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eddie who?

かつては、よく聞いていたのに今は聞かなくなったもの、音楽、アーティストというのが少なからずあって、棚をはみ出すLP、CD、ハード・ディスクを占領するファイルは何だろうなどと考えてしまうわけです。

例えば、Ry Cooder がそうです。
以下、私とライ・クーダーについて書こうと思ったのですが、気分が重くなってきました。彼のキャリアをセッション・ワークとソロ・ワークに分けて分析し、彼のギター・テクニックを検討し・・・なんてことはしません。

Into The Purple Valley は、全曲、高校生時代にコピーしました、下手なりに。されど、というわけです。
ギブソンのフラマンなんて田舎じゃ手に入らないから、なぜか納屋にあったボディの丸いマンドリンをかき鳴らして、下手くそながらBilly The Kid の歌なぞ歌ってました。

聞かなくなったギタリストには、もう一人、Rory Gallagher なんて人もいます。彼もマンドリンを弾きます。歌が一本調子で。
今さら、ギター小僧でもないし。
ただ、若い頃のライブDVDを見ていると誠実な人柄、アルコールのせいで命を短くしたかもしれないけど、一生懸命なステージは好感が持てます。

ナショナル・スティールをステージでチューニング変えながら歌うのですね。チューニング・メーターなんか使わずに。

ブートだと言われる、ドイツのRockpalast のDVDでLittle Feat を見たことがありますが、途中でアナウンスが、次はロリー・ギャラハーだって言っていましたが、この続きのやつも見たわけです。

リトル・フィートは、もうLowell George がやる気をなくしているころで、Paul Barrere が仕切っていて、まあ、客受けするライブをやってましたっけ。前半、やる気なく歌っていたロウェルが、後半突然やる気を出して、鬼気迫るスライドを披露してはいましたが。
フィートも未だにやってますが、亡霊のように感じます。

話をライに戻しますが、彼のソロ・ワークは、Jim Keltner, Milt Holland という強力なリズム隊がいるので聞いていてがっかりすることはないのですけれど、セッション・ワークの方がまだ良いですね。
それもあまり前面に出ないほうがスキです、最近は。ということになると、Randy Newman の12 Songs で充分なのです。

12 Songs がランディ・ニューマンのソロの中では個人的に一番好きですね。擦り切れるほどレコード聞きました。これには、Clarence White、Ry Cooder、Lyle Ritz、Gene Parsons、Jim Gordon、Milt Holland 他の皆さんが参加していて、エンジニアは、Lee Herschberg ですから。タイトルがタイトルだからボーナス・トラック入りで再発されないのでしょう。
Sail Away は、ボーナス入れで出ましたからね。こっちは、Earl Palmer 、ケルトナーですが。

あと、リトル・フィート のeponymous デヴュー・アルバムですかね。。私は、これとSailing Shoes がリトル・フィートなのだという偏見の持ち主なのですが。
THE WORDS AND MUSIC OF FRANK ZAPPA は、良く書けた本ですが、筆者の Kelly Fisher Lowe は、ロウェルとRoy Estrada が作ったリトル・フィートのことをDixie Rock Band だなんて書いているのでがっかりです。

Easy To Slip が当たらず、エストラーダが抜け、Sam Clayton, Ken Gradney というDelaney & Bonnie のバックにいた二人が参加してからは、別にして、当初のリトル・フィートは、Mothers ないし Magic Band の別働隊というか分家的位置づけかなと感じているわけなのです。
FZ とか Captain がやっていたことの元をわかりやすく解説しているバンドと言ってもいいし、ドゥーアップに拘りがない分、時代に合っていた筈なのですね。

いずれにしろ、ロウェル の手の怪我のせいでこのアルバムでは、ライのスライドが聞ける曲があります。Willin' とA Apolitical Blues ですが、だみ声、つまり、Howlin’ Wolf の後継者であることをロウェルは、宣言しています。後者では二人のスライド合戦になってはいますけど。

ライは、非常にミュートが上手く、クリアで鋭い独特のトーンのスライド・ギターを聞かせるのは間違いありません。クリアなウルトラ・ハイ・トーンはロウェルですけど。

オープンDチューニングは、ライ、オープンGの方は、ロリーが手本でした。

Rising Sons Featuring Taj Mahal & Ry Cooder なんて物にまで手を出しているので、中毒者であるのは事実なのですけどね。このバンドは、大学で音楽を勉強したタジ・マハールのバンドです。後年、The Byrds に加入するというか雇われる、Kevin Kelley がドラムです。ライの後釜がJesse Ed Davis になります。

スライド・ギターの魅力を最初に私に教えてくれたのは、間違いなくライ・クーダーだったのですが、アンサンブルというか音楽全体の良さを求めるようになったのは年のせいなのかもしれませんが、ライのソロ・アルバムは全体を通して聞くと物足りないという気がするようになったのですね。
ルーツ・ミュージック指向自体は否定しませんが、それなら元ネタを聞くという話になってしまうわけで。

ライには、Jazz というタイトルのアルバムがあります。Steely Dan の Donald Fagen は、1970年代にフュージョン色の濃いアルバムを続けて出しますが、ジャズという言葉に惹かれてセッションにライを呼んだのだそうです。
プレイを見て、直ぐにお引取り願ったそうです。そりゃそうだろ、としかいいようがありません。本当の話なら、フェイゲンのボケっぷりは、笑えます。そんな玉には思えませんけれど。

