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i'm so vain

きょうは、曇り。
仕事です。気の重い仕事。

きのうは、Coleman Hinton Project 、つまり、Jim Coleman と Eddie Hinton の Lost And Found を聞きながら寝ました。
これは、11曲しかないので、次にMighty Field Of Vision というエディ・ヒントンのアンソロジーを聞きながら寝たというわけです。

Lost And Found は、CDは馬鹿高い値段がついていたりしますが、故ジム・コールマンのサイトから落とせます。
http://www.jjcoleman.com/index.html
ギターの名手、ジム・コールマンがチェット・アトキンスにささげたアルバムも落とせます。

「ロスト・アンド・ファウンド」の方は、カントリーっぽいコールマンと、R&B風味をそぎ落としたけど落としきれないヒントンの歌とが、絶妙のバランス・・・じゃなくて、勝手に同居しているアルバムです。
若いヒントンが、力まずに、歌っているのが印象的なんですけど。

あと、John Hammond の Can't Beat the Kid を聞きました。これは、プロデュースがエディ・ヒントンで、マスル・ショールズでの録音ですね。
ジョン・ハモンドは、レコード・プロデューサーのジョン・ハモンド・ジュニアの息子ですね。
デュアン・オールマンや、ホークスをバックに録音したりした後のアルバムです。
ギタリスト、ハーピスト、ブルース・シンガーですが、音楽研究家というべきでしょうね。
このアルバムでは、ナショナル・スティールでボトル・ネックをやっています。

エディ・ヒントンらしい渋いギターが聞けます。やっている曲は、ブルース・スタンダードがほとんど。

オープン・コードを使ったボトル・ネックをデュアン・オールマンに教えたのは恐らく、ジョン・ハモンドなのだと思われます。
ロバート・ジョンソンについて詳しく知ったのもジョン・ハモンド経由だと考えるのが自然です。

アワーグラスで売れない頃、カリフォルニアでタジ・マハールのバンドで、ライ・クーダーやジェシ・エド・デイヴィスがスライド・ギターをやるのを見て、デュアンは、ボトル・ネックを始めるわけです。ライブをやらせてもらえなかったので、暇だったのです。
ダンヒルの売り出し方針と、バンドの実際の演奏の落差が激しかったから、ライブをさせてもらえなかったのですね。
サイケデリック・フォーク・ポップ・ロック路線で売るバンドがブルーズ・メドレーやるのは困るというわけです。

タジ・マハールは、アフリカ系アメリカン人ですが、南部のデルタ出身じゃなくて、大学で音楽を学んだ人物です。ロバート・ジョンソンを研究した口ですね。

恐らく、一番熱心にロバート・ジョンソンを研究したのは、John Fahy だと思います。

マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、その前の世代でいうと、サン・ハウスは、ロバート・ジョンソンを実際に見て、聞いているし、話したこともあるはずですが、直接的な影響をロバート・ジョンソンから受けているというのは正しくないように思われます。
要するに、ロバート・ジョンソンと共通のものを社会の伝統として受け継いだということはいえるとしてもです。

ロバート・ジュニア・ロックウッドは、どうなんだ。
ロバート・ジョンソンはエレキ・ギターを弾いたことがあるのかどうか。

ロバート・ジョンソンがあそこで殺されずに、アラン・ロマックスにつれられてニューヨークに行っていたら、歴史は変わっていたか。

おそらく、大きな違いはなかったでしょう。

ブランチ・リッキーがジャッキー・ロビンソンをブルックリン・ドジャーズであのとき雇わなかったら、今日のメジャー・リーグは恐らく違うものだったろうと思われるんですが。
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by nk24mdwst | 2010-02-28 15:10 | 音楽

avoidance, evasion, fraud or fried

概念の定義が難しいです。
スイス法とアメリカ法とで違うということは、解ります。
どこで、どのような基準で違うのかというのは、よくわかりません。
アメリカ法においても、evasion と fraud の境界線については、必ずしも明確になっているわけではないということは、わかっているつもりです。
これらの用語を適切な日本に直して説明、検討しなければいけないのですが、節税、租税回避、脱税、逋脱等の概念について、日本においても必ずしも明確な基準で区別されているわけではないことは、解っています。

と、書いてみたものの、上記は全て明らかなのであって、それを私が知らないだけであり、知らない私が比較法的に検討しようとすること自体が思い上がりなのだという指摘があれば、甘んじて受けますが、現実は、学者が論じるよりも複雑です。
U.S.-UBS Deal Is Undermined by Swiss Ruling

By BLOOMBERG NEWS
Published: February 26, 2010

ZURICH — A Swiss court ordered tax officials to drop two more cases involving account holders of the banking giant UBS, adding urgency to the government’s effort to find a political solution that would preserve a data-sharing agreement with American regulators.
http://www.nytimes.com/2010/02/27/business/global/27ubs.html
UBSの一件について、顧客情報提供を違法とするスイス連邦行政裁判所の新たな判決が下されました。
tax evasion と tax fraud をどう定義するかという問題と、個別の事案についてどのように事実認定するかという問題とがあるわけです。
日本における法律判断においては、まず、概念を定義し、事実を認定するという手順を踏むのですが、それは、果たして正しいのか。
解釈論と事実認定論は別物であるという議論について、個人的にはいつも疑問に思うのですね。

手に終えないような気がしますが、大きな宿題。

こちらも私の手に負えるようなテーマではないのですが、常に興味がある点、アメリカって何だっていう疑問の出発点の一つです。
Race in the South in the Age of Obama

