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tax law as law

アメリカでの立法がどう行われるのか、特に租税立法のような複雑なものがどうやって行われるのか。
専門特化した法律家がいるということですね。
Longtime Capitol Hill counsel oversaw drafting of legislation

Monday, November 30, 2009

Ward M. Hussey, 89, a powerful yet purposefully anonymous fixture on Capitol Hill who spent 17 years as the chief legislative draftsman in the U.S. House of Representatives, died Nov. 16 at Inova Fairfax Hospital. He had complications from a fall days earlier. He lived in Alexandria.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/11/29/AR2009112902683.html
議員立法が中心であるわけですが、アイディアを法律の条文にするためには、芸術的とも言うべき能力が必要だと。
ある法律家の死亡記事からですが。

税法が法律かどうかっていうのは、疑問なんです。個人的には。

冗談はともかく、租税法のような行政法は特にそうですが、日本では立法の立案か起草まですべてのノウハウを持っているのは、霞ヶ関システムですよね。
アメリカでは、そういう能力を磨くというか、身につける人たちは、役所一点張りで出てくるのではないということです。
裁判所、議会、行政機関、法律事務所、民間企業等を色々経験して選別されるということですが、得手不得手ははあるはずですよね。
図面を書くのが上手な人と、家を建てるのが上手な人、壊すのが上手な人、忍び込むのが上手な人は必ずしも同じではないですから。

クルーグマンも今の政権に愛想が尽きてきたようですね。
Op-Ed Columnist
The Jobs Imperative e

By PAUL KRUGMAN
Published: November 29, 2009

If you’re looking for a job right now, your prospects are terrible. There are six times as many Americans seeking work as there are job openings, and the average duration of unemployment — the time the average job-seeker has spent looking for work — is more than six months, the highest level since the 1930s.
http://www.nytimes.com/2009/11/30/opinion/30krugman.html
金融危機は乗り切り、少なくとも景気が奈落の底へ落ちていくことは止まった。ただし、雇用の回復というような明確な景気の回復は、望めない。
まあ、誰もがそう思っているわけです。金融不安の火種だって残っているようですし。

クルーグマンは当初の財政出動規模が小さすぎたという考え方ですね。

結局、最初に出し惜しみをしたから、結果が出せず、次の有効な手段をとろうにも国民の支持が得られない。悪循環ですね。
共和党側からいわせれば、最初から無駄な出費をしただけという結論になるんでしょう。

この小論で、クルーグマンは、金融破綻からの景気回復においては、そう簡単にGDPが増加する局面には至らないと。これは、この20年間、この国が経験してきたことです。
そして、どうも、まだ、誰も、その解をみつけられないようですね。

ぼんやりたたずんでいるとしか見えない、この国政府と中央銀行は、彼ら自身としては、一人で10人分くらいの仕事をしようとして努力をしているようではあるのですが、地図とか設計図、少なくとも磁石くらい持って動かないと駄目じゃないかなと感じる次第。

最近、気に入っているのが、イーグルスの真似をする前の、いや真似をさせられる前のRoger McGuinn とSteve Stills。
スティルズは、CSN&Yの中で一番才能がない人ではないと思うのですが、商業的な成功という点では一番、割を食っているように思います。
イーグルスの真似しなかったからかな。
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by nk24mdwst | 2009-11-30 18:03 | 租税法(アメリカ)

fear of the fear

今朝も、山がきれい。

今年は、暖冬でしょうね。

アマゾンの森林伐採の所為で、じゃなかった、Amazon って会社の正体は、何なんだろうって考えます。
ビジネス・モデルとしてのアマゾン、グーグルなんてことはどうでもよいのです。

税法上の問題としてのアマゾンの位置づけ。

アメリカにおける州売上税の問題は、アメリカの州はそれぞれ独立した国と同様の課税権を持っているので、国際課税に引き直すと、国際的な附加価値税の課税の問題にもなってくるはずなんですね。

そもそも、みんなが知っているアマゾンって何なのか。アマゾンで注文した人は、送り状(インボイス)を見ればわかりますが、アマゾン本体が物品等を販売しているのでないことに気がつくはずです。日本、アメリカ、イギリスのアマゾンから購入経験がありますが、それぞれ別個の法人ないし事業体です。
アメリカはLLPだし、ヨーロッパは、EU法人であるようです。

これらは、決算上連結対象になっているのでしょうかね。
この連結対象になっているかどうかというのは、アメリカの証券取引法上の問題でしかないわけです。
確定決算主義ではないアメリカでのアマゾンの法人税申告の問題とは関係ないはずなのです。

アマゾンは、国際課税上の問題で日本に恒久的施設ありとされて、課税処分にあっていますが、ヨーロッパでは、恐らくフランクフルトに物流拠点があるので、ドイツでだけ所得課税がされているんでしょうか。

