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yes, snow again much more

午前中は11時半まで雪かき。月末にしてることじゃない。

ザッパ・ビーフハート本入手。パラパラめくる。企画としては正解、誰がやっても誰かが文句をつける。
評価にはどうせ興味がないし、レコーディング・データその他はウェブ上その他に詳細なものが存在するわけで。

ザッパ、ビーフハートのバンドOBとか関係者のアルバムをかなり網羅していて、こんなのも入るのかって感じがあるのだけれど。Judy Henskeを持ち出すなんてやりすぎでしょうに。
持っているから言える。それくらい、私が馬鹿だってことか。

Gentle Giantを聞きながら、腰の痛みをこらえ、月末最後の追い上げに入る・・・明るいうちに帰らないと帰り道が恐い。

身体を普段使わないので、肉体労働は心地よい疲れをもたらすのでありますが、頭の中まで空っぽになって仕事にならん。ビールがのみたい。
アンコール・ワット、アンコール・トムは夢の彼方だけど、目を瞑れば思い浮かぶ。

フェスブックで感じてるのは、アメリカ南東部、要するにディープ・サウスってことですけど、皆気のいい人たちですね。宗教保守からウルトラ・レフトもいる、ジョニー・キャッシュのファンだけどセックス・ピストルズだって聞く。
ブルーズとカントリー、ソウルは要するに基本的素養なのだって感じです。オズモンズのマスル・ショールズ録音なんてのもあるんですね。

日本の国債は心配ないって、気楽なクルーグマンですが、ダボス会議について。
A Cross of Rubber
By PAUL KRUGMAN
Published: January 30, 2011

Last Saturday, reported The Financial Times, some of the world’s most powerful financial executives were going to hold a private meeting with finance ministers in Davos, the site of the World Economic Forum.
http://www.nytimes.com/2011/01/31/opinion/31krugman.html
インフレなんか来ないって。
この記事の最後で、19世紀末から20世紀初頭のアメリカの有力政治家ウィリアム・ジェニングズ・ブライアンについて触れています。長引くデフレ下で中西部の農家の支持を受けた、民主党系の大統領候補でしたが、一度も当選できませんでした。ポピュリストの系譜にある人ですが、上手く都市部の労働者票を集められなかった。
そりゃ、雇用者にブライアンに投票したら首にするぞって脅されたらね。
当時のアメリカ経済の状況。
January 30, 2011, 4:30 pm
Recessions Under the Gold Standard

One of the discouraging features of economic debate today — maybe it was always thus, but it seems especially intense now — is how much of it rests on “facts” that aren’t, but which become articles of faith.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/01/30/recessions-under-the-gold-standard/
金本位制でもで不況は長引くって話です。
ここで示された19世紀の後半にアメリカにおける産業資本、金融資本の集積が完成したのです。
ブライアンは、累進所得税等を提唱していたんですけどね。

二人のローズベルトとウィルソンがブライアンを阻んだ。
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by nk24mdwst | 2011-01-31 16:35 | 音楽の本

snow, snow, snow and sinow again

また、雪です。

カンボジアの思い出が消えないうちに、書き留めておきたいのだけど、宿題があり、宿題の常であるところの、やりたくない病であります。

納税環境整備について、国税通則法抜本改正案が出てきたので、それをきちんと勉強して、意見を言いたいのだけど、あまり、簡単に意見も言えないような状況でして。

個人的な悩みは、Deadのオフィシャル・サイトにログインできないこと。別のアカウントつくってログインしたんだけど、ちょっと変な感じ。問い合わせたらライノに聞けって言われたし。

カンボジアの写真はフェイスブックに少しアップロードしてみました。クリップの貼り付けとか、フェイスブックは楽です。
マスル・ショールズ近辺に知り合いが多くできたわけですが、Eddie HintonとJim ColemanのColeman/Hinton Projectの話をEverybody Needs Loveのあとのコメントに書いたら、そのセッションのときのこと覚えているなんてコメントがついてきて。
エディー・ヒントンは、インタヴューでStaplesとのセッションが最高だったと述べてたって行ったら、そのセッションのエンジニアだったって言われたりして。

アラバマは、ディープ・サウスだけど音楽の趣味は、カントリー、ブルーズ、ロック、ソウルを分け隔てなく聴いているというというのが現実であるようです。ザッパのファンだっているし、世界の労働者は、多国籍企業撲滅のためたちあげれって叫ぶ人だっている。サラ・ペイリン支持もいれば、ウルトラ・レフトを自認する人もいる。

