人気ブログランキング | 話題のタグを見る

your love so vain

10月半ば、快晴、エアコン、入れようか迷っている。

仕事は山積みだし、めがねは見つからないし。
Fleetwood MacのCoplete Blue Horizon Sessionsを聞いてます。

昨日の晩は、Michaea Gilesの'Progress'というソロ・アルバム聞いてました。
McDonald & Giles 再びという感じで、悪くないです。マイケル・ジャイルズはいいドラマーだと思います。
King Crimson 1は、Ian Mcdonald, マイケル・ジャイルズ、それにGreg Lakeが順に抜けて崩壊してしまうのだけれど、当初のアイディアを元にRobert Fripp がIn The Wake Of Poseidon, Lizardとアルバムを出し続けます。
Gordon Haskelが1人で貧乏くじを引いたと思います。リザードの曲は、彼の声域にあっていないのだから。
Keith Tippet と彼のバンドのバック・アップがあったから何とか形になったのだと思います。
他方、マクドナルドとジャイルズの方もMcDonald & Gilesというアルバムを作ります。
こちらは、ジャイルズがドラムと歌、それ以外のギター、ベース、キーボード、メロトロン、ピアノ、管楽器に歌をイアン・マクドナルドが多重録音で1人でやっているのですが、録音に時間がかかりすぎて商業的には失敗。
それ以前に多重録音でスタジオにこもりきりの弊害で、冷たい印象というか折角の叙情的な曲の叙情性が失われてしまった。
レイクとフリップがいて、これらのアルバムの中の曲をもう少し練って録音していたらなって、今でも思います。
とはいうものの、21世紀になってからクリムゾンを発見した人間には何も言う資格はないけど。

金持ち、富裕層に富の州が進んでいるのは世界的傾向ですが、アメリカにおいても顕著。
Wealth Matters
Scrutinizing the Elite, Whether They Like It or Not

By PAUL SULLIVAN
Published: October 15, 2010

THE rich are sitting firmly in the public cross hairs, especially as the economy continues to stumble. Reports that Wall Street bonuses will again be high, and the debate in Congress over tax increases for the wealthy, just add to the outrage.
http://www.nytimes.com/2010/10/16/your-money/16wealth.html
金持ち相手のフィールド調査の方が難しいのだと。断られることが多いから。

富裕層のフィールドワークをした研究者の話をクルーグマンが紹介しているのですが、見えてきた富裕写像は、アイヴィー・リーグ、前段階としてのボーディング・スクール出身者が富裕層の基本だと。そして、30代、40代でスペシャリストではなく、ジェネラリストとしての資質を身につけていると。
必ずしも、親が富裕層であるとは限らないが、学費の高い学校へ子供を行かせるだけの余裕があるのが前提だというわけで、必ずしも、大金持ちの一族が世襲的に富裕層を構成しているというわけではないというのですが。いずれにしろ、最近、つまりレーガン時代以後、上位10%の所得がさらに上位1%の所得に集中してきているのは、誰もが指摘する事実です。
驚くべきことは、世代間における所得階層移動の低さはイギリスに次ぐというのが現在のアメリカの姿だという話。
クルーグマンが自説を展開していない分、意味があるように感じました。

住宅抵当物件の売却がらみでアメリカでは色々問題が起きているのですが。
The Foreclosure Fiasco and Wall Street’s Shrug

By Max Abelson
October 12, 2010 | 7:17 p.m

"The first thing that needs to happen, I think, is to get these people out of their homes," a man wearing a bespoke blue-striped shirt, a Hermés tie patterned with elephants and Ferragamo loafers said recently. "Correct! I'll explain," the veteran member of a bank restructuring and advisory team said.
http://www.observer.com/2010/wall-street/foreclosure-fiasco-and-wall-streets-shrug
金持ちにとっては、そんなの関係ねえよ。

銀行等の金融機関にとっては、債務不履行に陥った債務者の担保物件を差押え、売却することによって貸倒金額が確定し、その時点で税法上の損金算入が認められるというのアメリカのルールです。
だから、会計上は別にして、税金対策上急いで売却する必要があるのですね。ここに、手続き上の不備があって、シティ等が現在売却を取りやめている。
前も書きましたが、日本と違い、債務者は、住宅を取られますが、残債務の弁済は免れることができるので、この債務免除駅は、原則として課税されることになっています。
特別法で、今は、課税されないことになっていますが。

財政支出と赤字の問題についてクルーグマン。
October 15, 2010, 8:01 am
Big Spender Update

Menzie Chinn takes on the same territory I’ve examined here and here. The key picture:
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/10/15/big-spender-update/
元ネタのメンジー・チンの記事は、こちら。
October 13, 2010
The "Ever-Expanding" Government Sector, Illustrated (Part II)

Posted by Menzie Chinn at 08:45 PM

I've been lecturing on the government sector in my macro course. In updating my lecture notes, I plotted out some interesting graphs, which link up nicely with this previous post.
http://www.econbrowser.com/archives/2010/10/the_everexpandi_1.html
なんか、最近、クルーグマンは自分じゃ何もしなくて人のねたで適当にコメントしてるだけのよう。

FEDがこれからどうするのか・・・

さて、仕事、仕事
by nk24mdwst | 2010-10-16 12:56 | 租税法(アメリカ)


<< erratic or fickle katydid >>