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day 21, back in 1978

急に温度が下がると、やっぱり辛いですね。夜は、ずっと雨が降り続けていましたが、朝から晴れています。

ドクで写真を撮ってきましたが、もう少しかかりそうだと。年は取りたくないものです。
昨日、高校時代にバスケット・ボールの試合中に足首を骨折した人の話を聞きました。ぞっとする話ではありました。

一世代を30年だと考えると、30年前に、つまり1978年に自分は何をしていたか、どんな音楽が流行っていたか、何を読んでいたか。忘れるというのは貴重な能力ですね。

近時の状況を遡るときにグリーンスパン時代まででは、不足なのだと思います。レーガン政権の誕生、さらにその前のカーター政権時代の1978年頃の世界ってどうだったのか。

イラン革命、旧ソ連のアフガン侵攻前夜、アメリカにおけるインフレと不況の同居、第二次オイルショックを起因とするわけですが。
テヘランのアメリカ大使館が占拠され米国市民が多数人質になったとか。
この前後、いろいろありましたね。

電通のサイトから興味を引くものだけ拾ってみます。

■ 経済白書 副題(1978)
構造転換を進めつつある日本経済

■ 経済概況(1978)
わが国経済にとって,昭和53年は試練の年であった。年間を通して吹き荒れた円高あらしの渦中で,政策効果の民間需要への点火はなかなかみられず,内外不均衡の是正も進まないままだった。一方,その過程で,わが国経済には新たな変革の芽もはぐくまれ,産業界には活力ある発展を目指す動きもみられた。
経済成長率 名目 10.1% 実質 5.3%
民間最終消費支出 名目 10.1% 実質 5.3%
民間企業設備投資 名目 7.0% 実質 4.5%
輸出 名目 -6.5% 実質 -0.3%
消費者物価 4.2%

■ 政治・経済・業界(1978)
○永大産業倒産,負債総額 1,800億円で戦後最大級(2.20)。
○日銀は公定歩合を0.75%引き下げ,年 3.5%と戦後の混乱期を除いて過去最低水準に(3.16)。
○政府,内需拡大など7項目の経済対策決定(3.25)。
○政府は53年度公共事業の73%上期集中契約,不況地域の重点配分などを決定(4.7 )。
○総理府は,3月の完全失業者 141万人で,この20年の最高と発表(4.28)。
○成田国際空港開港(5.20)。
×ボン先進国首脳会議,共同宣言を発表-日本は実質7%成長,黒字減らし,輸出規制等を約束(7.16~17)。
○東京外為市場で,1ドル= 200円割れ(7.24)。
○53年度から従来のGNP統計を新SNA統計へ切り替えることを閣議決定(8.4 )。
○日中平和友好条約調印(8.12),国会で承認(10.18 ),中国鄧小平副首相来日(10.22 )。
×カーター米大統領はドル防衛策を発表(8.16)。
○不二サッシ2社,証券取引法違反で告発され,粉飾額は 431億円(8.29)。
○政府,事業規模2兆5千億円の総合経済対策を決定(9.2 )。
○本四連絡橋児島~坂出ルート着工,総工費 8,400億円,工期9年(10.11 )。
○東京外為市場で,1ドル= 175円50銭の最高値を記録(10.31 )。
×米政府とFRBは外為市場積極介入と公定歩合引き上げ等のドル防衛策発表(11.1)。
○大平内閣発足(12.7)。
×OPEC,54年の原油段階的値上げ決定,累計14.5%引き上げ(12.17 )。
○53年の貿易収支は 247億ドル,経常収支も 116億ドルと空前の大幅黒(12末)。
○東京外為市場,1ドル= 240円でスタートして 195円40銭で終幕(12.29 )。

■ 海外10大ニュース(1978)
×米中国交正常化(12.15 )
×キャンプデービットの中東和平3カ国首脳会議(9.5 ~17)
×中国で毛批判(11月)
×ポーランド人ローマ法王誕生(10.16 ),イタリア人以外は 950年ぶり
×イラン反政府暴動(12月~)
×ガイアナで人民の寺院集団大量自殺(11.20 )
×イタリアのモロ前首相誘拐殺害(5.9 )
×英国で試験管ベビー誕生(7.25)
×ベトナム,カンボジア侵攻(6)

アメリカ事情、欧州事情に対する認識が薄いなと感じますね。
1978 - What happened in 1978 ?の方が、面白い。

FRB議長にポール・ボルカーが就任し、レーガン政権誕生後、強いドル政策(=高いドル金利政策)を導入し、とにかく、アメリカの悪性インフレの封じ込めが行われた。その代償は、というと。

相変わらず、口が悪いです。ブッシュ政権、ポールソン財務長官を目の敵にしてはいます。
The Widening Gyre

By PAUL KRUGMAN
Published: October 26, 2008

Economic data rarely inspire poetic thoughts. But as I was contemplating the latest set of numbers, I realized that I had William Butler Yeats running through my head: “Turning and turning in the widening gyre/ The falcon cannot hear the falconer; / Things fall apart; the center cannot hold.”
・・・・・
What’s happening, I suspect, is that the Bush administration’s anti-government ideology still stands in the way of effective action. Events have forced Mr. Paulson into a partial nationalization of the financial system — but he refuses to use the power that comes with ownership.

