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later that day

朝は、曇っていたのですが、雨が降ってきましたね。肌寒し。

アメリカの政治情勢と宗教の関係なのですが、1980年代を通じて、ひとつの例外を除いて、あらゆる宗派が、その信徒数を減らしています。例外は、バプティストです。7割近く、信徒を増やしています。
神とは何か、バプティストとは何かなどというのは、この際あまり関係ないのです、というか、わからないのです。

学生時代に見た映画で、南部で牧師が、ミシシッピの支流の川に入り、信者を本当に川の水につけて洗礼を行っているシーンを見ました。文字通りのバプティストってあんなのかなと。
このイメージは、最近の映画では、コーエン兄弟の映画「オー!ブラザー」の中の川のほとりでのシーンに現れていますね。

バプティストの教義と市場原理主義との親和性なのですが、Kevin Phillips によると、バプティストの教義によれば、神はすべての人に平等なれど、すべての人に手を貸すのではなく、信仰に支えられて努力するものの努力の成果としてその結果に報いられるのだと。
これって、規制緩和によって市場原理により競争原理を導入し、そこで得た利益の違いは能力の違いによるものであって、機会均等さえ保証すればいいのだという考えたに通じるというわけです。もちろん、ここで問題となるのは、至上というか競争社会に出るときの出発点、発射台が均等というか公平でないという事実に目をつぶるという点ですね。

ちなみに、ローマ・カソリックの考え方では神の慈悲を実行するために困っている他者を助けよというのがあるのです。それに対して、バプティストの教義にそれはないということです。

だから医療保険制度を国レベルで行うなんていうことは宗教保守から見るとおかしいという論理になるのですね。

ウェブ上に、日本でもアメリカでも、いくつかの設問に答えることによって回答者の思想信条の傾向を表示する、あるいは、支持政党を表示するサイトがあります。
まあ、設問自体が、どう答えるとどういう結論を出すかということがわかっているので、答え方次第で、右から左までどんな結論を導くことも可能です。
アメリカのこの手のサイトで、一連の質問に適当に答えていくことは可能なのですが、教会に通う回数、あるいは、人工妊娠中絶に対する賛否を問う設問が出ると答えに窮するのですね。平均的日本人を前提としない設問なので、当然なのですが、このような設問が思想傾向判断にどう役立つのかというのいまひとつわからなかったのですが、フィリップスの指摘を読んで納得した次第です。

さて、アメリカではファースト・タイム・ホーム・バイヤー・クレジットが延長されました。来年の4月30日までで、8,000ドル。これは、初めて住宅購入をする、又は、過去三年間に自己所有の住宅をもっていなかった人が対象です。
これに、新たに6,500ドルの税額控除が新設され、これは、既に住宅を持っている人が新たに主たる教授用不動産を購入した場合に適用されるということのようです。
また、制度が複雑になりましたね。

不動産価格等の指数をそこを撃ったように見えるアメリカですが、景気は底打ちをしたように見えるものの失業率の増加に歯止めがかかっていないのですね。
Obama calls for White House summit on job creation

By Michael A. Fletcher and Neil Irwin
Washington Post Staff Writers
Friday, November 13, 2009

President Obama plans to hold a White House forum on job creation next month, an attempt to signal his concern about the growing ranks of the unemployed and build consensus on future action to stoke the economy.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/11/12/AR2009111210563.html
失業給付の期間延長その他新たな背策を打ち出さないと、もう、来年は中間選挙ですからね。
2月の経済対策は、少なくとも雇用の減少を止めることには失敗していますから。

収財政は好転の兆しを見せず、悪化するばかりですね。
Report: 10 States Face Looming Budget Disasters

By THE ASSOCIATED PRESS
Published: November 11, 2009

Filed at 9:22 p.m. ET

SACRAMENTO, Calif. (AP) -- In Arizona, the budget has grown so gloomy that lawmakers are considering mortgaging Capitol buildings. In Michigan, state officials dealing with the nation's highest unemployment rate are slashing spending on schools and health care.
カリフォルニア、アリゾナ、フロリダ、イリノイ、ミシガン、ネヴァダ、ニュー・ジャージー、オレゴン、ロード・アイランドが危機的状態、ウィスコンシンも二桁の割合の財政赤字になりそうだというわけです。

政府内の意見の対立ですね。
White House says open to using TARP to ease debt
Thu Nov 12, 2009 4:29pm EST

By Andy Sullivan

WASHINGTON (Reuters) - The Obama administration is weighing how a $700 billion financial rescue fund could be used to ease the U.S. debt burden, the White House budget director said on Thursday, as data showed the deficit had deepened.
http://www.reuters.com/article/politicsNews/idUSTRE5AB4ZV20091112?sp=true

金融危機の一年目、つまり、昨年ブッシュ政権下で金融安定化法(The Troubled Asset Relief Program (TARP) )が立法化され、7,000億ドルの政府資金投入枠が設けられ、大手金融機関に税金が投入されました。
これの残高が、まだ2,100億ドルあるのだそうで、これを、家計や中小企業に投入して景気を刺激するということを連邦予算管理局が提案しています。
これに対し、財務省は、大きな歳入欠陥が生じているので、その穴埋めに使いたいという意向なのですね。

Gov't Muleの新作は、まあ、別に悪い出来ではないと思いますが、昔のハード・ロックに先祖がえりしたみたいな感じでインパクトがないです。ウォーレン・へインズも消耗気味。
前に本質はハード・ロックだと書いた気がするのですが、こんなストリート・ハード・ロックをやられると鼻白みます。

というわけで、きょうは、マイク・ネスミスを聞いています。

ゆうべは、まあ、一昨日と同じものを聞いたのですが、二曲目を覚えていないので。
by nk24mdwst | 2009-11-13 13:09 | 租税法(アメリカ)


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