By NICHOLAS DAWIDOFF
Published: February 25, 2010

SEVERAL DAYS A WEEK, a tall, broad-shouldered African-American Methodist preacher named James Fields drives his black pickup truck toward the quiet Alabama city of Cullman. An hour into the red-dirt hills above Birmingham, Cullman is the seat of a farming county where the strongest legal drink you can buy at the pool hall is Pepsi; the kegs at the annual Oktoberfest hold only root beer.
http://www.nytimes.com/2010/02/28/magazine/28Alabama-t.html
アラバマ。

It's too much sound of 'Bama ! といったのは、アーメット・アーティガンでしたっけ。

Ezra Clein のこの一文は、消費税(付加価値税)及び所得税と政府の規模についての古典的な議論を蒸し返しているだけです。
A government that works well is a government that taxes easily

Eric Felten makes the conservative case against government efficiency: The easier the government is to use, the less resentful people will be over its costs.
http://voices.washingtonpost.com/ezra-klein/2010/02/a_government_that_works_well_i.html
所得税は、税痛感を伴うのでむやみな政府支出の拡大に対する納税者の抵抗に会う。故に、保守派の一部においては所得税のほうを支持するというものですね。
さて、問題は、どんな所得税かという話なんですが。

ウェズリー・スナイプスも大変そうです。
Wesley Snipes dishes about his tax woes, new movie

By Jen Chaney
Sunday, February 28, 2010

For a man out on bail, Wesley Snipes is in a happy, comfortable place right now.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/25/AR2010022505178.html
アメリカでは、やっぱり税金でトラブルと、みんな同様の経験をしているので、世間は甘くないのですね。

日本でベストセラーを連発しながら無申告、課税庁に指摘され、それが報道され(この脱税事案のリークというのも不思議な話ですよ)、そ知らぬ顔でTVに出演している人物がいるやに聞き及んでおります。

これ、ちょっと面白いと思いました。
Excerpt
‘Something Is Out There’

By RICHARD BAUSCH
Published: February 26, 2010

Immigration
http://www.nytimes.com/2010/02/28/books/excerpt-something-is-out-ther.html
Robert Frost の詩に引っ掛けているのですが。
February 26, 2010, 8:04 am
Whose Woods These Are I Think I Know
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/02/26/whose-woods-these-are-i-think-i-know/
いいところに、住んでますね、クルーグマンは。
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by nk24mdwst | 2010-02-27 17:40 | 租税法(アメリカ)

summer games there were

北風が吹く小雨の一日ですが、梅がほとんど満開に近くなっているのに気づきました。

ウィリー・メイズは、私が非常に興味、関心を持っているメジャー・リーガーですが、評伝が出たのですね。
Willie Mays, the Say Hey Kid

By PETE HAMILL
Published: February 25, 2010

A long time ago in America, there was a beautiful game called baseball. This was before 30 major-league teams were scattered in a blurry variety of divisions; before 162-game seasons and extended playoffs and fans who watched World Series games in thick down jackets; before the D.H. came to the American League; before AstroTurf on baseball fields and aluminum bats on sandlots; before complete games by pitchers were a rarity; before ballparks were named for corporations instead of individuals; and long, long before the innocence of the game was permanently stained by the filthy deception of steroids.
http://www.nytimes.com/2010/02/28/books/review/Hamill-t.html
評者のピート・ハミルが言うように、古き良きメジャー・リーグの日々を思い出させてくれる本であるようです。
メジャーのシーズンの試合数は、156試合(6試合×26週)で、DHもなければ、人工芝も無い時代です。
ステロイドの話などもなく。
ただ、南部出身の選手が多い中でのアフロ・アメリカン・メジャー・リーガーの地位というのは実に微妙なものでした。

1970年代半ばでさえ、ボストン・レッドソックスには、アフロ・アメリカンの選手は一人しかいませんでした。
アフロ・アメリカン選手が一様に語っていたのは、スーパー・スターでなければメジャーにいられない。控え選手だったらお払い箱だと。
3割、30本塁打、30盗塁しないとだめだというわけです。

ウィリー・メイズとかハンク・アーロンというのは、これをやった人たちなのですね。

この本の出版にあたり、ウィリー・メイズが昔語りをしています。
Willie Mays, at 78, Decides to Tell His Story

By BRUCE WEBER
Published: January 30, 2010

On the night of April 29, 1961, at dinner in Milwaukee, Willie Mays ate some bad barbecue. He was up all night, sick to his stomach, and so wobbly the next afternoon he told Alvin Dark, the manager of the San Francisco Giants, to erase his name from the lineup. Lew Burdette was scheduled to pitch for the Braves.
http://www.nytimes.com/2010/01/31/sports/baseball/31mays.html
差別を最初に乗り越えさせてくれるのは、いわゆる工業の世界ですね。
野球とかボクシングといったスポーツ、映画や音楽といった芸能の世界です。
日本でも恐らく同じなんでしょう。

きょうは、Bobby Whitlock のソロを引っ張り出してきて聞いています。
ゆうべは、Eddie Hinton を聞いていたような気がしますが。

風呂に入りながら考えたのは、Robert Johnson の直系といえるのは誰かという疑問。
非常にひねくれた考え方なのですが、一人は、Duane Allman、もう一人は、Leo Kottke かと。

Tonny McPhee 他のイギリスのブルーズ・ピュアリストは一応除くことにして。

Rober Jr. Lockwood を直系だと捉えると仮定すると、また全く違う流れが見えてきそうですけど。
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by nk24mdwst | 2010-02-27 13:38 |

electric fighting man

4月から、日経も電子版を有料化するのだという記事が昨日出ていました。
FTと提携するのだそうです。

FTは、既に有料化されていて、30日のお試し期間を過ぎると、金を出せって言ってきます。
WSJが有料化の先鞭をつけていて、収益を上げているのですね。逆に、トムソン・ロイターは、赤字に苦しんでいるようです。

