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天気予報は、例によって外れ、昨日は、お湿り程度、終日曇りでした。
今日も、曇り。午前中、ショッピング・モールへ行き、レジ袋有料化に唯々諾々と従っている人たちを見て、意地でも買い物袋なんかもって行くものかと思いました。

レジ袋有料化で、極地の氷がどうなるのか知りませんが、これで得をするのは、スーパーですね。間接経費として商品価格に上乗せされていたはずのレジ袋を有料化することによってコスト削減、実質値上げができたということでしょう。
去年の、石油高で懲りたのでしょう。

宿題を出し、ちょっと褒められました。中身が良かったというよりは、新しかったからです。
まあ、宿題用にブログをメモ帳にしていたのですが、結局、予習にはなりましたが、鯖と同じで足が早いテーマなので、それをまとめてでっち上げるという目論見は、外れました。Fairport Convention を聞きながら泥縄で、でっち上げざるを得ませんでした。

久しぶりにフェアポートを通して聞いたので、それは良かったですね。
フェアポート・コンヴェンションの eponymous デヴュー・アルバムが、好きだと再確認した次第と昨日も書きました。

Cropredy Festival でAshley Hutchings が'Wings"という題した曲でグループの誕生時の様子を語っています。
それは、1967年、飛べないひよこがロンドンで、リッケンバッカーを鳴り響かせるバンドを作り、ついで、こんな曲を練習したといいます。ここで、バーズのYounger Than Yesterday に収録されている"Renaissance Fair"の印象的なギター・リフがバックで繰り返されます。やがて、自分の羽根で飛ぶことをみつけたと続くのですが。
この「ルネッサンス・フェア」は、Crosby & McGuinn の曲です。ベースはうまいですね。ドラムがジム・ゴードンではないような気がします。

フェアポートの原点を明快に説明しています。イギリスの有名バンド、そして、The Byrds 他のいわゆるフォーク・ロックを含むウェスト・コーストというかハリウッドのロックだったと。

バーズのこのアルバムでは、続く曲が”Time Between"なんですけどね。こっちは、クラレンス・ホワイト &ジム・ゴードンだと思います。
バーズのこのアルバムではVern Gosdin の声が聞こえるような気がしますが。

フェアポートのデヴュー・アルバムは、複数のギターを絡ませているところがハリウッド・ギター工房の音作りと同じです。それと、ギターのスタイルも12弦ギターのリッケンバッカー・サウンドだけではないのですね。ブルース・ギター・スタイルもあるし、流行だったシタールまで出てきます。
これをRichard Thompson とSimon Nichol の二人プラスだけでダビングを重ねて完成させたものなのかどうかは、確信は持てませんが、リチャード・トンプソンに間違いないと思える部分がかなりあるのは、事実です。

Martin Lamble がドラマーなのか、セッション・ドラマーの関与があるのかは、わかりません。おそらく、セッション・ドラマーがやっているものがある可能性が高いと思います。
当たらないのを承知で、Aynsley Dunbar の名前でも挙げておきましょう。
ドラムは、一人じゃないと感じるだけです。
いずれにしろ、アール・パーマー、ハル・ブレイン、ジム・ゴードンという人たちのスタイルをよく研究しているなと思います。

ジャン&ディーンからジャンゴ・ラインハルトまで吸収している感じのスタイルですね。Sandy Denny が加わりイギリス版のJefferson Airplane となるというより、この頃こそが、Signe Anderson のいるころのエアプレーンに例えるべきかと。
アンダーソン女史が産休中にGrace Slick が加わってエアプレーンはビッグ・ネームになって行きますが、この交代って舞台栄え以外に意味が無なかったのかななどと思ってしまいます。

フェアポートは、サンディ・デニーが加わり、エアプレーンになったのではなく、Big Brother & the Holding Co. になったというのは、半分、冗談ですが。

ところで、この時代のフェアポートにはSandy Denny は、いません。Strawbs にいたのですね。’All Our Own Work' をレコーディングしています。1973年にStrawbs がヒットを放ちサンディ・デニーの名前を使って売ろうとして発売されたわけです。Sandy Denny and the Strawbs という名義ででたのですね。
このアルバムは、サンディ・デニーの”Who Knows Where the Time Goes"が既に歌われています。私は、Dave Cousins の歌声が苦手なのですが、このアルバムはまだ許容範囲だと感じました。
リック・ウェイクマンが加入する前のフォーク・グループ時代ですね。以後のプログレ・ストローブズは、守備範囲外です。

このアルバム録音当時、メンバーにはドラマーがいなくてクレジットには誰も知らないKen Gudmand という人がクレジットされています。そもそもレコーディングは、コペンハーゲンで行われたことになっているわけです。

このドラマーのいたバンドは、デンマークでジミヘンやトラフィックの前座なんかをやったそうでかの国では知られた存在ではあったかもしれませんが。
このドラマーがうまいのですね。それから、ギターもうまい人がやっています。
ベースは、ウッド・ベースです。
ドラマーのレベルは、ハリウッドで金を稼げるレベルだと感じます。

調べてみたら、A&Mと契約しているのですね、この当時。だから、歌は、コペンハーゲンで入れたかもしれませんが(どこでもいいです)、演奏は、ハリウッド製だと思います。
1967年だと、もうちょっと遅れ気味のアレンジです。Gene Clark のソロ、Gosdin Brothers のデヴューあたり。いや、もうちょっと古くて、バック・ビートだけど全編アコースティックなのです。

楽曲、演奏、アレンジはどれも破綻が無くて、悪いものではないと思いますが、A&Mは誰に向けてこれを売ろうと思ったのでしょうね。
カズンズの自作曲は、イギリスのロアー・ミドルの生活、価値観が感じられる歌詞に、Judy Collins のアルバムみたいなバックをついたものを、1967年のフラワー・ポップ時代に誰が買うか?!

シングル用としてポップなつくりの曲もありますが、歌詞が暗いし、アメリカじゃだめでしょう。
しかし、バーズの曲でも、演奏が良くないのが混じっていることを思えば、このアルバムの演奏水準自体は高いです。楽曲も歌唱も、昔初めて聞いたときより、今は、はるかに好ましく感じられます。
ただ、サンディは、ちょっと型にはめられて苦しそうです。ジュディ・コリンズを演じろといわれてもね。
ソーホーで一晩中飲み明かす、ジュディ・コリンズは想像できませんから。
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by nk24mdwst | 2009-06-07 13:12 | 音楽


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