今日は、宿題をしようとしているのですが、宿題はやっぱりやりたくない。
期限とやるべきことを定められているというのがいやなのだからどうしようもないです。 やらなければいけないことが、自分の興味のあることとそうでないのとでは違います。ガキの言い分ですが。 Captain Beefheart を一応切り上げて、今日は、Fred Neil を聞いています。ほとんど隠遁者のような生活を送った人ですが、ウェスト・コースとの一群の人たちに非常に大きな影響を与えているのがわかります。名前を挙げるのは簡単ですが。 Bufflalo Springfield の’Again'のアルバムのバック・カバーにもその名はありました。Fidel なんてのもありましたg。バッファロー・スプリングフィールドもレコーディング・セッションは基本的にThe Byrds と同じ人たちが中心だったのだと個人的には思っています。 このアルバム・ジャケットのバックにはJimi Hendrix やEric Clapton の名前もありますが、Bert Jansch の名前も載っています。バーと・ジャンチはコンテンポラリー・フォーク・シンガーという見方をするとフレッド・ニールにかなり似ているのだと思います どちらかが真似たとか影響を受けたというのではなく、お互いに手本にした人たちが同じだったというべきなのでしょう。 ニールのコピーキャットとしてのDavid Crosby をどうしてやろうかと常々思っているのですが。 年末は、Scotsville Squrrel Barkers から始めてChris Hillman の足跡を辿っていました。 音楽と生まれ育ちを、あるいは、社会状況を結び付けるなどというのは三流評論家のやり口でしょうが、色々以前、気づかなかったことに気づきました。 しかし、クリス・ヒルマンとBernei Leadon との付き合いというは、40年以上にわたるのですね。 私の場合、定期的にThe Byrds モードがやってくるようです。今回のバーズ・モードはクリス・ヒルマン・モードとしてやってきているわけです。ずっとGene Clark モードだったのですが。Roger McGuinn モードのときもありました。 1970年に私がバーズで一番好きだったのは、クロスビーですけどね。 最近、というこの数週間、マギンについてもどう考えるべきかと 一番コンスタントに演奏を続けてきたのは、今となるとクリス・ヒルマンであるように思えます。 今朝は、朝刊が来ました。私の履歴書で、Howard Baker 前駐日大使が生まれ育ちを語っています。 南部のテネシーの山、アパラチアの生まれなのですね。三代続いた法律家一族、父親も下院議員です。 長らく共和党の院内総務を務めていた人物ですから大物です。 FDR連合では南部は民主党の地盤なのですが、テネシーもそうです。ただし、テネシー東部のアパラチアはリンカーン時代から共和党の地盤だったのだそうで、ベイカーは、テネシー選出の上院議員としては南北戦争直後の混乱期を除いて初めてだったということです。 アパラチアはアフロ・アメリカンの人口比率が低いことが影響しているのですかね。 豊かな少年時代と題して高級自動車をバックにした写真が(後ろが一部写っているのは、キャディだと思われます。)日経に載っていました。1930年代半ば、大恐慌の真っ只中です。現在でもテネシー東部は全米平均より所得の低いところですが、昔から豊かな土地柄ではないはずですが。 このあたり出身の白人の若者でも第二次大戦前の高校卒業率は30%に満たなかったと思います。 Dolly Parton のCoat of Many Colors なんかで歌っている地方ですが、ワーキング・クラスとそうでない人たちの間には明確なラインがあったし、現在もあるわけですね。 ここからサザン・ソウル、カントリーと1960年代半ば以後、ハリウッドで起こったカントリー・ロックの企画の話をすると特定の人物の悪口を言いそうになるので止めます。まあ、人間的に問題があるということと音楽家、歌手としての才能があるということとはまったく別の話です。 つまり、Gram Parson の光と影ですね。彼が他に類を見ない歌い手であり、すばらしい歌をいくつか書いたのは事実ですが。 さてと、共和党における基本戦略についてのクルーグマンは、その問題意識について、年頭に再度、念を押したいと思ったのでしょうね。 Bigger Than Bush今回の選挙における共和党の敗北の原因は、一人の大統領の資質の問題ではなく、共和党が40年前に行った方向転換のせいであると確認しています。 さて、バブルに詐欺は付き物ですが、それにしても桁が違いすぎます。 Madoff Spotlight Turns to Role of Offshore Funds投資家を騙すだけではなく、税務当局をも欺いていたというのは特に驚くほどのことではないのですが、有名オフショア・ファンドの名前がたくさん登場します。 凄腕ホワイト・カラーの犯罪は、彼ら自身が立法者になったり行政官になったりする国においては大きな問題ですね。 さて官僚システムが機能不全に陥っているどこかの国ではどうなのでしょう。 この国の官僚システムというかキャリア・システムは、意図して愚民政策を採ったのだと思いますが、明らかにそれは失敗でしたね。戦後、この国のキャリア・システムが機能したのは、優秀だけれども家庭的な事情で上の学校に進むことができず、ノン・キャリアとして役所に入った人たちの中から優秀な人たちを選別抜擢し、その人たちの職人技が継承されている間でした。 輪切りの偏差値システムで一番を取り、縁故主義に基づき出生した人たちからなる試験秀才の集団は、答えのない問題に直面したとき立ち往生してしまいます。現在の日本はというか、この20年余りの日本は立往生しているだけです。 この学歴と縁故主義的資本主義は日本の大企業においても同様だったのだと思います。
by nk24mdwst
| 2009-01-03 13:56
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