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Trout Mask Replica in the Library of Congress

Trout Mask Replica went to the Library of Congress

キャプテン・ビーフハートのトラウト・マスク・レプリカがアメリカの議会図書館に重要なレコーディング遺産として収録されました。

News from the Library of Congress

April 6, 2011

Lost Language, Political Voices and Earliest Known Recording Among 25 Named to the National Recording Registry

The controversial release of the first recording of contemporary stand-up comedy, the country music hit that divided American women, and an innovative television theme song are among the sound recordings that have been selected for preservation by the Library of Congress. Today, Librarian of Congress James H. Billington named 25 new additions to the ninth annual National Recording Registry of the Library of Congress, ensuring that these cultural, artistic and historical recordings always will be available to the American public.
http://www.loc.gov/today/pr/2011/11-073.html


フェイスブックでジョン・フレンチが紹介してくれました。
彼の功績が認められたということですね。

ビーフハートの音源は、ブートを除くと基本的に全て持っているのですが、このトラウト・マスク・レプリカが一番、苦手です。以前にもこのブログに書いたことがあります。レコーディングのいきさつ、模様については、ザッパの自伝、ジョン・フレンチのビーフハート本に詳しいです。
以前も書きましたが、これは、ザッパとビーフハートのコラボレーションなどではなく、ザッパによるビーフハートを短時間収録したもののコラージュだというのが私の考え方です。ザッパの作品と位置づけているということですね。ビーフハートの音楽そのものを聞くために、あるいは、その音楽を代表しているものではないのだと後になればなるほど感じています。だから、至極最近になってこのアルバムを通して聞いて、全体像がつかめるような認識をしているということです。
このアルバム製作時のいきさつを少し説明すればいいのですが、省略。先にあげた本を読んで下さい。逆に、それ以外の本に書いてあることは、どうですかね。
このアルバムをビーフハートの代表作としている本や評論、人がほとんどで、トラウト・マスク・レプリカに一定の価値を見出すとしても、ザッパとビーフハートの二人のいずれにとっても例外的なものだなどという位置づけをしているのは、私くらいでしょう。
まあ、素人のいうことですから。

税理士でスライド・ギターを弾き、ザッパとビーフハートをほとんど全て聞き、彼らについて書かれたものも主だったものはほとんど読んでいるということだけは認めますが。
日本語のものは、はっきり言ってあまり目を通していませんけど。注釈等が物足りませんから。

クリップを一つはります。Pachuco Cadaver



ギャリー・ルーカスが自身の音楽をバックにしてドン・ヴァンブリートにインタヴューしています。
Don van Vliet Interview with Co de Kloet 1993 (Long Edit) with "I Have A Cat" by Gary Lucas


ビーフハートの声が弱弱しくて痛々しいですが、内容は面白いです。

クラプトンがまた来ているみたいだけど、今度はスティーヴ・ウィンウッドと一緒なのですね。オーストラリアのFBフレンドから、見に行くのかって。行かないよと。
誰を連れてくるかが目当てになったら終わりでしょうね。
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by nk24mdwst | 2011-11-20 05:06 | 音楽

Gary Lucas and Captain Beefheart

当地特有の天気が今年は、まだです。

先週は、今月、楽勝だと思っていたのに、今週になって、日が足りない。例によって例のごとく、計画性のない仕事の仕方をしているつけ。計画はあってそのとおりしようと思っているのだけれど、いつも飛び込みの急ぎ働きをしてくれというのがあるので計画が狂う。それを見込んだ計画を立てるということですか。

ユーチューブでGary LucasがCaptain Beefheart にインタヴューをしているのを彼の音楽をバックにしたやつがあるのを見つけました。ルーカスがFBで紹介していたから簡単には消されないと思いますが。


ビーフハートの声が弱弱しくて、痛々しいです。二人のやり取り自体は、非常に興味深いものですけれど。
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by nk24mdwst | 2011-10-26 06:59 | 音楽

happy to be alive

 フェイスブックでのやり取りというのは、ウォール上なら公開されてますが(セキュリティの設定によって違います)、一応、チャットとかメールは非公開です。
 アメリカで問題になっているのは、この非公開部分を刑事当局等に開示していることですね。もちろん、正式な令状があってのことなのですが、憲法との兼ね合いが難しい。
 そんな話も、スプーナーの話も脇において

 まずは、オリジナル

 


 Blind Blake が Diddie Wa Diddie のオリジナル。達者なギター、モダンな歌い口であります。

 ここからカヴァー、スクラッチ・ノイズがありますがBo Diddley

 


 みんなこれをネタにしたのですね。声が明るくていい感じです。それと、例のディドリーのお得意リズムじゃないのがかえって新鮮です。

 リップシンクですが、Captain Beefhear とMagic Band がテレビに出ています。ガレージ・パンクなんていっている人がいるけど、知らないってことは偉い!!!

