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ver. 3

曇り空、風、冷たし。

いたずらに時間だけが過ぎていく気がしていて。しかし、歯医者は疲れます。きょうは、奥歯を何本もまとめて治したので、1時間ぷらすかかりました。
やっている歯医者さんは、大変だろうな。口を開けているだけで大変ですから。

新規不動産取得者減税をアメリカの議会は延長する法案を可決する見通しなのだそうです。
Congress Poised to Keep Homebuyers’ Tax Credit

By JACKIE CALMES
Published: November 3, 2009

WASHINGTON — The Senate and House are poised to agree on a compromise measure to extend unemployment benefits that also would expand a popular $8,000 tax credit for homebuyers, despite a recent government report on extensive mistakes and suspected fraud in the program.
http://www.nytimes.com/2009/11/04/us/politics/04cong.html
もう、来年の中間選挙を意識しないといけませんからね。

前に、このブログでも紹介しましたが財務省主席税務監察官の9月の報告は、この給付つき税額控除スタイルの不動産取得促進税制における、脱税(不正還付)、誤りの実態を調査で明らかにして警告しているのですが。

この新規不動産取得者に対する、給付つき税額控除スタイルの減税措置が導入されたのは、ブッシュ政権の最後の年です。
つまり2008年分から既にこの規定は存在していて、現政権は2009年分について、11月末取得のものまで従来の制度を拡充するものを立法化したわけです。
そこへ、現在、この規定の延長論が強く出ていて、新たな立法がまた時限的なものとして導入されることになると思います。
要するに、ヴァージョン3になるわけで、適用要件その他細部がそれぞれの年毎に異なるのですね。

基本的に同じ性格を持つ制度であっても、適用年によって、資格要件、適用される内容が異なってくるというのがアメリカの税法です。日本でも、このようなものは一括して租税特別措置法として時限立法されています。
しかし、そうでなくても複雑なアメリカの税法構造の中へ、年によって異なる条件等を持ち込むので、専門家であってもわからないというようなものになっています。

全米納税者擁護官は、その年次報告で、EITCやAMTといった制度が、所得再分配あるいは、制度の公平性を保つために有効であることは認めてはいます。しかし、公平性と簡単であることとは、トレードオフの関係にあるので、どちらを採用するかという選択なのですね。

余りに複雑な制度のために、理念上は公平性を担保するものであっても、実務的には納税者、税務専門家、課税当局のすべてにおいて過重な負担を課すようなものの合理性をどう認めるかというのは難しい問題です。全米納税者擁護官は、特に、複雑なAMTに関しては、廃止する方がよいと繰り返し主張しています。

AMTを説明しろといわれそうですが、簡単に説明できるくらいなら誰も苦労しないわけで。単純にいえば、所得階層区分によって、それが高くなるほど高い税率が適用して税額計算が行われることは日本と同様なのですが、その場合、所得階層区分と納税者の態様等のせいで、中間所得層がそれより上位所得層よりも大きな税額負担率となることを軽減するためのシステムなのです。

きょうも、Gov't Muleです。これが終わったら、Grateful Dead になるはずです。ウォークマンで流しっぱなしにしているので、同一アーティストで沢山曲の入っているのをかけているだけです。
前世紀の遺物に見えますね、ソニーの20GBのハード・ディスク・ドライブのウォークマンは。動作は遅いし。
案外頑丈ですが。音は、今のものには負けますけど。

ザッパのギターはブルース・ギター、ウォーレン・へインズは、ハード・ロック。スティーヴ・マリオットのコックニー・ブルースの方がブルースっぽい。
ライ・クーダーの演奏で一番、私が気に入っているのは、ランディ・ニューマンの12 Songs での控えめだけど鋭いプレイかなあ。

