<   2012年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

back home soon

ツイッターを始めて、かれこれ、2年になるのかな。このブログの定期更新が終わった頃というわけですが。色んな人が、色んなことを、好き勝手にいうのは別に構わないのでしょう。身近なことから、政治経済、歴史観、短い言葉の端々に、その人の人間がやはり表れるようです。私のように、思いつきでだらだらと文章を書く人間には向いていないメディアだと思いながら、いまだに続けている。

横道にそれないで、今日書きたいこと、書きましょう。いわゆる陰謀史観、特にユダヤ金融陰謀論というのがかなり幅を利かせているのに、少し驚きました。どの程度の人がどのレベルで理解し、発言しているのかは不明なのだけど、そういう文脈で発言する人が少なくないのですね。
私は、1980年ごろにその手の本をかなり読んだので、何を今更言っているのだっておもいますが。当時は、その手の本は、いわゆるトンデモ本扱いされていたのですけれど。

アーサー・ケストラーの本は、陰謀論とは余り関係ないですが、ユダヤ人という定義について興味深い指摘をしていたことを覚えています。これに余り深入りするつもりもなくて、私の基本認識は、ユダヤ人という人種は存在しない。いるのは、ユダヤ教を信奉する人たちであるということくらいです。
アシュケナジーとスファラディーの違いなんてことは、知ってて当たり前ですし。

アメリカでは、ウォール街の金融資本は共和党支持、ユダヤ人は民主党支持(FDR連合が存在していた頃の話ですが)などとくくると、ウォール街の金融資本ってユダヤ人が握っているんじゃないかって混ぜ返したくなります。
英米蘭の金融資本の正体が何なのかというのは、とんでもない難問で、ユダヤ陰謀論レベルでは答えが出ません。
フリーメーソンだのイルミナティなんてものも、「ダ・ヴィンチ・コード」なんて本で一般大衆の前に提示されちゃったわけで、かえって嘘っぽく感じたりするのも事実です。まあ、映画なんかでメーソンのシンボルは、よく使われてますね。この前見た、ロビン・フッド(ラッセル・クロウだったかな)の映画でも、ロビンの父親は石工だったなんてね。
ロビン・フッドの話は、小学3年生の頃、岩波のロビン・フッド物語を読みました。ハワード・パイルのやつですね。リトグラフが記憶に残ってます。15歳の頃、ブリティッシュ・トラッドのファンになり、ペンタングルとかフェアポート・コンヴェンションなどを聞き始めました。ペンギンから出ていた、イギリスのバラッド集(譜面付き)をその後、入手し、一人で歌って楽しんでました。ロビンの歌もちゃんとあって、知ってるとおりの話だなと。いや、なに、ラッセル・クロウの映画は、ロビンものとしてはいただけないなといいたかっただけです。

アーサー王の話も、勝手に変えちゃ、駄目ですよ。

ユダヤ人の話とどうつながるのか。

一神教という抽象性の高い宗教って理解できないということ。それと、一神教は基本的に一つの根っ子から出てきた分派同士だから、近親憎悪的に憎みあうのだなって感じること。一つの神様の取り合いなんでしょ。

私は、経済学者で複式簿記で説明しないやつを信用しません。日本の経済学者で複式簿記を使って説明した人を一人しか知りませんが。この複式簿記システムというのは、実に優れたもので、おそらくその起源って、教科書がいうような中世イタリア商業都市時代よりはるかに古いのではないかと推測しています。バビロンの昔からあったのではないかと。貨幣経済が始まると同時に、こいつを使わないと商売できませんからね。

バビロンまで遡ってしまいましたが、旧約聖書にもバビロン虜囚なんて話があるわけで。これを結びつけるだけのネタは持ってませんし、結び付けようとした人も知りません。

複式簿記を武器にしたユダヤ教を信奉する商人たちの血脈が続いているという具合に話を進めると陰謀論の世界に上手くはめ込めるのか。

ちょっとまずい感じになってきました。十字軍によるビザンチン破壊が、中世地中海における交易を変え、金融センターがイタリアの都市国家に移り、さらに、バルセロナへと移る。イベリア半島の再征服と新世界の発見、プロテスタントの登場(原理主義回帰でしょ)、なぜ、スペイン領だったオランダにプロテスタントが登場したか。ニューヨークは、もともとニューアムステルダムだった。英蘭東インド会社とは、なんだったのか。

