mo’
   And I wish that I had died.”
  
And far into the night he crooned that tune.
The stars went out and so did the moon.
The singer stopped playing and went to bed
While the Weary Blues echoed through his head.
He slept like a rock or a man that’s dead.
by nk24mdwst | 2008-08-09 11:54 | その他