付加価値税の問題については、よくわからんですね。

アマゾン本体の本質は、広告をするアフィリエートそのものなんだと思いますね。本やCD、DVD、音楽配信だけではなく、何でも売っている巨大な小売店になっているように見えるのですが、それはウェブ上だけのようです。
物流、物販そのものは別法人がやっているスタイルですからね。
ヨーロッパとか日本で現地法人があるという感覚ではなく、アメリカ国内でも、広告をし、注文をとり、資金を決済し、配送等の手配をしているのはアマゾンだと思われるのですが、実際に物品を送りつけてくるのは別の法人であるアマゾンLLPです。このLLPは、おそらく、デラウェアに拠点があるんでしょう。
LLPは、アメリカではパス・スルー課税されてその構成員の所得として課税されるのですが、デラウェアでは法人とみなされます。もちろん、デラウェア州には州法人所得税が存在しないからです。

ところで、アメリカで、個人のアフィリエートを恒久的施設とみなして州売上税を課税するという訴訟になっているわけです。アフィリエートが仮に恒久的施設だということにしたとして、その住所、所在地って、その人の住所地等なんですかね。

アフィリエートはウェブ上の存在だから、サーバーの所在地だって理屈も成り立つような気もするのです。

アマゾンは、まだ目に見える物財を供給しているから納品署なんてものがあるのですが、グーグルって何なんでしょう。課税上の存在としての位置づけですね。

逆に、物財を供給していない分単純なのかもしれません、グーグルの方が。しかし、情報ばかり蓄積してどうするんでしょうね。どうするかは、見当がつきますが。

いや、私、アマゾンとグーグルには感謝してます。アマゾンのおかげでグードの所得税の本なんてのが10数ドルで入手できましたから。でも、ゴミもいっぱい買わされました。ゴミの方が多かったかもしれないです。
買った品物がゴミだったということと、包装資材が大量のゴミになったということの両方ですが。

数年前、アメリカのアマゾンは勝手にエクスプレスなんてやりだして、バラで発送しだしました。気づくの遅くて、やたらと送料をぼったくられてしまいました。

アマゾンはカードなんかも出しているので金融会社としての側面もあるようだし。

みんな忘れてしまったと思いますが、エンロンと規制緩和、ブッシュ政権の深い関与と、その結末なんかを考えていると、何なんだろって。

クリントン時代にやられたのと同じことを、また、今のこの国はやられているし。意図的なドル安で、アメリカのデフレを抑えようとしているわけですね。得意の借金棒引き作戦。

ベルリンの壁が崩壊してから、この11月で20年です。東側が崩壊して立ち直れないまま、来ていますが、持ちつ持たれつの片方が倒れたら、残った方もやっぱり倒れるんでしょうね。

プラザ合意なんかやって、賞味期限切れになっているのは同じ頃だったと思うんですけど。ニクソン・ショック以来、何度借金棒引き作戦やったんでしょうか。その付けは、全部、バブルではじけるわけですが。

結局、冷戦の結末がつくのにはあと10年ほど必要なんでしょうね。
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by nk24mdwst | 2009-11-30 07:32 | 音楽

sunday comes and goes as usual

ファースト・タイム・ホームバイヤー・クレジットの功罪については、議論のあるところですが。
Editorial
Housing Weighs on the Economy

Published: November 28, 2009

All roads into and out of the recession run through the housing market. During the summer, that road seemed to be heading toward recovery. These days, it seems to be headed back toward hard times. A reversal would have big implications for the economy and, by extension, the policies now being pursued by the administration, Congress and the Federal Reserve.
http://www.nytimes.com/2009/11/28/opinion/28sat2.html
タイムズの論説は、この税額控除が住宅市場に与えた影響をプラスに評価していますね。
この制度は、結局、延長されることになったわけですが、9月待つないし10月初めにおいては、それは、確かではなかったのですね。
結果として、10月の新規住宅着工件数が大幅に減少したと言うのは事実して存在すると。

不動産価格を下支えしているという言い方をすれば肯定的、補助金により実質よりもかさ上げされて自然な価格形成を疎外していると批判すること自体は可能です。
ただ、不動産価格の下落が止まらないと、住宅金融会社の不良債権比率が増え、悪循環が止まらないのも事実です。
しかし、これも市場の見えざる手にゆだねるべきだと言う考え方もあるのです。ワシントン・ポストは基本的にこちらの立場ですね。
要するに、住宅を買おうと思う人は、得点があろうと無かろうと、いずれ購入することには変わりは無いと。

アメリカの刑務所へ入ると電話代がかかるという話なんですが。まあ、アメリカ映画を見ていると塀の内側から外への電話と言うのはよくでてきます。
Editorial
When Prisoners Phone Home

Published: November 28, 2009

New York State’s highest court has rejected the last vestiges of a lawsuit by families of inmates who claimed that the prison system overcharged them for telephone calls from their loved ones. The good news is that this suit — and an accompanying lobbying effort — has already succeeded in reforming a terribly unfair system.
http://www.nytimes.com/2009/11/28/opinion/28sat4.html
刑務所の中からですから、当然家族に電話をするときはコレクト・コールになるのですね。
それはいいとして、その電話料金が通常の電話料金に上乗せされたものだったというわけです。
ホテルから電話をかけると高いのと同じと言えばそれまでですが。
いずれにしろ、訴訟やロビー活動の結果、これは、廃止になるようです。差額が州政府の財源になっていた。
まあ、いくら服役者だとはいっても、ちょっとね。ホテルみたいにサービスがいいわけじゃないでしょうし。
いいのかな?!