 


 Leon Redbourne は、先祖がえり。

 


 同じパタンで、Ry Cooder

 


 ギターは、当然、こちらが達者、ですが、レッドボーンのサックス部隊は渋い。

 Running Jumping Standing Still は、よく知りません。60年代のガレージバンドなんでしょうね。演奏アレンジは、キャプテンのものとどこが違うのだというか。まあ、こちらの方はご当人達は歌とふりだけでしょうね。

 


 Jimmy Vaughn 率いるFabulous Thunderbirds のこのヴァージョンはシンプルだけど、案外、よろしいのではないかと。

 


 トム・ペティとか、スプリングスティーンのやつもチューブにあります。

 案外、このRemains のヴァージョンの方が面白いというか。

 


 なんか、実に微妙にうまい線をついていると思いますね。これが一番洗練されている。ジミー・ヴォーンのやつは大人の渋みですから。

 Tom Pettyのこんなのは、まあ、先人へのオマージュだということにしておきましょう。

 


 この人苦手です。クリップ自体もイントロが、大袈裟。

 


 早くやれ、馬鹿って言いたくなる。

 リズムの持って行き方が、全く違いますね。トム・ペティの方が、まだ好ましいと思う私は変?

 いわゆる「発見」されたブルーズ・マンのJohn Jackson のヴァージョン。

 


 これとブラインド・ブレイクの演奏を聞き比べれば直ぐわかりますが、共同体の共有資産としてのブルーズも才能で違うということですね。ちゃんと残ってきた人たちは、常に新しいスタイルを追及してきた人たちだと思います。

 


 Do Wah Diddy Diddyであります。ちょっと口直し。マンフレッド・マンでなくてすいません。

 も一度キャプテン。音はこちらがよろしい。これ、演奏はマジック・バンドじゃないのだと思います。

 


 ライブのクリップを探したけど、ちょっとみつからない。タイトなスタジオの音ですからね。3時間で一丁上がりって感じでやったのでしょうバックは。

 Taj Mahal の2010年版。

 


 タジの根っこは、音楽研究家だから、ブラインド・ブレイク・スタイルでやるかと思ったら、ボー・ディドリー・ヴァージョンですね。ライとも、キャプテンとも非常に近しいところにいた(仲がよかったなんていってませんよ)彼が、キャプテンの声色真似たかのように歌うのは、なぜか印象に残ります。

 


 キャプテン・ビーフハートのハープ・ソロ、題して’Harp Boogie' 。ジョン・フレンチ、ライ・クーダーも誰も関与しないストレートなキャプテンそのもの。コーラの話を聞くと、ジョン・フレンチの本を思い出します。

 

 
 
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by nk24mdwst | 2011-07-23 18:41 | 音楽

bad, worse, the worst

The worst have not come yet, no way....

ビーフハート







これを聞いて育ったのであろう、ゲアリ・ルーカスのサイトから。

Nice review of my recent San Francisco Captain Beefheart Symposium
in the latest issue of RELIX
http://garylucas.com/www/rvw/relix1104.jpg


ルーカス



ようは、これが現在の事件の原点か?



