環境問題、とりわけCO₂がもたらすという「温室効果」による「地球温暖化」『対策』論は、実にかまびすしいところなのですが、Trade Martin が痛烈に批判をいたしております。
++>> “CHURCH OF GLOBAL WARMING” <<++ The Church Of Global Warming….., Their God is Co2……, The libs are in a frenzy….., Knowing exactly what to do….., They’ve got to pray, pray, pray……, Night and day, day, day……., As they tax in every way, way, way….., Until a carbon surcharge….., Will come to be OK……, For climate is the new religion……, That capitalism will have to pay……, And at the Church Of Global Warming….., Karl Marx will smile today……! ! ! ! 前半部分の環境問題ヒステリー、二酸化炭素ヒステリー、温暖化ヒステリーを教会というか、いわば信仰にたとえているところには大いに共感を覚えます。 後半部分も、アメリカの草の根保守ならそういうだろうなと言う感じですが、事はそんなに簡単に右と左という単純なイデオロギー論で終わるのかなということです。 グリーンピースや緑の党は左側という捉え方が一般にされているようですけれど、守備位置の問題じゃないと思います。 まあ、ハイエクは、自由市場の強力な信奉者で、『隷従への道』で、社会民主主義を含め共産主義の破綻を予測しています。 ハイエクがそれらの破綻の根拠とし、また、最も忌み嫌ったのは、政府による管理統制が結局、全体主義と衆愚政治につながるという点です。 環境問題論争についても、右とか左ではなく、環境ファシズムという視点を持ち出したりしたら、袋叩きにあいそうですけど。 環境問題とか何とかいいながら二酸化炭素の排出権取引などというものは、穀物の先物と同様、シカゴのマーカンタイル市場で行われているわけで、市場化されているのです。 私のような素朴なご先祖経の人間から見ると、地球は人間なんか生まれる前からあったし、人間なんかいなくなった後も残ります。二酸化炭素とか温室効果だって昔から存在します。 人間の生産活動が、地球環境に影響を与えていることを否定はしません。しかし、逆に、人間は、あくまで環境の一部でしか過ぎないはずです。 部分が全体を変えるということはないのだと考えます。誰か地球の自転をとめられるかという話です。あるいは、地軸の逆転などという事象自体が現実に起きたのはわかっていますが、人間がそれを起こすこともできなければ、止めることもできません。 無駄な消費はやめればいい・・・つまり、読まない本や、下らないCDは買わない・・・ということは事実だと認めますが、人間だって生まれたときから酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しています。 地表のもともとほとんど存在しない物質を人間が作り出し、その物質の影響力の効果が半減するのに何万年もかかるなどということの責任は、人間が負わなければならないとは思いますが、地球的時間の中では、それもそれほどのことではないのかもしれません。 人間の歴史的時間においては、意味があると考えますけれど。 夕べ、最晩年のGene Clark のホーム・レコーデングの未発表デモ・テープのCD化されたやつなんか聞いていたら、眠れませんでした。 声は衰え、曲に魅力もなく、ひたすら忘れ去られたプレイ・ボーイの嘆き節です。スタイルは、1960年代の初頭のフーテナニー以前という表現・・・要するに、聞くに値しないものです、99.99%の人にとって。 眠くて、切り替えが面倒くさがっていたら、これが終わらないのです。 ’Gypsy Angel: The Gene Clark Demos 1983-1990 ’ というアルバムです。クラークの最晩年のレコーディングで、12弦を抱えて弾き語りをしています。 年齢のせいで、最近の日本の若い人が歌っている歌がわかりません。わからないというのは、言葉が聞き取れないのです。逆に、この手の、古手の英米歌手が歌っている方が言葉が聞き取れたりします。 上手くないギターと亡霊のような歌声で暗いメロディー、それも、どれもあまり代わり映えがせず、歌詞の次のフレーズが聞く前に予測がつくような歌ばかりなのです。 難しい言葉や表現はないのですが、歌の意図がよくつかめなくて眠れなくなったわけです。 要するに、下らない嘆き節、振られ節なのだと片付けたいとのですが、意味が良く取れない。 才能がないから、意味不明の歌詞を歌っているだけなのかもしれません。墓場から聞こえてくるような歌とでもいうか・・・・。 考えすぎなのでしょうね。 アルバムが変わって、60年代のソロ時代へ戻り、Jim Gordon、Leon Russell, Clarence White, Jerry Cole といったみなさんが聞こえだしたら、安心してしまい、記憶がなくなりました。 こういうバックの音楽になれば、歌は関係ないし、ジーンの声もGosdin 兄弟の声も若いし、というわけです。 このアルバム、ドラムはMichael Clarke なんてクレジットされていますが、気にすることはありません。 これだけちゃんとプレイできたら、’The Notorious Byrd Brothers’ のレコーディング・セッションのCDボーナス・トラックで、David Crosby に罵倒され、四文字言葉の応酬になるはずがないですから。クロスビーは、「ジャズ・ワルツ風にやれって言ってるんだ、馬鹿野郎」とわが身を省みず罵っております。 クラークも負けずにひどい言葉でやり返していて。
by nk24mdwst
| 2008-06-25 10:22
| その他
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