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is it the end of the legacy?

きょうは、朝から、雨です。涼しい。

歯医者さんで20分、口を開けているというのは、かなりきついものですね。

UBS事件は決着したようですが。
Names Deal Cracks Swiss Bank Secrecy

By LYNNLEY BROWNING
Published: August 19, 2009

In the latest setback to Switzerland’s tradition of banking secrecy, UBS, one of the nation’s largest banks, agreed on Wednesday to turn over information on more than 4,400 American clients suspected by the Internal Revenue Service of using Swiss accounts for tax evasion.
http://www.nytimes.com/2009/08/20/business/global/20ubs.html
4,400人のアメリカ人顧客の4,450口座についてUBSは、I.R.S.に開示したというわけです。
スイス銀行の秘密主義に穴が開いたのか。

I.R.S.は、他のスイスの銀行に対しても同様の圧力をかける模様ではありますが。

アメリカの国内法、スイスの国内法、および両国間の租税条約を前提にすると結局、行き止まりになるので最後は外交決着したというわけです。

I.R.S.の狙い、逆にUBSに口座を持っている富裕層が考えなければならないことはなにか。

UBSが誰の口座を開示したかは、明らかにされていないので、表面的にはスイス政府の対面は保たれた。誰かは明らかにしないけれど、スイス国内法の基準においても租税逋脱犯に該当するものの名前と口座を開示したと言い逃れできます。

UBSに秘密口座を持っている顧客に対してI.R.S.は強力な脅しをかけているわけです。9月23日の期限までに自ら租税回避を認め自主的にI.R.S.に対して申し出た者に関しては、加算税や延滞税が軽減され、かつ、脱税を理由に刑事訴追はされないということになっているわけです。
問題は、自分の名前がリストにあるかどうかがわからないことです。

実に上手く仕組んだなと思うのは、開示の基準をどちらも明らかにしていないことです。単純に一定の金額基準によるのだとすれば、比較的少額の秘密口座預金を持っている者は、自らの名前がI.R.S.に通報されていないという可能性に賭けることができます。

この前提に立てば、大口資産家は当然、自ら出頭する方が得だということになります。

ただ、極論をするとアトランダムに選んだ名前である可能性も否定できないわけです。

こっちだとすれば、比較的少額の隠し預金口座預金者であってもリストに名前が挙がっている可能性があり、期日までに自己申告しないと、実刑を食らいます。
逆に、大口資産家であっても、自分の名前が載っていないことに賭けるという博打を打てます。

いずれにしろ、名前が公表されるようなことになるのは、刑事訴追をされることとなった人物だけでしょうから真相は藪の中になるんでしょう。

連邦司法当局は既に、UBS関係で弁護士を2人訴追しました。

これでスイス銀行神話が消えたか。

UBSやクレディ・スイスのような大手以外に、小さなプライベート・バンクがまだまだ沢山あって、そちらは手付かずです。これらの金融機関は、カリブ海等のタックス・ヘイブンを介在させて複雑なスキームを組んでおり、自分のところは大丈夫だと顧客に連絡しているということです。

すくなくとも、スイスから大規模なドルの流出が起きていないことだけは事実です。

Will the circle be unbroken? 別に深い意味はなくて、例のDirt Band のコンピを聞いているだけです。

Henry Kaiser のDark Star/The Other One のメドレーを聞きました。やっぱり、Dead とGarcia のように演奏することはできないわけです。みんなが知っているという前提で、こういう風に料理してみましたというあたりでしょうか。
デッドじゃなくて、King Crimson がやっているように聞こえる部分があったりして、難しいのですね。ヴァイオリンが加わっていたりするのでなおさらそうです。へヴィなフリー・ジャズ・ロックなのです。
出だしは、Live/Dead の演奏のようなオルガンが聞こえて期待させるのですが。
ドラマーがやはり、Bill Kreutzmanに敵わない。リーグが違う。

Beefheart のカヴァーも、Chris Spedding のClick Clackの方が良いと感じました。

クリス・スペディングのOne Step Ahead of the Bluesは、ブルーズ再訪という感じでまとめられていて最近の掘り出し物でした。
ジミヘンの Remember、Peter Green のAlbatross などというのも入っていますが、ブルーズ・スタンダードばかりです。アイデンティ・クライシスに陥りがちなスペディングは、こういう風に、きちんとターゲットを絞って、自分のやりたいようにやると、個性がでるのですね。
by nk24mdwst | 2009-08-21 15:15 | 租税法(アメリカ)


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