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朝は、それほど暑くもなく、夕方の風は、秋風めいて感じられたのですが。

隣の田んぼの発掘は、地下3メートル以上掘り進んでいて、いかに昔から、この地が居住地だったかという証左なのでしょう。
三層目に入っているようです。
扇状地の中で、この一帯は比較的高かったので定期的に起こる洪水から逃れるのに適していたのかもしれません。

今週は、まあ、普通でない週でした。普通でない週は、普通でないことをするので、疲れます。

意地でブログは更新しているのですが、連絡メールを見逃していたりして。ちょっと、残念というか、一言言うべき内容だったかと思うのですが、時機を失してしまいました。
いずれにしろ、長年付き合いがあっても、ちょっとしたことで意思の疎通を欠くということはあるのですね。手順は大切です。

日本における法人税課税で大きな論点として存在するのが宗教法人に対する課税の問題でしょうね。宗教法人として都道府県により認定された場合は、法人税法が限定列挙する収益事業を行っている場合に限り、その収益事業についてのみ法人税課税が行われます。

宗教法人は重要な集票マシーンですから、当然政権与党と結びつくことを望むわけですね。

アメリカでは、宗教法人に対する課税に関して判断するのはI.R.S.です。免税団体としての宗教法人であるかどうかの認定について連邦最高裁まで争われた例としては、ロン・ハバードのチャーチ・オヴ・サイエントロジー事件があります。
この事件では、この宗派のカリフォルニア州の教会の免税団体該当性が否認されました。

アメリカは、キリスト教原理主義的な部分があり、それの行き着く先は一人一宗教的な存在がたくさんできるのですね。現世利益を教義とするような宗教の場合は、その宗教性自体が問題になることが多いようです。

こんな記事が。
IRS Is Investigating Finances, Pastor of Sterling Church Says

By Michelle Boorstein
Washington Post Staff Writer
Friday, July 31, 2009

The pastor of a Sterling church says the IRS is investigating his control of church finances, which include $8.5 million in church real estate and hundreds of thousands of dollars' worth of vehicles that he and his wife use in a "racing ministry."
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/30/AR2009073003799.html
信者からの寄付を、教祖個人が自らの資産形成のために使っていたという疑いで、内国歳入庁が調査を始めたという話です。

UBS事件は、大詰めなのですが、既に有罪答弁した人物もいるわけです。
U.S. Man Pleads Guilty to Tax Evasion

By CURT ANDERSON
The Associated Press
Friday, July 31, 2009; 5:27 PM

MIAMI -- Days before a high-stakes trial with implications for bankers worldwide, the U.S. and Swiss governments said Friday they reached a hard-fought settlement in the U.S. effort to get names of thousands of wealthy Americans suspected of evading taxes by hiding billions of dollars with Swiss banking giant UBS AG.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/30/AR2009073003947.html
国際玩具卸業者氏は、UBSに秘密口座があったわけですが、その事実はUBSからIRSに意図的に流されたものだと同氏は主張していると準備書面等にあるようです。UBSは当然否定していて、アメリカで使ってはいけないUBS口座のクレジット・カードを使うやつが馬鹿だと。

肝心のUBSの口座リストの話については、本来なら7月31日に両者が話し合うことになっていたのですが、それは、8月3日に延期。
そこへ、ヒラリー・クリントン国務長官がスイスへ行って外務大臣と話をするというのが司法省筋としては面白くない模様。そりゃ、そうでしょうが。

カリフォルニアの主たる税源は、州個人所得税だと。
Calif. tax commission faces tricky balancing act

By STEVE LAWRENCE
The Associated Press
Friday, July 31, 2009; 1:49 PM

SACRAMENTO, Calif. -- Coming up with a simple, fair tax system that can help California prevent more multibillion-dollar budget deficits is no easy feat, yet that's the task of a commission attempting to lead the state out of its boom-and-bust cycles.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/07/31/AR2009073100354.html
カリフォルニア州の税収の50%ほどが所得税収だというのですね。
当然、景気に左右されるわけで、景気が悪くなると財源難になる。一般的に州の基幹税である売上税は、景気にあまり左右されないはずなのですが、これの比率が下がっているのですね。
下がった理由は、課税されない取引が増えたからだと。

アメリカの州税以下のレベルの売上税は大型間接税ではあるのですが、課税対象を限定列挙しているのですね。だから、アマゾン・タックスのような問題が起きる。

日本の消費税は根本的に税法の作り方が違っていて、原則すべて課税、例外規定を設けるというやり方ですから、従来なかったような取引が始まった場合は、当然に課税されるという理屈になるのですね。

まあ、カリフォルニアは現下の財政危機克服のため、これを改善しようとしているようですが。

州所得税に関しては、現在の7段階の累進課税をやめ、税率を1種類、ないし2種類にする。これにあわせて、課税所得計算上の控除項目を減らす。
売上税に関しては、縮小し、代わりに、日本でいう事業税の外形標準課税、付加価値税的な事業税の導入等が提案されているようです。
これは、ミドル・クラスを直撃するという批判があるとしていますが、そうなるでしょうね。

今週は、音楽をあまり聴いていません。
by nk24mdwst | 2009-07-31 21:34 | 租税法(アメリカ)


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