カリフォルニア州知事が連邦所得税の滞納があったという話
。National Briefing | West
California: Governor Owes Tax, Document Is Said to Show

By THE ASSOCIATED PRESS
Published: November 27, 2009

A celebrity Web site posted an I.R.S. document showing that Gov. Arnold Schwarzenegger owes $79,000 in back taxes, but a spokesman for the governor said he had paid all taxes.
http://www.nytimes.com/2009/11/28/us/28brfs-GOVERNOROWES_BRF.html
リーエンをつけられていたというんだから、調査等によって過少申告を指摘され、納付が遅れたと言うのは事実なんでしょう。
アメリカの場合、公職、知事とか大統領もそうですが、この手の立場にある人の税金問題は、致命傷なんですよね。
どこかの国の政府の首相親子の場合のようにはいかない。

スイスはUBS事件以後、新たな租税条約を結ぶことを迫られているのですが、これを国民投票に欠けなければならなくなりそうです。
Swiss to consider referendums for all new tax deals
Fri Nov 27, 2009 5:55am EST

ZURICH, Nov 27 (Reuters) - The Swiss government asked parliament on Friday to approve five new tax treaties as part of its effort to counter the country's stigma of being an international tax haven and said the deals should be subject to an optional referendum.
http://www.reuters.com/article/swissMktRpt/idUSGEE5AQ0QO20091127
スイスは各国と新たな国際的二重課税に関する、新たな租税条約を結ばざるを得なくなっていて、まず、その第一弾として、アメリカ、デンマーク、フランス、メキシコ、イギリスの五ヶ国との条約を批准することになりました。
スイスの伝統の銀行の守秘義務を捨て、タックス・ヘイブン・リストから抜けようというものなのですが、国民的な支持が得られているのではないようです。
最初の5ヶ国ってどういう基準なんでしょう?

ネット上のギャンブルを規制する法律の施行が延期になりました。
Treasury, Fed delay ban on Internet gambling
Agencies cite support for new legislation to clarify current laws

By Associated Press
Saturday, November 28, 2009

The Treasury Department and the Federal Reserve are giving U.S. financial institutions an additional six months to comply with regulations designed to ban Internet gambling.

The two agencies said Friday that the new rules, which were to take effect on Dec. 1, would be delayed until June 1, 2010.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/11/27/AR2009112703058.html
ネット上のギャンブルを規制する法律は、2006年、共和党が主導権を握る議会で立法されたのですが、対象となるギャンブル、それをおこなう主体についてあいまいさが残るということで、延期されました。

Electric Flag を聞いてます。
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by nk24mdwst | 2009-11-29 13:42 | 租税法(アメリカ)

what's the best

今朝も、晴天、山がきれいです。

疲れの所為か、夕べは、ABBのFilmore Last Concert の二曲目で寝ました。ぐっすり睡眠、5時半まで目覚めず。こんなことは、10数年来なかったような気がします。

昨日、今日と租税理論学会が名古屋であるのですが、行けませんでした。段取りが悪かった、頭が悪かった、怠けていた、まあ、全部自分の所為。
きょうも、まだ、残り物を片付け、その後に、お楽しみはこれからだ、かな。

いつも書いているのですが、ABB のフィルモア・ライブは、最高のロック・ライブ・アルバムなんて持ち上げられていますが、あれ、駄目です。
調子が悪かったのだと思います。緊張があって薬をやりすぎたのか。

Duane もそうですが、Dickey Betts の調子が悪いのですね。

特に、Whippin' Post とか You Don't Love Me と言った長尺ものが駄目です。ベッツはミス連発、デュアンのチューニングは狂っているは、ですから。
Eat A Peach にもともと入っていて、デラックス・ヴァージョンの方に入っているMountain Jam がこれまただめです。

ABBは、ライブでのジャム用のヴィークルとしてYou Don't Love Me と Mountain Jam を使うのですが、このフィルモア・コンサートのマウンテン・ジャムは、私が持っているものの中で最低のできです。これは、彼ら自身が意識していて、だから、当初のヴァージョンに入っていなかったのですね。

ガラガラのフィルモアで面白くないっていいながら、調子がいいときはいいのですね。それと、この演奏辺りからは、スタイル、つまりブルース一辺倒路線からの若干の方向転換、つまり、Eat A Peach を経てBrothers & Sisters につながるものが感じられます。
これも当然の話で、スタイルを決めていたのはデュアンしかいなかったわけですから。Chuck Levell にできるはずがないわけです。

