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rich and poor

Gram Parsons がハーヴァードの新入生だった1965年の同窓生って凄い面子ですね。
FDRの孫、アル・ゴアにトミー・リー・ジョーンズがいる学年か。

葉っぱをやって徴兵逃れたというGPの話を思い出しながら、1965年にJohn French たちとか、Allman 兄弟が何をしていたかって考えると、落差が大きすぎますね。
彼らには、徴兵とベトナム戦争の影が忍び寄っているわけで。

GP同様の軍隊式のボーディング・スクールへ入れられている、オールマン兄弟の方が、片親なれど、まだミドル・クラスという感じです。

オリジナル・マジック・バンド同様、1965年ごろは、オールマン兄弟たちもジョージア、フロリダ辺りで、パーティー・バンドから何とか抜け出そうとしていたのですが。Eddie Hinton なんかも同じですね。
話、変わりますけど、1970年ごろには、Duane Allman よりヒントンの方がはるかに稼いでいたはずです。

父親が亡くなって家計が苦しくなって働かざるを得なかったChris Hillman のGPに対する反感というのは、解りますね。

GPの音楽家としての才能とは別の話ですけど。生活を考えずに音楽をやれるというのは、恵まれていたと思いますが、とばっちりを受けた人もいないわけじゃないし。

でも、金のために音楽をやるというのは、一つの心意気ではありますが、それを達成するのは、並大抵じゃない。これまた、やっぱり、とばっちりを受けた人たちが出るわけで。それで、いつになったらおれたちゃ、金がもらえるんだって、いう話になるわけか。

私も昨日は、GPを聞いてました。

好きでやっている部分と、金の問題がどの程度絡んでいるのか解らないですが、還暦過ぎて未だにツアーをしている、グレグ・オールマンの衰えた声を聞いたりすると、上手く年を取るというのは大変だなと思いますね。

でも、GPだのABBだのといっている世代は、いずれ、消えていくんでしょうね。

逆に、CDとかLPを販売したりしている営利企業のビジネス・モデルが崩れるかもしれませんが、ウェブ上の一度ばら撒かれたものは、完全に除去することはできないわけで、国立議会図書館に収蔵されなくても文化的遺産は、違う形で残り続けるのかもしれません。
そして、いつか、違う世代が、発見するのでしょう。
by nk24mdwst | 2010-04-28 10:15 | 音楽


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