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day 24, still more days to

晴れた日の続かない季節がやってきたようです。山ろくでは紅葉がきれいなようです。
出かける暇がないのですね。

今年も、あと二月、何をしてきたかと考えると、何もしていない。
まあ、たいした不幸もなく、暮らしてきただけでよしでしょう。

The Byrds を相変わらず、聞いています。

Dr. Byrds and Mr. Hyde、Live at the Fillmore West February 1969、Ballad of Easy Rider、Untitled/Unissued 、Byrdmaniax、Farther Along というあたりを聞いて復習しています。

そんなに腰を据えて聞いた覚えもないのに、一曲終わると次の曲のイントロが頭に浮かぶので、それくらいは聞いたということですね。

この時代のバーズは、人気も下降し、いわゆるフラワー・ムーヴメントとかカウンター・カルチャーなんてモノを重視する視点からは、ハリウッドの落ちこぼれ的な扱いをされていたかなと思います。

FZの200 Motels のDVDが届きました。ファクトリー・シール付で6ポンドです。

MTVですね、これ。サントラCDで知っている曲、サントラCDにあるしゃべりと必ずしも映画は一致していないようです。

要するに、Jeff Simmons が台詞を練習していてFlo& Eddie に馬鹿にされているシーンなんかがない。ジェフ・シモンズの脱退騒動自体が映画のメイン・ストーリーになっているわけです。

Flo & Eddie Mothers の演奏は素晴らしいです。
ロサンジェルス交響楽団の音楽も良い。モノラルなので、映画館でアルテックのスピーカーで聞くといいのでしょう。George Duke がトロンボーン吹いていたり。

映像処理は、時代を感じます。退屈なロック・バンドのドサ周りを主題にしているわけで、FZの私小説的かつ偏執狂的な映画なので退屈といえば退屈。単なる自己満足だったんでしょう。
金を払って見に来る人はいないと思います。マッド・シャークの話は出ません。

ゲストは、リンゴ・スターとキース・ムーン。特に、リンゴは、FZに扮しています。90分余り、私は退屈しないで見てしまいました。今晩は、CDを聞くことになるんでしょう。

マッド・シャークのインタヴューについてシアトルのホテルの従業員との会話があったのは違うCDかもしれないという気がしてきました。

ジミー・カール・ブラックがいつになったら金がもらえるんだって。

ストラヴィンスキーとかヴァレーズからの引用もありますが、fzは、1950年代のハリウッド映画音楽の素晴らしいところを非常に良く理解しているのだと勝手に思った次第であります。
私小説的な設定とその現実を演じるMothers、映像とスタジオ・ライブと思われる音楽を一体化してコラージュしようとしたのだと思います。

絶対に金にならない映画で合ったのは明らかですね。ロック・バンドが主役であるにもかかわらず、汚い言葉づかい、ソフト・コア・ポルノないしグルーピーに対する言及、当然、実在のバンドの名前が出てくるということが先ず駄目。
話は、ドサ周りは退屈だというとおりで、退屈です。
映像も映像処理、演技、その他全て知ろうと演劇レベルかな。
音楽は、基本的にFZの現代クラシック音楽志向とストレート・ロックが継ぎ目なく張り合わされていて、どちらか一方のファンには到底受け入れられない。

しかし、さすがにロサンジェルス交響楽団はさすがにプロだと思いました。

今月はろくなことがありませんでしたが、Fotheringay の2、それとこのDVD、どっちもポンドが下がったので安くていい買い物をしました。両方で20ポンドプラスだと思います。

Live at the Fillmore West February 1969 とUntitled/Unissued の半分がライブです。個人的には、Al Kooper & Mike Bloomfield のスーパー・セッション・ライブ・ヴァージョンの前座で音合わせように行われたとされるフィルモア・ライヴの演奏が好きです。
音は少し落ちます。特に、コーラスがよく聞こえないのが難です。
ベースがJohn York かSkip Battin かという違いがあるわけで、スキップ・バッティンのベースが悪いということではないのですが、Clarence White のできは前者の方が良いのではないかなと。
このフィルモア・ライヴでは、変なところで拍手があったり、客席から声が上がったりしていて、明らかに、このメンバーのバーズがカントリー風味の曲をやることに客が納得していないのを感じるのは勝手な思い込みかもしれませんが。

「ロデオの恋人」以後のバーズの音楽がバーズなのかどうかということ自体が問題なのかもしれません。ローリング・ストーンのDave Marsh などは、バッティンの書く曲は、バーズにあっていないと切り捨てています。
そりゃ、複数の12弦ギターの響きをバックにしたコーラス・バンドでないことは確かですが、絶対的にどうしようもない曲を下手くそにやっているわけでは全くないわけで。

ライブはちゃんと一人前に演奏できるバンドとしてのバーズの姿をきちんと記録しています。逆に、スタジオ録音のバードマニア以後は、バンドとしての体をなしていないといえばそれまでですね。各自が作った曲をやりたいようにやっているように聞こえます。
でも、ハーモニーが少ないですけど、比べたくはないですがCSN&Yだって似たようなものだったと思います。

逆に、バーズのそもそもの本質自体がバンドではなかったのではないかなという疑念があって。

例のトルバドールだかなんだか知らないけれど、フォーク・クラブでマギンとクラークが会い、底にクロスビーが加わってというのは、否定をするのも難しいですが、真実だと証明するのも難しでしょう。オーディションやっていたりして。

ハリウッドのスタジオとコネクションがあったのはクロスビーだと思いますし。

話は例によってあちこちふらついていますが、音楽としての評価は別にして、「ロデオ」以後のバーズも同様にレコーディング・アーティストとしては以前と変わらなかったのではないかなと思うのですね。やっている曲のスタイルは変わっていますが。

あんまり誰も評価していない最後の二作は全体として眺めると散漫で統一性がないですけど、ここの曲自体は、それぞれの個性が出ていて悪くないものが少なくないと今聞くと思うわけです。
きちんとアレンジされてちゃんとしたミュージシャンがやるというバーズ本来の姿に戻っているかなと。

このスタジオ版のバーズとライブ・バンドとしてちゃんと演奏するようになったバーズは似ているようでかなり違うように思えます。ジョン・グエランとかジョー・ララがドラムということになっている曲も、もう少し上手い人がやっているような気がするものがあります。

ここを通り抜けたら、知らないうちに大スターになっていたVern Gosdin を聞くことにしようかなと思っています。ゴスディン兄弟の片割れです。クリス・ヒルマンと一緒にヒルメンをやっていましたし、ジーン・クラークのファーストでバック・コーラスをやっていた兄弟です。
by nk24mdwst | 2008-10-31 16:46 | 音楽


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