この手の長尺ものは、Ludlow Garage とか Atlanta Pop Fes のヴァージョンがはるかによいのです。
これもまあ、いつも書いている。

Drive-By Truckers は、年寄りにはヴォリュームを抑え気味にして聞くと歌詞が聴けて楽しい、考えさせられる。
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by nk24mdwst | 2009-11-29 08:29 | 音楽

not so simple

月末が迫っているのに、アメリカの州税事情なんかどうでもいいはずなんです。それより、自分の宿題をやらないといけないわけで。

とはいうものの、例によって天邪鬼な私は急かされると、止まってしまう。というか、今週はずっと集中してきていて・・・いや、すべてわが身がまいた種。

アマゾンのようなオン・ライン流通業者に対して小売売上税(Sales Tax)をかけるというニューヨーク州に対する訴訟が係属中です。一審では、州が勝ちました。近く控訴審判決が出るということなのですが、タイムズの論説は、アマゾンはインチキするな、というのですけど。
Editorial
Yes, You Owe That Tax

Published: November 26, 2009

As many Americans gird themselves for the Black Friday shopping crush, we can think of a lot of reasons to stay home and do holiday shopping online. Not having to pay sales taxes should not be one of them.
http://www.nytimes.com/2009/11/27/opinion/27fri1.html
通信販売業者に対する売上税の課税については、1992年の連邦最高裁判決があって、そこでは、消費地で課税するためには、そこに恒久的施設があることが前提であるとされているわけです。
アマゾンが訴訟で負けた理由は、アフィリエートが、恒久的施設、つまり支店とか営業所、販売店に該当するという考え方が支持されたわけです。

タイムズは、アマゾンのような大手流通業者が小売売上税の課税を免れている(転嫁論の問題はありますけど)結果として、州財政に穴が開いているという州の主張に与しています。

1980年ごろにアメリカから通信販売でファクスを使って本を買ったことがありましたが、イリノイ州民はチェックをつけろって書いてありました。つまり、イリノイ州、まあ、シカゴにその出版社はあったので、イリノイ州民に対して販売するときは売上税をオンする必要があったのですね。

読者が沢山意見を投稿しています。特に、最初の方に出ているものの中には、見るべきものがあるというか論点が集約されているように思えます。

アメリカは広いので、近くに商店がなく通信販売によらざるを得ないとか、売上税の代わりに総量を負担しているという実に庶民的というか普通の人の感覚を反映したものもあって、それは、それで留意すべきことなのでしょうね。
つまり、仮にニューヨーク州でこれが認められると、基本的にすべての州に広がる可能性が高いわけですから。

シアーズローバックの国はいまや、アマゾンの国になったのですね。読者の投稿を見ていると購買動機として売上税が非課税だということは事実として存在するようです。
アマゾンは大手ですから、価格に転嫁すること自体はそれほど難しくないという前提を一応おくことにします。
転嫁論はこの場合、あまり、本質ではありません。ただ、税法の構成上は、Sales Tax は、間接税として定義されていて、物販業者が徴税義務と納付義務を負うという形ではあります。
日本の消費税とは違います。

50州が採用するようになったらどうなるか。価格に転嫁は可能、消費者は税込みの値段を見て購入するかどうかを決めるだけ。州は税収が上がる。これほど事は簡単かということですが、投稿の中でも指摘されていますが、そうは簡単ではありません。

まず、州ごとに税率が違います。4州、Sales Tax のない州がありますが、それでも5~7%といった税率の範囲で州ごとに異なる税率を適用することの問題があります。

Sales Taxは基本的には、州税なのですが、これに、市税、あるいは郡その他の地域ごとに加算が存在します。
また、税率も物品の種類、役務提供の内容によって異なるわけです。

以前、ミズーリ州の売上税率を調べたことがありますが、60通り以上の税率が存在しました。物品の種類ごとに、その販売、提供が行われる地域(jurisdiction)によって異なる加算率が存在するからです。

全米レベルでこれに対応するのは事実上不可能だと思われます。

日本のように直接税であるとされる所得税、法人税と消費税の納税額がきちんと連動して機能している国は、おそらく世界に存在しないのではないかというのが、私の偽らざる感想なんですけどね。

番号なんかの問題じゃないのです。

・・・愚痴を書きそうになったのでやめます。自らまいた種は、自分で食べるしかない。どこか変ですね。

トヨタもキャノンもどうしてよいのかわからなくなっているこの国で、それも田舎で、借り方貸し方合わせていると、ちょっと違うことも考えてみたくなるわけです。デモ、やっぱり税金のことを考えているのは、オタクなんでしょう。

日本の租税訴訟、判例評釈か・・・。

学者の世界では、制度論、立法論に逃げ込むといわれるのだそうですが、学者じゃないから制度論、立法論に逃げ込んでいるわけではないのですが、現実逃避をしているのは間違いないです。

