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where're we going?

出張のあと、よく知っている人の通夜葬儀に出て、疲れているせいなのかどうか、今日、車で移動中、聞こえてきたAllman Brothers Band のLudlow Garage でのライブ演奏です。それを聞きながら、このバンドは38年前にもう死んじゃっているんだって感じました。

1970年のこのライブは、彼らの残したものの中では最上だと思っていますが、既に、幽霊が演奏しているように聞こえたのです。
Duane の幽霊は未だにさまよい続け、ABBはツアーを続けているわけです。この現在も活動を続けているABBの演奏は亡霊の影があるとは、常に感じるのですが、存命中のライブ、それも絶頂期のライブであるに関わらず、それを感じたということです。
単に、聞いている私のそのときの心境の投影でしかないのかもしれませんけれど。

ただ、今日の感覚に何らかの真実があるのだとすれば、Little Feat をロイヤリティ云々と金の問題の話に矮小化して書いたのもきっと間違いですね。Lowell George の亡霊が未だにさまよっているというべきなのでしょう。

そう考えると、ゴミの連発をしているZFTなんてのは、亡霊を守り続けていく宿命を背負っているわけで、墓場守に、いい音源出せなんて望む方が間違いかもしれません。
FZは、亡霊としてさまよい続ける覚悟を決めて店じまいをしていったのは確実です。

店じまいされていかった性というと変ですが、Jimi Hendrix ほど没後、墓場荒らしをされた人はないでしょう。
どうしようもないゴミをばら撒かれ、中に光るものがあったにもかかわらず、アラン・ダグラスが分けの分からないものにして、ブートの跋扈を許し放題という状況に至ったわけです。
でも、彼の場合は、あの紫の箱に入ったボックス・セットが出たおかげで、一応のピリオドは打たれたのだと思います。あれは、はよく考えられたものだと聞きなおして思いました。
Dave Marsh の一曲ごとのライナーもちゃんとかけていると思います。
マーシュの批評は、独善的なことが多く当てにならないと最近、思っているのですが、たまには良い仕事もしているというべきですか。

ジミ・ヘンドリクスの話に戻れば、没後に出たものは基本的に聞かなくてもよい、もし、手を出すなら値は張るけど、ボックスにするのが正解でしょう。遺族によるPurple Haze ヴァージョンのものは、どれも水準に達していますが、ボックスほどの統一性はありません。
個々のものを漁りだすと泥沼地獄が待ち受けています。
ライブは、コンサートの全貌がわかるというということは、彼の日々の調子を知りたいという人意外にはあまり意味がないと思います。調子の良し悪し、ジミ自身以外にバックの連中との相性野鳥氏も関係するわけですが、それに、録音のよいものが少ない、それを限定と称して高く売りつける商法に乗ることなんか意味ないです。

マーシュに話に戻りますが、要するに、自分のわかるものとわからないものが誰しもあります。ただ、そのとき、自分がわからないものを否定し、気に入ったものを見下ろすような態度で誉めそやす、言い換えるとこれがわからないやつの方が程度が低いという態度ですね、これは、誰しも陥りがちな過ちだということです。
一番どうしようもない独善、唯我独尊は、もちろん、私です。

ただ、RSとマーシュに深く惑わされた経験を持っているから、きついことも言いたくなるわけです。その分、反省しているか。

Greil Marcus なんて人にもなんかいいたくなってきましたが止めます。

しかし、この匿名だとされているブログというのはなんなのでしょう。不特定多数が見るウェブ上において身元を明かして、意見を述べるのはあらぬ攻撃を受ける元かとは思います。しかし、ウェブ上をちょっと探せば、正体がばれてしまうなんて事は誰しも了解のはずです。
でも、匿名の振りをしているというのは、叱られると、家中を走り回って、それを忘れようとする我が家の犬とどちらが賢いのか。