NYTimes も、有料化するといっているのですね。思案投げ首というか。
あらゆるデータにアクセスできるといっても、そんなもの求めているのかって言うと、疑問符がつくわけで。

The Economist のサイトは、雑誌を講読しているので、アカウントを使ってサイトを見てますが。このブログでは、一度も引用したことがないですけど。あそこは、ちょっと、恐いところがあって。

日本では、税制問題というのは、はっきりいって、財務省主税局が完全に主導権を持っていて、他の省の利害調整の結果が、いわゆる租税特別措置という形で現れていると捉えるべきなのかもしれません。
ただ、アメリカの税法に比べたら、まだましかな。
税法が優れているとかシステムが優れているということでは必ずしもありませんが、複雑怪奇さでは、アメリカに負けているという話です。
In Tax Law, an Overdue Overhaul a Step, With Miles to Go

By FLOYD NORRIS
Published: February 25, 2010

What is the most outrageous section of American tax law?
http://www.nytimes.com/2010/02/26/business/26norris.html
2人の上院議員が、超党派で税制簡素化法案を通そうという話です。

2001年、2003年のブッシュ政権下におけるにどの税制改革で大規模な減税が行われました。その効果が何をもたらしたかは、明らかですね。
多大な財政赤字とアメリカにおける所得資産格差の拡大を増長させたことです。

問題は、もう一つあって、これらの減税法案が、2010年12月31日までの期限付きのものだということですね。ですから、何もしないでいると、2011年1月1日の午前0時過ぎから、それまでの税法が全て復活するという話です。
10年前の税法が復活してくるのですね。この中に、相続税(今年だけ、いまのところ執行停止になっているわけですが)の復活というのもあるわけです。

1986年の抜本税制改革は、公平・中立・簡素を目標にして、レーガン大統領と民主党のブラッドリー上院議員が中心になって超党派で成立したわけです。
しかし、税制は、個々の議員にとっては非常に有効な利益誘導手段であるので、翌年から、個別の項目で多岐にわたり、微調整を重ねた結果、全体の整合性がなくなってきているというのがアメリカの現状です。

日本の政府税制調査会も、あのメンバーで仮に頑張ったとしても、最後の法案として出てくるところの過程が不透明なままだと、自公連立政権時代よりもわけが悪いという話になります。
法案の中身の是非以前に、手続き的な不透明性というのは排除されなければならないと思います。

医療保険制度改革法案は、今年中の成立は難しいのではないかと。
Not as Dull as Expected!

By DAVID BROOKS
Published: February 25, 2010

Going in, I was as cynical as everybody else about the Blair House health care forum. I was planning to watch for a half-hour and then write about something else.
http://www.nytimes.com/2010/02/26/opinion/26brooks.html
悲観的な見通しが結論ですが、大統領はよくやった、民主、共和両党は、妥協点、一致点をいずれ見つけられるはずだっていうんですけどね。

妥協せずに民主党議員、もっと頑張れとクルーグマン。
Afflicting the Afflicted

By PAUL KRUGMAN
Published: February 25, 2010

If we’re lucky, Thursday’s summit will turn out to have been the last act in the great health reform debate, the prologue to passage of an imperfect but nonetheless history-making bill. If so, the debate will have ended as it began: with Democrats offering moderate plans that draw heavily on past Republican ideas, and Republicans responding with slander and misdirection.
http://www.nytimes.com/2010/02/26/opinion/26krugman.html
アメリカの医療保険制度を含む社会保障財政について、確かな数字を健闘しているわけではないので、無責任な言い方であるのは承知ですが、この問題を短期的な財政問題と考えるか、中長期的な問題と考えるかということで根本的な議論の対立があるようです。
というか、短期的問題と捉える人と中長期的な問題だと考えている人とはそもそも立っている土俵が違うので議論のしようがないと思いますね。
問題は、大統領が、この点について立場が必ずしも明らかでないことでしょう。

スイスも辛いなあ。
Swiss shun untaxed cash, seek fix to "black money"
Sven Egenter
BERNE
Thu Feb 25, 2010 8:14am EST

BERNE (Reuters) - Switzerland said it would no longer accept untaxed money into its banks as it tries to ease pressure on its $2 trillion offshore banking industry from key trading partners seeking to boost tax revenues.
http://www.reuters.com/article/idUSTRE61O2QS20100225
課税されていないというか、脱税の疑いのある海外資金を受け入れるのをやめるのだというのですが。

とにかく取れるところから取る。銀行預金なんてのは、「たまり」ですから、取れます、税金を。
U.S. looking at 7,000 accounts at foreign banks
Thu Feb 25, 2010 5:47pm EST
Stocks

WASHINGTON/MIAMI, Feb 25 (Reuters) - U.S. tax prosecutors are examining more than 7,000 accounts from foreign banks beyond UBS AG (UBSN.VX) as they cull through data obtained after the high-profile prosecution of the Swiss bank, a top Justice Department lawyer said on Thursday.
http://www.reuters.com/article/idUSN2525529120100225
脱税が仮にあったとした場合、その脱税所得はいくらかということをまず把握する必要があります。
やり方としては、収入、収支、ないし収益、費用から損益法により算出するやり方と、各年度末ごとの純資産の増減を比べ、増加額、つまり預金の増加ないし借入の減少を所得として計算する財産法とがあるわけですね。
どちらを用いるにしろ、スイスの銀行口座に秘匿されていた金は、言うところの「たまり」そのものですからね。
財産法を用いるという話です。
要するに、毎年の収支の差額が預金の形で累積されたものを「たまり」と業界の用語でいうのです。

