<   2010年 04月 ( 52 )   > この月の画像一覧

left on

朝から、雨、寒いと思っていたのが、昼過ぎから晴れてきました。

きょうは、一応、仕事なのですが、電話が一つもならない。休日出勤と同じ感覚ですね。違うのは、郵便が配達されたことくらいでしょうか。

朝から、聞いているのは、Laula Lee:The Chess Collection, Capricorn Rythm Section:Alive at 2nd Street Music Hall, Eddie Hinton:Very Extremely Dangerous, Bert Jansch:Edge of a Dream, Byrds:Turn! Turn! Turn! です。
バーズを3回ほど、繰り返し聞いてしまいました。ドラムとベースを聞いているだけで気持ちが良いです。
1965年の録音ですね。

キャプリコーン・リズム・セクションは、マスル・ショールズ・リズム・セクションの生き残りというべきでしょうか。
Scott Boyer, Tommy Talton, Paul Hornsby, Bill Stewart にJohnny Sandlin ですから。エディー・ヒントンとダニー・フリッツが書いた、300 Pounds をやってます。
デュアン、ベリー、エディーそしてP.W. に捧ぐと。
昨日、ケイジャン・ミュージックの入った箱を探し出してきたら、一緒に入っていたのです、これらのCDは。

ルイジアナ州でフランス語を使うことを法律で禁じた時代があったのですね。ハリケーン・カトリーナの災害は人災だというのが、いまや、共通認識であるようです。

ルイジアナの人は、自動車もなくて洪水被害から逃げられなかったわけで、ニューヨーク・タイムズとかワシントン・ポストなどという新聞なんか読まないんでしょう。いや、読めないのでしょう。

H&Rブロックがいじめられる話は、興味があります。
JPMorgan to cease tax-refund loans to paid preparers
NEW YORK/BANGALORE
Thu Apr 29, 2010 3:16pm EDT

(Reuters) - JPMorgan Chase & Co (JPM.N) will no longer offer independent U.S. tax preparers financing for tax-refund loans, a company spokesman said.
http://www.reuters.com/article/businessNews/idUSTRE63S4A220100429
全米最大の申告書作成代理業者チェーンであるH&Rブロックに対して、来年の確定申告時期にJPモーガンが資金融資をするのを止めるという話です。
今年、業界二位のジャクソン・ヒューイットも提携銀行から切られたのですが、今度は、業界一位も同様の目にあうというわけです。

おさらいですが、アメリカでは年末調整がないので、確定申告をすることにより税金が還付されます。種々の税額控除(給付付きのものを含む)の適用も確定申告が要件です。ただ、やたらと複雑なので、業者に依頼して金を払って申告書を作成してもらうのですね。申告書作成代金は、50~100ドルくらいです。
いくら1億3千万人が確定申告するといっても、こんな低料金で商売が成り立つはずは、ないのですね。

大手チェーンの収益源に一つは、還付税金を担保にした納税者への貸付です。H&Rブロックの提供する申告ソフトを利用した場合でもこの貸付をするのですね。
通常、申告から還付金が連邦政府小切手として納税者に送られてくるのには、2~4週間ほどかかるとされています。
申告書作成代理業者は、申告書作成と同時に還付税額相当額を納税者に支払うのですね。申告書作成手数料と金利を引いて。
この金利の利率なのですが、50~500%だというのだから、ひどい話です。担保に取っているのは連邦政府小切手なので、申告がおかしくない限り保証されているのに。
この高金利が、消費者団体から問題視されて、体面を気にする大手銀行が手を引いたというわけです。

収益源としては、もう一つ、税額控除できる401K、つまり確定拠出型個人年金を顧客に売るのですね。こちらの方も、昨年来、訴訟沙汰になっていて、H&Rブロックは負け続けています。
売っている商品がどう転んでも納税者に利益が出ない商品だということなのです。

しかし、2週間待てばいいのに、なぜ、借りるのかって疑問がわきますね。それくらい、アメリカの中間所得層以下の家計は、日々の資金繰りに窮しているのですね。
住宅ローン、学資ローン、医療費を払うためのクレジットの支払に追いかけられているわけです。

貯蓄をしないでまず、消費をするというアメリカの社会文化的体質が問題だといえば問題なのでしょうが、そうせざるを得ないような状況に知らずに追い込まれてしまっている人たちが多いのも事実だと思います。

10数年前、セントルイスのワシントン大学ロー・スクール出身の弁護士と話をしたときのことを思い出します。かれは、年利8%ほどで、8万ドル以上の学資ローンを組んでいるといってましたが、弁護士になれば、数年で完済できると話していました。
弁護士として成功すればそうなのでしょうね。
でも、アメリカでも、いまや大学を出ただけでは、派遣しか仕事がなく、修士号を取ったところで、学資ローンが増えるだけという状況にあるようです。

知識がない、あるいは、広報がされていないからでしょうか。
Tax Credit
Free Money Left on Table
By ARMAND EMAMDJOMEH
Published: April 29, 2010

What if residents of California — a state reeling from unemployment, a sagging economy and a gaping budget hole — had access to more than $1 billion, but did not use it? What if Alameda County residents had access to $29 million and failed to take it out of the federal treasury?
http://www.nytimes.com/2010/04/30/us/30sfbriefs.html
earned-income tax credit(勤労所得税額控除)は、低所得の勤労者に対して税額ゼロでも還付がある給付付き税額控除です。
カリフォルニア州立大学が行った調査によると、この税額控除の適用を受けることができるにもかかわらず、800,000人のカリフォルニア州民がこの適用を受けず、還付を受けることができなかった税額は、2009年で、120億ドルだというわけです。
下のネタは、
Left on the Table