などと考えていたら、日本郵便さんが、アマゾンの小包を持ってきてくれました。UKだとフランクフルトから来るのですが、ドット・コムの方は、ネヴァダのノース・ラスベガスからですね。調べてみないとわかりませんが、ネヴァダに売上税がないというのは容易に想像がつきます。

Robert Palmer(ミュージシャンじゃない方)の遺稿集。円高だから高くはないんですが。それからパーマーが書いたものは、ちゃんと読ませるのではありますが。

裏表紙で一言述べているのが、Bono, Yoko Ono, Robbie Robertson, Bonnie RaittそれにMick Jagger 。うーん、考えてしまいます。
女性2人の発言は、素直に受け取れますが・・・。この5人は、このブログではあまり登場しない、かな。

John Paul Hammond のアルバムで最初に入手したのは、The Hawks がバックをやったものだったんですけどね。
ブルームフィールドがピアノです。
The Band は、中学生のときから大好きで、Music From Big Pink は、擦り切れるほど聞きましたが、今世紀になってから、聞いていられなくなりました。コンプリーティストだったのに。

Too much Robbie, too much Levon なんですね。ECは、ザ・バンドみたいな音楽やりたいって言っていましたっけ。南部へ行ったらDuane という掘り出し物にめぐり合いましたけどね。
フェアポートとザ・バンドの先祖がえりを比較していた人も昔日本にいましたね。たまたま、ですよ。
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by nk24mdwst | 2009-11-28 16:27 | 租税法(アメリカ)

fried chicken down in albama

今日から、寒くなるようです。

昨日の晩は、John Paul Hammond のSothern Fried を聞いてました。
有名なJohn Hammond, Jr. の息子です。こちらは、アメリカのフォーク・ブーム、ブルース・ブームの裏にいた人ですね。
ヴァンダービルトの血筋なのだそうで。

昨日聞いたサザン・フライドというアルバムは、マスル・ショールズで録音されていて、このときのセッションには、何曲かデュアン・オールマンが加わっています。オールマンのアンソロジーに入ってますね。

まだ、そんなに忙しくなる前、ただ、ウィルソン・ピケットのHey, Jude のヒットのおかげで倒産の危機を脱したことの録音です。
ジョン・ハモンドは、このスタジオのこともデュアンのこともまだよく知らなかったけど、噂を聞いてやってきたのだそうです。半信半疑で。
このセッションは、ハモンドの歌以外は、リラックスしたウォーム・アップの後、気持ちが乗ってきたときのマスル・ショールズのレギュラー・セッション陣のよいところが出ていると思います。
デュアンは、数曲しかやっていないので、彼を目当てにして入手する価値があるかどうかはわかりません。わからなかったから入手してしまったのですが、Eddie Hinton のギターとピアノがいいなと思いました。
Roger Hawkins の出来がよいと感じました。

ロスでタジ・マハールのバンドでJesse Ed Davis が、スライド・ギターを弾くのを見て、デュアンはボトル・ネックを始めます。Hourglass は、会社の方針で、ライブはなし、なぜってバンドのイメージが壊れるから。レコーディングは、ハリウッドのセッション・プロ。
要するに、バンドのメンバーはみんな暇だったわけですね。
南部出身のブロンドのGreg Allman をグラム・パーソンズの線で売り込もうという筋書きだったわけです。
GPファンの方には申し訳ないのですが、少なくともプロデューサーのダラス・スミスはそう考えていたということです。

マスル・ショールズで、親父譲りのブルースお宅のジョン・ハモンドとあったデュアンは、オープン・チューニングを習うのですね。

まあ、コネがあると違うというのがジョン・ポール・ハモンドの強みでしょうか。このアルバムの前は、Robbie Robertson, Garth Hudson, Levon Helm といったザ・バンドを名乗る前の連中をバックにアルバムを作ったりしています。マイク・ブルームフィールドまで呼んでいます。

It's Too Late のアレンジが気に入りました。ギター・レスでピアノ、ハモンド、ベースにドラム。グロッケンシュピルがいいアクセントとなっています。。実力を伴わない感情過多が災いするジョン・ハモンドが抑え気味で、Dominos のEC の力みより好ましいという感じ。

今朝は、Roger McGuinn のソロを続けて聞いていて、あの70年代になってからのLAサウンドが、気になってしょうがないというか、気に入らない。
だって、あのスタイルでやれば、イーグルスに敵わないわけです。なまじ、ドラムがジム・ゴードンで悪くないプレイをしているのが逆に、演奏全体の無味乾燥度合を強めてしまっているように感じるのです。
Byrds 時代のマギンについては、オリジナル・メンバーが彼だけになってからのあの鼻にかかったような歌声が嫌いじゃないのですけど。

