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rain rain pouring rain

昨日の晩は、Delaney & Bonnie を聞いていました。
Eddie Hinton が出てくる曲はないかなというくらいの気持ちだったのですけど。
しかし、ドラマーがJim Gordon に変わると同じ曲も雰囲気一変でありますね。寝不足になってしまいました。

家からCDの入った箱を一つ持ってきたのですが、中身をこちらで確かめてみると・・・

Tracy Nelson(Mother Earth を含む)、Dr. John, Davy Graham にRickey Nelson という具合で、全く整理されていないのに我ながら呆れました。

デイヴィ・グレアムは、Bert Jansch や John Renbourne のちょっと前の世代のイギリスのギター・プレイヤーというか、バートとジョンのお手本そのものですね。グレアムとジャンチは、一時期、険悪な関係だった時期があります。
ジャンチが盗んだとグレアムは思ったわけです。
まあ、当たらずとも遠からずでしょうが、根っこは同じでも個性はそれぞれにあるわけで。
端正な演奏振りはレンボーンに近く、ピッキング・スタイルやコードの使い方、ベンドはジャンチに影響を与えているですね。
今、聞こえているのは1963年のThe Guitar Player というアルバムです。

上手い人ですが、最近は、リズムとリードをあわせて控えめに弾く人が好みなので、ソロのグレアムより坂東に回っているときの方がいいと思いますね。
Wizz Jones といったブリティッシュ・フォーク・リヴァイヴァルの人たちとの関係もあるのですが、例によってAlexis Korner がフォーク・リヴァイヴァルとブルーズ・ブームの橋渡しをするというわけです。
そういえば、この年にYardbirds は、例のライブ・アルバムをやっているのですね。

ここで、例によって、話はうって変わり、税金の話に。

UBS関連の脱税で有罪答弁をした人物がまた新たに登場。
UBS Client Pleads Guilty To Tax Fraud
By LYNNLEY BROWNING
Published: April 12, 2010

A wealthy client of the Swiss bank UBS pleaded guilty on Monday to tax fraud, the ninth American caught up in an investigation of the bank’s offshore private banking services.
http://www.nytimes.com/2010/04/13/business/13tax.html
金持ち投資家が逃げ出したという割に、UBSは、この2年間で最大の利益を上げるよそうだと。
UBS Hopes Profit Will Lift Client Confidence
By JULIA WERDIGIER
Published: April 12, 2010

LONDON — UBS reported Monday that its pretax profit in the first quarter was “at least” $2.4 billion, the highest level in more than two years, after a recovery of its debt trading business.
http://www.nytimes.com/2010/04/13/business/global/13ubs.html
さて、4月15日は、アメリカの確定申告期限であります。

アメリカの所得税の確定申告について、歴史を遡って説明しているポストの記事。
EVER WONDERED: What tax day means?

Monday, April 12, 2010


Thursday, April 15, is tax day. It's the due date for your parents to send the national government paperwork detailing how much income tax they owe. Throughout the year, your parents pay an estimated tax to the government, normally taken out of their paychecks. But by April 15 your parents have to figure out if they paid too much in income taxes in 2009 and the government owes them money, or if they've paid too little and they owe the government.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/11/AR2010041103323.html

アメリカの所得税制は、複雑すぎるというわけですね。
Should the IRS Fill Out Our Tax Returns?
by Howard Gleckman on Thu 08 Apr 2010 05:03 PM EDT | Permanent Link

Terrific debate at a Tax Policy Center conference I moderated today on technology and tax filing. The crux of the argument: Should the IRS fill out your tax return for you?
http://taxvox.taxpolicycenter.org/blog/_archives/2010/4/8/4500561.html
アメリカの個人所得税の確定申告をする人の大多数は、給与所得と利子配当所得ないし不動産所得の合算程度のものなので、日本ならそれほど難しくないのですが、税法が複雑だから、どうなっているのか。
90%の納税者が、有料の申告書作成業者又は申告書作成ソフトを使っているというわけです。
特に、ソフト利用者が増加傾向にある。
問題は、低所得層も申告書を自分で作れないので有料の業者等に頼らざるを得ないことを解決しなければならないというわけです。

