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granduncle's gone

秋空っぽいのですが、今日は、少し暑くなりそうです。

今週は、朝一番と夕方に必ず聞いているのが、Henry Kaiser の’Those Who Know History Are Doomed To Repeat It’です。
最初に聞いたとき、何だって思ったのですが、タイトルに偽りなく、思わぬ拾い物というとカイザーに失礼ですか。

最初は、オリジナルと比較をして些細な違いが気に入ったりいらなかったりしたわけです。ただ、このアルバムは、全体がカヴァー・ヴァージョンばかりなのですが、この選曲で、この順序で聞くことを続けていると、カイザーの音楽として受け入れられるようになって来ました。

大体、The Man Who Shot Liberty ValanceとかOde To Billy Joe と同列でDead とBeefheart が並んでいるわけでして、繰り返して聞いているうちに、オリジナルのことを忘れてしまいます。
突然、Mirror man!!! なんて叫び声が聞こえたりするので、オリジナルを思い出してしまう。実に浅薄な第一印象だったと反省をしております。

きょうは、Poco でも聞きましょう。まあ、最初にペダル・スティールを入れたロック・バンドのひとつですが、ヒットに恵まれず、やってた音楽も大きな流れを変えるようなものではありませんでしたが。

Ritchie Furay 曰く、Eagles が当初のカントリー・ロック路線から、ハード・ロックの方向にシフトしてきたので、自分たちもそうせざるを得なかったと。
イーグルスがシフトしたころというのは、Doobie Brothers, Steely Dan, Little Feat といったあたりは、若干の色付けの違いはあってもほとんど同じような音楽をやるようになってしまっていました。
バンド間の交流もあったので、同じ声がしてましたしね。

このころの彼らの音楽をどう考えるかという以前に、イーグルスのシフト、方向転換はなぜ起きたか。

1980年前後に、ナッシュヴィルのメイン・ストリーム・カントリーがアーバン・カウボーイ路線にシフトしてくるのです。必然的に、ロック・バンドのほうは、ロック食を強めざるを得なかったのでしょうね。

ナッシュヴィルのアーバン・カウボーイ路線シフトに対抗して、アウトロー・カントリー、オルタ・カントリーが登場してくるという構図でしょうか。このオルタ・カントリー路線で表舞台に立ってくるバンドというのは、根っこは、ABBとかLynyrd Skynyrd のようなサザン・ロック・バンドにあるのですね。
このあと、Punk の登場と機を一にして、カントリー・パンク・ロックのようなものをやりだすのですが、これが、ナッシュヴィルのお偉いさんには、受け入れられず、小さな会場をバンで回ったり、あるいは、ウェスト・コーストへ行くということになったようです。
Steve Earle, Dwight Yoakamといったあたりでしょうか。

Chris Hillman (Desert Rose Band)がヒット曲を出せたのはメイン・ストリーム・カントリーが方向転換してきたのと同時期なのですね。ちなみに、Bakersfield というのは、大恐慌時代にオクラホマから移住してきた人たちとその子孫が中心の町なのだそうです。

FZがいうInland Empire には、それなりに意味があったようです。
by nk24mdwst | 2009-08-26 10:53 | 音楽


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