今週は、晴天が続いていますが、湿気のせいか、山は見えません。
昨年ほど、黄沙がひどいと言う感じがないですね。 中国も人件費を上げざるを得なくなっているようで。経済学でいう比較優位とかパレート最適なんて、単に理屈でしかないですよね。 音楽だって平均律は、世界的、歴史的に見れば例外なんだし、リズムにしても変拍子が変病死(誤変換のまま)したりして。 クウォーター・トーンとかポリ・リズムは、個人の好みは別にして、芸術とは関係なく芸能としても存在するわけで。 経済学よりも会計学の方が科学的だといってみたい気もするのですが、これがまた、そういえないから笑う。 会計原則の第一番目は真実性の原則です。 真実性の原則の本質は何かと言うと、会計学における真実とは絶対的真実ではなく、相対的真実だというところにあるわけです。 経済取引を簿記により記帳し、企業の財政状態と経営状況を明かすところに会計学の本質の一つがあるのだとして、そこで出てくる結果は、同様の経済行為が行われていたとしても一つではない。ただし、一定の幅のある会計原則にしたがって計算されている限り真実性があるとするのですね。 結局、期間損益計算をするという財務会計(制度会計)の世界でも、費用の期間配分、資産の評価等において複数のやり方が公正妥当な会計処理の基準として認められているからです。 減価償却を定額法で行うか、定率法で行うか、あるいは、耐用年数を何年と見るか。 棚卸資産等における時価をどう反映させるか。 古くはオランダのチューリップ・バブル以来、何度もバブルの生成と崩壊を経験しているのですが、そのたびにご都合主義的な会計処理基準が認められる。 これに先物(future)を証券化するなんて話に、オプションを組み合わせると、意味不明になる。それが目的なのですね。 先物、オプションを組み合わせて証券化しというべきですね。 そうなると投機(speculation)の登場ということになるわけで、これを予測する算式を編み出したと言うことでノーベル経済学賞をもらえたりするわけです。 何で、確率論で勝負する投機が破綻するかというと、前提を単純化してしまうからですね。夏は暑いとか冬は、寒いといった具合に。 いや、いわゆる合理的経済人仮説と市場の効率性と公正性を前提にするからです。 まあ、現実に起きているのは、上記のような神話をかざして、掛け金を吊り上げ、いかさま博打をするやつだけが儲けるということなんでしょう。 この論理の延長線上にある税制論は、排除しないと駄目です。最適課税論の変形である二元的所得税論、日本における金融商品一体課税論なんて結局、日本の富を海の向こうへ持っていかれるだけです。 郵政民営化の本質は、どこにあるのか。 逆に、IMFが日本の財政赤字が心配だから、消費税を上げて財政再建をしろなんていっているわけで、その口車に乗っているか、IMFにそういわせているのか知りませんが、財務省の言いなりになって消費税率の単純な引上げに賛成してはいけません。 民主党の税制政策は基本的に、かつての自民党のそれと同じだということについては、一昨年末に浅生政権の税制改正大綱と民主党のそれを比較して、このブログでも検討しています。 ちなみに、経済が回復したら消費税を引き上げると言う、所得税法等を改正する法律の附則104条は、廃止されていないので、現実的には、麻生時代の工程表は生きているのですね。法律的にといういみです。 誰かの口約束とは違う。 もちろん、法律になったからそれがそのまま行われるかどうかについては、必ずしもそのとおりではないと言うのも事実です。 かつての、グリーンカード制の導入が土壇場でストップになったのが例ですね。ちなみに、現在、国税庁が電子申告その他国税業務関連事務を総合的に管理しているシステムは、グリーンカード制度を運用するために導入したコンピュータを使っているはずです。四半世紀前の代物ですが。 バックアップとかちゃんとしてるんでしょうね。 国税庁の電子計算システムについては、新聞等のマスコミで報道されたことはほとんどないと思います。 私の記憶する限り、今はもうないですが、かつての「噂の真相」、今もありますが「選択」、それに「テーミス」で報道されたくらいでしょう。左右両極端からしか書かれていないというのが素晴らしい。 こんなこと書くつもりじゃなかったのです。 ジャック・ブルースのバイオも詠みおえて、感想をひと言、書こうと。 ジャック・ブルース・ファンは、決して1人じゃないんだと安心したということで充分です。ウェスト・ブルース・アンド・レイングを何でやったのかという長年の謎の理由も解明されましたし。 金とクスリ。 思っていた以上に、ザッパ、ビーフハートとの共通性がありました。それから、ザッパ、ジム・ゴードンとやったあの「アポストロフィ」のジャムは、余り意味がないのだという長年の考えに確信を持ちました。 [ア・ソングズ・フォー・ア・テイラー」と「ハーモニー・ロー」のCDのボーナス・トラックには、デモ音源が収録されているので、それを聞いて予想していたのと同じやり方でこれらのアルバムの録音が行われたことも確認できたし。 ジョン・マーシャルとクリス・スペディングの2人は、いつも気にしている人です。 クリス・スペディングが、1970年にジャックのバンドを辞めたことを後悔しているという発言は、ザッパのバンドを辞めたことを後悔していたエイドリアン・ブリューと同じだなと。 どっちも、結局、アイデンティティ・クライシスが続いているように思えるわけで。 ジャック・ブルースのどのアルバムどの曲がどうこうなんてことは、その人の好みですから。彼のHPは、非常に充実したディスコグラフィ、セッショノグラフィがあるので、それで充分ですよね。 ジャックのボックス・セットが出ているんですが、手を出しませんでした。全部、持ってるもの、ということです。 聞きたいけど、ないというのは、入ってないし。 中国の人件費の話をしたのがまずかった。本当は、マージー・ジョゼフの話を書こうと思っていたのでした。
by nk24mdwst
| 2010-06-04 15:30
| 音楽
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