提案されているのは、北欧で一部導入されているように、IRSが入手したデータを元に申告書を作成し、納税者が確認するシステムの導入。もう一つが、Value Added Tax の導入。
公平論の問題を度外視してしまえば、所得税を廃止して、付加価値税にシフトしてしまえば納税者の数は事業者に限られることになるので圧倒的に少なくなるでしょうね。
H&Rブロックのための制度だという言い方も解らないでもないですけど、自分で申告することの意味というのは民主主義を標榜する租税国家である現代資本主義国家にとっては不可欠のことではないかと思いますが。

日本じゃ、サラリーマンは飼いならされた羊状態ですからね。

上記で引用しているのは、ブルッキングズ研究所とアーバン研究所のサイトのブログなのですが、このサイトにVATについて検討したリポートがあります。
Effects of Imposing a Value-Added Tax To Replace Payroll Taxes or Corporate Taxes

Joseph Rosenberg, Eric Toder

Abstract

This report examines the effects of imposing a new value added tax (VAT) in the United States and using the revenue raised to lower payroll tax and corporate income tax rates. We summarize how different forms of VAT operate and compare how a VAT, payroll tax, and corporate income treat different sources of income and the different ways each tax distort economic decision-making.
http://www.taxpolicycenter.org/publications/url.cfm?ID=412062
付加価値税を入れて、ペイロール・タックスと法人税を廃止することについて検討しています。
このページから報告書全文(PDF)も落とせます。
http://www.taxpolicycenter.org/UploadedPDF/412062_VAT.pdf
民主党系のシンク・タンクのリポートなのですが。
1986年にオールドマンたちが付加価値税導入についてレーガン政権下で検討し、費用対効果が悪いとしてその導入を見送っていますが、今の政権は、アメリカにVATを入れる可能性、無きにしも非ずです。
ただ、共和党は、絶対的に反対、全米納税者連盟なんかも反対。

アメリカの保守派は、とにかく新しい税、増税に関しては、とにかく反対なのですね。財政赤字は緊縮して無くせ。

赤字削減論について。
Editorial
A Wrong Way and a Right Way

Published: April 12, 2010

While Congress was on spring break the past two weeks, federal unemployment benefits expired for an estimated 200,000 jobless Americans. Each day, another 30,000 join the ranks of those who are both out of work and out of benefits. It did not have to come to this.
http://www.nytimes.com/2010/04/13/opinion/13tue1.html
富裕層増税論ではなくて、IRSによる建築業者等に対する課税強化をうたっていることですかね、このタイムズの論説の目玉は。
アメリカの現金取引業者に対する課税がまともに行われていないという認識は、正しいなどと私が言ってもいいのか。
当局だけが認識していることだと思いますが、日本にクロヨンといわれるほどの所得の脱漏はなく(中小零細事業者レベルにおいてという意味です)、アメリカには、それが存在するということですね。
番号なんて意味がないのです。アメリカの番号って結局、年末調整をするためのものだって言っちゃうと、政府税調も困るでしょうけど。

大統領チームの財政赤字見通しは、楽観的だと。
Obama team points to smaller deficit numbers

By David Cho
Washington Post Staff Writer
Tuesday, April 13, 2010

The federal deficit is running significantly lower than it did last year, with the budget gap for the first half of fiscal 2010 down 8 percent over the same period a year ago, senior Obama administration officials said Monday.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/12/AR2010041204364.html
新聞で税財政関係の記事を拾っている以上に、アメリカ国民の反税感情は高まっているようです。

それと、州政府以下の地方政府レベルでは、かなりドラスティックに増税と歳出削減(具体的には、人員カット、公共投資、特に教育と公共施設関連支出カット)をやっています。
増税も単に税率を上げるというのではたりずに、従来考えられないようなものに対して課税をしようとしています。

アメリカの地方財政について・・・か。
by nk24mdwst | 2010-04-13 17:50 | 租税法(アメリカ)


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