経歴を見ていて思うのは、高学歴(大卒レベルじゃなくてアフター・グラデュエート・レベル)の人でも、あまり、高収入のいい仕事に就けないのだなって感じます。

風景自体は、例のフォレスト・ガンプだけど、暮らしている人たちは、あそこで捨てろ・タイプに描かれた南部人じゃないのだと思います。
シェフィールドの楽器店が在庫一掃セールで、ギブソン・レスポールのヴィンテージを格安で広告していたのですが、運賃考えたらとても手が出せません。

突然の話題転換。
A Bank Crisis Whodunit, With Laughs and Tears
By GRETCHEN MORGENSON
Published: January 29, 2011

TRULY startling revelations were few in the voluminous report, published last Thursday by the Financial Crisis Inquiry Commission on the origins of the financial panic. This is hardly a shock, given the flood-the-zone coverage and analysis of the crisis since it erupted four years ago.
http://www.nytimes.com/2011/01/30/business/30gret.html
記事中のリポートは。 the Financial Crisis Inquiry CommissionのFinal Reportです。
コミッションのサイトでリポートが落とせます。PDFで560頁ほどあるのでご注意。
http://c0182732.cdn1.cloudfiles.rackspacecloud.com/fcic_final_report_full.pdf
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by nk24mdwst | 2011-01-30 15:37 | 音楽

who pays corporate taxes?

日経でもアサヒでもどこでもいいけど、ちゃんとこういうことを書きなさい。
January 27, 2011, 11:20 am
Winners and Losers Under the U.S. Corporate Tax Code
By CATHERINE RAMPELL

My colleague Binyamin Appelbaum has an article today on the challenges of reforming the corporate tax code, which currently presents a wide disparity in its treatment of different industries and individual companies.
http://economix.blogs.nytimes.com/2011/01/27/winners-and-losers-under-the-u-s-corporate-tax-code/
GEなんか全然、アメリカで法人所得税払ってないじゃないかって話です。
多国籍企業は、海外のタックスヘイブンを利用している、それから製薬会社やシリコン・ヴァレー企業は投資税額控除の優遇を受けている。
それに対してウォルマートのような純米国企業はまともに税金を払っている。
日本も同じですぜ。
鳥インフルエンザが最初に問題視され、ワクチン不足が取りざたされたとき、試験研究費税額こ所の項目にワクチン研究設備が追加されていたりしたしね。

30%以上の法人所得税負担をしている企業もあれば、5%未満の法人もある。だけど、法人所得課税改革は進まないというアメリカの状況。
Corporate Tax Code Proves Hard to Change
By BINYAMIN APPELBAUM
Published: January 27, 2011

WASHINGTON — Large trucking companies paid the government more than 30 percent of their income in 2009. Biotechnology companies paid less than 5 percent.
http://www.nytimes.com/2011/01/28/us/politics/28tax.html
ロビーイングのお陰ではありますが。逆に、今年度の日本の税制改正なんて、火事場泥棒のやりっぱなしって感じですね。
国債の格付けの意味も解らない財政再建派の首相というのは、理解を超える存在です。
格付け会社なんてインチキだと思いますけどね。

投資税額控除をめぐるクラス・アクションがアメリカで以前、起こされ、控訴審レベルで納税者が勝ったのです。びびったのは恩恵を蒙っていたトヨタ、ニッサン、ホンダといった日系自動車企業。
連邦最高裁でひっくり返ったので、胸をなでおろしたというわけです。

以前、投資税額控除についてちょっと調べたことがあるのです。北野税法学原論でいうところの、Tax Expenditure Budget(租税歳出)論ですが、私は、北野先生とは違い、アメリカの制度に対しても肯定的には、なれません。まして、日本のシステムなんて。

今日も、のんびりDead を聞いてます。
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by nk24mdwst | 2011-01-29 17:42 | 租税法(アメリカ)

lop a flop

23年度税制改正法案が出されましたが、税制改正大綱のほうは、何か間違いがあったとかで書き直されているとか。要綱だけで50頁もありますし、とんでもない大改正ですからね。
税制改正について実体法、手続法についてこれまで税制改正大綱にもとづいて議論してきたわけですが、これからは、この法案、要綱で議論しないといけません。