英米における三つの市民戦争の意義はなんて、話が拡散するばかりで。清教徒革命、独立革命、南北戦争を一つの流れの中でとらえないとイギリスとアメリカという従兄弟国家(オランダも入るのかもしれない)の正体が見えないような気がして。

蛇足。フランク・ザッパの反宗教主義の先見性については、レーガン以後の宗教国家としてのアメリカを見るにつけ、これもよく考える必要があるわけです。

手仕舞いしようとしてまた風呂敷を広げている馬鹿なやつだ。
[PR]
by nk24mdwst | 2012-09-24 18:17 | 音楽

incompleted

このブログは、当初から継続して、タイトルは内容に無関係であるという主義で来てたのです。ボリス・ヴィアンの「北京の秋」に潜んだわけです。「太陽がいっぱい」というタイトルのときは、太陽にも同タイトルの映画にも、アラン・ドロンにもフランス映画にも触れない。グーグルの検索を惑わすにもってこい。タグ付けもいい加減だったので、自分で、メモを探そうとして往生しました。コンプリートについて空書き始めようとしたのですが、無駄口で個々まで来てしまいました。さて、コンプリートやコンプライアンスに触れるべきか。

imcompleteという単語に最初に触れたのは、受験英語で覚えたという記憶があまりなく、テレビでアメリカン・フットボールを見るようになってpass incomplete という言葉を聞いたのが最初のような気がします。受験英語は、当然やったけれど、単語1000語丸暗記的なことはやったことがなかったですね。受験英語批判になりそうなので、これもここでお終い。

ネゴシエーションは、今や完全日本語になっているけれど、FENのニュースで聞いて覚えた単語だったなって、今、思い出しました。ベトナム休戦協定でキッシンジャーが云々なんてニュースだったような気がします。

最後まで、どうせ、行かないので、今日は、もともと何を書きたかったか、書いておきましょう。

収集家にはいわゆるコンプリーティストとというのが、いて、ビートルズでも何でもいいのだけれど、ある対象にまつわるもの全てを収集したがるタイプをさすようです。音楽に関して、娑婆にある録音は全部入手しようとした歌手やバンドは、誰かなんて話をするつもりでした。私の場合は、対象が、バンド・レベルじゃなくて、ギタリストとかベーシスト、ドラマー・レベルでそれをやろうとしたことがありました。

まあ、こんなことを書こうと思うきっかけは、当然、Frank Zappa の生前発売されたアルバム全部のリマスター再発が進行中だからです。57枚出すとされているわけで、これは、1枚に手を出すと全部に手を出すことになる確立が極めて高いので、この事実に触れることによって、自制を書けているのだとどこかに、書いた記憶があります。このブログだったりして。

ザッパを聞きなおしていて、また新たな発見をしていたりしてて、リマスターに踊らされる以前だなと一安心。
リマスターで、ワルツがマーチに変わるわけじゃないですから。

しかし、ハリウッドのリメークと安易なシリーズ化って言うのは、話は違うけど、想像力が失せましたっていってるだけですな。
デジタル・リマスターのおかげで、昔は画面が真っ黒で見られなかった、1950年代、60年代の日本映画がまともに見られるのは、ありがたいです。昔懐かしき五社体制に下で、当事のスターだけを売りにしたプログラム・ピクチャーが、案外というか、悪くないなとつくづく思います。東映、東宝、松竹、大映、日活、それぞれ、画面のトーン、サウンド・トラックの感覚が違うのは当然ですが。
単純に、子供のころの日本の風景が見られるだけで充分、満足。時代劇では、通行人までちゃんと演技してるし、着物を着た人の所作がちゃんとしている。それから、日本語がきれいですね。特に、東京近辺生まれの人たちの言葉の言葉がいいです。昭和一桁生まれのそういう方々とお話して感じるのですが、上野から向こうへ行ったら、人攫いがいるからイっては駄目といわれて育った人と、下町生まれの言葉は違うのですね。