Duane Allman もAllman Brothers Band 以外のセッション・ワークは、鋭いものもありますが、全部食い扶持稼ぎのやっつけです。オールマン・ブラザーズなら良いかというと、彼自身のでき不出来の問題以前に、二人いるドラム、特に左側に座っている人が邪魔で、辛いのです。

ところで、ライは、Let It Bleed 前後のRolling Stones のレコーディングに参加していて、Keith Richads とトラぶったことがあります。リックを盗まれたって話です。その点、デュエインは鷹揚そのもの、ECに一生懸命手ほどきしています。でも、マジックは直ぐ消えたようです。

例によって、allan james saywell は、ストーンズが嫌いなようです。

      Singing Wrinkles

A rolling Stone gathers no moss
However it accumulates wrinkles, if it sings
Ages like an Elf
Pouts like a seasoned Prune
Refuses to sing, 'Time Is On My Side'
Yes it is, yes it is, yes it is
Rock and Roll will never die
Old singers just sing the blues
Who said dead men cant walk and talk
However why dont we all, 'Make Love Not War'

Written Tuesday April 2006

wrinkle というのは、加齢のせいでできる皮膚の皺のことです。
後は説明不要かと。

シンガー・ソング・ライターというのは、私も苦手なのですが、Mario Valdes もきつい一発をお見舞いしています。

     Pop

Singer songwriter
Come light my fire
Will your songs inspire
Now that your soul’s for hire
Writing songs about the blues
Notes to back the evening news
Will you ever choose just what you’ll sing about
Cause it’s all about the charts
Your music’s got no art
And you’ve got to pay your bills
So give the big-wigs thrills
Forget about the beat
That pulses through the streets
And mountains and oceans and plains
As long as your next song brings more fame
But just how much fame can mask all the pain
Cause your music’s not art, not sung from the heart
Your just some pop tart
First too hot to handle then too cold to
Eat
Cause they won’t stomach you
Once they get bored with you
And once they’re through with you
There’ll be no one there but you
And then all your precious fame
They’ll give to some other dame
Or some other new-kid band
To fill all your empty stands
But all you wanted to do was sing
To bad for you, you forgot one thing
That singing is nothing but junk art
Unless those songs are sung from the heart
You got to rewind get back to the start
And remember your first heart
Beat

話は、すっかり変わるのですが、あるブログで某誌が選んだ60年代ロック・アルバム・ベスト100 というのをみつけました。こういう企画に意味がないことは百も承知なので、中身を特にどうこういうつもりはありません。Pet Sounds がトップであろうとなかろうと勝手にしていただければ結構です。

しかし、いい加減にしろといいたいものがリスト・アップされていました。64位 Nick Drake / Five Leaves Left というものです。この雑誌を出しているところの本とは60年代から付き合いがあります。幸い、70年代前半で切れてしまいましたけれど。
ニック・ドレイクの位置づけ、リスト・アップされているアルバムについての感想は、私なりにあるのですが、それとランク付けがどうこうという問題ではないのです。私が問題にしているのは、この雑誌の母体となった雑誌において評論家と称する人たち、60年代後半ないし70年代初頭においてニック・ドレイクを採り上げていたのかという話です。
私の記憶では全くそんな記事は見かけたことはありません。ニック・ドレイクの名前が一般に知られるようになったのは、死後数年経った1980年代半ばです。
あと出しじゃんけんは、やめましょうよ。
前述のリストには他にもあと出しじゃんけん、ありますね。

ニック・ドレイクは、一人ワン・カテゴリーというべき特異な人物であることは認めます。ケンブリッジへ奨学金をもらって行ったのですね、ドレイクは。
生まれはというと、お袋さんが007シリーズのイアン・フレミングと好い仲だった、別荘が隣同士だったからだそうですが、ビルマあたりのプランテーションで財を成した家系なのだそうです。
いずれにしろ、Richard Thompsonじゃないけど、Sandy Denny を忘れるな馬鹿!!!です。

ニック・ドレイクの歌、ギター・スタイル、特に独特のコードの使い方等、書きたいのですが、ちょっと彼を採り上げるのは、個人的には非常に辛いものがあるのですね。しかし、抗欝剤の多量摂取で死ぬなんて話はちょっと信じられませんが。

サンディ・デニーはトラッドでドレイクは違うなんていうならそれこそ見識を疑います。まあ彼女も家の二階から飛んじゃって頭を打って死ぬあたりは、ドレイクと似ていますが。
飲んだくれサンディのことは、Bert Jansch がPentangle で歌ってますが。

Georgie Fame を出すなら、Zoot Money も出してはいかがですか?全く感心できない人ですが、60年代当時の誌面では、Graham Bond の記事の方が多かったりして。

余程馬鹿なJack Bruce ファンでも、いないと思いますがいないと思いますが賢きGinger Baker ファンでも、それから物好きなDick HeckstallSmithファンでもGraham Bond になんか金を使ってはいけません。
馬鹿は一人で充分です。

ニック・ドレイクは、フォルクスワーゲンのCMに歌が採り上げられてブレークしたのです。

グレアム・ボンド時代に既にジャック・ブルースは、Train Timeをやっています。なぜ、下手なハーモニカにこだわるの理解不明ですが、CMにでも使われるとヒットするのかな?
by nk24mdwst | 2008-05-12 13:06 | 音楽


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