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can you hear train running?

今日は、晴天、朝日を受けた白い山がきれいでした。

昔は蒸気機関車、今は、二万ボルトの高圧電流の下を電車が走る。今の人たちに、汽車といっても通じないので、注意して電車とか列車とかいうようにしています。

飛行機の移動は、移動そのものにかかる時間は、1時間弱、短くても、拘束されていて何もできない時間がやたらとあるので、人生の無駄だと思います。飛行時間50分弱で、飛行中の前半後半の合計20分余り、それに、空港をタクシングしている時間は何もできませんからね。

ときどき、客室通路を走る稲光を見たり、滑走路に対して期待が左右に30度ほど傾いているのに、ショックなく着陸する名人芸にあったりする以外、楽しみはありません。

電車の移動の方がいいですね。本が読めるし、PCでDVDだって見られるし、ウォークマンで音楽だって聞ける。乗って直ぐ、弁当広げてビールを飲んでもいいですし。まあ、乗り過ごしだけには気をつけないと、です。

飛行機は熟睡していてもゴトンと着地したときに目が覚めます。この一年余りは、飛行機がゲートを離れたのは覚えているのですが、離陸時を覚えていないことが多いのです。

当地では車で移動なので気になりませんが、東京の人たちは、電車の中でひたすら携帯いじくっているのですね。昔は、本を読んでいる人が少なからずいたように記憶しているのですが。慣れない、山手線でウォークマンを聞いているのも私には危険です。必ず、乗り過ごしますから。

などと書いているうちに、今日は三月の終わり近く。もう、2010年も四分の一が終わりそうという訳です。お楽しみはこれからだという感じだけはしますがね。お化け屋敷、何が出るかわからないというのをお楽しみといえれば、の話、ですが。

10年前は違っていたんだよねって、クルーグマン。
America the Tarnished

By PAUL KRUGMAN
Published: March 29, 2009

Ten years ago the cover of Time magazine featured Robert Rubin, then Treasury secretary, Alan Greenspan, then chairman of the Federal Reserve, and Lawrence Summers, then deputy Treasury secretary. Time dubbed the three “the committee to save the world,” crediting them with leading the global financial system through a crisis that seemed terrifying at the time, although it was a small blip compared with what we’re going through now.
http://www.nytimes.com/2009/03/30/opinion/30krugman.html
10年前は、ちょうど、クリントン政権の二期目、中間選挙の後ということです。そして、アメリカのバブルのおかげで、日本の輸出大企業は史上空前の利益を上げ、それを国民に還元しなくてもいいシステムを作り、コイズミ、タケナカの登場へと続くのですね

クルーグマンは、クリントン政権誕生のときに、ローレンス・サマーズの変わりに入閣したかったはずなのですよね。で、それが果たせなかったもので、そこいらじゅうの経済学者を貶す本を書きました。経済学を売る人々とかって題名でしたっけ。

数学が弱い私にはわかりませんが、THE FRIEDMAN-EICHENGREEN THEORY OF THE GREAT DEPRESSION Paul Krugman March 28, 2009というクルーグマンの小論は興味深いです。私には下のほうのグラフしかわかりませんが。

夕べは、何を聞いたかな。1968年のTraffic のanonymousアルバムを聞いていました。これは、高校1年せいのときにLPを買って聞きましたね。Chris Capaldi を過小評価していたですね。
いや、彼のドラムがうまいというわけではないですが。

ジミヘンのElectric Ladyland と同じ年のレコーディングで、ジミヘンみたいなギターが聞こえる曲あり。ファズとか、ワウワウじゃなくてコード・プレイがジミヘン風だなと思いました。40年前には気づかなかったのですけど。本人がやっているかどうかは定かならず。

しかし、聞けば聞くほど、同時期のフリートウッド・マックの時間の経過を無視した音楽性というのが逆に、印象に残るわけです。
by nk24mdwst | 2009-03-30 16:15 | 音楽


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