Unclaimed Earned Income Tax Credits Cost California's Economy and Low-income Residents $1 Billion Annually
By Antonio Avalos and Sean Alley
March 9, 2010 |
http://www.newamerica.net/publications/policy/left_on_the_table
です。

日本でも給付付き税額控除を仮に導入した場合についての議論において不正受給の問題が出ていますが、受給漏れの可能性について触れられたものは、見たことがありません。
低所得者に対する無償の納税サービス等が不足しているのでしょうか。あるいは、申告書作成代理業者の質の問題があるのか。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-30 15:54 | 租税法(アメリカ)

vatman returns

木曜は、ごみ出しの日。例によって、朝は、雨。
雨は、上がったものの、風は冷たい。
水を張られた田から聞こえるのは、カエルの鳴き声。こんなに気温が低くて、例年通りの田植えができるんだろうか。

ヴォルカーって、アメリカにとっていいことを何かしたんでしたっけ。
Former Fed Chief Dampens Talk of a Tax
By JACKIE CALMES
Published: April 28, 2010

WASHINGTON — Paul A. Volcker, the former Federal Reserve chairman who recently incited speculation that the Obama administration would propose a European-style consumption tax to reduce deficits, on Wednesday said the idea was too unpopular to be under consideration “now or for the indefinite future.”
http://www.nytimes.com/2010/04/29/us/politics/29fiscal.html
スタグフレーションのアメリカでFRBの議長になった彼は、強力な高金利政策でインフレを押さえつけることには成功しましたが、その代償は、ドル高によって、アメリカの製造業が国際競争力を失ったことでしょう。
アメリカの豊かな中流階層の崩壊のきっかけを作ったわけです。
日本の低賃金労働者と競争させられることになったからですね。
全ての始まりは、この辺りにあるはずなのですが、とにかく、ニューヨークタイムズの記事に話を戻すと、大統領の経済諮問会議委員長をしている彼は、財政赤字削減のための増税案としての付加価値税(VAT)導入の可能性について述べています。
以前、VAT導入の可能性を示唆していたヴォルカーですが、支持がないので現在ないし当分の間検討されないだろうと発言しています。
大統領の方は、導入を前提としてはいないが、VAT導入自体は、選択肢として残しておくというどこかの首相みたいな曖昧な言い方です。

どこかの国の市民運動出身の財務大臣は完全に財務省の走狗になってしまい、DPJは、マニフェストウに、消費税を含む抜本的税制改革をうたいそうですけどね。

少なくとも、国ないし連邦レベルの付加価値税を持たない国は、アメリカしかないわけで、1986年以来の付加価値税論議があるということは、注目しておくべきでしょう。

保守派、共和党筋は、とにかく大きな政府と財政赤字拡大につながる放漫財政を嫌ってVAT反対論であるのですね。水平的公平論から言えば金持ち優遇だって議論をしないので、変だなと感じているわけです。
大きな政府による経済への干渉は、アメリカの自由な経済を阻害するということなんでしょうね。一般に、付加価値税は、経済に中立的だと経済学者や財政学者、世間を知らないから言うのですけど。

保守派から当然だと思われるVAT容認論が出てきました。
The Case Against The VAT
Bruce Bartlett, 04.23.10, 06:00 AM EDT

In a previous column, I explained why I think it would be desirable for the United States to adopt a value-added tax. In a nutshell, I think it's impossible to cut spending enough to forestall a fiscal crisis, that taxes will eventually be raised a lot, that it would be economically debilitating to raise income tax rates as high as would be necessary to get the necessary revenue, and that a broad-based consumption tax such as a VAT would be much less damaging to the economy than very large budget deficits.
http://www.forbes.com/2010/04/22/vat-taxes-economy-opinions-columnists-bruce-bartlett.html
危機的財政赤字削減のための歳出削減には限界があるから、大規模増税は不可避だという前提に立ち、できるだけ経済的に中立な税による増税によって財政赤字を減らすしかないといっています。よくわかっている人で、所得税負担をできるだけ少なくするということも条件にしています。Forbes のコラムだから、当然の主張でしょうね。
付加価値税システム自体については、かなりまともな議論をしていると思います。財政学の主流の考え方だと思います。
主流だからそれが正しいと私は、思いませんが。
しかし、謙虚なので感心します。
既に、世界中で色んな付加価値税が導入されているからそれを研究して、もっとも効率的なシステムを導入しましょうって。

Bruce Bartlettのコラムを教えてくれたのは、これです。
April 23, 2010, 11:15 am
A Value-Added Tax and the Poor
By DAVID LEONHARDT

Bruce Bartlett is more worried about middle-class and poor families not paying taxes than I am. But his latest Forbes column — about a value-added tax, or VAT — makes an important point:
http://economix.blogs.nytimes.com/2010/04/23/a-value-added-tax-and-the-poor/
David Leonhardt氏は、よく解っているのか解っていないのか。解ったつもりの馬鹿者かな。
金持ち雑誌のフォーブズのコラムが、付加価値税の逆進性を問題にしているのに、消費に課税するから貯蓄を奨励する付加価値税は好ましいって結論にどうしてなるんだろうと。特に、こんなデータ示してくれているのに。
April 13, 2010, 8:56 pm
Taxing the Rich, Over Time
By DAVID LEONHARDT