ボーナスで素晴らしい12弦ギター・ソロが入っていて、終わると大拍手が起きるのでライブだとわかります。Limited Editon の最後の曲です。やんやの喝采が、却って寒々しい。
これだけ弾ける人に、ソロ・アルバムでほとんどギターを弾かせないというプロデューサーは、偉いです。よほど、耳の肥えた人なのでしょう
というか、要するに、イーグルスがヒットした、それもヒットさせるべくしてヒットしたというあたりからおかしくなるんでしょう。

ビーフハートを聞きながら書いてますが、こんなにビーフハートの音楽が暖かいと感じたことはないです。

交換留学生に聞くべきは、君は、イーグルスを知っているか、という問いだったのでしょうね。

イーグルスの路線転換は、ナッシュビルが方向転換してきたからしょうがなかっただけでしょう。
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by nk24mdwst | 2009-11-28 08:27 | 音楽

tobin who?

今月上旬は、むやみに寒くて、冬が来たかと思いましたが、先週あたりから、暖かい日が続いています。
風に枯葉が舞っている、秋空、風はやや冷たしですか。

枯葉が舞うのはいいですが、政権がふらふら舞うというのは、とほほ、です。

トービン・タックスについて、クルーグマン。
Op-Ed Columnist
Taxing the Speculators

By Paul krugman
Published: November 26, 2009

Should we use taxes to deter financial speculation? Yes, say top British officials, who oversee the City of London, one of the world’s two great banking centers. Other European governments agree — and they’re right.
http://www.nytimes.com/2009/11/27/opinion/27krugman.html
金融危機を防止するほど後からあるとは思えないけれど、効果はあるはずだと。

投機家に課税するってタイトルです。

株式市場等の証券市場や商品先物等で投機をするという行為は、合法化された博打ですよね。
博打が実物経済を振り回すということは、チューリップ・バブル以来起きているわけで、人間は忘れる動物ですから、同じことは必ず繰り返されるのでしょうね。

博打は、最後の手取りがいくらかということが問題ですから、課税しようするのなら、その課税を回避する手段も仕組まれることになるんでしょう。その手段自体がまた投機の対象になったりして。

クルーグマンがトービン・タックスに賛成するのは、まあ、彼の立っている位置からすると当然かなと思うわけです。ただ、彼は、医療保険制度の財源としての連邦レベルの付加価値税導入論を支持するのは、半分理解できますが、半分理解できません。彼は、基本的には、累進課税による所得税による所得再配分論者のはずですから。
だから、社会の所得差がない平等度高い国における、付加価値税論というのはわかるのですが、アメリカも日本もそうではないわけです。

昔からある、小話ですが、アメリカの民主党は付加価値税のような大型間接税に対して批判的であると。なぜなら、低所得者に対して負担を強いるシステムだから。共和党も付加価値税のような大型間接税に反対する。なぜなら、それは、簡単に税収増を見込めるので大きな政府につながるからと。
この話は、どちらも逆も言えるのですね。民主党は大きな政府を志向するから付加価値税導入、共和党は金持ちに高率の所得税を課すよりは水平的公平が保たれる(私がそう考えているわけではありません。)付加価値税に賛成だという具合に。

スウェーデンは高い税率の付加価値税のある国ですが、先進国の中では平等度の高い国だと思います。ただ、所得税における累進度は高くありません。基本的に二段階です。
租税制度において国際比較をするというのは、かなり、詳細に前提となる社会背景、国民意識を検討しないと駄目なのです。単純に税率論に走ってはだめです。

こういってはなんですが、アフリカ東部のごろつき以下の連中が政権を握っている国でも世界銀行の支援を受けるための前提として付加価値税を導入しているわけです。これらが実際のどの程度機能しているのかは、人質になる覚悟で行って調べてみないとわかりません。
役所へ行って人質になることはないでしょうが、租税賦課徴収の現場を見に行くということは、銃弾が飛んでいるところへ行くって事なのかもしれませんから。

きょうも、フェアポートを聞いています。
今朝も、早い目覚めで、McGUINN CLARK & HILLMAN を聞いていました。これも、最後まで聞いてしまって。バーズとビージーズを足したらこうなったのかな。イーグルス風味があって。

バーズのにおいがほとんどしないのが凄いというか何というか。ディスコの風は吹いているんですが。

1967年、1968年のフェアポートは、ウェスト・コーストの匂いがとても強いです。ジョー・ボイドに連れられて、あのゴールド・スター・スタジオへ行ったときは、みんな大喜びだったのだそうではあります。

イーグルスがいわゆるカントリー・ロック路線からハード・ロック路線へハンドルを切ったので、他のバンドもみな右へ習えになったような気がします。
よくわからんのですが、アメリカの中西部には、独自のハード・ロックの伝統とでもいうものがあったように思います。イーグルスの3人のギタリストはこの流れの人たちだった思うのですね。
彼らは、あまりゴールド・スターとかには興味があったようには思えないのですが。
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by nk24mdwst | 2009-11-27 15:17 | 租税論

seventeen

地元の高校へ来ている交換留学生、17歳とちょっと話しました。
音楽の話題になり、彼女は、「シイナ・リンゴとか好き。アメリカでは、ビヨンセ」と。
どちらも知らない私は、止せばいいのに「デッドが好きだ」と言ってしまいました。「名前は知ってるけど、歌は知らない」と。