この「たまり」をみつけて課税するというのが、脱税摘発の手法の一つです。アメリカで聞いた話でも、IRSも同様にこの「たまり」をみつけて課税するのだと。
もちろん、一つの手法というわけですが。
年度帰属も、期間損益の合計は全体損益だという考え方、さらに脱税に時効はないというアメリカ流の考え方なら、預金残高全部を所得だとしてそれに課税するというのもありなんでしょう。
税金は所得に税率をかけたものですから、預金が全て無くなるわけではないです。
加算税や延滞税が課されても、まだ残るわけですね。

あとは、罰金でむしりとるんでしょう。

個々で、日本の話になりますが、「推計課税」という方式による課税の仕方があります。
所得計算に関する資料をそろえていない、あるいは提示しない納税者に対して、取引先、銀行等を調べて推計するわけです。推計するのは、所得税、法人税、いずれにおいても「所得金額」です。
その納税者の仕入先から仕入金額を把握し、それをもとに課税庁が有している同業者比率をかけて、所得を逆算するわけですね。
このような課税が行われた場合、どうやって反論、反証するかというのは、かなり難しいのですね。
帳簿資料等がそろっていて、実額で反証できればいいのですが、そうでない場合は、かなり苦しいわけです。

現金商売の飲食業者などの場合で、きちんとレジスターに売上げを記録していて、それを保管しているような場合はともかく、そうでない場合は、例えば次のような方法で課税するなんていわれています。
割り箸の購入本数とかお絞りの購入数を把握し、これによって、平均来店客数をだし、それに、平均客単価をかけて売上げを推計します。それに、同業者比率をかけて、所得を推計するなどということをやるわけです。

ただ、このように課税された場合は、溜りがあるはずなのですね。あるいは、生活費として大きな出費があったとか。それらがないのであれば、推計がおかしいということになるはずなのです。

ちなみに、溜りというのは、現預金だけではなく、無記名債権だったり、金塊だったり土地等の不動産であってもいいわけです。

納税者が不動産を新たに入手した場合、当然その原資が何かということが問題になるわけです。課税済みの所得が原資だということが明らかなら問題ありませんし、借入等によるものでも説明ができます。
それ以外の資金流入が原資であるとしたら、納税者が個人であるとした場合には、個人からもらったものが原資であれば、贈与税、法人からもらったものであれば一時所得として所得税が課税されるということに通常は、なりますね。

国税不服審判所の裁決は、全てが公開されているわけではありませんが、非公開裁決であっても、開示請求をすれば、氏名等が墨塗りされますけれど、開示されます。
推計課税に関する膨大な非公開裁決が存在するはずなのですが、それを開示させるのが難しいのですね。
裁決自体を特定するのが難しいのです。

消費税の推計課税については、論点がいくつかありますが、まだ、自分でも整理できていないのであります。

誰のどの映画とは言いませんが、マルサなんて業界の隠語というか、課税当局内部の符丁をタイトルにした映画を撮った映画監督は、好きじゃないですね。あそこに出てくる、小沢栄太郎氏が演じた役は、悲しいです。
マルサ、つまり、国税局の調査査察部というのは令状を持って税務調査を行うことができます。彼らは、国税犯則取締法によって行動するわけです。
あの映画がいけないのは、強制調査ができるのは令状を持った査察だけであるにもかかわらず、日本中の税務署職員がいつでもどこでも強制調査ができるような印象を与えたことですね。
資料調査課と名乗ろうが、任意調査でしかありませんから。

グリーンスパンなんてまだいたんですね。
Hillary Clinton blasts Greenspan on U.S. deficit
Thu Feb 25, 2010 1:38pm EST

WASHINGTON, Feb 25 (Reuters) - Secretary of State Hillary Clinton on Thursday said she was heartbroken by the state of U.S. finances and laid the blame in part on "outrageous" advice from former Federal Reserve Chairman Alan Greenspan.
http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSN25106682
アメリカの財政赤字を作った張本人の一人に指図されるいわれはない。

どうでもいいんですが、ギリシャの財政赤字やイタリアの脱税の話、ブルガリアの税収の話などは引っ掛かってくるんですが、日本の国債の話なんていうのは、それを探せば別ですが、私がやっている検索スタイルでは出てきません。
どうでも良いんでしょう、アメリカから見ていると。

Bird On A Wire なんて曲、昔、ありましたね。
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by nk24mdwst | 2010-02-26 15:25 | 租税法(アメリカ)

warm rainy day

春の雨ですね。

コートは、もう止めました。
テレビなんかを見ていると、東京の人が厚手のコートや皮のコート、ジャンパーを着ているのですが、この冬も結局、厚手のコートを出すことはありませんでした。
レイン・コートを羽織っただけでお終い。

厚手のコートを持っているように書いてしまいましたが、10数年前に買った皮のコートは、この数年、出していないのできっとカビが生えているんじゃないかな。
10数年前、夏に買ったので、7割引だったという記憶が。

大体、ブーツを履いたのが数日で、革靴で過ごせた冬というのは、暖冬続きの近年でも初めてです。

Sierra Records からJohn Hartford のCDが昨日届きました。
この半年ほど、CDを買うのは、Sierra かHittin' the Notes それとBafcoですね。

アマゾンは、カートに入れて買ったつもりにしておくだけ。
ワン・クリックになんか設定したことないですが、数ヶ月ほったらかしにしていても、別に困らないから、買わないのが正解なんでしょうね。

