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contemplating

先週末からの寒気は、どこへ行ったのか。
昨日、今日と、暖房をいれずにいられるほどです。恥ずかしながら、事務所の中でコートを着てマフラーを巻いてはいますが。

ウォークマンの中身を少し入れ替え、60年代の音楽を少しずつさかのぼろうかなと。
年齢のせいか、メロウなものを好むようになってきたと感じています。ただ、私の場合は、いまや、Zappa はすべてメロウ、Gov't Mule だって、メロウと感じるのでありまして。
心して聞くのは、Beefheart ですね。ただし、ライブとMirror Man Sessions 以外は、メロウに感じられるというとどういう神経だってことですが。

そもそも、メロウって何だって。メロンの間違いじゃないか?!

メロウとかソフトという言い方は、まちがいなんでしょうね。70年代のある時点から以後の音楽は、特定の人たち以外は受け付けないのに対し、遡った場合は、シューベルトだって構わないのです。

Doug Kershaw とSviatoslav Richter の The Complete EMI Recordings のどっちが欲しいかななどと考えているわけです。考えるだけならただですから。カートに入れてクリックなどはしません。

アメリカの医療制度改革、上院の下院それぞれの可決法案の大きな開きをどう穴埋めするのか。
Tidings of Comfort

By PAUL KRUGMAN
Published: December 24, 2009

Indulge me while I tell you a story — a near-future version of Charles Dickens’s “A Christmas Carol.” It begins with sad news: young Timothy Cratchit, a k a Tiny Tim, is sick. And his treatment will cost far more than his parents can pay out of pocket.
http://www.nytimes.com/2009/12/25/opinion/25krugman.html
引用しておいてこんなことをいうのもなんですが、はっきりいって、私は、何にもわかっていません。
アメリカの税制について、アメリカにも税金があるんだなって知っている程度です。
アメリカの医療がどのようなシステムで現在運営されていて、それがどのように変えられようとしているのかなんてわかりません。
アメリカでもわかっている人っているんでしょうか。

立法関係者はわかっているはずだ、あるいは、学者は、それなりに意見を持っているはずだなどということができそうなのですが、そうなのか。
医療保険、あるいは年金制度というのは、財政学でいうと社会保障財政です。財源はというと社会保険料と予防が税金と呼ぼうが、広義の租税だということになります。この租税を専門とする財政学者は、逆にこの給付を前提とする社会保障財政のことがわかっているのかという話です。

これに、社会保障の担い手を連邦とするのか地方政府とするのかによって、租税に関しても連邦租税論と地方租税論に分かれてしまうわけですね。

アメリカの話だから関係ないのです、こちらにいる限り。

ただ、12月22日に閣議決定された平成22年税制改正大綱では、社会保障財政と租税を財源とする国家財政、さらに地方財政の話が、混然となったまま提示されているという印象を受けるのですね。
グランド・デザイン自体が示されていないので、それを、どうやって透かして見るか、です。

グランド・デザイン自体が存在しないなんてことは、ないはずですし。

要するに政権交代が起きたということは、これまで積み重ねられてきた自民党政権時代における議論は、ご破算になって、一から白紙に画を書くことができるということなのではないだろうかと感じます。従来の議論の延長線上にあると思われるものもあるし、いきなり唐突に登場したと感じられるものもあるからです。
唐突に登場したもの自体は、これまで議論されていなかったというものではないのですが、従来の議論の延長線上にはないように見えるということです。
具体的に、どの部分がということを指摘せずに、全体の印象レベルで述べているので、何を言っているのだといわれればそれまでです。正直にいえば、まだ十分に咀嚼して検討するところまでいたっていないだけの話ですが。

いくつかキーワードをあげてみてもいいのですが。

扶養控除をなくして子供手当を行うということは、ある意味枝葉末節で、こんなことで、自分は損をする得をするなどと一喜一憂するのは意味がありません。それから、この人的控除をなくして給付に変えるというところで、人的控除という租税における概念と給付という社会保障における概念が同時に登場することになるわけです。つまり、租税を論じる財政学と、社会保障を論じる財政学の両方が登場するわけです。
どちらも、専門特化していて両方がわかる人なんていないと思います。だって、どちらか一方をわかっている人だっていないでしょうから。

なんだかいやな感じのものが出てきたという感じなのですが、批判するにしろ、賛成するにしろ、提言するにしろ、まだよく全貌が見えないのですね。それと、細かな財政上の数字の資料が欠落しているので、なおさらわかりにくいのです。

余計な一言ですが、別紙でOECDの統計に基づく租税と社会保障に関する国際比較の表があったりしますが、もっと、本質を突いた国民負担と給付とGDPについての資料があるのに、そういうものが載っていません。意図的だというと叱られるかもしれませんが、意図的なのか、馬鹿なのか。

給付付き税額控除の存在も影響していますが、アメリカでは年末調整がないので確定申告によって税額還付を受けることになるわけです。J
ackson Hewitt Slips After Losing Partner’s Support

By BLOOMBERG NEWS
Published: December 24, 2009

Shares of Jackson Hewitt Tax Service dropped 23 percent on Thursday, after its bank partner cut off most of the money it used for tax refund loans.
http://www.nytimes.com/2009/12/25/business/25jackson.html
普通の人は、申告代理業者に申告を依頼するわけです。最大手がH&R Block でその次が、ジャクソン・ヒューイットなのですが、これが窮地に陥っています。

日本の給与所得者は年末調整で12月ないし1月に税額還付を受けられます。アメリカの場合は、申告期限は4月15日ですから、還付は早くて4月末からということになります。
納税者とすれば早く、還付税額を手にしたいわけで、それに対して、申告代理業者が先払いで還付税額相当額を貸すというサービスがあるわけです。
このローンの金利で、実は、儲けるのですね。

ところが、売り上げ不振のジャクソン・ヒューイットに対して、メイン・バンクが資金を融通しないことになったというか、州の規制当局から融資を差し止められたのですね。

日本でも給付付き税額控除を導入するに従い、相当数の新たな確定申告をする納税者が出てくると考えられます。これに対して、現在の税理士だけに認められている申告書作成に関する無償独占がどうなるのかという問題があります。
私は、無償独占なんて無くせばいいと個人的に思っていますが、日税連はそうは、考えていないようです。

ただ、いずれにしろ、黒船が来るって、前の大武国税庁長官が脅しをかけましたが、黒船なんて怖くはないです。データをインドのバンガロールに送って処理するなんてやり方で、電子申告をやるなんて日本で可能かと思うのです。
最大の問題は、提出された申告書を処理する税務当局のマン・パワーその他のリソースの問題だと思いますけどね。
by nk24mdwst | 2009-12-25 19:01 | 租税法(アメリカ)


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