まさか、American Beauty の曲はほとんど、歌えるなんていう馬鹿はやりませんでした。「ビートルズは、知っているか」と聞かれ、その言い方に、私への思いやりというか、いたわりを感じてしまい、「はい、知っています」と答えてしまいました。

やり取りは、もちろん日本語です。

むかし読んだ、ダグラス・ラミスの『イデオロギーとしての英会話』に登場する、バカな日本人の中年男になっている自分に気づいた次第。

シラキュース出身だという彼女に、シラキュース大学出身の昔のNFLのスター選手の名前とか持ち出さなくてよかった。

アメリカの税制改革について6月にまとめたものを読み返してみたのですが、もう陳腐化していますね。
来週中にアップデートして、も一度、考えてみないと。

Fairport Convention は、やっぱり素敵な演奏をしていますね。

70年代に来日したとき、NHKの音楽番組にゲスト出演していたのをみた記憶があるのです。当時、既にRichard Thompson は抜けていて、真面目に見なかったのか、演奏の記憶が余りないのです。
アナウンサーが、トラッドって、案外親しみやすいですねなんて言ってましたが。そりゃ、そうです。日本の小学校唱歌は、イギリス諸島の民謡をネタにしたものが多いので、郷愁を覚えるように刷り込まれてしまっているわけですから。

ところが、どっこい、イギリスでもブリティッシュ・フォーク・リヴァイヴァルがおきるまで、基本的には忘れられていたんですけどね。
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by nk24mdwst | 2009-11-26 20:35 | 音楽

up to me

きょうも、晴れ、暖かし。

去年は、もうスタッドレスに履き替えていたかもしれませんが、今年はそんな気配なし。もっとも、昨年末から年初にかけての暖冬というのは、記憶にないほどのものでした。

ちょっと、色々きついので、夜は、直ぐに寝てしまい、朝、4時半に目が覚めると眠れません。
朝の睡眠導入剤音楽は、何を聞いても最後まで聞いてしまう状態で。ちょっと、ウォークマンの中身を入れ替えないとと思うのですが。

ただ、Zappa 、Beefheart, Byrds, Gene Clark は、ほとんど全曲入っていて、これにGov't Mule とDead もほとんど入っている状態です。
入れ替えようがない。ABB を全部抜いてあったりするのですが。

The City のアルバムも再生頻度が高く、昔は直ぐに眠れるアルバムだったのですが、最近は最後まで聞いてしまいます。Gosdins を聞いていても眠れない。
これ、全部早朝の話です。

ザッパとビーフハートは、覚えてしまったような気がします。聞くたびに、色んな感慨は沸きますが。
ちょっと、気分的には違うものが聞きたい。イギリスものを入れたウォークマンを修理に出せばいいんですけどね。

最近、気に入っているのは、Electric Flag でしょうか。Buddy Miles の声が若いのです。

ロサンジェルスも財政赤字に苦しんでいます。
Los Angeles' budget gaps may force dramatic change
Wed Nov 25, 2009 6:40pm EST

By Jim Christie

SAN FRANCISCO (Reuters) - Los Angeles must take dramatic steps in coming months to bring its budget back into balance, including measures to slim the size of its government and reduce how much it spends on pensions for retired employees, the city's top budget official said on Wednesday.
http://www.reuters.com/article/domesticNews/idUSTRE5AO51U20091125?sp=true
高い失業率、不動産市況の低迷、消費の縮小等で税収不足になっているわけですね。
来年は、人員整理、レイオフや民間委託事業の見直し、さらに、退職者の年金給付の見直しをしないと持たないという話です。

流動性の罠からは当分抜けられないというクルーグマン。
November 25, 2009, 8:51 am
No exit

The latest Fed minutes, together with the forecast, are out. What do they tell us?
http://krugman.blogs.nytimes.com/2009/11/25/no-exit/
例によって、日銀のゼロ金利政策停止時期をあせった先の失敗と1934年のアメリカ政府の失敗の例をひいています。
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by nk24mdwst | 2009-11-26 16:48 | 租税法(アメリカ)

whose burden?