この曲、色んなヴァージョンもってますが、好きです。
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by nk24mdwst | 2011-04-06 17:21 | 音楽

dust blows anyway

きょうは、完全休日、というか、いつもの日曜パタン。

午前中、今月の墓参りに行き、そのあとショッピング・モールで買い物。人が多いので、疲れます。

午後は、CBを聞きながら読書。DVDは、見ながら読書できない。

Grow Fins: Rarities 1965-1982を聞いてます。CBのコンピは、基本的にろくなものがなくて手を出すべきではないと思いますが、これは、全く別格。
オリジナル・リリースされたアルバムの索引というか、手引きというか。ライナーも詳細、写真も豊富。
これを入手して聞いたことが、私の場合、Beefheart 解題の第一歩だったような気がします。今、そう思うという話です。

The Dust Blows Forward を夕べ、聞いてました。これもコンピですが、ライノが手がけたものですから。

CBのオフィシャル・サイト等で調べてみたら、ブートやコンピで持ってないものがあることは解りましたが、基本的には全部持っているのだと。

忘れないようにメモ。

車の中でLittle Feat のデヴュー・アルバムを聞いていたのですが、このアルバムの最後の曲、Crazy Captain Gunboat Willy って曲が何を意味するのかずっとなぞでした。
これ、CBのことを歌ってるんじゃなかろうか。どなたかご存知ですか。
いや、自力執行、自助努力で調べよう。
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by nk24mdwst | 2010-12-30 16:40 | 音楽

doc, feel so bad

役所は今日で御用納め、ということで、とにかく今日は、あちこち走り回り、疲れました。

幸い、雪は雨に変わって、その後、晴れたので助かりましたが。
朝一番から、役所へ書類提出なんていうのは何だかな。
役所のみなさんも正月は、お休みいただければいいのです。ただ、年末調整等は、原則、1月10日までに全て計算を終わらせて、源泉徴収義務者が納税をしなければならないので、正月休みなんて無いわけです。
お客さんも明日辺りから、4日ないし5日までお休みなるのはいいけれど、月末を挟んで1週間ブランクがあるのに、翌月10日というのはきついのです。

もちろん、小規模事業者(10人以下)に関しては納期の特例の特例(誤植じゃないです)で、1月20日に半期分納付が認められてはいますが、いずれにしろ1月中に支払調書と合計表を提出する必要があるし。

要するに、日本の源泉徴収制度を年末調整によって完結させることができるのは、事務負担を役所内部ではなくて外部へ委託している(役所が金をくれるわけじゃない)形になっているからです。
アメリカだとこの部分は源泉徴収義務者ではなく、個人がそれぞれ確定申告によって行うというわけです。

一応、年末だから、自分のところへ来ている請求書については全部払っちまわないといけないし。これがまた、銀行が混んでいる。おまけに本人確認だの何だのというから、仕事の関係での振込みでもめんどくさい。

いまは、ウィルコ・ジョンソン時代のドクター・フィールグッドを聞いてます。ミック・グリーンをコピーしたのがウィルコ・ジョンソンですが、ミック・グリーンも亡くなりました。
この後、Pirates聞こうかな。

Ritchie Haywardも亡くなったのですよね。ということは、Little Featには、オリジナル・メンバーはもう、Bill Payne だけになっちまったということか。
まあ、Paul Barrere のバンドになっちまってるから関係ないけど。

ロウェル・ジョージは、ザッパの追っかけをしていて、レイ・コリンズが抜けたので後釜に納まった。もちろん、穴を埋められるはずも無く。Burnt Weeny Sandwich のWPLJは、耳を澄ますとロウェルの声が聞こえますね。
ビル・ペインもやっぱり、ザッパの追っかけだったけど、結局入れてもらえなかった。当然でしょう。ポールはリトル・フィートの追っかけだった。
このあたりのいきさつは、Rock'n'Roll Doctor と言うロウェルの評伝に書かれています。
リトル・フィートのファーストは、ハウリン・ウルフ風のブルーズも少なからずあって、Magic Bandに通じるものも少し感じます。この頃のロウェルの歌い方はビーフハートの影響があるんじゃなかろうかというと、そうじゃない、ハウリン・ウルフだって言われますね。
むかーし、カラオケで歌を歌ったら、サザン何とかってバンドの人に似てるって言われたのですが、その人と同じ人を真似てただけです。サザン何とかのアルバムないし、歌も一つも歌えない。
ビーフハートの歌を聞きながら、マジック・バンドのメンバーと一緒に合いの手を入れることはできますが。ビーフハートの歌もハミングできると言えばできますが、あんな風に歌える人は、他にいないので、一緒に歌えるなんていえません。
歌詞とメロディーを覚えているのに自分で驚いてます。