ツイッター上では、ザッパ・ビーフハートのディスク・ガイド本ネタで盛り上がっているようです。私は手にしてないのでなんともいえないのですが。FDさんは、ご自分のブログでビーフハート関連で間違いをいくつか見つけたと書いておられますが、ザッパに関しては、事実誤認、その他誤りの指摘が、雨あられのようです。
勇気のある人もいるものだと思います。

一つだけいえるのは、ザッパとビーフハートを同じ本にぶち込むということ自体が根本的に間違いだということですね。もし、一緒に論じるのだとしたら、たまたま、同時期にカリフォルニアの砂漠の同じ高校に通い、音楽的な交流もあった2人のバックグラウンドにおける共通点と違いを指摘した上で、その音楽活動の中で何度か交差しながら、最終的に全く違う方向で自らのスタイルを確立したということをきちんと論証しなければならないのだと思いますね。ディスク・ガイドのレベルで採りあげるのは不遜です。
あまり、書くと墓穴を掘るのでこれくらい。

ディスク・ガイドとしては、現実には既にウェブ上にあまたのスーパー・ファンが作っていて、日々アップ・デートされているのですが、その日本語版というべきものが存在しないので、そういうものはあったほうがいいかなとは思います。
ガイドとして私が望むのは、オリジナル・アルバムの発表がいつか、録音データ、収録曲データの正確なものですね。いつ、どこで、どの曲をどのようなメンバーで録音したか。それは、どれにどのように収録されているか。ブートまで含める必要性は、もう、あまり感じないのですが、ブートを含めるなら音質の評価があればよし。
アルバムや曲のできその他の評価は十人十色だからあってもなくてもいい。無い方が気分を害されずに済む。

日本語で分厚いザッパ論を2冊出されている方がいらっしゃいます。文体や批評姿勢が気に入るかどうかというのは個人的な好みなので書きません。この書き方は積極的ではないと解ってしまいますけど。
アレだけのものを書くのなら、もう少し海外の文献、ウェブを調べるべきだと思います。ザッパの自伝が一番といえば一番なのだけど、毀誉褒貶はあるにしろ、Barry Miles, Ben Watson, Neil Slavenの本は最低限、目を通しておかないとまずいでしょう。
Scott Parkerさんの本までアマゾンで入手できる時代だし。

評論を書くのだとしたら方針を決める必要があります。ザッパ、ビーフハートに限った話ではないですが、最初が良くてあとはずっと下降線だという論理、だんだん良くなりピークの時期があってだんだん行き詰るという論理、最初からどんどん成長、進歩を続けて最後のものが一番いい、という三つのどれかの論理を選んでそれにそってでっち上げる。無責任ですいません。

細かく言えば、出来不出来はアルバムによって異なるし、アルバムの中でもいい曲、悪い曲があるのは当然。この良い悪いって所詮、個人の価値判断が入るので他人に押し付けても無駄でしょ。税務訴訟においても価値判断が入るのだってことを忘れている人は、駄目ですよ。

私は、面倒くさいのでザッパとビーフハートはだんだん良くなる法華の太鼓で、最後に行けば行くほど、その作品は素晴らしくなるのだという論理で捉えることに決めました。他人に押し付けません。理屈をつけろといえばつけられます。
ピークがある論でもいいのですが、このピークがどれなのかというのが、聞くたびに異なってくるので、止めました。

ザッパとビーフハートを同列に論じるつもりはないのですが、それぞれのファースト・アルバムをどう評価するというのが案外、一番難しい。ファースト・アルバムが彼らのその後のアルバムにどのように反映されているかは、まだわかりやすいのです。どうやってあの時代にあんなファースト・アルバムを彼らは出したのかというのは、戦後のアメリカのブルーズ、ロックンロール、リズム・アンド・ブルーズ、ジャズ、さらに西洋古典音楽、ハリウッドとカリフォルニアの砂漠、等々考えるべき要素が多すぎて難しい。だから、ただ聞いて楽しむのがいちばんです。
オット、ファーストが苦手っていう人も少なからずいるんでしょうね。

12歳のときに聞いたFreak Out!、13歳のときに聞いたSaf As Milk、それぞれの印象は、今とは全く違います。これらのアルバムを出したとき、ザッパもビーフハートも26歳前後で、もう、十分音楽業界にいて、大人でした。同時代のガレージ・バンド上がりとは全く違います。マジック・バンドは永遠のガレージ・バンドだったということもできますけど。

