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deal with your middle person

今日は、朝から雨です。

The Dillards を聞いています。
1965Pickin' and Fiddlin with Byron Berline
1968Wheatstraw Suite
1970Copperfields
1972Roots and Branches
1973Tribute to the American Duck
というあたりです。ディラーズは、ハリウッドのテレビにレギュラーで出ていたバンドで、本質的にオーセンティックなブルーグラス・バンドというカテゴリーに入るのかどうか微妙です。
いずれにしろ、1960年代後半から1970年代前半にかけてのディラーズは、フォーク・ロック、ないし、カントリー・ロックといわれるものに非常に近いところにいたというか、中心的な位置にいたように思われるバンドです。ディラード兄弟の兄貴のバンジョー・プレイヤーのDoug Dillard は、Gene Clark とDillard & Clark を作るために抜けたあと、弟のRodney が主導権を握るようになるのが、1968年頃ですね。
カントリー・ロックといっても良いのですが、もっとストレートにポップ志向が出てきたというべきでしょう。
たまたま、当時の流れがカントリー・ロックだったからその風味がする。もともとブルーグラス・バンドなので、皮肉な言い方になってしまいます。

ディラード&クラークの方がはるかにブルーブラスっぽいのですが、ジム・ゴードンのドラムが小気味良かったりするのです。

ジーン・クラークのエポニマス・デヴューは、Leon Russell,Larry Knechtel、Jesse Ed Davis, Jim Gordonというオールスター・セッションなんですが、全部不発に終わります。みこしに乗せた玉が悪かったと普通の人は思うでしょうね。
たしかに、ジーン・クラークには女性を引っ掛ける点はどうか知りませんが、カリスマも無ければ肝心のプロフェッショナリズムに決定的に欠けていて、薬とアルコールが大好きってひとですから。ダグ・ディラードはそれより上手だということで。
ただ、尋常ならざるバンジョー名人だとは思います。

ジーン・クラークのバックはその後、ジェシ・エド・デイヴィスが仕切るようになり、まあ、彼の特性ゆえ、まとまりの無いものになったのはいたしかたがないかな。私、ジェシ・エドの追っかけです、15歳から。
ジェシ・エドは才能のあるギタリストではあると思いますが、歌で成功するのは無理です。これを彼は望んでいたのですね。極も悪くないものを書けるし、編曲だってできる人なんですが。

上述のメンバーのうち、ベーシストをCarl Radle,ドラムをJim Keltner にし、ギターにClarence White, Jerry McGee さんを加えると、Marc Benno のMinnows のメンバーということになります。

リオンとベノのAsylum Choir は、サージェント・ペッパーのハリウッド・ヴァージョンを作ろうとして失敗したのだと思います。リオン・ラッセルは、この後、Let It Bleed でStones で手ならしし、George Harrison を手名づけることに成功したのかな。
これに、アラン・クラインの提案だという、Let It Be の最後のプロデュースをフィル・スペクターがやったという話とどうつながるのか。

いずれにしろ、レッキング・クルーの中で、グレン・キャンベルとともにリオンも独立志向が強かったのだと思います。思い出した。ストーンズとの関係で言えば、ジャック・ニーチェの関与の方を大きく捕らえるべきなのかもしれません。Captain Beefheart のプロデュースだってやってますからね、ジャックは。

オーキーのリオンは当然、カントリー路線で成功したかったのかなと思うのですが,果たせず、試行錯誤の末、あるスタイルを見つけるのですね。

マーク・ベノのバックをやった皆さんが、Delaney & Bonnie のバックとしてBlind Faith の全米ツアーの前座を勤めるという辺りから何かをつかんだのでしょう。

カントリー・ロックもスワンプ・ロックもフォーク・ロックも結局、サーフ・ロックをやっていたハル・ブレイン以下のクルーが縁の下の力持ちなんでしょう。

途中、無茶苦茶省略、時系列も並べ替えが必要ですが。

Minnows では、3人プラスアルファのギタリストがいると思われますが、マーク・ベノも弾いているとして、キーボードもベノ以外にいるのだと思います。ネクテルだったりして。この三人は聞けば直ぐにわかります。

Buffalo Springsfield のボックス・セットに入っているハワイアン風のインストなんていうのも、Stills とYoung の仕事でないのは確かです。基本的にベースとドラムは違う人というか、ちゃんとしたプロの仕事ですね。ギターもスティルズ、ヤング以外がやっているものがあるように思えます。

Eagles は、Gene Clark, Gosdins, Burritos, Poco, Hearts & Flowers 等々色々試行錯誤の後、絶対に成功させるべきプロジェクトして誕生したのだと感じます。
イーグルズの分裂の仕方もバーズに似ていますね。ちゃんとした音楽で飯を食ってきた経験のある連中から先に辞めている。David Geffin とコネがあったのは、Bernie Leadon のはずですが。

ザディコまでとはいいませんが、ケイジャン・ミュージックは面白いです。そう思うと初期からケイジャンをとりあげていたFairport Convention の融通無碍さは、評価すべきだと思うのは、あまり同意されない考え方かもしれませんけど。

まあ、舞台で演奏する人とレコーディングする人が必ずしも同じでなくても、できた音楽がよければそれでいいと思います。

そこが税制と違うとところ。楽器を弾けないやつがレコーディングしてそれより下手なライブをやり、後始末を民間にさせるというのが税制です。


きちんと時系列を入れて、どのアルバムのどの曲がどんなメンバーでいつ録音され、どれがどれにどう影響を与えているかなんて並べてみたい・・・このての「みたい」というやつ、昔は頭の中で整理ができたのですが、何か表にして考えようなんて私の思考方法にあわないことを考えたりしてしまうのが駄目。

スヌーキー・ピートがBurritos でやったリックの原型をディラード&クラークでやっていたりして面白いのですが。
by nk24mdwst | 2009-08-01 17:22 | 音楽


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