OECDから、今年の各国の租税負担率等を比較したリポートが出ました。

Tax burdens falling in OECD economies as crisis takes its toll

税収の対GDP比率をみると、アメリカと日本は際立って低いように思えます。

私は、もちろん、均衡財政論者ではありませんし、日本に増税の余地があるのかどうかについては留保せざるを得ません。

あるべき税制論を考えるべき時期に、それができないのが辛い。
ルーティンを消化するので精一杯。ルーティンとはいう物の、それなりに頭は使うし、「べき論」やっていたらルーティンはこなせないし。

ただ、こう言っては何ですが、租税制度を国際比較するときに、日本語になってしまったものを基にしたのではだめですね。既に、一定のスクリーニングがされていて、特定の結論になるようにデータをそろえられていますから。
これをやるのが財務省の主税局の仕事であるわけで。

税法学者にこれが期待できるかというと、時間とソースへのアクセスに関して、やはり劣るのでしょうね。能力が無いとはいいません。
ただ、ウェブで世界中の課税当局はそれなりに情報を公開しているし、OECD とかIBFD なんかが比較的客観的な資料を提供しているのですが。
日本の政府よりもこれらの国際機関のほうが客観的だといっているだけで彼らの資料もそれぞれ、彼らの価値観に基づいてまとめらているというのは当然の前提ですが。

さて、Fairport Convention を久しぶりに聞くことにしましょう。

1960年代に活動を始めたフェアポートは、まだまだ元気です。オリジナル・メンバーというのは正しくないですね、ファースト・アルバムに参加したメンバーで生き残っている(文字通り、まだ生きているという意味です。)のは、Ashley Hutchings, Simon Nichol, Richard Thompson とみなが思うわけですが、Judy Dyble とIain Matthews もちゃんと活動しているので、結局、交通事故で亡くなった最年少のMartin Lamble 以外はみんないるのですね。

印象に強い、Sandy Denny の死というのもありますが、彼女が参加するのセカンド・アルバムから。体調を崩しているDave Swarbrick も非公式な参加はセカンドですからね。

デッドのイギリス版といいたいところなのですが、デッドと決定的に違うのは、同じメンバーで二枚アルバムを録音していないということでしょうか。

Sandy Denny が歌うトラッドが聞こえるのですが、彼女の生まれ育った環境にトラッドがあったのは事実でしょうし、フェアポートのトラッド志向は彼女抜きには考えられないとも思うのですが、彼女の本質は、トラッドを新しく解釈するという範疇に嵌らないと思っています。

ジュディ・ダイブルがこの数年、何枚かアルバムを出しているのです。彼女は、フェアポート以前にGiles, Giles, Fripp などという連中と組んでいたりするのですね。近作では、Ian McDonald (KCのマルチ・プレイヤー)が一緒にやっていたりしていて、40年の年月が経っていることを一瞬忘れさせるような瞬間があります。

個人的には、フェアポートの最初の二作が好きです。Aiplane もTakes Off が一番いいなんて思う人間なんで。

リチャード・トンプソンのギターを聞いていて、またぞろ思うのは、某スロウハンド氏のことです。
Small Faces のIan McLagan が自伝で書いていました。はじめてあったMr. ECは、既に大スター、神の称号を奉られていたそうですが、頭のてっぺんからつま先まであれほどモッズ・ルックで決めたやつは見たことが無かったって。フーンって思いました。

Bluesbreakers でクラプトンの前任者だったTony McPhee は、逆に、ブルース原理主義者になっちゃって、ひたすらアコギでRobert Johnson を追い求めようと思って抜けたのだそうです。
Jo Ann Kelly なんてこれも若くしてなくなった女性ブルース・シンガーと2人でやっているのは、ブルース・ピュアリストの極地というか極北というか・・・

彼らの当時の気持ちも理解できないことは無いのですが、アラバマ生まれのヒントンには絶対に敵わない。
カントリーも含めてそうですが、アメリカ南部の音楽文化的なバック・グラウンド、というか、共通した時間の感覚というか社会意識、地域の社会共同体が共有している音楽文化というのは、どうも録音をコピーして身につくものではないようです。
うまくいえないのですが、演歌のこぶしに相当するものといえばいいのでしょうか。
リズムと音階の双方に微妙な何かがあるようです。


同じスタジオ・セッション専門のミュージシャンでもハリウッドの、あるいはナッシュヴィルの人たちは、ちゃんと時間に来て、所定の時間に必ず平均点以上の仕事をする人が一流というわけです。
フェイム・スタジオや、マスル・ショールズではそんなやり方はしていなかったようです。
朝は、ちゃんとシャツにネクタイでスタジオへやってくるのは一緒ですが、朝からのんびり、きょうはどんな調子かなってやっているうちに、一定の臨界点に到達、そこへオーティスとかウィルソン・ピケットが登場して、よしこれで行こうってなったということですから。

こんなやり方をしているところへDuane Allman は、どうやって登場するかということですね。
彼のセッションでのプレイが評判を呼び出したころ、既にABBは、週に6日、一日に2ステージというのを南部から東部をおんぼろバンで移動しながら活動していたわけです。
バンドで食えないから、夜中に飛び入りみたいにセッションに参加して一発、二発とぶちかまし、次の日の朝、バンドの元へって生活をやっていたわけです。
まあ、長生きする人間のやるこっちゃないですね。
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by nk24mdwst | 2009-11-25 17:46 | 租税法(日米以外)