ただ、本当に仕事等で必要な書籍を買うときは、カートの商品を後で買うの方に移しておかないといけないので、それだけがちょっと面倒です。

Jack Bruce のバイオは、予約してあったのに、発売日が延期になったとメールが来ました。アメリカやイギリスには在庫があるので、例によってUK に注文しなおすことにしました。
アマゾン・ジャパンの値付けが安いので少し割高ですが、UKは、早く届いて、送料が安いし。

ゆうべ、久しぶりにSteely Dan を聞いたのですが、やっぱりあの声は苦手です。曲と詞とアレンジもやはり好きになれない。ひたすらドラムだけに耳を凝らす。
あまり、精神衛生上、よくないことをしてしまいました。
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by nk24mdwst | 2010-02-26 10:01 | 音楽

wake up, wake up

きょうは、Johnnie Taylor を聞いております。
Womack Brothers, Billy Preston にJohnnie Taylor がSam Cooke の秘蔵っ子ということなんでしょうね。

UBSをめぐるスイス政府とアメリカ連邦当局との合意について、スイスの裁判所が違法だと判断したので、スイス政府は事案を議会に上程して解決を図るということのようです。
Swiss to Submit Revised UBS Tax Deal to Parliament

By MATTHEW SALTMARSH
Published: February 24, 2010

The Swiss government confirmed Wednesday that it would place a settlement made between the giant bank UBS and the U.S. authorities in an investigation of tax evasion before the country’s Parliament in a bid to overcome objections raised by a Swiss court.
http://www.nytimes.com/2010/02/25/business/global/25tax.html
スイスの法制や、三権の権限について詳しい知識も何も持ち合わせておりませんが、この記事によるとこんな感じでしょうか。
先に、スイス政府とアメリカの当局はUBSに関する情報提供に関して一定の合意書を交わしたわけです。今回、それが違法と裁判所で判断されたので、議会で先の合意書において「欠けていた部分」を補い、新たな合意を認める。そうすることによって、先の合意書は、遡及的に条約とみなされ、条約は国内法に勝るわけですから、裁判所の判決は、無視できるという筋書きのようです。
具体的に何をどうするかは、まだ明らかではないですが。

この事案を扱った裁判所は、直訳すると連邦行政裁判所ということになるわけで、スイスもドイツの財政裁判所のように、行政裁判所制度を採用しているのだということが推測されます。

租税分野等の行政領域における行政裁判所の有効性というのは、個人的には認めても良いのだと思うのですが、日本の場合、戦前の行政裁判所が悪い遺産だけ残したので、憲法を改正しないと行政裁判所を設けることができません。

居住用不動産の価格自体の下落は止まっているものの、新規住宅着工は、1963年以来の低水準だということです。
New-Home Sales Plunged to Record Low in January

By DAVID STREITFELD and JAVIER C. HERNANDEZ
Published: February 24, 2010

The sickly housing market was socked with another dose of bad news on Wednesday when the Commerce Department reported that new home sales fell in January to the lowest level since record-keeping began in 1963.
http://www.nytimes.com/2010/02/25/business/economy/25econ.html
日本の住宅借入金等税額控除制度は、原則として新築住宅及びそれに伴う土地の取得を借入金により行ったばあに適用されるものです。
アメリカで今回、導入された制度は、とにかく居住用不動産を新規取得した人に補助金を税額控除という形で与えるものですから、不動産取引自体を活発化させ、価格下落を食い止めることには成功しましたが、結局在庫の処分をしたに過ぎないというこのになるのでしょうか。

上院は、企業が新規雇用をした場合の税軽減法案を通しました。
Senate easily approves jobs bill; House passes health-insurance antitrust bill

By Ben Pershing and Perry Bacon Jr.
Thursday, February 25, 2010

The Senate easily approved a $15 billion jobs bill Wednesday that would give tax breaks to companies for hiring new employees, one of two legislative victories that showcased a new Democratic strategy of winning Republican support by advancing popular measures.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/24/AR2010022402258.html
上院で絶対多数を確保できなくなった、民主党が共和党に歩み寄る形での立法姿勢に転じたとポストは報じています。

しかし、大きな赤字であります。
Freddie Mac posts loss, but says federal aid not needed for now

By Zachary A. Goldfarb
Washington Post Staff Writer
Thursday, February 25, 2010

Freddie Mac, one of the two big mortgage finance companies taken over by the government, said Wednesday that it's still losing billions of dollars but has received enough taxpayer assistance that it doesn't need any more help for now.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/24/AR2010022405247.html
2009年の最後の四半期で、78億ドルの赤字を出したというわけです。
それでも、2008年に比べると大幅に改善していると。

Fannie Mae とFreddie Mac は実質国有化されているのですが、この二つの赤字は政府の財政赤字にはカウントされていないのだそうです。

ファニー・メイの方は、税額控除余裕枠をゴールドマン・サックスに売ろうとしたものの、連邦政府に拒否されたので、51億ドルを連邦政府に補填してくれといっているようです。

バランス・シートの傷みは、そうは簡単に回復しません。

アメリカは、もう、今年の中間選挙モードに入っているし。

60年代は、やっぱりみんなに夢があったんですね。
日活映画を見ていてもそう思うし、ジョニー・テイラーを聞いていてもそう思うわけです。

インドや中国の人々は、いま、同じような夢を見ているのでしょうか。
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by nk24mdwst | 2010-02-25 17:48 | 租税法(アメリカ)

due, dew or duty

もう、春ですね。

春は、やっぱり、眠い。

政府税制調査会の第一回会議が開かれました。

http://www.cao.go.jp/zei-cho/senmon/sen1kai.html

第1回 税制調査会 専門家委員会(2月24日)資料一覧

・次第                  44KB
・税制調査会専門家委員会委員名簿68KB
・税制調査会専門家委員会設置要綱89KB
・小委員会の設置について      80KB
・専門家委員会運営規則(案)55KB
・税制調査会専門家委員会
         基礎問題検討小委員会委員名簿      63KB
・税制調査会専門家委員会
        納税環境整備小委員会委員名簿67KB
・税制調査会及び専門家委員会のイメージ76KB