1960年代後半、日本の片田舎で、50年代のアメリカのロックンロールやリズム・アンド・ブルーズ、ドゥーアップ、ハリウッドの映画音楽に対する知識(聞かなければ知識にはなりません)があるはずもないので、結局、当時は何もわかっていなかった。今もわからないけれど、少しは、アメリカの60年代というのが何だったのかなということは、客観的眺める資料はそろっている。

ザッパは膨大な作品群があるので、どれから始めようかということで困るのですよね。
だから入門書は、ディスコグラフィにフローチャートをセットするというアイディアはいかがでしょうか。イエス、ノーで矢印をたどるやつ。
ザッパを聞いたことがある、無いから始めるのですね。
あとは、演歌がすき、嫌い、とか、阪神ファンかどうかとか、お盆に墓参りに行くかどうかなんて感じで。投票には必ず行くかどうか、なんてのも良いかもしれない。

活字になってから、しまったって気づくことは、幾度も経験しています。誤植、校正漏れ、なんかならまだ良いです。全然、見当違いのことを書いていたとか。
他人の振り見て、我が振り直せ。

Neil Slaven の本は良いと思います。それからLowell Georgeについて書かれた本ですけど、Rock'N'Roll Doctorも面白かった。

古本で、Richard Thompsonの自伝を入手したので繁忙期が済んだら読もうと思ってます。
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by nk24mdwst | 2011-01-29 08:09 | 音楽

rain and snow

毎日、10数センチずつ雪が降ってて、嫌になります。

今日は、Deadを聞いております。
1月は、とにかくルーティン、要するに給与支払関係の計算、書類提出があるのでとにかく忙しい。年末調整、合計票、支払調書の作成、特に難しいところは何もないけれど、量だけが沢山ある。
確定申告時期が近づいてきているので、年に一度関与のお客さんがやってくる。もちろん、仕事だからいいのだけど、時間をとられてしまう。集中力が途切れるし。

今日は、本当に寒い。今年一番かな。

UBSの次は、HSBCをターゲットにするようです。
HSBC Is Said to Be the Focus of a Tax-Evasion Investigation
By LYNNLEY BROWNING

Federal authorities are considering whether to serve a broad legal summons on HSBC to ascertain whether it sold tax-evasion services to scores of wealthy American clients, people briefed on the matter said Wednesday.
http://www.nytimes.com/2011/01/27/business/global/27hsbc.html
IRSがHSBCに対してアメリカ人顧客に対して節税(脱税)商品を売った資料提出を求めるサモンズを発したというわけです。
IRSの税務調査も日本と同じで基本的に任意調査です。犯則調査は、IRS内部の別部門行います。
サモンズというのは、IRSが納税者ないしその関係者(この場合は、HSBC)に対して課税情報を提供するよう求めるもので、連邦裁判所に申請をし連邦裁判所が許可した場合には発遣されるものです。納税者等は、これらのサモンズの違法性を裁判で争うことができますが、サモンズに従わない場合は刑事罰が課せられます。要するにサモンズには強制力があるということです。

UBSのときも資料が沢山集まったと言って宣伝し、自主的に出頭してきたものに対しては刑事訴追しないという形で、大きな成果を上げ、結果的にどれくらいUBSから資料提供がされ、それが利用されたかは全く明らかにされませんでした。
今回も、まずHSBC本体に対しては、何らかの名目をつけて罰金その他の税金を課し資料提供をさせ、顧客を脅かし、自主出頭を求めるような方針を採るのでしょう。もちろん、その前に何人かが、血祭りに挙げられるのだとは思いますが。

日本でも消費税の場合を除けば同じことが言えるんですけどね。
Oh No! What Happened to All My Tax Records?
By THE ASSOCIATED PRESS
Published: January 27, 2011

