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mule or skinner

昨日、Seatrain を聞いていたので、きょうは、Muleskinner を聞いています。

Clarence White, Peter Rowan, Bill Keith, Richard Greeneに David Grisman という、当時のブルーグラス若手オールスターズですね。

Seatrain は、Peter Rowan とRichard Greene がこのバンドを作るために抜けたので崩壊したというわけです。
テレビ・ショーのためのライブ音源の他、後年、スタジオ録音も見つかっています。新鮮な瑞々しさが感じられるのですが、クラレンス・ホワイトが亡くなっていなければと思います。

Mule の続きで、午後は、Gov't Mule を聞き出すと、いつもと同じですね。

Henry Aaron は、Robert Palmer よりはるかに読んでて面白いなどと書かれては、どちらも迷惑でしょう。
税務行政の話なんて聞くと人は退屈な表情を浮かべるのが常なのだがって書き出しで始まる本が、実に興味深い論点を採り上げて検討しています。

このThe Crisis in Tax Administration は、アメリカの税務行政機構が抱える問題について論じられていて、最後に1章だけ国際比較について触れられています。
日本に、このような視点から税務行政を論じた本はないですね。

ここでまた、音楽の話に戻るのですが、ロバート・パーマーの視点は、やはり、現在の私とは相容れない部分が多いのだと感じています。Zappa を無視しているからというレベルではありません。
アメリカでは、今や、ロックを大学の研究科目としているところも少なからず存在するわけですが、その手の研究者にとっては、無難な見方とでもいうべきところでしょう。

アーカーンソー出身なのに、肝心なところを見逃しているという言い方をしてもいいのですが、Insect Trust なんてバンドで業界のことも知っているわけですから、敢て、解っていて肝心なところを書かない、書けな買ったのではないかという気もします。
日本で考える以上にアメリカにおける人種間の問題はセンシティヴであるようです。

パーマーは、モータウンのようなノーザン・ソウルとメンフィス、マスル・ショールズのサザン・ソウルの決定的な違い、つまり、ドラムのタイムの違いにちゃんと気がついているのです。モータウンの過剰なオーケストレーションの出自にも気がついています。
違うとはっきり書いているにもかかわらず、証拠を省略してファンク・ブラザーズを持ち出しています。

1968年以後のアメリカでは、モータウンがハリウッド製だということを大っぴらにいうことはできなくなったのでしょう。
ブラック・アメリカンで会社がスタッフからミュージシャン、歌手たちまですべてブラック・アメリカンだったモータウン・サウンドは、マーケットとしては白人青少年を想定したわけです。これに対して、ナッシュヴィルと行き来のあったマスル・ショールズの全員白人セッション・プレイヤーを代表してロジャー・ホーキンズは、モータウンは白いって言っている訳で。

ただ、パーマーの名誉のために一言付け加えると、晩年の原稿では、モータウンの音楽にハル・ブレインたちが関与していたことを認めていますけどね。

いつの間にか、外は雪で真っ白です。明日の墓参りと初詣は、雪の中ということになりそうです。雪かきしなくて済めばいいのですが。
by nk24mdwst | 2009-12-31 13:31 | 音楽


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