My column this week notes that tax rates on the affluent have fallen more in recent decades than tax rates on other groups. Here are the details:
http://economix.blogs.nytimes.com/2010/04/13/taxing-the-rich-over-time/
議会予算調査室のデータを下にした、所得階層別の所得税の適用最高税率の推移のグラフは、実に、劇的な変化を示しています。
特に、所得上位0.01%の税率の推移ですね。60年代半ばに70%ほどだったものが徐々に下がり、80年を境にして、40%程度にまでなり以後、漸減し続けています。クリントン時代を除き、二度のブッシュ政権時代において、下がり続けているわけです。
上位1%の適用税率も同様に下がっているのですが、それよりも上位0.01%の方が下がり方が大きい。
そして、連邦税収全体に占める所得階層別の納付税額割合は、税率の低下にもかかわらず、上位0.01%については、1979年の2.7%が2005年には6.5%になっている。さらに、上位1%については、同じ期間において、15.4%から27.6%に増加しているのです。
税率ではないのですね。上位のものほど、稼ぎが多くなっているということです。
こういうデータを示しながら、付加価値税が貯蓄を推進するなんていうのは太平楽としか言いようがないですな。

ボルカー、レーガン・コンビの規制緩和政策の帰着がこれで、平均的アメリカ人の生活水準は上がっていないにも拘らずこういうことになった。

強力な高金利でドル高政策を採りインフレを抑えた代償として、アメリカの製造業は、壊滅的な打撃を受けたのですね。日本の低賃金労働にやられたわけです。
一方で規制緩和、撤廃のせいで、貯蓄信用組合(S&L)の不良貸付とその後始末に公的資金がつぎ込まれ、ジャンク・ボンドで大手証券会社が潰れトイうのが80年代の結果です。
景気刺激策として戦争を始めてみたけど、湾岸戦争が終わって、景気が悪くなるサイクルと選挙が重なったのでジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュは二選を果たせなかった。

クリントン時代に、また強力なドル安低金利政策を採るおかげで、財政赤字は解消に向かうのですが、その代償は、日本経済が支払ったわけでしょう。今に続く、デフレです。

そのあと、また、S&Lの不動産貸付とジャンク・ボンドを合わせて、証券化し、誰にも訳のわからんものにして世界にねずみ講をはびこらせたのが、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ時代のアメリカのFRB、財務省とウォール街というわけですか。

名前失念しましたが、今朝の日経でインタヴューに答えていた30歳の経済学者と称するお兄ちゃんが、「いまや経済学には何でもできるツールがあるから、日本の政府もそれを用いるべきだ」発言には、開いた口がふさがりませんでした。

昨日、苦い思いで読んだ本と同じ感想です。知らないことは幸せだ。

Britta Sweers著のElectric Folk: The Changing Face of English Traditional Musicという本です。John French の本に負けないくらいポイントの小さな字でしたが、斜め読みが直ぐにできました。
Ms. Sweers のPh.D論文を下にしたものだそうですが、とほほの内容でした。

Lieg & Leef が録音された年に生まれたという書き出しからいやな予感がしたのです。Fairport Convention や Pentangle に興味を持ったのは、Enya のおかげなのだそうで、それも発見したのは20世紀の終わりごろだというわけです。私は、この本に登場する人物に直接あって話をしたことはないですけど、引用されているバイオグラフィーとかインタヴューは、ほとんど持っているものや読んだことがあるものばかりでした。
音楽の評価については、個人的な好みもあるし、一応、この本の著者が生まれた頃には、Bert Jansch のギターのコピーをしたりはしてましたからね。

昨日、半分冗談で、我々の世代が知っている音楽も消えても発見されるだろうと未来形で書いたのは間違いで、みんな知らないのだと認識いたしました。
悪口は言いたくないですが、ビブリオグラフィ、ディスコグラフィとしても不十分なので、これで論文が下ですっていえるんでしょうか。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-29 17:07 | 租税法(アメリカ)

highway patrol

ネズミ捕りに引っ掛かってしまいました。

いつもやっていることを知っている場所で、いつも避けて通るのに、つい、うっかりしてました。
このドラムはジム・ゴードンかなどと考えていたのが、間違いの元。

制限時速40キロのところを、16キロオーバーで、反則点数1点と罰金12,000円。

まあ、別に難癖つけるつもりもなく、ただ、普段のコンプレックスの裏返しの権力への反発性向が出てしまい、異議があるときはどうしたら良いのかとたずねました。
もちろん、異議申立てをするつもりなぞありませんが。

若い警察官殿がおっしゃるには、この機械の測定結果が正確であることは、検査済みだし、他の人も文句言ってないからいいだろうと。
話がかみ合いませんね。

手続の話をしているわけです。

時間の無駄だから不服申立てなんてしませんが、そのような場合にどうしたら良いのかということが渡された紙に書かれていないのですね。
納付は、任意であると。反則金を納めたら刑罰は科されなくなるのだと書いてあるだけですね。

私が受けたのは、行政処分であって刑事処分でないはずなのですね。だから行政手続法の適用を受けるのではないかとおもうわけです。

一応、法令データ検索システムで行政手続法を呼び出して、道路交通法という文字列検索したらヒットしなかったので、適用除外規定は行政手続法にはない。逆に、道路交通法には、行政手続法の適用があるばあいについて、書いてあり、一般的な適用除外規定は存在しないように思えるのですが。

陽だまりでのんびりネズミ捕りをやっているのは勝手だけど、一応、権利義務、処分責任者は誰かというようなことは説明すべきなのではないでしょうか。

いや、本当は、ジム・ゴードンのドラムの曲を聞いていたのですが、考えていたのは、今日の朝刊の一面の記事のことです。

一つは、殺人事件の時効撤廃に関して。
法律の成立同時施行というのは、異常だと思います。特定の事件を想定してそういうことをして良いのか。
そもそも、不利益な遡及効の場合にこれは該当しないのか。
つまり、この法律施行前に起こった事件に関して、この規定を適用することに関して法律解釈上の問題ってないんでしょうか。