本当は、一番気になっているギタリストが、Alex St. Clair と Jeff Cotton だったりしまして。

夕べは、久しぶりにEddie Hinton を聞いていました。Dear Y'all です。
エディー・ヒントンがヴォーカル、ギター、ピアノ、ハーモニカ、バックは、Spooner Oldham:Organ、Barry Beckett:Piano、Jimmy Johnson:Guitar、David Hood: Bass、Roger Hawkins: Drums というマスル・ショールズのレギュラーです。
基本的には、1970年ごろのデモ音源がほとんどです。モノ・ミックスされているものは、シングルで出すつもりでもあったのでしょうか。
でもという割には、緊張感があります。
これが一番、好きです。完成度云々という点では、デモにギターをダビングした程度なので、売り物状態ではないかと思いますが、エディー・ヒントンらしいギターが聞けます。
ロジャー・ホーキンズがとちっていたりもしますけど。

既に独特のしゃがれ声ですが、声が若い。歌のレンディションも、もう少し歌いこんでいたらなと思うところもありますが。
晩年、さい発見後、きちんとプロデュースされたものの方が完成度は高いし、彼の歌も悪くないのですが、さすがに声が衰えているように聞こえます。
まあ、このあたりの声を聞いていなければ、それでもぶっ飛ぶのでしょうが。

晩年の歌は、諦めの境地というか、歌詞もわが身を振り返り、後悔してないさ、負け犬って呼ばれてもなんていってます。でも、このデモ音源では、まだ元気いっぱいです。

彼のギター・スタイルは、例のBoz Scaggs のデヴューを聞けばわかります。彼は、あのセッションのリード・ギタリストなのです。ただ、途中から、デュアン・オールマンが登場し雰囲気が一変します。

Steve Cropper とジミー・ジョンソンの中間のスタイルというのも変ですが、しゃしゃり出なくて、きちんとつぼを押さえてリズム・キープしながらオブリガートをちょっぴり加えるスタイルは独特です。スライド・ギターも弾いてますけどね。

彼のスタイルは、1969年にオールマンズが登場した時点で既に時代遅れだったのだと今は思います。
時代遅れだったということと、音楽に価値がないということとは違います。ブルー・アイド・ソウルと呼ぶにはアラバマ・サウンドがきつすぎます。そもそも、R&B自体が方向転換を、始めていたわけですから。
いわゆるソウルとかファンクとかいう路線の前のスタイルですから、R&Bマーケットでも売れなかったでしょう。

アメリカというのは極端な国で、差別政策は公式には放棄したものの差別は残っている。ただ、60年代の公民権運動のおかげで、アラバマのマスル・ショールズで全員白人からなるリズム・セクションによる録音をアフロ・アメリカン大衆が認めなくなったというのも事実です。
そこへ、うまい具合に登場したのが、ABB以下のサザン・ロック・バンドなんですが、これもまた、事故やスキャンダル、そして、ディスコの登場で再起不能に一度なるのですね。

だから、ウォーレン・へインズとかスティーヴ・アールは、ナッシュヴィルへ行くしか道がなかったわけです。ヤードバーズ、クリーム、ゼップを聞いていたロックの人たちだったのに。

マスル・ショールズでさえ認知されなくなったわけですから、モータウンがハリウッドで録音していたなんて知る人ぞ知る事実であったとしても絶対に政治的に認めることのできない状況だったということです。

きょうも、エディー・ヒントンを聞くのか。

今、思い出しましたが、私の通っている歯医者さんはロッド・ステュアートのファンなんでしょうか。1971年以後のロッドにまったく興味はありませんが、声を聞けばわかります。きょうは、ロッドがヴァン・モリソンの曲を歌っているのが流れていました。

イアン・マクレイガンの本は、面白かったですね。何で俺だけコケにされるのだって。
彼は、一応、カレッジに少し通っているので他のSmall Faces のメンバーなんかとはちょっと違うのですね。しかし、ハモンドB3を買ってもらい独学で練習し、3コード弾けるくらいの段階でバンドを作り、そのバンドが、ハウリン・ウルフのイギリス・ツアーのバックをやったというんだから時代です。
by nk24mdwst | 2009-11-05 17:08 | 租税法(アメリカ)


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