人気ブログランキング |

tax, law, or fish

ティプケとシェンケの論争を紹介して、それを日本の租税訴訟に当てはめる、谷口勢津夫教授の論理は、ちょっとというか、少なからず問題があるように思えました。税法学に載ってます。

しかし、論文に書いてあることをほとんど全く話さず、日本の税法の世界における裁判官による法の創出論をやるというのは、無理があるなあ。話がぶっ飛ぶ私もびっくり。
比較税法論の隘路に入り込んでいるのだと思います。だって、論文は、ティプケとシェンケの本の引用ばかりだもの。抽象的な言い回しが続くし、元となっている税法自体が違うし、税務行政システムや訴訟システムも違う。
それから、今、思い出しましたが、ドイツがそれまでの賦課課税方式から、申告納税方式に移行するといった他の要因も検討する価値があるのかなと。
それを、歴史を遡って、オットー・マイヤーとかアルベルト・ヘンゼルに戻って、ヴァイマール時代にまでというのは、そうです、オタクの世界にはまっていても学者ならいいのかな。
でも、なんとなく、体のいいように課税庁側に利用されそうな気配を感じましたけどね。

どうしようもない報告をした人もいましたが、武士の、いや、オタクの情けで名指しは止めます。
よっぽど質問しようかと思ったんですが、集中砲火、食らってましたから。ただ、集中砲火食らってても、それがどれほどのものかわからない人がいることも事実のようなのです。

この本、面白そう。
'Last Call,' a history of Prohibition, by Daniel Okrent

By Gary Krist
Sunday, June 13, 2010

LAST CALL

The Rise and Fall of Prohibition

By Daniel Okrent

Scribner. 468 pp. $30

On Jan. 16, 1920 -- the day before Prohibition became the law of the land -- America's triumphant "drys" were supremely optimistic about the future: "The reign of tears is over," evangelist Billy Sunday told a revival meeting in Norfolk, Va. "Men will walk upright now, women will smile, and the children will laugh. Hell will be forever for rent."
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/06/11/AR2010061102868.html
禁酒法時代についての歴史の本の書評。
禁酒法時代もアメリカのアルコール消費量は、別に減ってなくて、単に、課税漏れが起きただけ。
まあ、アル・カポーンは、脱税で終身刑でしたが。

クリント・イースウッドの映画「アルカトラスからの脱出」には、アル・カポーンと名乗る人物が登場していました。ま、どうでもいいけど。

財政赤字のニューヨーク州で議会がまた増税法案を通せないと怒るタイムズ。
The Latest Work Dodge: A Shutdown
Published: June 11, 2010


Once again, Albany’s lawmakers are disgracing the state. In this case, the $135 billion state budget is more than 70 days late and around $9.2 billion short. An annoyed governor, David Paterson, has begun adding sections of the 2010-11 budget every week to emergency budget extenders. If lawmakers refuse, they will shut down the entire state government.
http://www.nytimes.com/2010/06/12/opinion/12sat1.html?scp=14&sq=tax&st=nyt#
共和党議員が、歳出カットだと言って、議事妨害。
1,350億ドルの州予算案が、既に70日以上可決に遅れが出ていて、92億ドルの金が足りなくなっている。このままだと、州政府機構を完全にストップさせる羽目になると。
ニューヨークは、4月から新年度なのに、予算が決まってない・・・

テレビのニュースを見てたらどこかの首相が街頭演説で、強い財政、強い経済、強い社会保障を並立させることが不可能ではないって言ってました。
並立と言うか共存が不可能かどうか知りませんが、揚げ足を取りたくなります。
財政とここで首相が言っているのは、国家財政のことをいっているのでしょうね。
よくわかりませんが、財政学の教科書では、国家財政、地方財政、社会保障財政と分けて考えるわけで、講学的には、ちょっと間違いなのかな。
ただ、国家、地方、社会保障と分けるにしろ、どの政府、ないし、どの政府(国家、地方)部門に何をさせるかと言う議論があり、それに財源をどうするかという議論なのだと思うのですが。

Wet Willie が悪くない。昔は、イモだと思ったけど。私がイモになったのか。
Molly Hatchet辺りがいいとかいうところまで、修行を積む必要が・・・David Allen Coe でも大変ですよ。
by nk24mdwst | 2010-06-12 21:49 | 租税法(アメリカ)


<< how can you cat... i ro-pod, ro-ph... >>