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movin', day 3

台風一過、いきなり秋空が高いという感じですね。朝晩、ちょっと肌寒い。

数日前、ワシントンD.C. の租税法専門大手法律事務所が最大のロビーストとして、アメリカでは機能していると書いたわけです。ロビーストの存在意義を私は否定しませんが、この大手法律事務所は誰の利益を代弁しているかということが問題ですよね。
当然、自分たちの顧客の利益を代弁しているということで、その顧客というのは、アメリカの特権的富裕層、国際的に展開する多国籍企業、さらには、各国政府、さらに、アメリカに進出している多国籍業(日本企業も当然含まれます。)の利益を代弁しているということです。
利害が一致するとは思えない集団に見えるかもしれませんし、利害が一致していると考えることもできます。いずれにしろ、アメリカの平均的国民の利益の代弁者ではないことだけは、事実でしょう。

皮肉に聞こえるかもしれませんが、彼らは、自分たち自身の利益を代弁してロビーイングをしていると言い換えてもいいです。複雑怪奇で理解不能な内国歳入法典の毎年の改変にかかわることによって、顧客の利益を守るという大義名分の下、自分たちの顧問料最大化を図るというのが、当たっていたりして。
皮肉というよりは、うがった見方というべきでしょう。日税連も、税理士の利益最大化を目標に運動しているのなら、それはそれなりの意味を見出してもいいかもしれません。

まあ、私は、二枚舌ですから、租税法理論の整合性にかけるものに関しては、公の場で反対し、自分の利益最大化を図るものには、陰でほくそ笑む・・・・なんてことになればいいのですが、経済の全体状況、日税連の税法理解の程度、税務ぎょうせいの実態に関する認識の違いが決定的にあるので、個人的にそんな風に思うことにはなるはずは無いのですが。

ワグナー・クラブに私も属するかどうかは、自分でもわかりません。
いい増税には賛成するが、悪い増税には反対する。いい減税には賛成するが、悪い減税には、反対する。
単純に増税に賛成反対、あるいは、減税に賛成反対というのではなく、一定の基準でその増税ないし減税を評価したうえで賛成反対の態度を決める。
いいと悪いという、判断基準が何かというのが問題でありますが、これが判断できるという前提に立てば、いいものであれば、増税、減税、いずれも賛成、悪いものであれば、反対だという言い方をしておくとします。
判断基準をどうするか。
簡単です。自分の増税、他人の減税は悪い増税、減税、自分の減税、他人の増税は良い減税、増税という立場は、どうでしょう。
租税の公平性なんてどうでも良いという考え方。これは、誰しも、本音で持っているものかもしれません。

しかし、なまじ少し知恵がついたので、単純に自分の増税、減税レベルで、その増減税の良し悪しを判断できないのですね。税金を払うという前提には所得があるということで、経済が成長しなければ誰も所得が増えないわけで、自分が減税対象になったとしても、所得そのものがそれ以上に減っていたら、そんな制度には意味が無いということでしょう。

いずれにしろ、日本の源泉徴収制度と年末調整のセットは日本人の大部分を占める給与所得者が自分がどれだけ税金を負担しているのかをわからなくシステムです。さらに、付加価値税という神学で武装した消費税は、これまた誰が負担しているのかがわからない税金なのですね。
日本の国税収入の半分以上がこの源泉所得税と消費税収ということで、要するに見えない税金を集められているのです。
一般消費者が担税者だなどという消費税の議論は、まったく意味が無いと固く信じています。

それから、また、日本は真性デフレの入り口にいるようですが、デフレ化における消費税のような大型間接税、付加価値税がどれほど、中小零細企業を痛めつけ、消費傾向の強い低所得者層の生活を圧迫するかについては、もう十二分に学習済みのはずなのですが。

おそらく、欧州諸国は、これをこれから学習することになるでしょうが、授業料は、高くつくと思います。一般に授業料がどれくらいかは、失業率という数字で表されることになるでしょう。

アンサンブル・アンブロージアのおかげで、また、久しぶりにFZモードに入っておりまして、80年代最後の大編成ザッパのライブ演奏を聞いております。60年代のザッパのような斬新さというか、新たな発見、びっくりするようなものは出てこないのですが、編曲者、指揮者としてのザッパの成熟を感じる次第です。

昨日、久しぶりに70年代半ばのCBも聞きなおしてみました。
寝る前に何を思ったかというと、一番良く聞いたレコードは、一体、なんだったんだろうということを考え出したら眠れなくなりそうになったので、昔の記憶をたどりつつ、ということなのです。

70年代のビーフハートとザッパのアルバムは、実際、良く聞いたのです。60年代のものより優れていると思ったからでは必ずしも無くて、60年代のものの音が悪かったからというのが理由のひとつ。もうひとつは、60年代の彼らの音楽の真価がわかっていなかったということ。
60年代の彼らの音楽を聴いたのは、15歳くらいのころですから、それまでのポピュラー音楽やブルースの歴史を踏まえているこれらの音楽の価値がわかるはずも無かったし、あるいは、下劣な下らないものだと否定する耳も持ち合わせていなかったのですね。

流れとすると、ここで、アメリカの医療制度改革の動向について触れるというパタンですね。あるいは、UBS関連について。
IRS: Don't wait for new offshore deal
Thu Oct 8, 2009 6:40pm ED

By Kim Dixon

WASHINGTON (Reuters) - There will be no new deal for rich Americans seeking to come clean about offshore income once an amnesty deadline expires next week, the head of the U.S. Internal Revenue Service told Reuters on Thursday.
http://www.reuters.com/article/reutersEdge/idUSTRE5975PL20091008?sp=true
I.R.S.は、当初9月23日、それを延長して10月15日までに自発的に非を認めて申告を申し出たものに対しては一定の減免措置を与えるということだったわけですが、シュールマン長官は、延長は、これきりだと。

各国税務当局がスイスその他オフ・ショアのタックス・ヘイブンを使った租税回避に対して強硬な措置を取り出したのは、昨年のリーマン・ショックのときにスイスの銀行に公的資金が投入されたこと等の事情もあるかと思いますが、時系列で見ているとそれ以前からですね。
事の発端のあたりを、調べてみる必要があります。単に、内部情報を入手したとかいうレベルではないはずなので。

ここでまた話が変わるのですが、Sierra Records からの10月7日のメールではグラム・パーソンズのボックス・セットの残りは、36セットだとあったのです。今朝、HPを確認したら、売り切れたようで、陰も形もありませんでした。
商品の詳細は一切触れていなかったのに買った人っていたんでしょうか?byrds flyght のサイトでもスキップ・バッティンのCDについては、告知していましたが、GPのボックスについては触れていなかったはずですし。
by nk24mdwst | 2009-10-09 18:18 | 音楽


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