全然、コンプリートしないで終わります。人生、まだ、インコンプリートだから。
[PR]
by nk24mdwst | 2012-09-17 17:15 | 音楽

frank and jack

 Barfko-Swillで、ザッパの再発をセットで買うと、送料無料と書いてあったのでためしにカートに入れて値段を確かめてみました。世の中、そんなに甘くはなく、国外だから、ちゃんと送料をカウントしてました。
 マスタリングの違いを聞くために買う必要があるか。キング・クリムゾンも同じことを繰り返してますが、ザッパの場合、どうなのかな。LPとCDで、ソース自体が差し替えられていたりするのはありましたが、今回は、そんなこともなさそうだし。
 CD劣化で、音を読めなくなっているものもあるのですが、まあ、一応全部、PCに落としてはあるし。

 カートに入れておいたら、買えと催促が来ました。

 ジャック・ブルースについての評伝って、見ませんね。先に出た、自伝が実に包括的で面白かった。ジャック・ブルースの親父は、組合の活動家で第二次大戦直後アメリカに渡り、ジャック一家は、シカゴで平均以上の生活をしていたのだけど、マッカーシーの赤狩りが始まって強制退去になったなんて話。

 ジャックは、曲を書き、歌い、エレキとウッドのベース、ピアノその他のキーボード、ギター、チェロも演奏するわけです。ハーモニカも余り上手いとは思わないけど、拘っているようです。彼の本音でやりたい音楽ってどこにあるのか。レズリー・ウィストなんかとなんでパワー・トリオをやったりするのか。考えるところはいろいろ、あるのですが、ありすぎて。

 ザッパと案外共通するところがあるのじゃないかと。ブルース・ファンである点は同じ、音楽教育を受けているジャックと受けていないザッパは違う。晩年、財政状態のよくなったザッパは、ジュリアード出をこき使うことに喜びを見出していたような感じが、いかにも中小企業の親父そのものであります。

 スタジオ・ミュージシャンを余り好かない点では共通してるのかな。

 クリス・スペディング、ミック・エイブラムズの自伝も面白かった。
[PR]
by nk24mdwst | 2012-09-13 10:43 | 音楽

route 8, revisited

 今月、最初です。書くべきこと多々あれど、例によって、FBとTWで適当に書き散らしていて。

 ショック・ドクトリンは、良い本だと思いました。徹底的にフリードマンとシカゴ・ボーイズをこき下ろしています。チリでのクーデタ以後、世界中で連中が実験をして、いかにして官業民営化により、国民を貧困に追い込み、多国籍企業と独裁者が富を手にしたかについて述べています。難点、日本についての記述が少ないこと。これは求めてもしょうがないので。

 フリードマン流ではなくケインズ流なのですが、マッカーサーによる占領政策が日本におけるショック・ドクトリンそのものですね。ドッジがやってきて緊縮やったこと、シャウプの税制勧告等々がそうだと思われるのです。ここで、悲しいかな、自分に連合国占領下における、ドイツとイタリアの経験に関する知識が皆無に等しいことを痛感しています。歴史でも社会でも学校で教えないですしね。逆に、このあたりを理解しないと、EUの本質が解らないのでしょう。

 フリードマン流のショック・ドクトリンが日本に向けて行われてたのは、ニクソン・ショック、プラザ合意等々、円ドル関係の一連の出来事なのだと感じました。ナオミ・クラインの定義するショック・ドクトリンには、これらは、該当しませんが、東日本大震災以後の日本は明らかにショック・ドクトリンをやろうとしています。

 ザッパの再発の話をするのは、やめておきましょう。
[PR]
by nk24mdwst | 2012-09-12 07:26 | 音楽