Whatever the reasons for the continuing weakness of policy, the situation is manifestly not coming under control. Things continue to fall apart.
http://www.nytimes.com/2008/10/27/opinion/27krugman.html
最後の二行の結論は、別に指摘してもらわなくてもわかります。
問題は、どの程度の規模なのか、最大の衝撃はいつ起きるのか、いつ治まるのか、治まった後の世界はどうなるのか。わかっていれば、苦労しません。

William Butler Yeats の元の詩です。

     The Second Coming

TURNING and turning in the widening gyre
The falcon cannot hear the falconer;
Things fall apart; the centre cannot hold;
Mere anarchy is loosed upon the world,
The blood-dimmed tide is loosed, and everywhere
The ceremony of innocence is drowned;
The best lack all conviction, while the worst
Are full of passionate intensity.
Surely some revelation is at hand;
Surely the Second Coming is at hand.
The Second Coming! Hardly are those words out
When a vast image out of i{Spiritus Mundi}
Troubles my sight: somewhere in sands of the desert
A shape with lion body and the head of a man,
A gaze blank and pitiless as the sun,
Is moving its slow thighs, while all about it
Reel shadows of the indignant desert birds.
The darkness drops again; but now I know
That twenty centuries of stony sleep
Were vexed to nightmare by a rocking cradle,
And what rough beast, its hour come round at laSt,
Slouches towards Bethlehem to be born?

The Second Coming という概念は、浄土真宗の私には理解不能です。

The Second Coming というバンドがあるのですね。昨日、引っ張ったHPのChristion Rock のページにも出てきました。

知っている人はもう既に知っているでしょうが、FZのアルバムをZFTが出すようです。Vanity Fair が未亡人のGail Zappa にインタヴューしています。
FZが音楽を作ったのであって、GZは、そうじゃないということがわかっていないのがゲイル・ザッパ女史の偉いところですね。
BuzzMusic Gail Zappa on Frank's New Reissue, Lumpy Money
by Michael HoganOctober 21, 2008, 12:08 PM

Before you completely tune out the endless procession of 40th-anniversary tributes to 1968’s rock ’n’ roll landmarks (hey, it was a big year), reserve a little head space for Lumpy Money, a three-CD package honoring Frank Zappa’s historic one-two punch of Lumpy Gravy and We’re Only in it for the Money.
・・・・・・
http://www.vanityfair.com/online/culture/2008/10/21/gail-zappa-on-franks-new-reissue-lumpy-money.html
要するに、ZFTは、1968年のLumpy Gravy とWe're Only In It For Money を未発表音源とあわせて三枚組Lumpy Money として出すという話です。

FZは、The Mothers Of Invention としてVerve と契約していたわけですが、Capitol と作曲家として契約もしたわけです。
Lumpy の方は、オーケストラ作品としてキャピトルから出そうとしたわけですが、当然、契約でもめてしまってもとのままの形で出すことは不可能となったので、オーケストレーションの上に、Eric Clapton のモノローグやらノイズやら色々ぶち込んで、We're Only の半年後にVerve からFZの名義ででました。
オリジナルのオーケストラのみのヴァージョンが出されるようです。

あと、We're については、1980年代にRuben & The Jets と同様、ベースとドラムを当時のFZのバンドのメンバーだったArthur Barrow とVinnie Coliutaに入れ替えて一度出しているのですが、これについては、ファンのブーイングが強くて現在は消えています。これが再度登場してくるのかどうか、というあたりでしょうか。

GZは、FZの音楽を知らない皆さんに教育用としてなんていっている始末で、大きなお世話であります。それから、ZFTは、彼らの許可なしにFZの曲を演奏することを原則禁じていて訴訟ばかり起こしていますが、そのあたりについて反省する風はないですね。
ZFTが自らやっている興行としては、Zappa Plays Zappaという息子のDweezil を中心にしたプロジェクトがあるのですが、これについても触れています。

私は、個人的にそんなにZPZが素晴らしいとは思いませんが、GZは、ZPZに関してザッパのバンドの卒業生、具体的にはTerry Bozzio, Napoleon Murphy Block, Steve Vai あたりということになるのですけど、この連中を起用する必然性がないと。

言ってることがもうなんというか、どうしようもないですね。まあ、ファンはみな呆れてはいるのですが、付き合っている方が悪いんでしょう。

ゲイル・ザッパによる合衆国憲法における表現の自由と著作権保護論の話は、あんたが一体何を作ったのだって話になるんですけれど。

ただ、ZFTも中小企業なのですが、中小企業の親父音楽家のFZよりもかみさんのGZの方が、中小企業経営者として優れていたのは間違いないようです。

ダリなんて人は、どうやって自分の作品価値を高めるかということに関して天才的だったと思いますが、FZは、中小企業の親父ですから、金を渋るのですね。損して得取るということができない。
目先は自腹を切って赤字が出ても、やりたい音楽をやりたいようにやればよかったのにと思うのですが、自衛中小企業の自転車操業なので、金の切れ目がバンドの切れ目となるわけです。

ズービン・メータ指揮のロサンジェルス交響楽団によってFZの作品が演奏されることに意味があると簡単に結論付けるつもりもないですけど、録音にかかるコストはFZもちだといわれたとたんに、そんなことやってられないと反応するのも、大人気ない。

ゲイル・ザッパが言っているとおりFZは、ヒッピーやカウンター・カルチャーの旗手でもなければ、アヴァンギャルド現代音楽の巨匠でもなく、小さな発明、特許にしがみついている従業員10人ほどの中小企業の工場の親父と同じ感性の持ち主だったということは、私にはいたいほど良くわかります。

FZのギター・ソロだけを繋げたアルバムが二種類あります(CD5枚)。これを聞いていると、典型的なブルース・ギターのフォーマットに則っていると感じられ、気持ちを落ち着けるのに最適であります。私は、変かも知れませんが。

でも、やっぱり、この数日、ずっとThe Byrds を聞いてます。
Younger Than Yesterday は、ある意味で私にとってバーズ再発見のアルバムだったと感じています。
by nk24mdwst | 2008-10-28 13:32 | Poetry


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