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the best band you've heard, what?

というわけで、ザッパのライブを聞いているわけです。
Make Jazz Noise Hereの方が、個人的には好きですが。同じメンバーですけど。
30年余りのザッパの音楽の集大成ですね。オーケストラ物以外の全てをぶち込んでいる。
同時代批判性については、80年代レーガン政権時代のアメリカにおいて、現代につながる、要するにブッシュ・バブルにつながる批判をしているのが良くわかります。
しかし、私も、当時のザッパより年上になったので、ちょっと下品すぎるかなあと思いますが、そこに来ていた観客のことを考えるとこれでよかったのでしょう。
そこに来ていた聴衆のうち、優雅な年金生活に入った人と、貧弱な社会保障で苦しむ人と・・・

ザッパが80年代アメリカを批判する視点というのは、60年代アメリカのカウンター・カルチャーとまがいの民主主義に対する批判に根ざすのだとしたら、中小企業の親父の反税運動と結びつく草の根保守に近いのかなとかんじたりするわけです。
Bobby ZimmermanをJohnny Cashと同列におちょくってますからね。
ミネソタとアーカンソーか。フットボールの試合だ。

アメリカ南部の地元応援サイトは、南部の音楽と同列にスポーツを採り上げているというのが共通点であるような気がします。

アイルランドなまりがアメリカ英語の基本なのだと思いますが。
Editorial
Greece, Ireland, and Then?
Published: November 24, 2010

In May, the International Monetary Fund and the European Union thought they had solved Europe’s financial troubles. They crafted a $150 billion bailout for Greece, part of a $1 trillion rescue fund for vulnerable countries using the euro. With defenses like that, no investor would bet against Europe’s financial stability.
http://www.nytimes.com/2010/11/25/opinion/25thu2.html
家人に国家財政が破綻するとどうなるのだと聞かれ、返答に窮しました。

確かに80年代に中南米諸国の財政が破綻したり、近時の欧州のギリシャの財政破綻、アイルランドが続き、さらにスペインがという話なのですが。

アメリカ、ドイツ、日本、イギリス、フランスなどの国家財政が破綻するというのは、現実味のある話に思えないのですね。敗戦直後の日本、ドイツ、イタリアの話は別にすると。

全体と部分という議論なのですが、ギリシャとかアイルランドは明らかに部分と位置づけられるので、破綻もありえ、誰かが損をかぶり、誰かが助けるというイメージを浮かべられるのですが。

アメリカ等のレベルになると部分とはいえなくなるわけで、連鎖反応、核分裂なのか核融合なのかわからないけど、メルトダウンそのものになるしかないのではないかと。

Trouble Everydayですか。

悪い冗談。
November 24, 2010, 8:35 am
Lands of Ice and Ire

Back in early 2009, it was supposed to be gallows humor:
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/11/24/lands-of-ice-and-ire/
背筋も凍るってかい?!

ザッパのギター・ソロが始まった。
by nk24mdwst | 2010-11-25 18:46 | 租税法(アメリカ)


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