基礎問題検討小委員会 委員名簿 は下記のとおり。
     井手 英策 慶應義塾大学准教授
     大澤 眞理 東京大学教授
座長  神野 直彦 関西学院大学教授
     関口   智 立教大学准教授    (五十音順)

恥ずかしながら、神野教授以外の方々の業績はあまり知りません。

納税環境整備小委員会 委員名簿 は、以下のとおり。

(委員)   関口   智  立教大学准教授
       辻山 栄子  早稲田大学教授
       中里   実  東京大学教授
 座長   三木 義一  立命館大学教授

(特別委員)上西 左大信 税理士
        占部 裕典   同志社大学教授
        小幡 純子   上智大学法科大学院長
        志賀   櫻   弁護士

こちらも恥ずかしながら、中里、三木、占部各教授、それから志賀弁護士以外の業績(要するに書いたものというくらいのニュアンスですが)は、存じ上げません。

隠れた人材が沢山いらっしゃるということなのでしょう?!

納税環境整備小委員会のは手続法関連の議論をするところだと思うのですが、租税法、租税手続法の専門家の数の方が少ないように思います。

新聞報道は、所得税率引上げ云々って記事ばかりですね。
手続法の重要性なんてわからないんでしょう。

日本の所得税はその本質的な機能が破綻してしまっています。意図せず破綻したのではな意はずなんですが。
本当は、金持ちがもっと儲かって税金を払わなくてすむシステムにしようと思っていたのだけれど、誰も儲からなくなっていたというところでしょうか。

最高税率の引上げは、アメリカ等でも議論されていますから、議論の余地はあると思います。ただ、税額は、課税ベースに税率をかけたものですから課税ベースを広げるということも念頭におく必要があるのだと思います。
単純に課税ベースを広げると低所得者に対して過重な負担を強いることになります。

簡単に課税ベースを広げる方法というのは、実は、存在していて、給与所得控除が青天井になっているのを、一定以上の給与所得に対しては給与所得控除を適用しないというような形にするだけで、増税効果がが出るはずなのですね。
それから、年金所得控除を従前のように低所得部分に対して拡大するだけで、低額年金所得者の重税感は消せるはずなんですが。

具体的に数字を入れて説明が必要ですね。

時間がないので、アマゾンのカートに入れっぱなしにしてある本

グローバル時代の税制改革 公平性と財源確保の相克 (MINERVA現代経済学叢書 106) 諸富 徹

節税と租税回避―判例にみる境界線 - 川田 剛

租税回避行為の解明―グローバルな視点からの分析と提言 - 松田 直樹

国民生活と社会福祉政策 (講座・21世紀の社会福祉) - 唐鎌 直義

関連法領域の変容と租税法の対応 - 本庄 資

主義主張が正反対の組み合わせだったりいたしまして。

諸富、唐鎌両教授、お話を聞いたことがあったりして興味を持っております。
残りの方々は、基本的に国税OBの強面のみなさんでありまして。
読まなきゃ、反論できないし。

Scott Boyer のアルバムは、繰り返して聞いてるうちに、味が出てくる・・・するめみたいな感じです。
するめの嫌いな人は、最初から聞かなくてもいいということでもありますが。
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by nk24mdwst | 2010-02-25 15:16 | 租税法(日本)

CRS

キャット・スティーヴンズもマスル・ショールズでレコーディングしていたりするのだというのを、ライナーをちらちら見ていたら気が付きました。

昨日、手元に来たCDを聞いています。

Capricorn Rhythm Section の Alive at 2nd Street Music Hall という2005年のライブです。
まあ、興味の無い人には興味のない代物でしょうが。

Scott Boyer と Tommy Talton の元 Cowboy に Bill Stewart, Paul Hornsby, Johnny Sandlin というのがこのバンドのメンバーです。
カプリコーンが、70'年代末に破綻したので、結局、Cowboy のLPのCD化は、叶わないでしょうね。

ボイヤー、トールトンの他、Eddie HintonやDan Penn の曲をやっています。

懐メロ・バンドだといってしまえばそれっきりですが、ビーコン・シアターで毎年やっているABBとどこが違うんだって話ですね。

Decoys とどこが違うかという問いの方が難しいか?!

ライナーは、曲目とメンバー、そして、Duane, Beryy, Eddie それにP.W. に捧ぐとあるだけです。

詳しくは、ここかな。
Scott Boyer Talks About
THE CAPRICORN RHYTHM SECTION
http://www.angelfire.com/rock3/itzorr/BoyerCRS.html
ジョニー・サンドリンは、何でもやる人ですが、ここではベースを弾いてますね。

エディーがいたらなって、思います。

しかし、この面子で、60年代半ばから70年代半ばまで色々やっていたんですけどね。
ジミー・カーターが悪いということにでもしておきましょう。
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by nk24mdwst | 2010-02-24 17:49 | 音楽

green are the trees

本日も晴天です。

適当に、自宅から箱を引っ張り出してきているので、きょうは、Cat Stevens なんて人を聞いてます。
こんなのを持っていたこと自体、忘れていました。

昨日、風呂に入りながら、Sam Cooke とRobert Johnson の共通点、相違点、なんて考えていました。
サム・クックがロバート・ジョンソンのことを知っていたか、あるいは、ジョンソンの影響を受けたかなんて話については、仮に知っていたとしても、影響は受けていないと、断言しておきましょう。