Filed at 5:56 p.m. EST

One of the worst catastrophes that can befall a small business owner during tax filing season is receipts and records that are ... gone!
http://www.nytimes.com/aponline/2011/01/27/business/AP-US-Small-Talk.html?scp=19&sq=tax&st=nyt
確定申告をしようと思ったときに、経費の領収書等がない、さてどうしようという話です。
他の方法で補完できるという当たり前の話です。
所得課税ですから、課税標準は収入金額ではなくて差額概念の所得に対する課税、つまり、収入が生ずるためには一定の経費が発生する蓋然性があり、それが合理的に立証できればその経費の控除を認めるって話です。
例えば、闇米を仕入れて販売したとしても領収書は存在しない。売上金額全てが所得か。
仕入がなければ米を売れませんから、売上原価相当額は必要経費参入が認められることになるわけです。補強するために、当然、現金出納帳とか仕入帳をつけておくべきですけれど。
ただし、消費税の場合においては課税仕入が認められるのは消費税法30条7項が帳簿等の保存を求めているので請求書等がなければ仕入税額控除は認められません。使途秘匿金課税の場合は、このような仕入金額について使途秘匿金課税が行われないことが明文規定で定められています。

クルーグマンに対して興味が全くなくなったのは何でかな。
アンコールワットの夕日を見たからでしょう。
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by nk24mdwst | 2011-01-28 17:37 | 音楽

long time comin

チャールズ・ルーヴィンが亡くなりました。
Charlie Louvin, Country Singer, Dies at 83
By BILL FRISKICS-WARREN
Published: January 26, 2011

Charlie Louvin, a member of one of the pre-eminent brother acts in country music and an inspiration to several generations of rock musicians, died on Wednesday at his home in Wartrace, Tenn. He was 83.
http://www.nytimes.com/2011/01/27/arts/music/27louvin.html
アラバマ州が生んだ偉大なカントリー・シンガーであり、カントリー・ロックにも多大な影響を与えた人でした。
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by nk24mdwst | 2011-01-27 13:30 | 音楽

it's out

23年度税制改正法案が閣議決定され国会に出されました。
第177回国会における財務省関連法律

提出した法律所得税法等の一部を改正する法律案平成23年1月25日提出
平成23年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案平成23年1月24日提出
http://www.mof.go.jp/houan/177/houan.htm#sy2
700ページ近いものが分割してアップされています。
読むのが大変だけど、そうはいってもいられない。
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by nk24mdwst | 2011-01-27 13:28 | 租税法(日本)

ain't no fun, just snowing

今日は、朝からしっかり雪が降り続き、寒い。

日銀総裁が、景気の見通しは暗くないって発言、誰も信用しないけど、これは、布石ですね。
例の21年度税制改正法附則104条に消費税の3年後における税率見直しが明記されているのですが、その条件として景気動向が上向いたらとあるわけです。
つまり、日銀が景気は上向いていると宣言したときから消費税率値上げの議論が可能になる。
仮に景気がよくなっていたとしても、それに水をかける政策でよいのかという議論もありますが、それ以前ですね。財政再建の錦の御旗のもと、景気がよくなったから財政赤字削減のための財源、釈迦保障財源としての消費税増税だという話です。
結果的日本経済が破綻しても構わないって路線ですね。

これって、いつかどこかで見たような話。

1941年の日米開戦のときと同じでしょう。大本営発表、大政翼賛体制をとって財政再建を目指す。
1945年の日本は焼野が原、今度もまた、死屍累々になるのかな。

昔の陸軍、今の財務省。

番号制度も勝手に話だけ進んでいるし。所得捕捉のためというときの対象者は、富裕層じゃないのですよ。低所得層で103万円の壁に隠れている主婦のパートとか学生アルバイト、フリーターのあぶり出しです。

23年度税制改正大綱のなかの、納税環境整備の項目に、試験研究費等税額控除のような税額控除の適用要件の緩和がありました。
従来、住宅借入金等税額控除や投資税額控除は、税額控除前の税額が、100、控除可能な税額控除額が220の場合には、税額控除は100で打ち止めです。
そして、修正申告等により税額控除前の税額が220に増額された場合においても、税額控除できるのは当初申告の100だけなので、納付税額が120でます。今度の改正案が通れば、このような場合においては、220-220=0で納付税額は無しになるというわけですね。
納税者の当初の税額控除の権利を拡充したという評価もできるでしょう。

私は、これは将来的に給付付き税額控除を導入した場合における救済のためなのだと思います。給付付き税額控除の対象となるのは、基本的に低所得賃金所得のある人たちです。常識的には、確定申告要件が必要という話になるはずなので、当初申告で給付付き税額控除の適用申請をしていなかった人は後から、修正申告ないし、期限後申告において給付付き税額控除の適用は受けられないことになるような規定ブリにするのが従来の日本の税法のやり方です。
しかし、今回の改正案の考え方で行くと、期限後申告や修正申告の場合であっても給付つき税額控除が適用できるようにすることに本来の意図があるのではないかと思います。
要するに、そもそも担税力のない人に納税を求めても滞納税額が増え、課税庁の事務負担が増えるばかりだからです。
上記は、私の個人的な勝手な深読みなので余り当てにしないでいただきたいのですが、割合自身があったりして。というよりもそのような制度設計をしないと制度が持たないと思うのですね。

