人気ブログランキング |

roll over beet of hen

不動産バブルが弾けたせいで、この2年間、不動産業者は、ほとんど利益のない状態、もしくは、赤字で手持ち不動産を売却していたわけですが、不動産の買換えをした人は、損はしていないというポストの記事です。
Tax exclusions offer big benefit to home sellers

Saturday, January 30, 2010

Many home sellers made little profit or sold at a loss last year. But homeowners who bought years ago and benefited from the huge gains during the first part of this century might be pleasantly surprised. If you are married and meet the legal requirements described below, you can exclude up to $500,000 of the profit you have made.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/01/28/AR2010012804757.html
日本にもかつてありましたが、居住用不動産の買換え優遇税制があるのですね、アメリカにも。
単独申告250,000ドル(合算申告500,000万ドル)までの不動産売却益(キャピタル・ゲイン)に関しては、売却不動産の価格以上の不動産を購入することを条件にして、課税所得から除外されるというわけです。

この手の課税の特例は、日本の場合は租税特別措置法の中に五万とあって、ここに色んな業界の利害が集約されているといわれているのですが。
事業用資産の買換えなどは、形を変えて、日本でも存在し続けています。

ちなみに、このポストの記事の冒頭にOgden Nash の詩One From One Leaves Twoの一節が引用されています。このブログのこのに全文があります。そういえば、むかし、税金の詩なんてのを拾い出していたこともありました。

繁忙期の手慰みだったのですが、いつの間にやら、ブログを書くのが習慣になり、ネタは、詩よりも新聞記事に変わってしまっています。習慣的に、ポスト、タイムズ、ロイターを毎日、眺めるようになってしまったのですね。ぱっと見て、貼り付けているので、勘違いも少なからずあるのは知ってます。

失業率が10%を超えているというのは、やはり見過ごせないというわけで、雇用促進のための税額控除を導入するという話です。
Obama Outlines Plan to Increase Employment

By SEWELL CHAN
Published: January 29, 2010

WASHINGTON — In proposing a one-year, $33 billion tax credit for small businesses, the Obama administration is simultaneously seeking to stimulate hiring by reducing payroll taxes and to turn its attention to a constituency that has historically been associated with Republicans.
http://www.nytimes.com/2010/01/30/business/smallbusiness/30small.html
新規雇用者一人当たり5,000ドル、年間の限度額500,000ドルの税額控除を雇用者に与えるというものです。さらに、既に雇用している人の給与をあげた場合には、それによって増加するペイロール・タックスに充当するというものです。
この税額控除の雇用創出効果については、1977-78年のカーター政権時代のNew Job Tax Credit の効果が明らかではなかったことから懐疑的な見方が多いようですね。

あと、不正適用の可能性も指摘されています。つまり、税額控除を適用できるよう、わざと解雇し、そのあと再雇用するというパタンです。

The National Federation of Independent Business (中小企業同友会みたいな感じでしょうか)は、中小企業に対するペイロール・タックス免除の方が望ましいとしているのですが、大統領は、これで十分だというわけです。なお、年収106,000ドル(ペイロール・タックスの上限)を超える給与の増加に対しては適用がないとされています。

何もやらないよりは、ましかという感じでしょうかね。しかし、年間330億ドルの減税は大きいです。

そこで財政赤字の話なのですが。
March of the Peacocks

By PAUL KRUGMAN
Published: January 28, 2010

Last week, the Center for American Progress, a think tank with close ties to the Obama administration, published an acerbic essay about the difference between true deficit hawks and showy “deficit peacocks.” You can identify deficit peacocks, readers were told, by the way they pretend that our budget problems can be solved with gimmicks like a temporary freeze in nondefense discretionary spending.
http://www.nytimes.com/2010/01/29/opinion/29krugman.html
財政赤字には二種類あって、本物(defict hawks)と見せ掛けだけのもの(deficit peacock)であり、後者は、国防以外の裁量的な支出を止めれば、消えるものだとと、政権に近いシンク・タンクが先週、一文を書いたというわけです。
ところが、大統領は、先の一般教書演説で、「国防以外の裁量的な支出を止める」と言ったので、クルーグマンがちょっと待てと噛み付いています。

クルーグマンの論は、常に医療保険制度改革が中長期的なメディケアの歳出増を抑える唯一の方策で、これが、改革の一丁目一番地だ、ですけど。ただ、大統領は全能じゃないし、一人しかいないからやれるだけやってもらうしかないって。

しかし、問題は、こっちの方かなあ。GROSS DOMESTIC PRODUCT: FOURTH QUARTER 2009 (ADVANCE ESTIMATE)http://www.bea.gov/newsreleases/national/gdp/2010/pdf/gdp4q09_adv.pdfが、大幅なGDPの回復基調を報告しているのですが、単なる在庫調整が終わったことによる一過性のものだとクルーグマンはいうわけです。inventory blip だと。
Q4 GDP: Beware the Blip by CalculatedRisk on 1/16/2010 02:24:00 PMを見ると、1980年の第4四半期から1981年の前半(レーガン政権発足時の不況)にかけてのGDPの数字の推移と2009年の後半の二つの四半期の推移の相似性が明らかで、先行き、ちょっと暗い気持ちになってきますね。

不況によって、企業は生産を減らし、在庫が無くなれば、また生産を始めますからそれはGDPをプラスにさせる。ただし、本格的な景気回復で無い限り、在庫は、また積みあがるだけだというわけです。
昨年のアメリカ政府の景気刺激策によって、後半アメリカの景気は持ち直したように見えるけれど、このまま何もせずにいると、二番底が来ると言う話ですね。

Sandy Denny を聞きながら、何でこんなことを書いているんだろうと思ってますが。

Amazon. UKは、やたらと西洋古典音楽のバーゲンをやっていて、オイストラフの17枚ボックスが25.98ポンド。これ、税込みですから、日本から注文すればVAT分安くなるし、UKは、配送料も安くて早いし。
一昨年は、1ポンド、200円以上が当たり前でしたが、いまは、150円あたりをうろちょろしてるし。
by nk24mdwst | 2010-01-30 17:39 | 租税法(アメリカ)


<< very dangerous ... how did i sleep... >>