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zap album

今朝は、少し目覚めが良くて、Ensemble Ambrosius: The Zappa Albumをきちんと聞きました。
MP3で聞いていて、どこがキチンとだと突っ込まれたら、寝ないでという意味だと答えるしかないのですが。

曲目は、以下のとおりです。
1. Night School
2. Sofa
3. Black Page #2
4. Uncle Meat
5. Igor's Boogie
6. Zoot Allures
7. Big Swifty
8. T'Mershi Duween
9. Alien Orifice
10. Idiot Bastard Son
11. RDNZL
12. Orange County Lumber Truck
13. Echidna's Arf (Of You)
14. Inca Roads
15. G-Spot Tornado

二度寝の常備薬、Jazz From Hell 、FZのシンクラヴィアの作品集ですね。こっちの曲目は、以下のとおり。
1. Night School
2. Beltway Bandits
3. While You Were Art
4. Jazz From Hell
5. G Spot Tornado
6. Damp Ankles
7. St Etienne
8. Massaggio Galore

アンサンブル・アンブロージアは、まあ、良い選曲というか、ファンなら誰でも知っているものを選らんでいますね。バロック・スタイルでFZのおなじみナンバーをやっているのはともかく、シンクラヴィア・ヴァージョンのアルバムからの選曲があるのが面白いというか何というか。

実は、このあと、ブーレーズが指揮したロンドン・フィルの演奏も聞いたのですが、西洋古典音楽の陥る隘路にアンブロージアの方は迷い込んでいますね。
実にさらりと聞き流せて、20世紀の現代音楽作曲家の作品としては実に聞きやすい、すぐに眠れる、ピリオド、というわけです。
FZを現代音楽作曲家として持ち上げているつもりは、毛頭ありません。西洋古典音楽の現代音楽と称されるものをとりわけ評価しているわけでもなんでもないですから。ポップ・ヒットを連発する作曲家、アレンジャー、スタジオ・ミュージシャンの方が凄いに決まっています。

いわゆる西洋古典音楽というのは、録音音楽ではなくて、一発芸なのだと考えています。変な比喩ですね。
その場限りの、ライブにこそ価値があるということです。地元に小編成のプロの楽団があり、その草創時から聞いてきたのでわかりますが、楽団の能力次第ですね。さらに、同じ楽団でも指揮者次第。指揮者の曲の解釈、それを如何に楽団を通して表現させるかに尽きるのだと思うわけです。
その意味では、アンブロージアの演奏は限りなく0点に近いものだと感じました。FZが生きていたら、こんな演奏許さなかったのではと思います。

人間がシンクラヴィアに負けてどうするのだって話です。編成以前の問題。

ここで、また例によって、話が変わるのですが、マーティン・フェルドスタインは、日本が流動性jのわなにはまって身動きできないとき、消費税率を毎年1%ずつ上げると、来年ではなく、今年の消費が増えるというすばらしいご託宣を日経で述べた立派な経済学者です。
A Better Way to Health Reform
By Martin Feldstein
Thursday, October 8, 2009

The American health-care system suffers from three serious problems: Health-care costs are rising much faster than our incomes. More than 15 percent of the population has neither private nor public insurance. And the high cost of health care can lead to personal bankruptcy, even for families that do have health insurance.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/07/AR2009100703048.html
要するに医療制度改革のための財源論です。
日本では労使折半ですが、基本的な考え方は同じです。アメリカでは、雇用者が従業員の医療保険等(老齢年金も含んでいます)を自らが契約した保険会社に対して保険料を支払い、従業員は、その保険を利用して医療サービスを受けられるわけです。
この保険料(日本でいえば、雇用者が負担部分である50%)は、当然、その雇用者である事業者ないし法人の所得計算上控除できます。これを従業員の方から見れば、保険料を会社に支払ってもらっているのでその分だけ経済的利益を受けているので、通常であれば、現物給付と同様課税されるという論理も成り立つわけですが、これは非課税とされています。日本でも従業員負担分は、社会保険料控除として、個人の所得税の計算上控除できますし、会社が負担した残りの半分について、課税されることはありません。

通常の商取引を考えるとわかりますが、金銭等の財貨を受け取ったものはそれに対して課税され、財貨の対価を支払ったものは、その分を課税所得の計算上控除するというわけですね。アメリカも日本と同様、非課税規定をおいて、会社負担分の保険料を非課税としています。
要するに、この非課税の保険料に課税すべきだという議論があるのです。財源論、貧すれば鈍す、正当な議論だ、色々いえるでしょうが。
しかし、保険料を払っていないやつのためになんで俺の保険料相当額が課税されるのだという議論は、通常の勤め人の感覚でしょう。私も、同意します。

もうひとつ、アメリカで付加価値税を医療保険制度改革の財源として導入するか。今度は、民主党殻出ているペロシ下院議長もVATに触れたと、こき下ろしています。おなじNYTimes ですが、こちらのブログはクルーグマンと正反対なので面白いです。
October 7, 2009, 10:46 am
Pelosi, the VAT and Club Wagner
By David Leonhardt

Nancy Pelosi, the speaker of the House, sounded quite open to the idea of a value-added tax during her recent appearance on Charlie Rose. (James Pethokoukis of Reuters has the details.) As I briefly explained in my column today, a value-added tax — or VAT — is essentially a national sales tax. It has the advantage of taxing consumption rather than income, which should encourage savings. Savings, in turn, leads to corporate investment, and investment leads to economic growth. As taxes go, the VAT has much to recommend it.
http://economix.blogs.nytimes.com/2009/10/07/pelosi-the-vat-and-club-wagner/
ペロシ下院議長がVAT導入可能性に言及したのでクラブ・ワグナーにようこそというわけです。
このワグナーは、作曲家ではなく、19世紀のドイツの財政学者のアドルフ・ワグナーのことです。税金を上げるの賛成の人たちを集めて、クラブ・ワグナーと呼んで、馬鹿にしているのですね。

財源論としては、オフ・ショア課税強化もあるということのようです。
Offshore tax bill sought as health bill add-on
Wed Oct 7, 2009 4:37pm EDT

WASHINGTON, Oct 7 (Reuters) - A prominent Democrat will offer a controversial bill to target tax evasion by U.S. citizens and corporations to the main healthcare reform legislation in the Senate, an aide said on Wednesday.
http://www.reuters.com/article/euRegulatoryNews/idUSN0749045820091007
なりふり構わず路線ですね。

クルーグマンのブログもお勉強用に。
October 7, 2009, 8:58 am
Still chasing shadows?

This article on the continued troubles in credit markets was informative. But it raised a puzzle. Call me naive, but why does Fed policy seem to assume that the only way to repair credit markets is to return to the status quo ante, circa January 2007?
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/10/07/still-chasing-shadows/
クルーグマンの考え方に賛成すかどうか、彼の理論を理解するかどうか、そんなこと、私にはわかりませんが、彼の作る図表等による説明は、色々、考えさせてくれる材料になるような気がするのです。
by nk24mdwst | 2009-10-08 19:18 | 音楽


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