夕べはBobbie Gentryを聞いて寝ました。今晩は、Bobby Charlesにします。
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by nk24mdwst | 2011-01-26 18:52 | 租税法(日本)

last week

きょうは、Mokees を楽しく聞いております。
現実世界は、嫌なことばかり。

思いつくままに、ベトナム、カンボジア行きの雑感を。余談ですが、私は、小学校時代、必ず、遠足の後に書けといわれた作文が大嫌いでした。書くべきことがなかった。同級生の書いたものを読むと、朝起きると、○○チャンが呼びに来て、一緒に学校へ出かけ云々と、その日あった事柄が、無秩序に書き連ねられているだけだったのだけど、そんなものがかけなかった。

さて、ベトナムへの直行便は、朝の出発、帰りは、夜中発の朝帰りというものしかなく、かなり不便です。特に地方在住者の場合、朝の出発便に成田から乗るためには、前泊が必要です。
5時まで仕事して、羽田便に乗り、止せばいいのに京急の成田行きに乗りました。乗り換えは不要でしたが、2時間以上硬い椅子にそれも満員のラッシュ時に乗っているのは苦痛以外の何物でもありませんでした。成田は、不便。成田で泊まったホテル、高速LAN完備はいいのだけれど、接続料を請求されたので、いまどきなんだこれって。成田は田舎、斜陽の町なんだなと。
翌朝、成田空港でクロネコで先送りしたトランクを受け取り、全員(9人)集合、ベトナム航空に乗り込みました。
成田空港は、閑散としている感じでしたね。一番活気があったのは、ホーチミンのタンソンニュット空港。

ホーチミンの入管は、実に無愛想、おいおい社会主義の国へ来たのだと感じたのですが、空港から外へでてみてびっくり。
バスで高速道路といわれるものにのって、ハノイ市内に向かったのですが、自動車以外に、バイク(二人乗り、プラス子供一人までは合法)、自転車、歩行者、牛が道を渡るという状況。横に見えるのは大きなキャノンのプリンター工場でありました。
平均年収12万円くらいのところで、ホンダ、スズキ(全て現地生産)といった日本メーカーのバイクは15万だというのですが、これがバスを追い越していく。大人3人は当たり前、子供入れて4人とかで、無理やり割り込んでくるバイクの群れ。
ハノイでは、牛を一頭ぶら下げているバイクも見ました。豚を四匹、足をからげて逆さにつるしていたり、たんすを二つ積んでいたり、いや、Xゲームなんて目じゃないです。

信号がない、それでも自然な流れで何とか渋滞しながら車が進んでいくのは不思議といえば不思議。横断歩道があるからといって、安心してわたってはいけないのですね。とにかく、どこでもいいから構わず人が道を横断する。ガイドさんに聞いた極意は、とにかく、ゆっくりと、走らずに渡ることだと。
猛然とこちらに突進してくる車を見ると足がすくんで止まったり、走り出したくなるのですが、止まると跳ねられるし、走ると車もスピードを出すので同じ速さでゆっくりわたるのがコツだというんだから。

ハノイのガイドは日本語の達者な人で、私の師匠筋の人が鶏、一匹、二匹といったら、一羽、二羽と訂正されたというくらいの人でありました。ベトナム戦争なんて知らない世代です。女性でした。

ホーチミンへ行ったらもっと酷いという話でしたが、実際にはホーチミンの交通量がもっと多いのは確かでしたがはるかに整然と走ってましたね。ベトナムの南北問題というのは経済的には豊な南とそれほどでもない北という感じです。
インフラ等に関して、アメリカが残して行ったもの、フランスが残して行ったものがあるということもあるし、北が二期作、南が三期作ということで経済力が違うのですね。
言葉もかなり違うようですし、カンボジアのガイドに聞いた話等を総合すると民族的にも同一であるとはいえないようです。
本来の中国の属国としての越南は北の方であって、南の方は、クメール王朝支配下にあった時代が長いのです。