ドクター・フィールグッドはローリング・ストーンが昔、貶してましたね。ゴミだって。デイヴ・マーシュ。彼がそういうなら、買うのが正解。
褒められているから買うというのもありでしょうが、貶されているから聞いてみるべきだってものもあったりして。

批評で貶していたら一度、聞いてみるべきだという批評家は、単に私と好みが違うだけですから、きちんと一定の視点で評価している立派な人なんでしょう?!
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by nk24mdwst | 2010-12-28 18:51 | 音楽

turn your love lite

昨日の晩から今朝にかけて、雪がさらに降り、当地で10cm強積もりました。
平野というものの扇状地なので、少し上流に上ると積雪は、20cmほどになります。当地方特有の湿った雪で、雪かきで腰が痛くなります。
昨年と、違うのだと、今、気がつきました。
昨年は、パウダー・スノーが降ったので異常でした。

生業ゆえ、仕方がないのですが、年末は、年賀状書いたり大掃除をしたりなぞしている暇が無くて、あちこち、回って、回収と配達を繰り返しているというわけです。その中で、この雪というのは困るのですね。おまけに、年末を控えて、普段より車の数が多かったりするし。
天皇制度についてどうこういうつもりは毛頭ないのですが、12月24日が祝日で休みだというのは、実に痛いです。休日出勤して仕事をする分には構わないのですが、色々、回って歩こうと思っても相手さんは、お休みであるわけで。おまけに、役所は勝手に、御用じまいなんてするし。
12月30日に給料を出すところの年末調整を年内にしなければならないなどというのが中小零細企業の実態なのですよ。

Deadの1968年のライブでPig Penがタイトルの曲を歌っているのが聞こえます。
デッドは、歌が全体に弱いのは仕方ないですが、同時代のグループに比べると非常に洗練されていたのだと聞くたびに思います。

CBのサイトにJohn Frenchが一文を寄せています。
John French's tribute to Don Van Vliet

While touring in the UK in 1975, there was a concert we played in a medium sized hall somewhere lost in time, where a bus brought in a group of about 16 wheelchair-bound individuals.
http://blog.beefheart.com/2010/12/john-frenchs-tribute-to-don-van-vliet.html
FDさんが、ご自分のブログでお触れになっています。

Richard Thompsonが来年の1月頃に来日するようなのですが、一人で来るようですね。Danny Thompsonと一緒なら良いのに。
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by nk24mdwst | 2010-12-27 18:50 | 音楽

blow the wind, blow harder

北風が吹くので、また、例によって事務所のドアが自動ドア化しています。仕方がないので、中に人がいるのにロックしているのであります。

なぜか、12月になってから土曜に事務所にいるのは今日が初めてのような気がして。

適当にCDをつかんで聞いていたら、Willie The Pimpが聞こえてきて、?。
Glen Ross Campbellが、ペダル・スティールを弾いていたアメリカ出身のブリティッシュ・ブルーズ・ジャズ・ロック・フュージョン・バンドJuicy Lucyのセカンド・アルバムでした。
オリジナルにそっくりというか、知らなきゃ、デルタ・ブルーズの焼き直しだって思うような感じであります。
CBの不在を知らずにまた感じさせられて。

Trout Mask Replicaについて、私が評価を留保しているのは、あのアルバムをFZのレコーディング・キャリアの中できちんと位置づけた上でCBのアルバムとしての評価をすべきだと考えているからです。
もちろん、何も考えずにあれだけ採り上げて考えてもいいわけです。それができるのは、CBの圧倒的なパワーのおかげです。
ただ、留保をつけているのは、CBのパワーはあそこで全開だったのかどうか。全開だと思われる瞬間もあり、留保をつけたくなるときもあり、なんとなく聞き流すこともできないわけでもありません。
修行を積んだので、やっと聞き流すことができるようにはなりましたけれど。

