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who's gonna miss me?

祖母の話のつづきは、また、今度。
法事も無事終了です。昨年は、父の13回忌でしたが、年忌法要のたびに集まる親戚の数が減っているのです。集まった皆さんは、元気そうで良かった。

教育投資が大事だというクルーグマンの主張には、賛成ですね。
The Uneducated American

By PAUL KRUGMAN
Published: October 8, 2009

If you had to explain America’s economic success with one word, that word would be “education.” In the 19th century, America led the way in universal basic education. Then, as other nations followed suit, the “high school revolution” of the early 20th century took us to a whole new level. And in the years after World War II, America established a commanding position in higher education.
http://www.nytimes.com/2009/10/09/opinion/09krugman.html
結局、付加価値を生み出すのは人間でしかないわけです。だから、人間に対する投資、つまり教育が非常に重要なのですね。

クルーグマンは、今世紀初めからのアメリカの経済発展、特に第二大戦後のそれはアメリカの公教育の充実によってもたらされたといっています。それが、この30年間、政府の関与はすべて悪だという考え方の下、教育に係る支出が大きく抑えられたことの弊害について説いています。
ここでの政府という概念には、連邦政府だけではなく、公教育の担い手である地方政府を含めてのものです。
結果としておきたのは、アメリカ社会全体における知性の退化だと。それは、結局、アメリカの活力、国際競争力を失う結果になるということですね。
この話は、日本が橋本行政改革以来の教育改革論議においても同様のことがいえると思います。優秀な人だけを選抜して高等教育を与え、残りの一般大衆は、大切なことを自分で考える能力を持たない、黙ってお上の言うことを聞く人間、マスコミに踊らされる人間にしようとした結果が現在ですね。
教育臨調批判を続けていた、斉藤貴男さんの本に書いてあったことが、最悪の結果になっているのかと感じます。

この論説でクルーグマンは、公教育をになう地方政府に対する連邦政府の援助の重要性を強調しているのですが、アメリカにおける地方政府に対する助成に対する現下の問題は1年前から予想できたわけです。
連邦政府の財政出動是非論で揉めていたとき、つまり今年の2月の話ですけど、その頃ブログに書いた記憶があります。

人間は、不思議なもので、遠くのものほどはっきり見えることがあるのですね。

アメリカの不動産市場は以前、危険水域だとロイターです。
Housing risks still lurk even as buyers return
Sun Oct 11, 2009 9:06pm EDT

By Al Yoon and Nick Carey

RIVERSIDE, California (Reuters) - On the surface, a glimmer of confidence is returning to the battered U.S. housing market, after more than three years of gut-wrenching defaults, price slumps and foreclosures.
http://www.reuters.com/article/GCA-Housing/idUSTRE59B02O20091012?sp=true
2003年の不動産価格にまで回復したとはいうものの、地域経済の破綻でさらなる不動産市況の好転は見込めない。
特に、カリフォルニアのようにバブルが大きかった州ほどというわけですね。

いずれにしろ、われわれが知っている、というか夢に見る青空の下の南カリフォルニアは、どうも歴史的な転換点を回ったようです。

金融危機以後、UBSを初め、金融機関の取引に対する規制監視が強くなっているのですが、今度は、CITIが不正デリバティブ取引で管理当局から60万ドルの罰金を課される見込みだと。
Citi faces FINRA fine over derivatives deals: source

Sun Oct 11, 2009 9:15pm EDT

NEW YORK (Reuters) - Citigroup Inc (C.N) is expected to be fined $600,000 by the Financial Industry Regulatory Authority over derivatives transactions that helped foreign clients avoid taxes on dividends, a source familiar with the matter said on Sunday.
http://www.nytimes.com/reuters/2009/10/12/business/business-uk-citi-fine.html?scp=6&sq=tax&st=cse
顧客の利子等に対する課税逃れに手を貸したという話です。
by nk24mdwst | 2009-10-12 16:54 | 租税法(アメリカ)


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