ハイ・テナーで歌がうまくて女たらしだという点が共通点でしょうが。それから、若くして殺されちゃったことかな。

サム・クックは、ロバート・ジョンソンのことは知らなくても、Muddy Waters とかHolin' Wolf のことは十二分に知っていたのじゃないかと思いますが。
Love In Vain なんて曲をStones がやったのは、彼らがアメリカにいないレコード・コレクターだったからでしょうね。
John Mayall とかAlexis Konner なんて人たちは、レコード・コレクターでしたから。

まあ、歴史的にはどうでもいいことですが、ロバート・ジョンソンがエレキ・ギターをプレイしたかという疑問がありますが、答えはみつからないのでしょう。

アメリカの不動産価格が12月になってもまだ少し上昇を続けているということですが。
Despite a Price Gain in December, Signs of Worry on Housing

By DAVID STREITFELD
Published: February 23, 2010

The wobbly state of the housing market was made clear on Tuesday with the release of data showing that home prices managed a modest increase in December even as many more Americans owed more on their properties than they were worth.
http://www.nytimes.com/2010/02/24/business/economy/24price.html
例の居住用不動産取得者に対する税額控除がきいているんでしょうね。
ただ、これは、今年の前半で、期限が切れるのでその先はどうなのか。
つまり、この不動産価格市況自体に人為的な力が働いていることをどう考えるかという問題です。

もっとも、20年前に、日本の政府が不動産バブルのさなかに何をしたかという話ですが、既に、不動産バブルが弾ける兆しが出た時点において、やっと金利を引き上げたわけです。
その後、バブル崩壊が明らかになったあとも、金利の引下げが迅速に行われず、さらに、不良債権処理に10年余りかかってしまったのですね。
この教訓をアメリカは、よく学んでいるのだと思います。

相変わらず、無策な日本政府といわれても仕方がない状況が現在も続いているように思えるのですが。

連邦政府だけを見ていては、アメリカ経済はわからないわけです。州政府財政はどこも大変のようです。
Report: States' tax collections fall again

By MATT GOURAS
The Associated Press
Tuesday, February 23, 2010; 5:33 PM

HELENA, Mont. -- States again saw sharp declines in tax collections in the last quarter of 2009 - a record fifth straight quarterly drop, according to a new report that predicts more looming spending cuts or tax increases.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/23/AR2010022303524.html
具体的な数字を見たことはないのですが、連邦政府の赤字財政による財政出動のかなりの部分は、地方政府の緊縮政策によってその効果が減殺されているのではないかと思うのです。
この視点から、アメリカ経済を検討したものがどこかにあるんでしょうか。

クルーグマンはフェデラル・ファンドの問題については、何度も言及しているのですが。
February 23, 2010, 3:59 pm
A Hawk For All Seasons
http://krugman.blogs.nytimes.com/2010/02/23/a-hawk-for-all-seasons/
私は、クルーグマンの主張全てが正しいと思っているわけではないですが、彼の感情を表に出すことを厭わない、ある意味、子供っぽいともいいうる態度で、主張の違う人たちを論難するのが面白いと感じてはいます。
私自身、子供っぽいものですから。

アメリカの地方財政政策の専門家というのは別にいるんでしょうね。
そんなところに極東の島国の田舎から首を突っ込むのは無謀なので、考えないようにしているのです。

タイムズ、ポストは、連邦レベルについては自前の記事、世界経済レベルでは、APとかロイター電の記事を載せていますが、それぞれニューヨーク州、ニューヨーク市、あるいは、ワシントンD.C.といった地方財政、政治関連の記事を載せていて、読んでいると興味深いです。ただ、根っこにある、制度に対する理解が絶対的に不足していて。
アメリカの地方自治というのは、日本の三割自治とは全然違うニ八そば、じゃなかった、スパゲッティ・・・。
要するに、地方自治の方が先にあると考えるべきなんでしょうね。

それからアメリカの議会、世論というのは例えば医療保険制度改革のようにアメリカ国内における、分配政策については自らの利害に直接関連するので、百家争鳴状態の議論が起きるようです。ところが、外交問題になると、あるとき、誰かが方向性を決めるとそれに向かって一直線に突っ走るというところがあるようです。
アメリカ以外は、世界じゃないと思っているんでしょう。

アメリカの納税者の意識について。
More say it's OK to cheat on taxes; skiing wins TV

By TALI ARBEL
The Associated Press
Tuesday, February 23, 2010; 2:27 PM

-- STRAIGHT THINKING ON TAXES? The fear of being audited on their income taxes is rising, one poll shows, even as more Americans say it's OK to cheat on a return.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/23/AR2010022302914.html
IRSに対する恐怖は、以前よりも増しているようですが、少しでも税金を少なくしたい、誤魔化してでもというのは、一般的なアメリカ大衆の感情だというリポートについての記事です。
正直な人情の吐露ですね。

このネタは、IRSオーヴァー・サイト・ボードの議会報告です。
IRS Oversight Board のサイトはhttp://www.treas.gov/irsob/です。
APの記事のネタのリポートは、
IRS Oversight Board 2009 Taxpayer Attitude Survey 02/16/2010
http://www.treas.gov/irsob/reports/2010/IRSOB%20Taxpayer%20Attitude%20Survey%202009.pdf
です。
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by nk24mdwst | 2010-02-24 16:12 | 租税法(アメリカ)

heartaching morining bruise

完全に春の陽気ですね。
雲ひとつない青空がきれいとか、春霞かすむ山が美しいといいたいところですが、空をうっすらと覆うのは恐らく黄沙ですね。

Sar Story のCD2の方は、完全にポップで楽しいソウル・ナンバーが続くので、CD1は、ゴスペル臭いという人がいるかもしれません。ただ、個人的には、ゴスペル・ナンバーなれど、こんなにポップなものは、そうざらにはないと思うわけです。