時効の撤廃の是非については、判断を留保しますが、この法律は、遡及立法に該当しないのか。
こんなことを書くと、加害者の人権と被害者及び被害者の遺族の人権はなんていわれそうですが。
しかし、法治国家における予見可能性の問題というのは非常に重要だと思うわけで。

も一つ、おまけで、件の検察審査会の判断も、どこか変です。
有体にいえば、この国の刑事司法は、そのほとんどが有罪になることから解るように、日本の検察の立憲、立証能力は非常に高いのです。いえ、そうではなくて、検察が立件したからには、同じ司法村に住む裁判官は、間違いがないと考えるわけですね。

行政訴訟ですけど税務訴訟も同じで、納税者は脱税してるに決まっているというわけです。

検察審査会の件に話を戻すと、公判維持ができないと検察が考えたということは、身内でも無理だと判断したということでしょう。市民感覚、感情はわかりますが、状況証拠や蓋然性で判断するは、どうなんでしょうか。
疑わしきは、被告に有利に、あるいは、納税者に有利になんて言葉、忘れているんでしょうか。

検察審査会の一件で言えば、除斥期間の問題があるのですが、税金の問題という点で考えるのならともかくと個人的には、思います。
アメリカって、通常の過少申告等に関しては除斥機関は、2年です。逆に、減額の更正請求も2年間できます。ただし、脱税(tax fraud)と認定されると時効がなくなるのですね。
アル・カポーンは、なぜ、終身刑を食らったかという話です。

訴訟の場というのは、真実を明らかにすることができればそれに超したことはないでしょうが、数学や物理学の真理解明の場とは根本的に違うはずなのですね。
特に、刑事処分とか課税処分といった個人等に対する不利益処分をするということが前提の訴訟であれば、それを立証するための証拠は、適正な手続によって集められ手信頼にたると裁判所が認めた証拠によるべきでしょう。

司法関係の話がもう一つ、今朝の新聞にはあって、最高裁が死刑判決を逆転差戻しにしたというのがありました。状況証拠だけでは、駄目だという判断でした。

だって、検察審査会的な考え方をとれば、最悪の場合は、あいつは、社会的常識から外れているからなんてもいいから適当な罰則規定を適用してぶち込んじまえ、あるいは、ぶち込めなくても社会的生命を絶っても構わないという論理が透けて見えるような気がしてぞっとします。

件の人物について、個人的にどうだこうだという感情は、ありません。

かつて、まだLDPが絶対的な権力を持っていた頃もそうですし、そのあと、分裂して平成の日本政治の漂流が始まりだしたころにおいても、つまり1990年代前半ということですけど、The Economist は、かの人物を非常に高く評価していました。その後は、故橋本氏を評価してましたっけ。

ネズミ捕りにあわなかったら、財政赤字と金融危機、ポンジー・スキームについて昨日思いついたことでも書こうと思ったのですが。ポンジー・スキームってねずみ講のような無限連鎖講による詐欺のことです。

ニューヨーク・タイムズとかワシントン・ポストで税金の記事を追いかけていて解るのは、アメリカの立法過程におけるあからさまな利益誘導・利害調整とそれを誤魔化す世論操作というところでしょうか。
それと、租税訴訟は、専門性が強すぎるので余り新聞ネタにはならない。
また支離滅裂になってきたので、この辺りでお開きに。

ジミヘン、聞いてます。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-28 19:14 | 租税法(日本)

rich and poor

Gram Parsons がハーヴァードの新入生だった1965年の同窓生って凄い面子ですね。
FDRの孫、アル・ゴアにトミー・リー・ジョーンズがいる学年か。

葉っぱをやって徴兵逃れたというGPの話を思い出しながら、1965年にJohn French たちとか、Allman 兄弟が何をしていたかって考えると、落差が大きすぎますね。
彼らには、徴兵とベトナム戦争の影が忍び寄っているわけで。

GP同様の軍隊式のボーディング・スクールへ入れられている、オールマン兄弟の方が、片親なれど、まだミドル・クラスという感じです。

オリジナル・マジック・バンド同様、1965年ごろは、オールマン兄弟たちもジョージア、フロリダ辺りで、パーティー・バンドから何とか抜け出そうとしていたのですが。Eddie Hinton なんかも同じですね。
話、変わりますけど、1970年ごろには、Duane Allman よりヒントンの方がはるかに稼いでいたはずです。

父親が亡くなって家計が苦しくなって働かざるを得なかったChris Hillman のGPに対する反感というのは、解りますね。

GPの音楽家としての才能とは別の話ですけど。生活を考えずに音楽をやれるというのは、恵まれていたと思いますが、とばっちりを受けた人もいないわけじゃないし。

でも、金のために音楽をやるというのは、一つの心意気ではありますが、それを達成するのは、並大抵じゃない。これまた、やっぱり、とばっちりを受けた人たちが出るわけで。それで、いつになったらおれたちゃ、金がもらえるんだって、いう話になるわけか。

私も昨日は、GPを聞いてました。

好きでやっている部分と、金の問題がどの程度絡んでいるのか解らないですが、還暦過ぎて未だにツアーをしている、グレグ・オールマンの衰えた声を聞いたりすると、上手く年を取るというのは大変だなと思いますね。

