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flour punk

身内の会報作りにやたらと時間を取られてしまいました。
ワードに写真を貼り込んだり、色をつけたり、レイアウトしたり、それこそ本当のワード・プロセサーとしての働きをさせるのに時間がかかりました。
書式は前任からまわってきたのですが、どうしてあんなに色をつけたり、枠を作ったりするんでしょうかね。
ビジュアルじゃないと見てくれないという思いがあるのでしょうか。

先週三日間、仲間内の研究会で原稿の検討会をしたのですが、図はとても立派なのだけど、肝心の結論がない。そもそも、問題が提起されていないから結論がないというのを読むのも疲れます。

Fleetwood Mac でPeter Green がLove In Vain を歌うのが仕事場に流れています。Blue Horizon のBox Set は、かなり繰り返し聞いています。

昔、よく聞いていたのに、聞かなくなった人というとRy Cooder です。Into The Purple Valley は、大好きで今でも全部空で歌えますし、ギターも一所懸命コピーしました。
聞きたいと思わないのは、なぜかなと思うのですが。

一流のリズム・セクション、選曲も渋く、ライのギターも冴えている。録音もいい。
リード・シンガーが気に入らないんでしょうか。
Little Feat のセカンド’Sailin' Shoes' でライとLowell Georgeが一緒にやっているHowlin' Wolf の歌をピーター・グリーンが歌い始めました。
アレンジ基本的に同じで、グリーンのハープがオーヴァー・ダブされています。
How many more years ・・・ というところを「アウ・メニー・・・」と歌うのがご愛嬌。ブルース・シンガーは、thの発音がいい加減ですが、グリーンはイギリスのワーキング・クラス出身らしく冒頭のH音を落としているのですね。

しかし、そう思うと、Whiz Kid だったライは、当時、あの若さであの面子をそろえて売れなくても構わないレコードを作るだけの金があったのですね。
セッション・ワークのおかげですね。
ライのセッション・ワークは星の数ほどありますが、私が個人的に好きなのはRandy Newmanとやっているときですね。オールスター・セッションだから当然ですが。

しかし、ライはやはりハリウッドという音楽文化の中心にいたというのが強みですね。ピーター・グリーンはやっぱりイギリスという音楽的には辺境にいたので、いつまでもブルース・ブーム・スタイルを引きずっている。

イギリスものでも、明治以来の小学校唱歌のおかげで、イギリスやアイルランドの民謡には郷愁を覚えるというのが日本人の不思議なところです。
ただ、純粋にイギリスのワーキング・クラスっぽいやつは拒否反応が出ることがあります。
ハリウッドのミュージカル・スターや音楽家にもイギリス出身者は少なからずいるわけですが、My Fairlady は、ちょっとねと思うわけです。ジーン・ケリーの方がいい。
もちろん、ハリウッドというところは「っぽい」ものを作るのが専売特許ですから、イギリスの下町っぽいハリウッド物に拒否反応、同様に本当のイギリスのワーキング・クラスのものもちょっと難しいです。

パンクは、どうか。音楽としてのパンク・ロックは、好き嫌い良し悪しは別にして、ファッションだと思います。

ブリティッシュ・トラッドなどというものも、それをやろうと始めた人たちは伝承として伝えてきた皆さんではなくて1950年代半ばのイギリスの労働運動家と密接な関係があったりして、このあたりの、インテリ(とは限りませんが)の伝統探求主義は、アメリカでいえばPete Segerr やPPMなんかに通ずるところがあります。

でも音楽というのは、楽しい、聞いて気持ちがよいのが一番で、主義主張、「べき」論的(ピュアリストなんていうと聞こえはいいですが)にあるべき伝統音楽なんて存在しないものを追求すると、足をすくわれます。
上手に足をすくったのが、Bob Dylan という人でしょう。大体、Woody Guthrie だって訳のわからん人ですから。
替え歌名人ですよね。彼の詩を一つ。

      All You Fascists

I’m gonna tell you fascists
You may be surprised
The people in this world
Are getting organized
You’re bound to lose
You fascists bound to lose

Race hatred cannot stop us
This one thing we know
Your poll tax and Jim Crow
And greed has got to go
You’re bound to lose
You fascists bound to lose.

All of you fascists bound to lose:
I said, all of you fascists bound to lose:
Yes sir, all of you fascists bound to lose:
You’re bound to lose! You fascists:
Bound to lose!

People of every color
Marching side to side
Marching ‘cross these fields
Where a million fascists dies
You’re bound to lose
You fascists bound to lose!

I’m going into this battle
And take my union gun
We’ll end this world of slavery
Before this battle’s won
You’re bound to lose
You fascists bound to lose!

私の疑問
Do fascists dream of the poll tax and Jim Crow?

東京なんて夜行列車で行くところだと思っていた田舎の子供が、前後の知識も何もなくある日突然、Purple Haze にであったわけです。同じNHK のAM放送の洋楽番組で聞いたのが’Summer Time Blues'です。
こっちもびっくりしました。エディ・コクランでもザ・フーでもなくBlue Cheer だったりするのです。

お馬鹿な田舎のガキは小学校の卒業文集の寄せ書きにミュージック・ライフでFrank Zappa の発言として読んだ「模倣は創造の母である」なんて言葉を粋がって書いたのです。

mothers of invention をもじって、invention を imitation にしただけだと今では直ぐわかりますし、こんな発言の元ネタを未だに確認できません。
でも、ローマ字しか習っていない小学校6年生だったわけで。

久しぶりにallan James saywell さんでも引っ張り出しましょう。
一時、非常に立腹されていたご様子でしたが。

     Red Rock

When the heat from the desert
Blew over the sacred Red Rock
The rock that stand alone
In a barren landscape
The Sacred Red Rock
Where spirit of a ancient people dwell
The ear of the rock
Listen to the cry of the Dingo
Who call the spirit
Who dwell in the rock
The water that be on the rock
Is consumed by the spirit
For an eternity past and since

この詩に出てくるRed Rock というのは、Uluru (Ayers Rock)ですね。
Jesse Ed Davis のセカンド・アルバムはUluluというタイトルですが。

ECのベスト・プレイはジェシ・エドのファースト辺りかなと個人的には思っています。遠慮してジェシはギター、バックでしか弾いてませんから。
by nk24mdwst | 2008-07-10 13:29 | 音楽


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