'70年頃のFZの活動状況というのは、オリジナル・マザーズを解散し、Flo & Eddie Mothersを立ち上げたかどうかというあたりです。
Burnt Weeny Sandwichのような寄せ集め、パッチワーク、いい言葉で言うとコラージュのようなものを出している一方、例によって200 Motelsとか出来損ない映画を作ろうとしていたころです。
Uncle Meatなどに見られる、ドキュメンタリーとしてのレコーダーを回しっぱなしスタイルの中でTrout Mask Replicaは、生まれたわけで、あれはまず、CBを素材にしてFZがプロデュースしたものだという位置づけがなされるべきだと思ってるのですね。
そして、付け加えて言うなら、プロデューサー不在という意味でのプロデュースをしたというべきでしょうか。
CBとバンドにとっては、非常に実りの無い経験だったはずですし、逆にFZにとっては、大きなターニング・ポイントだったのじゃないかって思うのです。

Trout Mask Replicaが、平均より優れたロック・アルバムであるという評価を得ることができるとしたら、それは、なぜか。個人的には現時点において、私にとっては平均点以上のアルバムとして聞けることを認めます。FZ、CBどちらのアルバムとして位置づけるべきかということは、結論付けられないのですが、どちらが貢献したかという認識については、こんな感じかな。
少なくともザッパは自宅に当時としては非常に優れた録音設備を有していて、それをちゃんと利用して録音する術を知っていた。編集に関しても手を加えていないというか、手を加えるほどの分量のリハーサルも録音もザッパのコントロール下ででは行われていない。
CBとバンドの方から見ると最悪に近い状況の中で、即興的に曲を生み出すパワーがあり、そのための訓練もなされていた。ただし、そのパワーと訓練の成果が最大に発揮されるような条件は与えられていなかった。

もちろん、これは、当時の音楽業界におけるザッパとビーフハートの位置づけからすると望むべくも無いことなのであって、少なくともあのときのドキュメントが残ったということだけで充分に価値があるというべきなのかも知れません。ただ、金銭的にも音楽的にもあのレコーディングで得るものが多かったのは間違いなくザッパだったと思います。

60年代のMothersは、FZよりも音楽的素養やキャリアにおいてFZ以上のメンバーが半数以上を占めていて、その連中を使って自らのアイディアと彼らのアイディアを融合させながら、自分のスタイルをFZが作り出そうとしていたという側面を否定できません。
もちろん、基本的なアイディア、主導権はFZが握っていたことに疑いを挟む余地はありませんが。
Trout Mask Replicaの録音において、ザッパは同様の主導権を発揮できると思ったのかもしれないけれど、相手が悪すぎたというか、パワーが違いすぎたのですね。

実は、昨日の朝、ぼんやりウォークマンを聞いていて、Statesboro BluesをAllman Brothers Bandと同じアレンジでやりながら、音は、Magic Band、歌は、CBより下手というのが出て来て、おい、これは誰だ。
答えは簡単で、Taj Mahal とそのバンドです。スライド・ギターを弾いているのはJesse Ed Davis。ABBとアレンジが同じなのは当然で、ABBがタジのバンドを真似たわけです。ジェシ・エド・デイヴィスとライ・クーダー(ジェシの前任者)を聞いてDuane Allmanはスライド・ギターを始めたわけです。
John French の本を読むと良くわかりますが同じ、南カリフォルニアの砂漠の中のバンド・コンテストで優勝するのはMagic Band で、タジ・マハールのバンドはいつも後塵を拝していました。タジは、大学で音楽を勉強したインテリで、音楽研究者的姿勢は、ライ・クーダーに受け継がれていくのですね。ハープ、ギター、キーボードをやりますが、Paul Butterfieldなんかにははるかに及ばないレベルです。歌もです。
ジェシ・エド・デイヴィスはオクラホマ出のリオン・ラッセルの子分ですが、彼も大学で音楽を勉強しているし、クラブで若い頃から演奏しています。
でもこの人たちは、優秀だけど、CBのような人並み外れた規格外の人物とは根本的に違います。

ライの演奏を見てCBは、バンドのメンバーにあいつが凄いって言ってますが、私は、アレックス・セント・クレアとジェフ・コットンの方がはるかに凄いギタリストだったと思ってます。誰もそんなこと言いませんが。

CBがMagic Bandに対して絶対的権力者として振る舞う様子を見て、FZはそういうやり方もあるのだと認識したのだと思います。70年代半ば以後の、Bozzio、O'hearn バンド以後のFZのバンドは完全に一つの楽器、ツールとしての扱われ方をしています。
それは、最終的には、'88年ツアー・バンドのライブ録音で集大成を見るのかな。