でも、GPだのABBだのといっている世代は、いずれ、消えていくんでしょうね。

逆に、CDとかLPを販売したりしている営利企業のビジネス・モデルが崩れるかもしれませんが、ウェブ上の一度ばら撒かれたものは、完全に除去することはできないわけで、国立議会図書館に収蔵されなくても文化的遺産は、違う形で残り続けるのかもしれません。
そして、いつか、違う世代が、発見するのでしょう。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-28 10:15 | 音楽

big loophole

かつて、DJにリベートを払って、曲をかけさせることが議会で問題になった国です、アメリカというのは。いわゆるペイオラです。
しかし、これには驚いた。AM, FMラジオでかけられる音楽に対してロイヤリティの支払いが行われていなかったというのです。
Commentary: Musicians deserve to be paid for use of their work

By Jennifer Bendall
Monday, April 26, 2010

Congress is poised to close a loophole in copyright law that allows AM and FM music radio stations to earn billions in ad revenue every year without compensating the artists and musicians who created the songs listeners tune in to hear. The Performance Rights Act has been approved by the Senate and House judiciary committees.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/23/AR2010042305059.html

パフォーマンス権利法が、上院と下院の法務委員会を通過したということで、これから、実務的な問題に関して細部がつめられるのだとか。
映画音楽にそのために作曲されたものではなく、既存のヒット曲等が使われたのは、Easy Rider が最初だと記憶しています。低予算映画で、ピーター・フォンダに金が無かったから。
とはいうものの、かなり以前から、映画のエンド・ロールで長々と劇中挿入歌のクレジットを見せられてきたのに、ラジオからロイヤリティを採ってアーティストに支払っていなかったというのは、よく理解のできない理屈です。
誰かがとにかく、主張しないと駄目な国なのですね。

ラジオから著作権料をもらえない仕組みになっているので、海外においても億単位の損失が生じていると。こんなことをやっているのは、イラク、北朝鮮に中国くらいだと。

アメリカの財政赤字を解消するには、支出の削減か増税、あるいは、その両方をやるしかないわけです。まあ、日本も同様ですが。
Panel to seek solutions to U.S. budget woes

Caren Bohan
WASHINGTON
Tue Apr 27, 2010 1:03am EDT

(Reuters) - Seeking to show he is serious about reining in soaring budget deficits, President Barack Obama on Tuesday will kick off the work of a panel he created to try to solve the nation's fiscal woes.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE63O1WP20100427
まず、一点、注意しておかなければいけないのは、アメリカの今の政権は、国防費というか軍事費に関しては、聖域化していてその削減を基本的に考えていないということですね。
次に、現在のアメリカ経済の状況が回復途上だとしても、将来的には決して見通しが明るくないということです。ベビーブーマーが引退しつつあるので、メディケア、メディケイドその他の社会保障関連支出が増大することは不可避だと。日本と同様の問題です。
財源論ですが、諮問委員会委員長のポール・ヴォルカーは、西欧スタイルの付加価値税の導入をといっています。大統領は、それに賛成してはいないのですが、導入を否定しているわけでもない。

上記の報告を受けてのポストの記事。
Presidential commission to address rising national debt

By Lori Montgomery
Washington Post Staff Writer
Tuesday, April 27, 2010

A presidential commission will convene Tuesday at the White House to address what leaders of both parties agree is one of the greatest threats to the country's economic future: the rising national debt.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/26/AR2010042604189.html
議会は、何をしているだというわけですね。
医療保険制度改革がやっと一段落したと思ったら、今度は、金融機関規制法について議論している。当然、どれも重要な問題であるわけですが、赤字をどうするのだ。超党派でやらないと沈没するぞ。そうです、日本みたいに。
いや、アメリカが沈没するから前触れで沈没しつつあるのでしょうか、日本は。

アメリカ以外に居住しているアメリカ市民は、520万人ほどだというのですが、アメリカ市民権を放棄しようという動きが無視できなくなっていると。
More American Expatriates Give Up Citizenship
By BRIAN KNOWLTON
Published: April 25, 2010

WASHINGTON — Amid mounting frustration over taxation and banking problems, small but growing numbers of overseas Americans are taking the weighty step of renouncing their citizenship.
http://www.nytimes.com/2010/04/26/us/26expat.html
税金の問題もあるようです。つまり、アメリカの財政赤字を負担させられるといった点ですね。
もう一つが、金融機関を利用するのが非常に不便だと。
一連のスイスの銀行をめぐる騒動のせいで、アメリカ国外在住のアメリカ市民に、スイスの銀行が、口座解約を求めているとか、反テロ法のせいで、国内外の送金が制限されたりとか。

4月は、確定申告の月なのでアメリカ人にとっては悩ましいひとときであるわけです。ところで、税金とその対価としての公共サービスを比較するとどこの国が良いか。
Taxes, at Home and Abroad

By ALEX BEAM
Published: April 26, 2010

For Americans, April is the cruelest month: tax season. Compared with the residents of other countries, Americans are generally tax-compliant, grumbling aside. We are not so heavily taxed as the citizens of other industrialized countries and we get what we pay for. Canada has better highways and more attractive national parks; nationalized health care is taken for granted in Europe, and so on.
http://www.nytimes.com/2010/04/27/opinion/27iht-edbeam.html
ギリシャ国民について、ちょっとひどいことを書いてますが、結局、税金というのは国民性、その国の文化や社会的成り立ちを反映しているので一概には言えないのですね。
それをちゃんと認めている。
ちなみに、アレックス・ビーム氏は、ニューハンプシャー州民なのだそうですが、同州は、勤労所得税と売上税のない州なのだそうです。同氏にかつて、ある歴史の先生は、「政治家は、無税国家を作るところにその本質がある」(訳は適切でないかもしれませんが)といったのだとか。
いずれにしろ、ニューハンプシャー州は税収がないので、公教育や公共サービスの水準は全米最低レベルなのだと。

