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moonlight, midnight

昨日の夕方から雪が降り出し、さすがに寒さが違います。寒暖の差が15度は、ちょっときついです。

昨日の晩、帰ってからMystery Disc を聞きなおしていました。FZは、確かに1960年代前半はブルース・ギタリストそのものかな。
Hot Rats とかKing Kong (ポンティ)なんていうのは、ジャズ・ロックというかフュージョンのハシリだと片付けたら実も蓋もありませんが、フォー・ビートでもやってるし・・・。やはり、John Guerin を起用している理由がわからない。

ジャズ・ギターというのがどういう概念をさすのかって難しいのですが、代替コードとか、ディミニッシュだのオーグメントだのといったコードを使うってことを指すのでしょうかね。
ヤマハのガット・ギターでこれをやろうとして中学のとき挫折しました。

昨日のジョー・パスの談話の引用ですが、オーソドックスなジャズ・ギターをFZが弾く必然はないし、弾けないというのも事実かもしれないです。よくわからんのですが、映像で見ていると、右手のピックの持ち方はどう考えてもなんであんな持ち方をしているの意味不明、速弾気ができるのは間違いないのですが、左手の運指も、規格外ですからね。

変てこブルース・ギタリストだけど、実際はどんなフレーズだって弾けるというのは事実です。それがジャズと呼ばれるスタイルに合致するかどうかは別ですが。Warren Haynes とかDerek Trucks の方がはるかにジャズ・ギターっぽい演奏をしますからね。

ぐだぐだ堂々巡りのことをいっているだけです。ただ、Lumpy Money は、聞いても聞いても飽きない。せっかく80年代のFZの演奏にも意義を見出したのに、また逆戻りですね。

FZはおそらく中小企業の親父ですから、1967年、いわゆるフラワー・ムーヴメントなんて時代には、自分がたとえ長い髪の毛をしていたとしても、ヒッピーなんか大嫌いだったというのはよくわかります。金がないから、エース・プレーヤーをいつも雇うわけにも行かずというわけだったし。

ただ、Don Preston とかIan Underwood のように非常に優秀な音楽家が勝手に押しかけてきたのが幸運というか、必然というか。

今思い出したので、書きます。Jefferson Aiplane のAfter Bathing At Baxter's に入っている"A Small Package of Value Will Come to You, Shortly" (Spencer Dryden 他とクレジット)、それからCrown Of Creation の"Chushingura" 、さらにCDボーナス・トラック"Would You Like a Snack?" 、"The Saga of Sydney Spacepig"は、FZの他、 Art Tripp, イアン・アンダーウッド、ドン・プレストンが加わっていましたっけ。

全然関係ないのですが、これも今思い出したこと。1970年代後半のFZのバンドのベーシストでclonemeister(バンド・リハーサル・リーダー)だったArthur Barrow がある日、リハーサルに向かうクルマの中で聞き覚えのある歌声を聞いたのだそうです。それは、高校時代の暮らす・メートだった Christopher Cross に違いないと思い、調べて電話をしたらやはりそうだったと。クロスは、バロウにFZのこの話をしないでくれと頼んだそうです。
真面目なバロウがFZにこの話をしたら、次の日、クリストファー・クロス風の曲をFZは、一抱えほど書いてもって来て見せたって、まあ、与太話です。

Jerry Garcia のMorning Dew を聞きながら書いてます。オリジナルのBonny Dobson のヴァージョンなんて聞いた人どれくらいいるんでしょうね。Hourglassもやっていたりしてそういう時代だったわけです。Dead ほどこの曲のイメージというか曲想を広げられる演奏している人はいませんけれど。

タックス・シェルターがらみの訴追は厳しくなる一方のようです。
Ex-BDO Partner Pleads Guilty in Tax Shelter Case

By LYNNLEY BROWNING
Published: February 13, 2009
A former senior tax partner at the accounting firm BDO Seidman pleaded guilty on Friday to criminal charges stemming from a bogus tax shelter plan that allowed wealthy investors to evade more than $200 million in taxes.