インデックスを作るというのは、上記のストーリーを検証するためにどうしても必要だと感じているということと言ってもいいかもしれません。

60年代から70年代の半ば辺りまでのザッパは、ほとんどギター・ソロをやらないし、やったときは、カウンター・メロディー連発のへんちくりんなソロをやるのですが、80年代になってから、ギターが上手くなってからは実に甘いブルーズ・ソロをやります。
少なくとも私にはそう聞こえます。

70年代半ば以後のCBとMagic Bandの演奏もスタジオはもちろん、暴れまくっているような印象を受けるライブでも、甘美に聞こえたりするようになってきたので変態度合いが酷くなってきているのでしょう。いや、私が、です。

どちらも譜面が完全に読めて譜面で作曲できるFZと自分の書いた歌の歌詞を忘れるCB。独学で何もないところから音楽を生み出して生きたことだけは事実です。
何もないというのは違いますね。二人とも、50年代、60年代のアメリカ音楽を非常によく聞いて反芻を繰り返した結果をあのような形で提示したというべきですね。
好きな人は好きだし、嫌いな人はそれでいい。どのレベルですきか、どの時期がすきか、これもその人それぞれでいいのでしょう。

ザッパに関していえば、Freak Out!は、'68年、13歳くらいのときに買いましたがちっともいいとは思いませんでした。ただ、こんな音楽を好きだというのが粋だと思っていたませたガキだっただけです。
実はDeadもそうなのですが、60年代の日本盤は音が悪くてどうしようもなかったのです。
輸入版を入手できるようになって良さがわかってきました。特にザッパの初期作品。後年のリマスターで、こんな音だったのかって思いましたし。
ただ、同時代、ないし、それ以前に出ていたフィル・スペクターの音楽などは当時の機材で充分いい音がしていたというか、それに合わせた音になっていたわけで、その意味では、エンジニア、アレンジャー・レベルでのザッパは先を行っていたのか遅れていたのか。
未熟だったんでしょう。

ACEレーベルのコンピを聞きながらだと仕事がはかどります。
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by nk24mdwst | 2010-12-25 16:55 | 音楽

beef bites tax

雨降り。当地の12月らしい天気、なれど、暖かい。

長いですが、一読の価値ありかと。
Captain Beefheart's Far Cry

This excellent article / interview was written by Lester Bangs and was taken from the October 1st - 7th 1980 edition of Voice.

He's alive, but so is paint. Are you?
http://www.beefheart.com/zigzag/articles/cry.htm
John "Drumbo" Frenchのことが頭から離れない。
http://www.properuk.com/artist-drumbo-john-french.html
Van Morrisonをずっと2週間ほど続けて聞いていて、以前と全く違う印象を持ち出してい手、Them まで遡ったので、次は、CBを聞こうと思っていた矢先に訃報です。

年末、年始をBeefheartを聞きながら過ごすということになりそうです。
ビーフハートは最初から最後までビーフハートですね。ロンドンやリヴァプールのライブの演奏レベルが高いのは、ザッパのバンドのライブのレベルが高いのと同様、リハーサルの賜物だと思います。
違うアプローチ、違う方向性の二人の独裁者が生み出した音楽の共通点と相違点。

共通点は出身高校が同じこと、Trout Mask Replicaというアルバムを作ったことですね。
Trout Mask Replicaをどう位置づけるかが宿題です。このアルバムの主導権は誰にあったか。一番貢献したのは誰なのか。皮肉なことに、このアルバムは一度も絶版になったことが無いのですね。
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by nk24mdwst | 2010-12-22 11:38 | 音楽

Captain's gone

キャプテン・ビーフハートが.....亡くなったそうです。
Posted at 6:00 PM ET, 12/17/2010
Avant-garde icon Captain Beefheart passes away
By Click Track
http://blog.washingtonpost.com/clicktrack/2010/12/avant-garde_icon_captain_beefh.html
人それぞれ、思いいれはあるわけです。
Captain Beefheart: Five Essential Albums
by Clark Collis
http://music-mix.ew.com/2010/12/17/captain-beefheart-obituary/
'60年代のロックの人たちが今年は沢山亡くなったなあ。

John Frenchの本を引っ張り出そう。
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by nk24mdwst | 2010-12-18 08:16 | 音楽