我が家の犬は、叱られると家中を全速力で走り回ります。きっと、全速力で走り回り遠くへいった気持ちになり、時間が経ったと感じてホッとするのでしょう。

匿名ということでいえば、日本の新聞記事もほとんど執筆者名が入っていませんよね。だから、名物記者なんていうのは、知る人ぞ知る存在でしかないわけです。
ウェブで公開されている英米等の新聞でもちゃんと署名がされています。

日本の場合は、甲新聞がというような言い方になりますが、本来なら甲新聞の乙記者の記事というべきでしょうね。乙記者の記事に関しては、署名があろうとなかろうと甲新聞は責任を負うことにはなりますが、署名記事の方が信頼性が高いということに普通はなるのでしょう。

ただ、そう書いて済むほど世間は甘くないので、信頼を勝ち得た記者の署名記事により偽情報を流すこともまた可能になるのですけれど。

今日のNYタイムズのクルーグマンのコラムはアメリカの医療制度、医療保険制度について論じています。
日本もこの10月1日から健康保険制度が根底から変わってしまったので、クルーグマンのコラムも非常に有益であると思うのですが、その前に、日本の医療保険、年金保健、租税制度、財政の現実についてきちんとまとめないとアメリカの話にまでいたりません。

日本の場合、全体像を把握している人がいるかどうか、あるいはきちんとした将来の青写真を描いている人がいるのかという疑問があります。青写真に関しては、20年前からちゃんとあって知らせてないだけでしょう。そりゃ、特定の人だけに有利な青写真、見せられるはずがないです。
私の問題意識は、特定の人たちに有利な青写真だと思って隠しているものが実際にその人たちにも有利になるものなのかどうかというレベルでの検証もなされていないのではないかというところにあります。

アメリカが国民皆保険でないことにクルーグマンは怒っていて、連邦レベルの国民皆保険制度導入論者である彼は、それに対して否定的な大統領候補者を論難しています。

日本は、アメリカが特有の理由によって国民皆保険を有しない例外的な先進国であるということを国民に知らせずに、勝手に財政が持たない論で、医療保険制度、年金制度を分けの分からないものに変えてしまいつつあります。

コイズミ改革が実際に成し遂げた構造改革は、郵政民営化程度であって構造改革は道半ばだと八代尚宏国際基督教大学教授・経済学などはいうわけですが、本当にそう思っているのだとしたら、現実をあまりに知らないというべきです。
政府の色んな委員をしている同教授が知らないはずはないのであって、あえてコイズミ、アベ時代に行われた国民生活を犠牲にする立法の事実を無視しているのか、あるいは、まだまだ手ぬるいと思っているのか、その両方か。

例によって、書いている間に勝手に想念が沸き起こって話がどんどん飛んでいくのですね、私は。

10月3日に、効果がどの程度であるかはともかく、アメリカにおいて金融危機対策に対する法律が成立しました。予定よりも一週間ほど遅れたわけですが、その遅れの原因は下院での否決であるわけです。
その下院で否決票を投じた議員の背後には色んな考えの人たちがいたと思いますが、選挙を目前にした彼らにとって非常に大きな脅威となった団体が、さらに予想される公的資金の投入に対して、反対して行こうと呼びかけています。
For Immediate Release Oct 3, 2008
For Further Information, Contact:
Peter J. Sepp, Natasha Altamirano, (703) 683-5700
Nation's Largest Taxpayer Group Slams Bailout Vote, Prepares New Opposition Campaign

(Alexandria, VA) -- Just minutes after the House of Representatives voted to pass legislation containing a $700 billion financial industry bailout, the 362,000-member National Taxpayers Union (NTU) -- which has led opposition to the package -- announced a new effort to minimize the damage the package threatens to inflict on taxpayers, the economy, and accountable government. NTU Vice President for Policy and Communications Pete Sepp provided the following comments:

"In the worst misreading of public opinion in recent history, the House and Senate proudly proclaimed they ended 'business as usual' by voting for ... business as usual. The few worthy tax relief provisions of the bill, such as the Alternative Minimum Tax patch, should have been passed as stand-alone legislation. Instead, leaders cynically attached narrow tax and spending provisions designed to bribe the rank-and-file into submission. Funny, that doesn't seem like a break from past legislative behavior.
Any lawmaker who now claims he or she 'had no choice' but to vote for the bailout bill is lying to the American people. Self-styled 'free-market' Republicans who made such an argument should be especially ashamed for not sticking with principled colleagues such as Sen. Jim DeMint and Rep. Jeb Hensarling, who consistently offered more thoughtful approaches.
During the past two weeks and before, the National Taxpayers Union, along with many other organizations, presented Members of Congress and their staffs with specific, detailed improvements to the plan. Some of these already existed as legislation in the hopper. This vote was not an all-or-nothing proposition -- Members deliberately ignored other options and arrogantly believed that their actions would solely determine the health of a stock market that is rising and falling due to many factors.
This fight is not over. We will examine all options for legal action on behalf of citizens who still believe in the separation of powers. We will demand transparency of all Treasury actions and make sure the public is aware of any missteps to come. We will work with conscientious lawmakers willing to craft more intelligent solutions in the next Congress. Most of all, we will make sure through every means possible that the nation's taxpayers know who in Washington deserted them this week."
NTU's efforts in the past two weeks have included an 11-point letter to lawmakers on bailout alternatives, an online petition for citizens to sign, a letter from an NTU-organized coalition of 27 groups urging lawmakers to oppose the bailout, face-to-face meetings with over 30 Senators and their staffs, vote alerts, talk radio appearances, grassroots email campaigns, and a left-right coalition of more than 40 groups demanding more transparency and oversight provisions in the rescue bill.
http://www.ntu.org/main/press.php?PressID=1055&org_name=NTU
このNTU(National Taxpayers Union)は、全米最大の納税者団体の非営利法人です。
アメリカの現在の納税者権利憲章制定のために最も大きな市民レベルの運動をしたところです。
副理事長のセップ氏とは、昨年、アレキサンドリアの本部でご一緒し、色々お話を伺いました。
メールマガジンもこの数年来購読しています。

金融危機に対する私と彼らの基本的な考え方は、表面的には全く違うように見えます。彼らの言い分はよくわかります。要するに責任者出て来いということですね。
火事を起こした張本人が恒久をとってのうのうと暮らしている、少なくとも暮らしてきたわけでその連中をほおっておいて、今税金を投入するのは、アメリカの自分は中流だと考える人たちにとっては納得がいかないという話です。
このアメリカで自分は中流だと思っている人たちは、自分たちの生活がこの30年間、全くよくなっていないということを自覚しているのですね。この30年来のアメリカのどの政権も特定の利益集団を利する政策を採ってきたのは明らかですから。

税金を紙くずを買うのに使うのには賛成したくないと思います。ただ、災厄の規模が時間との競争によって変わるのだとしたら、絆創膏でも当てなければというのが私の考えです。
それと、税金は表面上、アメリカ国民の税金に見えますが、最終的につけを払うのは対米貿易収支で経常黒字を計上している国の国民です。

しかし、北野弘久教授の説く納税者の権利には税金の使途の監視が含まれるということを体現していること自体には敬意を表します。
それから、現時点で何が正解なのかは誰にもわからないというのが真実でしょう。

将来は予測がつかないから、訳知り顔で解説する人の本を読むより、20年ほど前に書かれ、内容の検証が現在可能な人の本を読んで将来を考えた方がよいかなということです。
帳簿上の資産の価値がなくなり債務は帳簿上の価額に利息が点いて膨らんでいくということは、常に変わらないのですが、その金額のレベルが従来より桁違いに大きくなってきているということですね、問題は。
by nk24mdwst | 2008-10-06 17:21 | その他


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