Sam Cooke のプロデュース能力というか、構成力というのは、彼の歌声に負けないくらいのものですね。
Johnnie Taylor に歌いだしを歌ってみせるサム・クックの声が聞こえたりします。

CD2の方は、バックもちゃんとハリウッド・オールスターズ、要するにクルーの主要メンバーのパンチの効いたバックがよろしいです。

Earl Palmer のドラムですね。

アクースティック・ギターは、Tommy Tedesco さんですか。

The Action などという、変てこモッズ・サイケ・バンドの成れの果て、Mighty Baby のLive なんてのが出てきて、聞いたのですが、これは、どちらかというと買ってはいけないリスト行きですね。
Grateful Dead のようにジャムをやる、モッズ・サイケ・バンドという表現でしょうか。
ギタリストにアイディアなく、ドラムが転びそうというか。
Brll Kreutzman と比べるなどおこがましい出来であります。

未整理の箱を一箱持ってきたりするから、こんなものが混じっている。買ったやつの顔が見たい。

アジア経済は、既にブームに入っているというんですが。
Asia’s Boom Conceals Some Darker Prospects

By BETTINA WASSENER
Published: February 22, 2010

HONG KONG — Taiwan grew at an 18 percent annualized rate in the fourth quarter. Japan is about to have its biggest initial public offering in more than a decade. A big Hong Kong property developer quickly sold hundreds of apartments in a remote suburb over the weekend after bringing in thousands of potential buyers with free buses from the city’s center.
http://www.nytimes.com/2010/02/23/business/global/23asiaecon.html
中国は、不動産、株式バブル、一方、日本は、失われた20年のあと、本格的デフレにもかかわらず、ゼロ金利、財政赤字、税収不足で政府は身動き取れない。

しかし、テディ・ケネディ上院議員が生きていて上院の議席を民主党が確保していたら状況は違っていただろうという話は、わからないでもないですが、議論のすりかえでしょう。
Editorial
The President’s Plan
comments

Published: February 22, 2010

Perhaps if Senator Edward Kennedy had lived longer, or the election to choose his successor had turned out differently, President Obama’s decision to have Congress take the lead on health care reform would have looked like a political masterstroke. It didn’t turn out that way.
http://www.nytimes.com/2010/02/23/opinion/23tue1.html
いずれにしろ、タイムズは、一貫して頑張れ、ベアーズ、じゃなかった、大統領路線であります。

ポストは、当然のことながら、大統領が提案し、超党派の支持を得ようとしている医療制度改革案は、後に続く大統領に財政の足かせを嵌めるものだとこき下ろしています。
On health care, Mr. Obama lets the next president do the hard stuff

Tuesday, February 23, 2010

FOR ALL THE happy talk about Thursday's "bipartisan" health-care summit, President Obama's "opening bid" on health reform is not designed to entice Republicans to join the game. Neither is the framework, based on the relatively centrist Senate version of the bill, aimed at pleasing liberals; it contains no public option or national insurance exchange.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/22/AR2010022204715.html
それぞれが、自分たちの支持母体の都合のいいように要求を出していて、大統領は大統領で、医療制度改革を行いたいということ以外、具体的に、この一線は譲れないという姿勢を出していないからこんなことになるのかな。

クルーグマンは例によって、レーガン以来の共和党の政策全般を難じていますが。The Bankruptcy Boys

By PAUL KRUGMAN
Published: February 21, 2010

O.K., the beast is starving. Now what? That’s the question confronting Republicans. But they’re refusing to answer, or even to engage in any serious discussion about what to do.
http://www.nytimes.com/2010/02/22/opinion/22krugman.html
レーガン、ブッシュ、アーヴィング・クリストル、アラン・グリーンスパン、みんな戦犯扱いです。

太平洋のこちら側で玉を受けていた、玉拾いをしていた?!人の名前は挙がっていませんが、思い出してみましょう。

アメリカでは、宗教関連施設については、課税されません。宗教関連性の判定をするのは、IRSなのですが。
C Street house target of clergy's IRS complaint

By Peter Slevin
Washington Post Staff Writer
Tuesday, February 23, 2010

The owners of a $1.8 million townhouse on Capitol Hill that has been home and refuge to conservative members of Congress are wrongly claiming a federal tax exemption reserved for religious establishments, 13 Ohio clergy members contend in a complaint to the Internal Revenue Service.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/22/AR2010022204511.html
ワシントンD.C.の高級タウンハウスが宗教施設だとされているけれど、その実態は、保守派の議員や有力者の事務所として使われていて、免税対象となるのは違法であると、オハイオの牧師たちが訴えたという話です。

サムが、今度はボブって言ってます。Bobby Womack に指図しているんですね。

プロデューサーとしてのサム・クックを知るには、この二枚組みボックスは、悪くない。
いや、何度聞いても飽きません。

よくわからんのですが、ソウル、R&Bを聞きたい気持ちなんですね、この数週間

1960年代の後半になると、やはり空気が変わってしまうんですね。
目に見える差別を無くそうとする運動が何をもたらしたか、アメリカにという疑問ですね。

アメリカの音楽業界のシステムというか製作現場に起きたことが、形を変えて、アメリカ社会の政治的背景にも起きたのらしいということに、最近、気づかされました。
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by nk24mdwst | 2010-02-23 17:00 | 租税法(アメリカ)