While the broad scrutiny has suffered setbacks in recent years, the plea by Mr. Kerekes could aid Manhattan prosecutors in their criminal investigation into Deutsche Bank, which court papers say was involved with one of the same aggressive shelters involved in Mr. Kerekes’ guilty plea. It could also raise the pressure on BDO Seidman, which is also under scrutiny. Deutsche Bank and BDO declined to comment on the investigation.

http://www.nytimes.com/2009/02/14/business/14tax.html
BDO Seidman会計事務所の租税部門のパートナーがタックス・シェルターがらみの訴訟において連邦地裁で有罪答弁をしたという話です。税額総額2億ドルというスキームを用いて多くの富裕層相手に商売していたというのですね。
ドイツ銀行も登場します。

この手の話が続いていますが、バブル時代に金もうけをした連中が大規模な租税回避をしていたのに対して課税強化をしているということ、それともう一つ、各国政府が大手金融機関に対して税金投入による支援を行っている以上、金融機関の側としても顧客情報を守りきれないという側面があるのでしょうね。
アメリカの国外にあるドイツ銀行に対してアメリカの課税当局の税務調査権限が及ぶのかという素朴な疑問があるわけですから。

21世紀にはいってからのアメリカは少しも豊かになってはいないとクルーグマンはいいます。
Decade at Bernie’s

By PAUL KRUGMAN
Published: February 15, 2009
By now everyone knows the sad tale of Bernard Madoff’s duped investors. They looked at their statements and thought they were rich. But then, one day, they discovered to their horror that their supposed wealth was a figment of someone else’s imagination.

Unfortunately, that’s a pretty good metaphor for what happened to America as a whole in the first decade of the 21st century.

Are policy makers ready to do what it takes to break this vicious circle? In principle, yes. Government officials understand the issue: we need to “contain what is a very damaging and potentially deflationary spiral,” says Lawrence Summers, a top Obama economic adviser.

If you want to see what it really takes to boot the economy out of a debt trap, look at the large public works program, otherwise known as World War II, that ended the Great Depression. The war didn’t just lead to full employment. It also led to rapidly rising incomes and substantial inflation, all with virtually no borrowing by the private sector. By 1945 the government’s debt had soared, but the ratio of private-sector debt to G.D.P. was only half what it had been in 1940. And this low level of private debt helped set the stage for the great postwar boom.

Since nothing like that is on the table, or seems likely to get on the table any time soon, it will take years for families and firms to work off the debt they ran up so blithely. The odds are that the legacy of our time of illusion — our decade at Bernie’s — will be a long, painful slump.
http://www.nytimes.com/2009/02/16/opinion/16krugman.html
バーナード・メイドフの詐欺、ねずみ講と21世紀のアメリカ経済は同じ、借りて使うだけ、結局破綻したと。
ローレンス・サマーズはデフレ・スパイラルにはいっていることを認めているとも。
そして、大恐慌からアメリカを本当にすくったのは第二次大戦による完全雇用の実現だということを考えると、先行きの暗さ、暗闇の長さ、痛みの大きさを考えよというわけですね。

しかし、このアメリカよりも、実体経済で既に大きな打撃を受けているのが日本だということです。

今日の日経の経済教室で、中国の貯蓄過剰が中国の経常黒字を生み、その原因は、中国の社会保障政策の貧困にある。故に中国は社会保障政策を充実させることにより、国民の貯蓄過剰体質をなおすべきだと。
それに対し、中国よりも外需依存度の低い日本の場合は、為替調整が有効だって議論が掲載されていたわけですが、日本経済の外需依存度が強いがために深刻な不況になったということと矛盾していますよね。日本経済の外需依存体質を改め、内需を拡大する。
日本の貯蓄過剰を解消するためには日本の社会保障政策を見直すべきだ、つまり、現在の釈迦保証政策では不十分だという議論になるのではないかと思うのですが。

日経は、政府広報をやっている割に、論旨が一貫しないから面白いといえば面白いといえないこともないですが、某国営放送同様、自己規制が強すぎて詰まらない。

Dead とFZを聞いて気分を取り直し、か。
by nk24mdwst | 2009-02-17 18:31 | 音楽


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