昨日、ちょっと、IRSへ提出する書式を実際に見たのですが、住所と名前その他を記入するだけなのに、6頁ほどの解説がついていて、逆に心配になります。しかし、解説にちゃんと参照条文、根拠条文が明記してあるのは良いことですね。
まあ、一応、そんなことをしない日本で商売しているのでそう思うわけですが、アメリカの一般大衆にとって内国歳入法典の条文なんていわれても、却って困るのでしょう。

Decoys のDown In Texas が聞こえてきました。Eddie Hinton の曲ですね。Hourglass 時代にGreg Allman がカヴァーしていました。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-27 16:13 | 租税法(アメリカ)

GP's Box

天気予報が当たって、雨が降り始めました。
田には、水が張られ、かえるが鳴いています。

Sierra Records は、60ドルくらいのGPのボックスを1,000セット売って、どれくらい利益が出るんでしょうか。
まだ、予約は、110余り、目標が300だということですが。
予約が集まらないと、出ないんでしょうね。
メールには友達に知らせてねなんて書いてあるし。"Gram Parsons-The Early Years" Box Set"の中身はサイトを見ても良くわからないし、内容は、都合により変更もあるなんて買いありますが。いずれにしろ、現時点では、こんな感じのものが企画されているようです。
This exclusive, collectors edition SIERRA RECORDS release, is packaged in a 12" x 12", high gloss, full color, presentation set up box, with a full color (not tinted) cover portrait of Gram which is probably the finest photographic ever taken of him, span his entire professional, musical life from 1963 through 1973. The set is limited to only 1000 sets produced. The individual discs contained in the Box Set will be NOT be sold separately.

Here is more details on the three digital discs included:

Disc One is the now classic and ground breaking, "Gram Parsons-The Early Years Volume 1", 1963-65 folk recordings of Gram and the Shilos originally released in 1979 on Sierra/Briar Records. Available for the first time on compact disc, it includes all original tracks including a new version of Gram's "Zah's Blues" accompanied by a jazz combo! Added to these recordings is the never before released in any format, "Volume Two" of more early performances focusing on Gram's solo efforts recorded by Dick Weissman (of the fame folk group, The Journeymen along with John Phillips and Scott McKenzie) including several never before heard Parsons' compositions. Closing out this expanded disc will be recordings by "Gram Parsons & The Like", his experimental band from his few months in late 1965 at Harvard University including a rare performance with the legendary actor and Gram best friend, Brandon deWilde. SONGS: I MAY BE RIGHT*BIG COUNTRY*ZAH'S BLUES (with Jazz Combo)*Mary Don't You Weep*BELLS OF RHYMNEY*GOIN' AWAY, DON'T YOU WANT TO GO*THEY STILL GO DOWN*ON MY JOURNEY HOME*OH, DIDN'T THEY CRUCIFY MY LORD*SURFINANNY*(UNRELEASED SOLO): THE GREAT SILKIE*RACE WITH THE WIND*THE RAINS COME DOWN*HAND WITHIN THE GLOVE*ROLLING STONE*DARKEST YEARS*THAT KIND OF LIVIN'*A RIVER IS MADE OUT OF RAINDROPS*(Gram Parsons & the Like): I CAN'T TAKE IT ANY MORE*REMEMBER*(Brandon deWilde with Gram Parsons & the Like): TOGETHER AGAIN

Disc Two, is SIERRA RECORDS' 2003 release, "Big Mouth Blues: A Conversation with Gram Parsons". This full color digipak packaged release was missed by many Gram fans and now included in this Box Set.

Disc Three is the first official DVD release from the original video tape of the rare and only performance of "Gram Parsons and the Fallen Angels" previously released on a 1999 limited edition Sierra VHS tape, "Together Again For The Last Time". Though the quality was always questionable, the tape has been enhanced as best as possible utilizing today's new video technology PLUS non-performance bonus footage from that live show has been added which has never been seen before which includes longer introductions by Gram on stage. Closing out the DVD and just added, a very rare video performance (no 'talking heads') by Gram of "Hot Burrito #1"! SONG PERFORMANCES: BIG MOUTH BLUES*NEW SOFT SHOE*STREETS OF BALTIMORE*SIX DAYS ON THE ROAD*(Bonus) HOT BURRITO #1

Three folded posters: "Gram Parsons at the Chateau Marmont 1969" (24" x 26" poster) & two versions of the Pete Frame's Gram Parsons Rock Family Tree "The Grievous Angel" & "Gram and Emmylou" (18"x 24"posters).

The original 1979, 24 page "Early Years" color Booklet that accompanied the original vinyl LP release.

Further, to make this Box Set even more valuable, rare and limited, the first 500 of the 1000 produced box set copies sold will also include the follow:

Disc Four: The long lost, recently discovered Vinyl LP "PICTURE DISC" of "Gram Parsons-The Early Years" - color picture of Gram on Side 1, the original full color "Sierra-Briar Records" logo on Side 2. Original produced in April 1979, only the test disc existed until now! The disc is playable on any phonograph turntable (pressed on clear, audiophile virgin vinyl), packaged in itself own clear plastic sleeve. SONGS: I MAY BE RIGHT*BIG COUNTRY*ZAH'S BLUES (with Jazz Combo)*Mary Don't You Weep*BELLS OF RHYMNEY*GOIN' AWAY, DON'T YOU WANT TO GO*THEY STILL GO DOWN*ON MY JOURNEY HOME*OH, DID'T THEY CRUCIFY MY LORD*SURFINANNY