今日は、ネット事情について書こうと思っていただけなのに、例によって脱線。

ハノイのホテルでは、ウェブにつなげました。エキサイトのブログは、日本でもホテルからだとなかなかつながらないので仕方ないなと思いました。ハノイからつながらなかったのは、GoogleとFacebook。ツイッターはつながりました。
ベトナムがそうなのかと思ったのですが、ホーチミンではどちらもつながりました。メールは問題なし。
私の持っていた携帯では、カンボジアのアンコールワットのあるシェリムアップは通話等不能でしたが、機種によってはつながりました。ベトナムは問題なし。
シェリムアップのホテルは、カードを貰えばホテルでWiFiが利用できたのですが、せっかく文明社会から離れたところに来てまでウェブにこだわるのも下らないと思いPCは引っ張り出しませんでした。
物価も安いので、シェリムアップの高級ホテルに季節のいいときは住まいをして、ウェブで投資をするなんて生き方もあるかもしれません。
プールにマッサージ全て完備。金さえあれば極楽でしょう。

土曜、日曜とカンボジアへ移動、アンコール・トム、アンコール・ワットその他の遺跡を見て、色々、カンボジアの歴史や現状について学んだのですが、これは、また別の機会。このときの体験が最大のものでしけど。

ベトナム税制事情ですか。

どんな税金があって経済状況はどうだって話もありますね。

ハノイは明らかに土地バブルです。ベトナムは自国で通過を印刷していません。ガイドは口を濁しましたが、プラスティックの紙幣で透かしが入ってましたから恐らくオーストラリアで印刷しているのではないかと思われます。
オーストラリアの紙幣と同じだからそう思っただけですが。
ハードカレンシーとして通用しているのは米ドル、円ですね。レシートは米ドル表示でこれに10%のVATがかかってくるというのもなんだか変な感じです。現地の通貨単位は、ドンというのですが。
カンボジアへ出国するとき、日差しが強いのでサングラスを免税店で買ったのですが、VATがついていたには笑った。逆に、ベトナムで買い物した際、VATがついているレシートを貰ったりもらわなかったり。
商売柄、目に付くので仕方がないのですが、どこもレジスターを打っていませんね。
三枚複写のきちんとした受取をくれたところがありましたが、外資との合弁企業なので内部牽制用に伝票を起こさせているのだと思いました。VATはついてなかったから。タイトルは、もちろんインボイスですよ。

カンボジアのシアリムアップ空港には、無料で使える高速LAN のPCが4台ありました。何人かが使っているのを見て、順番を待って使ってみました。世界中どこへでもつながるのは解りましたが、日本語は仕方がないとしても英語のフォントもなく、エンコードを選択することもできず、クメール文字以外は全て文字化けするのには笑うしかありませんでした。
英語で使えるように選択してやったのですけどね。

40分くらいのフライトでホーチミン到着。国内線の感覚ですが、国際線。ベトナム語、クメール語、フランス語、英語の機内アナウンス。乗っているのは韓国、中国、日本人の観光客、ベトナム、カンボジア人その他というところでしょうか。
とにかく韓国人の観光客が圧倒的な存在感をどこでも示していました。

ホーチミン空港で入国と出国の手続をしたのですが、書いたかもしれませんがとにかく、入管の職員がまじめに仕事していない。ブースの中で同僚と笑いながら無駄話をしている。実に嫌な気分でした。
ホーチミン空港に降り立ち、外へでて眺めた風景は渋谷駅頭と見間違う風景でありました。

ハノイに話は戻りますが、圧倒的に多いバイク(100~120CC)、バス、タクシー、それに自家用車。この自家用車なのですが、日本車ならカムリ、レクサス、日本車以外では圧倒的に多いのがメルセデス。CクラスじゃなくてSクラスの新車がゴロゴロ。数年前のニューヨークのバブルと同じですね。

無茶な運転をしているので交通事故は相当あるという話ですが、警察を呼ぶと罰金を取られ、その上相手と示談ないし修理代の負担がでるので警察を呼ばないのだという話でした。交通違反の取り締まりもやっているのですが、それも、袖の下というか賄賂を渡してもみ消してもらう。この延長線上に税務行政もあるのだと、現地の会計法人の人に聞きました。

