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it ain't no nothing, i know

来週は、雪が降るかもというので、週末に、タイヤを交換することにしました。山の方へ行く用事があるので。

まあ、そのあと一ヶ月以上、雪のない日が続くと思うのですが、転ばぬ先のスタッドレス。

最近のスキャンダルではありますが。
Tiger should take a page from senator's playbook

By Dana Milbank
Thursday, December 10, 2009

When it comes to scandal, Tiger Woods could improve his game by studying Sen. Max Baucus's technique.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/09/AR2009120903960.html
ゴルファーのタイガー・ウッズの交通事故を発端とする女性スキャンダルが、アメリカでも盛んに報じられています。
ゲータレードのコマーシャルを外されたのだそうです。

もう一人、民主党のバウカス上院議員も女性関係が問題となっています。同議員は、上院における医療保険制度改革の旗振り役なのですが。
ウッズと違うのは、議員が独身であること、相手は一人だということなんですが、問題は、そのガールフレンドを議員のスタッフとして雇っていたこと、さらに、司法省の上級職に推薦したことがなのですね。個人的な関係を秘匿して。

Trade Martin の痛烈な皮肉の効いた詩をひとつ。
>>>>? ? ? > “SEX TAX” – Ba-da-Bang….! ! ! >>+++


Dateline Congress, Washington DC:

A new bill has been introduced…..,
That taxes sex with unmarried partners….,
Each month, a detailed report…..,
Must be filed by all single people…..,
With the newly formed….,
(DST) Department Of Sex Taxation…..! ! !

Anyone who’s caught not reporting sex……,
Will be placed under house arrest……,
With an ‘Obamacam’ in their room……! ! !

Talk in the Senate and the House….,
Predict that it will be swiftly approved….,
Especially now that the elections have changed….,
The balance of power in our government….! ! !

All acts of sex…..,
(protected and unprotected)
Will be taxed…..,
Except for oral sex,
Which since 1996 is no longer….,
Considered sex…! ! !

(Viagra users will save 15% on their car insurance…! ! !)
この人は、ちゃんとしたというかかなり保守的な立場であります。つまり、重税国家は嫌い。
立場は明らかなので、増税には、反対。
同様のコンテクストで、お日様に課税しろとか、誕生日に課税しろなんて詩もあります。

この詩は、ザッパなんかよりも強烈ですね。特に、クリントンのスキャンダルを思い出させる1996年のくだりは、面白い。ちょっと、品がないかなと思いましたが。

ここで、まじめに方向転換。
Fund managers face new tax under U.S. House bill

Kim Dixon
WASHINGTON
Wed Dec 9, 2009 5:27pm EST

WASHINGTON (Reuters) - The U.S. House of Representatives voted on Wednesday to extend $17 billion in tax breaks for big business and to pay for them with a new tax on fund managers' compensation and stiff penalties on foreign banks that help rich Americans hide assets offshore.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE5B84K420091209
ヘッジファンド・マネージャーに対する課税強化策が議会で可決されたというわけです。

この案じたいは、5月の財務省が出したグリーン・ブックにありました。少し説明が必要ですね。

基本的に、アメリカは、日本と「同様」のいわゆる包括的所得税の考え方に基づく総合所得課税方式をとっています。
給与や賃金、あるいは、事業から生ずる所得については、通常所得として超過累進税率が適用され、それ以外に株式等の売却をした場合には、キャピタル・ゲイン課税として15%の税率で分離課税されます。
日本の分離課税とあまり変わらないなと思っていたわけです。

アメリカの場合は、社会保障番号で名寄がされ、利子、配当等については、通常所得として総合課税されるものでしたからずっとそうだと思っていたのですね。ところが、2004年、2006年の税制改正で配当所得については、キャピタル・ゲインとして分離課税されることになっていたのです。
これは、知りませんでした。勉強不足を正直に恥じます。

要するに二元的所得税になっちゃっていたわけです。森信さんがいっているようなアメリカにおける所得化税体系の変更は行われていないというのは、完全に認識誤りです。

配当所得がキャピタル・ゲイン課税で定率分離課税されていた。これは、やはり、バブルの遠因になりうるんでしょう。
さらに、ひどい改正が行われていたのですがそれを正されるということです。

ヘッジ・ファンド・マネージャーなどはパートナーシップなので、課税されるときは、パートナーシップをパス・スルーして、パートナーシップの利益を持分等に応じて分配した金額に対して通常所得として課税されることになります。
まあ、パートナーシップをデラウェアに置けば、デラウェアはパートナーシップを法人として認めるので、州法人所得税がないデラウェアでは州税を回避できますけどね。

パートナーシップに剰余金があれば、それを分配するということになります。これは、配当とは違いますから通常所得課税ですね。
しかし、頭のいい連中はいるもので、パートナーシップは、当然莫大な利益を上げているはずなんですが、課税されたのじゃ面白くない。課税されないために必要経費というか所得からの控除を作るのです。
具体的にはパートナーシップの構成員がパートナーシップに貸付を行い、貸付に対して利息を支払うかたちにすればパートナーシップの利益を最小にすることが可能でしょう。
ただ、この利息は、当然、通常所得として課税されるので、こんなことをしてもあまり意味がないということになるのです。しかし、2006年改正で、この貸付利息を配当とみなしてキャピタルゲイン課税するということにしたわけです。

本当に、頭がいいというか、根っこから腐っているというか。

こんな制度を作れば、帳簿上でレバレッジを聞かせた利益を計上し、パートナーシップでは利息を支払うので利益がない、個人の取り分は、累進課税される通常所得ではなく、15%の低率で課税されるキャピタルゲイン課税にするという仕組みですね。

要するに、議会から何まで巻き込んでブッシュ政権は、見事にバブルを形成し、所得再配分を行わないシステムを作り上げたのですね。
その後始末を、世界中でするというのはやはり、絶対的におかしい。

昨日の晩は、Mirror Man Sessions を聞き出したところで寝てしまいました。
昼間は、Frankie Miller ですが、飽きないから不思議。
by nk24mdwst | 2009-12-10 17:01 | 租税法(アメリカ)


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