Just added:

A new 24 page booklet/pictorial with additional accompanying notes to the BOX SET, featuring photographs by noted Life Magazine photographer, Ted Polumbaum entitled: GRAM PARSONS AT HARVARD UNIVERSITY - FALL 1965. These never before seen, let alone published, black and white photographs were taken of Gram, capturing his brief stay as an incoming freshman at Harvard University, Cambridge MA in the Fall of 1965. See Gram at his desk studying, going to class, hanging out with the incoming class especially coeds from nearby Emerson College, playing his guitar, composing new songs along with group photos of "Gram Parsons and the Like" (John Nuese, Ian Dunlap, Mickey Gauvin, Tom Scott) photographed in and around Harvard Square in December 1965. The late Ted Polumbaum was commissioned by Life/Look Magazine to photograph and highlight one of the stand out, incoming freshman at Harvard University in the Fall of 1965. That incoming freshman class included Michael Roosevelt, grandson of President Franklin D. Roosevelt (and high school classmate of yours truly); the late Steven Ashley, the future business affairs and attorney for Curb Records, Rhino Records and Sierra Records from 1977 to 2008; Tommy Lee Jones, future famed actor and Academy Award winner and Al Gore, the future Vice President of the United States. Yet, Mr. Polumbaum selected Gram as his subject for this photo essay for a proposed Life/Look Magazine story. The irony is that the within days of these photographs being taken, Gram would leave Harvard with "the Like", headed for New York City, to move in with new found friend, Brandon deWilde! As for Life Magazine, they decided not to run the pictorial after all which also was to include 4 other incoming freshman from four other Universities from around the country. These photos are simply incredible to see, Gram never looked better, young and ready to conquer the world in 1965!
予約した人の特典というのをどう考えるか。
そもそもこの企画にどれほどの人が興味を持つか。

ライノよりもはるかに規模が小さいというか手作りレコード・ショップですからね、シエラは。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-27 13:06 | 音楽

comes an e-mail

きょうは、晴れ。

Sierra Records からメールが来て、もう直ぐGPのボックス出るよって。
もう直ぐって言われてから半年以上たったような気がします。

Burritos 以前のレコーディング他のボックスでおまけがいっぱい。

CBとGPにFZか。

最近、また、80年代ザッパに拒否反応が出てきています。
ABBは、Derek,Warren & Co. と名前を変えてしまえばいいのに。

Greg Allman の声の衰えは、痛々しいとしかいえないわけで。

税理士法1条と納税者の権利擁護論は、どう関連付けられるのか。
納税者と課税当局とでは、持っている情報、能力その他において圧倒的に力が違うので、公正中立な立場にたてと税理士法1条が言っているとすれば、当然、力の均衡を保つために納税者の立場に立つのが論理的帰結になるのか。
個人的には、そう思っていますし、そう思ってやってきたつもりではあります。

ただ、解釈論とすれば、税理士に対する損害賠償ということもあり、税理士は職業専門家としての責任があるわけで、その責任が、納税者の権利擁護と両立するかどうかは自明ではないように思えます。

難しいことを言っているわけじゃなくて、税理士だって間違える。あるいは、そのとき納税者の権利を守るとなれば、損害賠償責任論が出てくるはずなので。

だからといって税務署の下請けになんか成り下がりたくは無いわけです。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-26 15:47 | 音楽

then comesthe thunder

先の金融危機を招いたのは、ブッシュ政権下における、規制緩和政策が要因であるのは間違いないけれど、民主党だってたいした違いは、無いというこの指摘には、うなずけます。
Op-Ed Columnist
Fight On, Goldman Sachs!

By FRANK RICH
Published: April 24, 2010

MAYBE Lloyd Blankfein was doing “God’s work” after all.

When the Goldman Sachs chief executive made that tone-deaf remark to an interviewer in November, he became the butt of a million insults, the ultimate symbol of Wall Street’s abdication of responsibility for its sleazy role in the Great Crash of ’08.
http://www.nytimes.com/2010/04/25/opinion/25rich.html
ブッシュ時代のヘンリー・ポールソンだけではなく、ルービン、サマーズといったクリントン政権時代の連中もウォール街に近すぎたというか、ウォール街そのものでしたからね。

医療保険制度改革の財源としての新しい税源が必要か。
Health Care Cost Increase Is Projected for New Law
By ROBERT PEAR
Published: April 23, 2010

WASHINGTON — A government analysis of the new health care law says it will not slow the overall growth of health spending because the expansion of insurance and services to 34 million people will offset cost reductions in Medicare and other programs.
http://www.nytimes.com/2010/04/24/health/policy/24health.html
新しい医療保険制度の導入が行われても、医療費削減には、つまり財政赤字削減に貢献しないというリポートの紹介です。

アメリカの財政赤字が削減されないと米国債への信任が薄れるというわけですが。
The national debt and Washington's deficit of will

By Joel Achenbach
Sunday, April 25, 2010

Bill Gross is used to buying bonds in multibillion-dollar batches. But when it comes to U.S. Treasury bills, he's getting nervous. Gross, a founder of the investment giant Pimco, is so concerned about America's national debt that he has started unloading some of his holdings of U.S. government bonds in favor of bonds from such countries as Germany, Canada and France.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/23/AR2010042302222.html
膨大なアメリカの財政赤字の原因は、ブッシュ減税、2つの戦争、オバマ医療保険制度改革及び景気刺激政策、それに、二度のリセッションによるわけです。にもかかわらず、政府は財政支出を減らす様子が無い。
では、新たな財源として西欧スタイルの付加価値税の導入が可能か。
逆進性が中間所得層以下を直撃するので、政治的に難しいだろうという議論ですね。
共和党よりのポストが逆進性が問題というのも面白い。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-25 15:34 | 租税法(アメリカ)

where were you then?

