雪は、昨日の晩で上がっているのですが、寒いです。
雪の日と雨の日では、雲泥の差です。特に、休日明けの仕事場は、寒いのです。連休明けなのでなおさらです。 暖房は、入れてますが、実際に暖かくなってくるのは夕方でしょう。 屋内にいるのに、コートを着て仕事をしています。 風と雷が無いのが救いですね。雷は怖いです。 個人的には、飛行機に乗っていて着陸時に落雷にあったのが6回ほどあるので、雷自体はそんなに怖くないのですが、PCが飛ぶのが怖いです。 夏の夕立のときでしたが、15年ほど前に経験しています。 12月24日の閣議決定をきちんと考えないといけないなと思いつつ、ほったらかしで。 休みにじっくりというわけには行きませんね。どこかの政府も不況に直面しているのに数年後の消費税の税率アップを主張するというお馬鹿さんですが、どこにも似たような人はいるのですね。 January 12, 2009, 6:30 am アラン・B・クルーガーは、クルーグマン同様、プリンストンの経済学の教授なのだそうです。 アメリカには州レベルの売上税(Sales Tax, Use Tax)はありますが、連邦レベルの消費税は存在しません。この連邦レベルの消費税(大型間接税)の導入については長年、議論されて着ているところではありますが。 クルーガーの主張、何をいまさらという感じですが、まとめてみます。 アメリカ人は消費過剰で貯蓄をしない、故に消費に課税すべし。貯蓄増進につながる。 3年後に単純な消費税を入れる(付加価値税は念頭においていないようです。)とアナウンスすると、5%の消費税が導入される前に消費が喚起され、経済活性につながる。 5%の消費税は5000億ドルの歳入効果があるので、財政赤字解消につながり、将来的には複雑な個人所得税、あるいは、法人所得税を軽減ないし廃止できる可能性がある。 500兆円の税収は確かに魅力的ではあります、財政当局にしてみれば。 一応、消費税の逆進性にも触れていて、低所得層に対しては、財政支出による生活支援等を行う必要があるとしています。 さらに、国際化した経済社会において政府が財政赤字を垂れ流していて、税収確保手段をもっていないと将来的には長期金利の上昇(国債価格の下落)を招くとも。 どこかの主税局、主計局、経団連の物言いと同じなので笑ってしまいます。 日本の20年余り前の議論を思い出します。今も同じ議論が続いているわけですね。社会保障財源として消費税率アップという欺瞞ですが。 アメリカの個人、法人所得税制が、日本では想像できないほど複雑怪奇なものであるのは事実です。だからシンプルに消費税をというわけですね。それも、売上税、単段階のものです。 欧州諸国において実際に付加価値税が現実の経済においてどのように機能しているのかは、政府統計や学者の本ではわからないというのが、個人的な感想です。 それはともかく、消費に課税することができるというのは、税額の完全転嫁を前提にしているという転嫁論も神学論争なのでやめます。 バブルがはじけた今言うのもなんですが、この20年余り、グローバル化という名の世界的な金融ギャンブル経済がその砂上の楼閣的成長の源泉だったのだと感じるわけですが、消費課税は、この金融関連所得に対する課税を放棄するのと同じなのですね。 金持ちは儲けた金をいずれ使うからというトリクル・ダウン理論なんていうのも嘘ですし。 少しだけアメリカの税務行政のはなっぱしを覘いた経験からいうと、所得課税を全面放棄しないと現在の徴税機構の規模で連邦レベルの消費税を導入するのは無理だと思いますけどね。 こういう人は、I.R.S.の中にいて何が問題かを現実の事例を直視して検討しているNina Olsen 女史の報告を読んでないのでしょうね。 とはいうものの、やはりアメリカにおいても連邦レベルの消費課税を導入すべしという意見も根強いようです。上記のクルーガーが触れいている論文です。 Taxing Consumption and Other Sins昨日は、Dead の1969年のフィルモア・ウェスト三枚組みを聞いてました。40年前なのですね。 さっきは、Judy Collins, 次いで、Gordon Lightfoot のEarly Morning Rain が聞こえてきました。この曲は、中学1年のときに三番目に覚えた歌です。 貨物列車で移動するHobo じゃなくてJet Plane で移動するというところが目新しかった、なんていうのは受け売りで、当時飛行機は、ビラを撒く軽飛行機を見上げていたくらいでした。 4番目がFour Strong Windsです。Ian & Sylvia ということで、カナダ人ばかりですね。 最初がPuff で、軟弱ですね。次がMr. Tambourine Man、Don't Think Twice, It's All Right と後は、Dylan の曲になるのですが、彼の歌声は、高校生になるまでまともに聞いたことがありませんでした。 でも1966年ごろくらいまでの曲は全部、譜面で覚えたのですね East West がライブ・ヴァージョンも入れて4曲プラス、1時間半ほど続いて・・・ Steve Stills は、同世代のロスのミュージシャンの中でラテンっぽいのが好きですね。メキシコ系ではなく、アフロ・キューバン的なやつ。 これは、彼の生い立ちというか若い頃、ラテン・アメリカにいたということが影響しているのか。両親がラテン・アメリカにいたというのでしたっけ。ラテン・アメリカを転々とするアメリカ人なんてカンパニーのやつらか?! Lumpy Money がやっと出るようですが、予約限定だとか。それもMOFOの4枚組みと抱き合わせ販売。 デッドの再結成もそうですが、ウェブ上で、オフィシャルかどうかを問わず、色々な音源、映像を合法かどうかは別にして、無料で入手できる時代になってしまい、ZFTとかデッドのビジネス・モデルは、どのような有効性というか優位を保てるのかと思いますね。 CDの焼き直しが売れなくなれば、ドサを回るしかないということでしょうか。 しかし、電子政府の実現の旗印としての電子申告をどうするこうするなんていうのは、20世紀の発想ですね、今や。 電子申告せずに電子申告の批判をするなという声もあり、それはそれでよくわかるのですが、利便性なんてどこにあるのってやはり思うわけです。
by nk24mdwst
| 2009-01-13 13:58
| 租税法(アメリカ)
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