al's in georgia

本当に、秋ですね。風がさわやか、朝方の雨も上がりました。
しかし、赤とんぼを見ない。蚊がいなかった。
みんな農薬のせいでしょうかね。モンサントの仕業か。

Al Kooperの一連のソロを聞いてます。
Super Session では、勝手に後からブラスを加えて、肝心のBloomfieldとStillsのギターを台無しにし、ピッチがふらつく自分の歌と、上手くないキーボードを前面に出していて、嫌なやつだと思っていました。
もともと、ブリル・ビルディング系の人ですけど、Bob Dylan のHighway '61 Revisited のセッションにもぐりこんだのが成功へのきっかけですね。
ギタリストのつもりでいったらブルームフィールドがいたので、これはかなわんとキーボードを弾いた。

ソロ・アルバム、Lynyrd Skynyrdのプロデュース等をやったわけですけど、今、のんびり聞きなおすと、彼のポップ・センスが光りますね。
少し、半歩ほど先を行っていたような気がしないでもないです。
このスタイルの延長線上にSteely Danはいるのだと、いつも思います。

スティーリー・ダンは、好きなプロジェクトじゃないですけど、ヴィニール時代は、同時期のザッパ以外で一番、音のいいレコードを作っていました。それと、Jim Gordonファンだから、聞いていた。
Donald Faganの歌詞、曲、歌声、全部、嫌い。特に歌が、我慢できないけど、心頭滅却すると、歌が聞こえなくなるのです。

Tea Partyについての記事を、これから中間選挙に向けてメモしておきましょう。
Editorial
Primary Day 2010: The Tea Party’s Snarl
Published: September 15, 2010

Democratic operatives are ablaze with excitement over the victory of two particularly dubious Tea Party candidates in Tuesday’s Republican primaries, envisioning smoother paths to victory in the races for governor in New York and United States senator in Delaware.
http://www.nytimes.com/2010/09/16/opinion/16thu1.html
租税負担に対して、普通の人が敏感で、それが投票行動、あるいは、デモ等に結びつくということ自体は、悪いことではないはずです。
日本のように、国民の大多数を閉めるサラリーマンを税金租界に閉じ込めておいて、ミスリードするよりは。
そもそも、大学教授とか、財務官僚、大企業の重役連中自体がサラリーマンですからね。
ここでいうサラリーマンというのは、給与所得者だという意味で、おべっか使って経子へ越して暮らすという意味じゃないです。
だったら、給与所得者といえ・・自分で突っ込んでおきます。

こいつらの提唱する給付付き税額控除なんて信用してはいけません。低所得者が対象だから連中は関係ない。消費税増税も、彼らは消費税法における事業者じゃないので納税義務者じゃないから、これも関係ない。
要するに自分に関係のないところで税制をいじって、公平性を保っているように見せかけるだけです。

ボーイング社に対する補助金は、WTOの規定に反すると。
Ruling Said to Find Boeing Got Some Improper Subsidies

By CHRISTOPHER DREW and NICOLA CLARK
Published: September 15, 2010

The long-running trans-Atlantic spat over government support of the world’s two biggest aircraft makers gained fresh momentum on Wednesday as a trade panel found that Boeing had received subsidies that violated global trade rules, people briefed on the decision said.
http://www.nytimes.com/2010/09/16/business/16boeing.html
WTOは国際取引における公平性を期すため、政府による個別企業に対する補助金や、特定の関税を課すことを禁じているわけです。
WTOが認める、非公式な補助金が、輸出事業者に対するVAT等の税額還付だというわけです。
ブラッセル対ワシントンDCの構図。

アメリカの年金基金もどこも真っ赤で大変そうです。
Op-Ed Contributors
How Pensions Can Get Out of the Red
By RICHARD RIORDAN and ALEXANDER RUBALCAVA
Published: September 15, 2010

THIS summer’s revelation that New Jersey had misled the public about the health of its state pension funds is only the latest incident in a looming nationwide crisis.
http://www.nytimes.com/2010/09/16/opinion/16riordan.html
国民皆年金制度がないということになってますけど、65歳以上のアメリカ市民の75%以上は、年金、医療等において公的補助によって生活しているのが現実です。

高額所得者増税になぜ、反対するのか。
September 15, 2010, 1:14 pm
The Economics Of High-End Tax Cuts

I’ve thought of one way to explain why extending tax cuts for the top end is such a bad idea; it involves a bit of cheating, but in a way that doesn’t undermine the essential point.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/09/15/the-economics-of-high-end-tax-cuts/
日本では、給付付税額控除導入と抱き合わせで課税最低限の引下げ等が行われて中低所得者の実際の租税負担増が起きるのだと思うわけです。
住民税では、既に定率課税でそれがおきていますし。
アメリカの所得上位5%未満の人たちに対する増税に対して、なぜ、国民的な反対が起きるのか理解できません。
引用されているのは、2001年のOrszag とStiglitzの小論。
BUDGET CUTS VS. TAX INCREASES AT THE STATE LEVEL:
IS ONE MORE COUNTER-PRODUCTIVE THAN THE OTHER
DURING A RECESSION?
Peter Orszag and Joseph Stiglitz1
http://www.cbpp.org/archiveSite/10-30-01sfp.pdf
当たり前のことをいっているかなと。

需要不足なのがわからないのか、馬鹿って言ってるのはクルーグマン。
September 15, 2010, 3:36 pm
It’s Demand, Stupid

I’ve said this before, but Catherine Rampell has a very nice chart making the point:
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/09/15/its-demand-stupid/
私は、クルーグマンの悪態は、嫌いじゃないです。
アメリカにおける需要不足というか、全世界的な供給過剰状態にあるのだという認識です。
それから脱出するには、政府の支出を増やすという手しかないかもしれません。
クルーグマンは少なくとも、アメリカにおいては、それによって経済を水平飛行に戻せると考えているようです。
今度は、ブラジルへ行くようですが、日本については、見限ってますね、クルーグマンは。
まあ、見限られるのも理解できます。
世界経済自体は、日本だけ取り残して飛翔可能なのか。
いや、日本が飛翔不能だと認めてもいいのですが、世界経済の再離陸には、まだまだ時間がかかるのじゃないかという話です。
新興国における経済回復は、バブル破裂と背中合わせのように思えます。

日本政府、日銀による為替介入と不胎化政策自体は、現状では仕方ないと思いますけど、これで市場にあふれるYENは、どこへ向かうんでしょう。新たな、バブルの種をまいているわけですから。

この理屈でいうと、Tea Party スタイルで政府が何もしないというのも一つの手なのかもしれません。私の好みじゃないけど。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-09-16 16:52 | 租税法(アメリカ)


<< rain and sunshine familiar place >>