今日は、晴天、山がきれいです。雪が多いですね。
近くの水田は、いよいよ田起こしが始まり、水が入れられているところも出てきました。低温で、苗の生育が如何にというところですが。
当地では、ゴールデンウィークに田植えというのが恒例であります。

夕べは、Sandy Denny のThe Original Sandy Denny という、Strawbs, Fairport 以前のソロのフォーク歌手時代のアルバムを聞いていました。
1966年くらいの録音ですね。サンディは18歳くらいか。
完全にジョーン・バエーズ・スタイルで、既にディランやビートルズがやっていたことを思うと古めかしい限りであります。
ただ、力強いアルト・ヴォイスは、アメリカのフォーク・シンガーの誰をもしのいでいると思いましたが。

やっぱり1966年というのが、ターニング・ポイントなんでしょうね。
バート・ジャンチ、ジャック・ブルースの評伝、ジョン・フレンチの本、デュアン・オールマンの本、どれを読んでいてもここでみなが、時代が変わると感じ出すようです。

ジョン・フレンチが、Magic Band のメンバーを例にして、述べているのですが、世代的な違いがあると。

Don Van Bliet、Frank Zappa のような1940年頃に生まれた世代、次いで、1945年頃に生まれた世代、そして、John French のように1949年、1950年くらいに生まれた世代では、同じような音楽を聞いて、同じような音楽を結果的に目指すようになったとしても、大きな違いがあると。

アメリカのミュージシャンの場合は、ブリティッシュ・インヴェイジョンの影響を受けているということがありますけれど、イギリスでも、同様のことがいえるのか。

ジョン・フレンチの本は、時系列に従って書かれているので、それと、ジャック・ブルースの本を並行して読んだのでなおさらですが、アメリカとイギリスの違いがわかります。あいまいな書き方ですね。

今日も、こんなことを書くつもりでなかったのに、勝手に指が動いていて。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-25 14:57 | 音楽

if you will

今日は、晴れ、風、冷たし。

1930年から1980年までの間における金融機関に対する規制が、1980年以後順次撤廃され、現在に至っているわけです。
結果は、ご存知のとおり。これについて、クルーグマンは、当然、再度規制導入強化が必要だという立場であります。
April 23, 2010, 5:51 pm
Pesos, Ponzi, And Financial Sector Profits

There’s been an interesting exchange over my suggestion ? which is by no means original ? that the stability of banks between 1935 and 1980 or so had a lot to do with lack of competition, which gave banks a franchise value that executives didn’t want to endanger with risky strategies.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/04/23/pesos-ponzi-and-financial-sector-profits/
ひと言で、1980年以後の金融機関の有様をポンジー・スキームだと結論付けています。ねずみ講だと。
アメリカでは、S&L危機以後、モラル・ハザードが起きているのを逆に、金儲けが美徳だとして、幾度も大きな金融危機が繰り返され、それらは、個別に原因があると説明されてきたわけです。そして、博打の掛け金を吊り上げることによって、前の損を取り返すということが行われてきた。

日本は、ただ1人、船に乗り遅れているようですが、欧州における経済危機の予感とアメリカにおける景気回復の兆し?!、中国等の経済の過熱は、また新たなバブルとその破綻への序章なのか。

金融機関に対する規制強化に関してG20の足並みはそろっていないわけです。
G-20 Split on the Need for a Global Tax on Banks

By SEWELL CHAN
Published: April 23, 2010

WASHINGTON — Proposals to establish a global tax on banks and charge them for the cost of government bailouts divided representatives of the Group of 20 countries during a summit meeting here on Friday.
http://www.nytimes.com/2010/04/24/business/24group.html
金融機関に対する超過利益課税の導入というIMFの提案にアメリカやカナダは反対しています。この税を元手にして、金融危機が再発したときの金融機関九歳財源にしようというわけです。
この論理が正しいのかどうか、私には、不明であります。

こんなに簡単に税制上の優遇策が影響を与えるのですね。
Sales of New Homes Soar With Help of Tax Credit
By CHRISTINE HAUSER
Published: April 23, 2010

Spurred by the home buyer tax credit and increased optimism in the economy, the housing market continued on Friday to show some improvement.
http://www.nytimes.com/2010/04/24/business/economy/24econ.html
ただ、税額控除だけが要因であるわけじゃなく、住宅ローン金利が低位安定していることも大きな要因でしょう。
30-year mortgage rates hold steady

Saturday, April 24, 2010

Rates on 30-year mortgages didn't budge from last week, mortgage company Freddie Mac said Thursday.
The average rate for 30-year fixed-rate mortgages was 5.07 percent. Last year at this time, 30-year fixed-rate mortgages averaged 4.80 percent, Freddie Mac said.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/23/AR2010042300105.html
金利が低いだけでなく、融資自体が増加しているわけです。

さて、いくつもの州で、マリファナの合法化が進んでいるわけですが、カリフォルニアの状況も、同様です。
Don’t Call It ‘Pot’ in This Circle; It’s a Profession

By JESSE McKINLEY
Published: April 23, 2010

OAKLAND, Calif. — Like hip-hop, health food and snowboarding, marijuana is going corporate.
http://www.nytimes.com/2010/04/24/us/24pot.html
ザッパが生きていたら、なんて言ったでしょう。
[PR]
by nk24mdwst | 2010-04-24 13:55 | 租税法(日本)