2008年 07月 12日 ( 1 )

naval representative crepe music

6月に終わった通常国会は、イラク特措法やガソリン税の暫定税率をめぐる問題で時間をとられ成立した法律が極端に少ないものでした。
税法の関係でいうと、ガソリン税の暫定税率に関する部分を含む租税特別措置法と地方税法の改正がありましたが、その他の所得税法等の改正は、全くありませんでした。

地方税法の改正の中で泥縄式に出てきたと思われるのが、個人住民税、国民健康保険税(料)に関する減免措置です。
個人住民税(都道府県民税、市町村民税)と国民健康保険税の所得割に関しては、平成20年度であれば、その人(その世帯)前年所得を基準に課税されます。
平成18年以前は、基本的に国税である所得税の方が大きかったのですが、平成19年から個人住民税に関しては、道府県民税と市町村民税の税率は3~13%の超過累進税率が用いられていたのですが、平成19年から一律10%の税率が適用されることになりました。
その結果、最高税率を適用される個人に関しては、当時の所得税の最高税率37%と合わせると13+37=50%が10+40=50%と同じです(あわせた税額負担は若干異なりますが)。
従来、住民税に関して3%、7%の税率が適用されていた人は、所得税の10%と合わせると13%だったのですが、所得税に新たに5%の税率区分が設けられたものの、住民税は10%になり大幅な増税となったわけです。
大多数の日本人にとっては、非常に大きな増税になったわけですが、今年の通常国会でどさくさまぎれて前年に比して大幅な所得減少になった人に関してはそれが減免される措置が導入されました。たとえば、会社を退職したり、事業の業績が急激に悪化した場合には兵瀬18年の所得に比べて平成19年の所得が大幅に減ることになるわけですが、そのような人が対象です。
この法律によれば、該当する個人は、申告を要することとなっているのですが、実務的には、市町村から個人にたいして送付される通知文書に署名押印して返送するだけで手続きは、完了します。
また、振込み詐欺のネタが増えたなと危惧しますが、すでに最初の納期の住民税や国民健康保険税を納付した人でこの減免措置に該当する人に関しては、既に納付した額が還付されることになります。
この減免はうれしいけれど、あとから取り立てられるのではという危惧を持つ人もいると思いますが、同じ人から取り返すということにはなりません。
ただ、いわゆる国から地方への税源移譲の言葉の元、個人住民税等の増税が行われたわけですが、急激な増税に関して調整を行う措置が設けられているわけです。
長い目で見ると、地方税の負担が大きくなるという点では変わりありません。
この減免に関しては、関連条文等を再度検討してみなければと思っています。

昨日からずっとFleetwood Mac のBlue Horizon Sessions を聞いてます。
Chritine Perfect がピアノを弾いていて、Allan Skidmore 他の連中がホーンで参加している曲もあります。
ホーンが失敗してPeter Green がフォー・レター・ワーズで毒づいたりしています。

仕事場では、Incredible String Band の2003年9月のライブEverything's Fine を聞いています。
Mike Heron とClive Palmer プラスのメンバーでRobin Williamson は、いません。
相変わらずの歌声、音程のフラ付き加減も変わりません。

40年近く前のナンバーをやっています。タイム・スリップしたような感じです。

むかし、テレビで懐かしのメロディーなんていうのをやっていると馬鹿にしていたものですが、何のことはない、自分も同じことをやっています。

Alone

          by Edgar Allan Poe

FROM childhood's hour I have not been
As others were; I have not seen
As others saw; I could not bring
My passions from a common spring.
From the same source I have not taken
My sorrow; I could not awaken
My heart to joy at the same tone;
And all I loved, I loved alone.
Then - in my childhood, in the dawn
Of a most stormy life - was drawn
From every depth of good and ill
The mystery which binds me still:
From the torrent, or the fountain,
From the red cliff of the mountain,
From the sun that round me rolled
In its autumn tint of gold,
From the lightning in the sky
As it passed me flying by,
From the thunder and the storm,
And the cloud that took the form
(When the rest of Heaven was blue)
Of a demon in my view.

仕事場で今、流れているのは、FZのYCDTOSAMシリーズです。1984年のバンドは確かに凄いと思います。

最晩年にFZは、自らのマスター・ピースを作ろうとしたのだということがよくわかります。最初からずっと付き合ってくれている連中のために。
そのための資金は、80年代当時のコンサート会場にあふれ、LPやCDを買ったFZをヒップだと思った連中です。
FZは、彼らに自分で考えろといい続けてきたわけです。

10年前のクルーグマンは、所得税の累進課税の有効性なんて議論はしていませんでしたが、現在は明確にそれを強調しています。

アメリカにおける選挙、投票に行くこと、投票させてもらえることとアメリカの民主主義が本物かどうかであるかということの連関の強さを強調しています。

なんのことはない、1960年代から死ぬまでFZが言ってきたことです。ヒッピー、フラワー・パンクは結果的には、アメリカ社会を右旋回させる結果になっただけのようです。

以前、ある租税図書館で私は、以前からアメリカ法を勉強していたのかと聞かれたことがあります。私の分裂ブログを見れば明らかなように、先ず最初にあったのは、アメリカ映画やアメリカのテレビ映画、アメリカの小説の翻訳、そして決定的だったのはアメリカの音楽を聞くという体験です。

信条的にアメリカが嫌いだといってしまっては身も蓋もないのです。
租税法領域や最近では会社法、証券法領域においてアメリカ法の影響が大きくなっているのですが、それらを研究している人たち、あるいはそれを手本にして立法している官僚たちのアメリカという国に対する知識の狭さには驚くべきものがあります。

私は、別に大したことを知っているわけではないですけれど、横に並べてものを見なければならないと思っているだけです。あるいは、歴史的に縦に並べ替えることも必要です。

いわゆる専門家と称する人たちは自分たちの領域、それも極度に細分化された領域に閉じこもりその領域の中での優劣を競っている・・・というのは褒めすぎですが。

金子宏東大名誉教授の古希記念に献辞を寄せているカリフォルニア大学バークレー校の租税法教授で連邦所得化税法の碩学とされるJohn K. McNulty 教授と昼食をともにしたことがありますが、そのとき、眼光鋭く、アファーマティブ・アクションに対する反対意見を述べていたことの意味を最近考えています。
冗談ではなかったように思えます。
横に座っていたカナダの大学の準教授が困った顔をしていましたっけ。この準教授とはディックの話で盛り上がりました。だって、自分でSFを書いていると言っていましたから。
アマゾンでその後買いました。

スター・ウォーズは映画もあるけど、レーガンはスター・ウォーズやろうとしていたわけなのです。官費でハーヴァード留学ができた某大学準教授にはわからなかったようですが。

期間損益なんかどうでもよいという議論は正鵠を得ていると思いますけれど。
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by nk24mdwst | 2008-07-12 06:27 | その他