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thinking about what george w. did

今日は、12月も押し詰まったというのに、晴天、山がきれいです。
黄沙のせいで、車は汚れていますが。

いやな商売でまだ仕事をしているという体たらく。

しかし、今の大統領の力がどうかという以前に、前の政権の負の遺産を考えるべきなのでしょうね。
太平洋のこちら側では、その前の政権からずっと踏み台にされ続けているんですが。

まず、相続税を巡るドタバタを論難するタイムズの社説。
Editorial
An Estate Tax Mess

Published: December 27, 2009

For much of the last eight years, the majority Republicans pushed through tax break after tax break that mostly benefited the wealthy. Now in the majority, Democratic lawmakers have failed to stop yet another tax benefit for the richest of the rich from taking effect in 2010.
http://www.nytimes.com/2009/12/28/opinion/28mon1.html
ブッシュ政権になってから、一部の民主党議員の支持もあり、相続税はデス・タックスだということで、課税軽減措置が行われてきたわけです。
アメリカは、日本と異なり遺産税スタイルなので、遺産を遺した被相続人が納税義務者となります。
2009年の制度では、350万ドル(夫婦では、700万ドル)を超える遺産相続をした人に対して課税がされるので、99%のアメリカ人にとって相続税は関係がないのですね。
そして、ブッシュ政権下で成立した法律によって、現時点の状況においては、2010年に限り、相続税は撤廃されます。そして、2011年から7万ドルを超える遺産相続に対して課税が行われることになります。
中小事業者等の中間層に対して多大な負担をもたらすものになるでしょうね。
2001年前のレベルに戻すという話ではありますが。

共和党政権下では結局、経済成長はなかったという話。クルーグマンなので、その点は、考慮する必要ありますが。
December 28, 2009, 8:53 am
Age of diminished expectations

“Economy poised for surge as most accurate economist see U.S.” reads the Bloomberg headline. So it’s a major disappointment to read what Bloomberg considers a “surge”: 3.5 percent growth in 2010.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/12/28/age-of-diminished-expectations/
クリントン政権下においてだけ経済成長が存在したと。
長期的傾向を見るとその通りですね。
個人的には、クリントン政権時代にアメリカの成長をファイナンスしたのは、日本のゼロ金利と円高だったのだと思いますけど。つまり、アメリカの借金の返済を日本がしたと。

2000年からの2009年までの10年は、アメリカの失われた10年だというこちらの主張は、説得力があります。
The Big Zero

By PAUL KRUGMAN
Published: December 27, 2009

Maybe we knew, at some unconscious, instinctive level, that it would be an era best forgotten. Whatever the reason, we got through the first decade of the new millennium without ever agreeing on what to call it. The aughts? The naughties? Whatever. (Yes, I know that strictly speaking the millennium didn’t begin until 2001. Do we really care?)
http://www.nytimes.com/2009/12/28/opinion/28krugman.html
2000年の時点では、景気後退局面にあったのですよね。
そこへ、例の一件があって、その後、アフガンとイラクで戦争、借金で不動産バブルを作り、それをネタに国際的な金融バブルを作って破裂させたというわけです。
結局、アメリカの貸借対照表には借金だけが残った。こっちも同じだというのが辛いですが。

これに対する現政権の政策は何にもなっていないという議論もあるので、公平を期して。
2009 in review: TARP, mistakes and Washington's financial takeover

By Allan Sloan
Tuesday, December 29, 2009

We all have our year-end rituals. Mine is to examine what I've written during the year, follow up on yesterday's hot stories that have become today's overlooked stories, and own up to my mistakes of omission and commission.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/28/AR2009122802143.html
基本的にポストとタイムズが論調が違うので、その意味では、かえって信頼性が高いのだと思いますね。

どっちを取るかは、読む人の価値観次第。

クルーグマンはアメリカの景気刺激政策は、来年の下半期に効果を失うので二番底が来るって言ってますけどね。

きょうも、Gov't Mule を聞きながら。
by nk24mdwst | 2009-12-29 10:57 | 租税法(アメリカ)


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