税法よりも調査官が正しい。調査官が税法を知らなくても関係ない。当然、お土産を要求する。お土産というのはお菓子等をいうのではなく増差税額ですね。何も指摘事項がないと、一塊の領収書をつかみこの経費を全部否認するなんてことをするのだそうです。法治国家じゃないというわけです。
電気水道代が高い、道路整備が遅れているといったインフラのハードだけではなく、社会主義市場経済だろうとなんだろうと構いませんが、法治国家にまだなっていないのですね。賄賂が文化として残っている。

結婚も許可制だというのにも驚いたのですが、その許可をもらえるかどうかも賄賂しだいだというんだから、後は推してべしでしょうか。

ホーチミンで大規模建設ラッシュが起きていますが、ダナンからラオスに抜ける道が完成したのでベトナム企業はより人件費の安いラオスに生産をシフトしているのだということだそうです。だから、ダナンが、一番、熱い。強力に格差が広がっている感覚があるのですが、まだ国全体が若いのでゆっくりと少しずつよい方向へ行って欲しいなって思った次第。
食い物と飲み物(アルコール)は、安くて旨いです。

ちょうど、ベトナム共産党の全国党大会と日程がぶつかったのです。ハノイではさすがに、国旗や共産党の党旗が目立ちましたが、ホーチミンではほとんどといっていいほど見かけなかったのが不思議といえば不思議。

法人税率が25%で法人企業は悉皆的に調査を受けているなんて話は事実でしょうが、税法以前の問題であるようで、VATの税率が10%だというようなこともどうでも良さそうです。
源泉徴収制度も存在します。源泉徴収制度ですが、日本のように年末調整するスタイルではなく、かつてのイギリスのように毎月ごとに清算するスタイルなので、企業側の負担は非常に大きいと思います。現地の実務家もそういっていました。
移転価格税制を重点的に調査するようになって来ていて、少なからぬ日系企業がいじめられだしているようです。
慢性的な貿易赤字と財政赤字の国なのですが、きちんとした法制と執行体制を早く築かないと、社会主義と資本主義の悪いところだけが残ってしまいかねないという危惧を感じました。

いずれにしろ、人々の活力はたいしたもので成長余力はまだまだあるのだと思いましたが、男性の勤労意欲が文化的に低く、潜在的失業者がかなりいるのではないかと思われることが一つあります。それと、タイに続く米生産国ですけれど、農業の近代化がまだ行われていないように見えました。水田一つ一つの大きさ、作業している様子を見ての印象でしかないですが。

税務行政、執行の実態なんて外国から行って見て直ぐにわかるはずがありません。大体、日本の税務行政の実態を知らないからあんな国税通則法改正案が出るというわけですもの。

またまたByrdsを聞いています。
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by nk24mdwst | 2011-01-25 17:57 | 音楽

monday as usual

いつもと変わらないということは、幸せなことですね。

1月といっても、年始という感じは最初からなく、単に一ヶ月が始まり、月末に近づいていると言うだけです。商売柄、、この時期に特有の仕事というのは確かにあります。
年末調整、支払調書の作成提出、償却資産の申告等ですが、これらは、実に面倒くさいのですがルーティンは、ルーティン。
月末が近づくと、原稿の締切だというのも、別段、取り立てていうほどのことも無いし。

ベトナム、カンボジアについて書こうと思っていますが、まだ1週間も経っていないけれど、遠い昔の話に思えます。

きょうは、Jack Bruceを聞いてます。
特に変わったことと言うと・・・2007年に訪米してワシントンDC でIRS要人や、租税法の大学教授の皆さんのお話を聞く機会があったのですが、その手配をしてくれた大学教授とフェイスブックでコンタクトを取ることができました。便利といえば便利だけど、メールアドレスを知っているわけでフェイスブックを使う必然は特にないのですけどね。

Dead Netから、土曜にメールが来て、1972年のデッドのヨーロッパ・ツアーの全ての演奏をCD60枚組みのボックスで出すと。今日、見てみると、既に売り切れ状態でした。あのときの演奏は良かったと思いますが、ボックス・セットでも少なくとも3種類は既に出ているはずで、60枚、70時間ももう一度誰が聞くのって思いますが。

でもまあ、デッドは、ちゃんとアーカイブを出してくるからまだましです。ゲイル・ザッパの姿勢とは違う。

国税通則法の全面改正について、今朝の日経に、余り偏らない立場で上手にまとめた記事が出ていました。
案外、法案の上程が早いのかもしれません。
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by nk24mdwst | 2011-01-24 17:54 | 音楽